先日から書いているMeade Lightbridge40の抜け殻です。今回の改造はこの部分は使用しませんので、欲しい方がおられましたらお安くお譲りいたしますので、コメントから御知らせください。台座部も揃っております。ただし、斜鏡スパイダー類、主鏡セルは使いますので付きません。40cmクラスのミラーと斜鏡などがあればドブソニアンが作れます。主鏡セルは木工工作でも作ろうと思えば作れるでしょう。斜鏡スパイダーなどもそれほど難しいことはないでしょう。
たまたま最新号のスカイ&テレスコープ誌を読んでいたら面白い記事が載っていました。「Ed's Tracking Travelscope」という記事で、25cmドブソニアンを小さな木箱のケースに収めて飛行機に乗せて旅行に行けるという私にとっては大変参考になる面白い記事です。まさに私の目指しているものです。ただし40cmドブですのでどこまでコンパクトなトラベルスコープに出来るかですが・・・。その筆者のアドレスは下記ですのでご覧になってみてください。
http://www.garyseronik.com/?q=taxonomy/term/10
一般的なドブソニアンの構造はこういったパイプを使ったトラス構造のものですが、私の考えているものは先日書いたエレベーション式で伸ばして組み上げるタイプかカーボンチューブを中間にリングを介して組み上げていくタイプのいずれかです。製作費が低いのは後者のほうですが、製作してみてもらうに面白いのは前者のほうでしょう。いずれのタイプを作るにしても全体の美しさも考慮した形状のものを作りたいと思っています。基本的には全てのパーツは機械加工できっちり仕上げていきますので、デザイン通りに仕上がれば良いものが出来ると思います。
肝心なカーボンチューブ(パイプ)を扱っているところがネットを検索してもなかなかヒットしません。用途がフィッシングロッドかフライト用のものしか見つかりません。最悪見つからなければ海外から取り寄せて製作するしかありません。価格も海外のほうが安価に買えるようです。こういう特殊材料は日本より海外のほうが割合簡単に手に入ります。
日本に1週間ぶりに帰ってきましたが、出国する前と帰国した後の寒暖差の激しさに驚いております。行く前はクーラーが欲しいくらい暑かったのですが、帰ってきたら真夏から秋に変わっていました。昨夜も寒くて暖房の心配をしたくらいです。これで一気に紅葉に色づいていくでしょう。周辺の山々がかなり近く見えてきました。今日も美しい青空です。