今日の早朝に山中湖から撮影した富士山です。昨日は富士市の施設へ天体望遠鏡の納品と設置に出かけておりまして、その帰りに山中湖で一晩泊まって戻ってきました。富士山周辺では山中湖が一番撮影に適しており、人工的な建造物も入らない撮影ができるので気に入って年に何度か出かけています。
本当なら夜の星空も撮影したかったのですが、夜半過ぎまで待っても富士山が見えるほど晴れてこなかったので諦めました。今回泊まった宿は、山中湖からの富士山を撮るにはベストスポットだというのが分かりましたので、次回は天気の良い時に再度トライしてみようと思います。宿のご主人のお話ではダイヤモンド富士が見える時期になると、写真を撮る人で満室になるそうです。全ての部屋から素晴らしい景色が見られるので四季を問わず大人気の宿です。
また今回も懲りずにE-Bikeで山中湖を走りました。もちろん1周しました。山中湖には専用のサイクリングロードがあり、一周1時間30分かかるそうですが、そのつもりで朝7時に宿の前から出発して気がついたら宿の前に戻ってきていました。それも30分で1周しました。メーターで23km/hのスピードが出ていたので、1時間はかからないと思っていましたが、実際にはその半分で走りました。道路はとても良く整備されており、宿を出てしばらくは富士山の絶景を見ながら走れるので気分的にも良いものです。平日で早朝であった事もあり、他に走っている人は地元の学生くらいでした。途中コースが車道と一緒になったり分かりにくいところもありましたが、迷わずに走れました。途中には公園やベンチなどもあり、コンビニも数件あるので、飲み物を買ってベンチで休憩したりして走れば楽しめると思います。ただ、土日や夏休み期間などは相当な数の自転車が走っていると思うので、慣れない人は気をつけた方がいいでしょう。
富士山で撮られた星景色の写真がネットで多く見られますが、富士山自体は素晴らしい被写体なのですが、問題はその周辺の人工的な建造物や灯の存在です。それを回避して良い構図を得るには必然的に決まった場所で撮影する事になります。自分だけの構図を見つけようと思っても、既に撮り尽くされた感があるので、それを新たに見つける事自体が困難です。
この問題は富士山だけに限らずで、日本の国立公園や風光明媚な場所では人工建造物が入らない構図で写真を撮る事は本当に難しいです。私が良く行っていたニュージーランドではその心配が皆無ですし、あの国は全土でどこで写真を撮っても金太郎飴のように美しい絵になる風景が撮れます。もちろんそれ以外の国でもそうですが、日本だけは何も考えずに街づくりをして結果、どこへ行っても電柱だらけの風景があり、道路もゴチャゴチャで分かりにくいし、国立公園内の建造物でも一貫性が無くて風景に溶け込めない物ばかりです。富士山へ行くといつもこんな事が気になってしまいます。
ところで話は変わりますが、今日から発売予定だった「TK-ALZM Jr2E」ですが、明日の発売に変わりました。ご容赦ください。別に今日からでもいいのですが、せっかくなので年度始めの4月1日からにしようと思いました。