おやじねこのテレスコ日記

ー八ヶ岳の登山口に住んでいる、テレスコ工作工房の店長のおやじねこが日々の出来事などをタイムリーに伝えています

TK-FAPは、まもなく仕上がります

2014-04-27 17:41:33 | ブログ
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加工が終わって後は最終仕上げ処理を待つところまで仕上がりました。予定では今週末頃に完成予定ですが、ローレットネジの仕上がりがまだ流動的なので、確実ではありません。GW中でお出かけの方が多いはずですので、実際のお届けはGW明けになると思います。既にご注文いただいている方は先にお知らせした情報よりお支払いをお済ませください。仕上がり次第順次発送させていただきます。このTK-FAPフレキシブル アングルプレートは初回でしたので沢山は作っておりません。従って無くなったらしばらくは在庫がない状態が続くと思います。あれば便利な商品ですが、なくても困らなければ買うこともないでしょう。

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本沢温泉の入り口駐車場ですが、何故か車が一台もありません。通常なら平日でも1台くらいは止まっているものですが、GWに入っているのに車が無いのには驚きました。たぶんネット上の情報でこちらからの入山を回避されているのでしょう。現在まだ温泉までの道を除雪している状態のようで、入り口に注意看板があがっていました。やはり例年より残雪が多いことがその理由だと思います。
                                                    
ゴールデンウィークに入りましたが、周囲は外へ出ていた家族などが帰ってきているようで、ワサワサとしています。松原湖は一応観光地ですが、人もまばらです。どちらかと言うと野辺山~清里、蓼科方面が人気なので、こちらまでは流れてこないみたいです。逆に静かに過ごしたい方にはおすすめのスポットなんですけどね。



メルヘン街道がOPENしました!

2014-04-24 18:56:41 | ブログ
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今日24日の午前11時に麦草峠までのR299がOPENしました。早速オフロードバイクにまたがって上がってきました。標高2000メートルを超えているので、さすがにまだ雪一色です。あのメートルオーバーの降雪があったこともあり、例年よりは残雪が多いみたいです。池畔でお昼を食べて戻ってきましたが、その間誰も上がってきませんでした。車は割合走っていましたが、ほとんどが通過するだけみたいでした。

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まだ白駒池の上は凍結しているので歩けそうですが、中央部までは行けるかどうか分かりません。くれぐれも夜間の撮影には気をつけてください。GWは新月を挟んでいるので、星の撮影には絶好です。早い方は明日25日から海外遠征へ行かれるでしょう。ニュージーランド、オーストラリアへ行かれる方は多いはずです。南天遠征に最適のGWです。

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白駒池の周回コースはまだ1メートルくらいは残雪があるので、しばらくは溶けないでしょう。池の上で夏の銀河が登ってくるところを撮れるのがこの時期です。GWに国内遠征される方はぜひお越しください。


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池の入り口の国道側はご覧の状態です。雪の山を超えていかないといけません。間違ってもハイヒール、ビジネスシューズでは行かないようにしてください。上高地は結構居るみたいですが、ちょっとしたことで人様に迷惑をかけるようなことになってしまいやすいので、おすすめはできません。ちなみに私は長靴でした。登山靴もありますが、長靴が歩きやすくて好きなので雪上歩きには使っています。



仕上がりました

2014-04-22 19:22:47 | ポータブル赤道儀関連
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僅かに残っていたPCB-EQ2の塗装処理が今日無事に終えて、明日から順次発送可能です。本日までにお支払いの確認ができている分については明日発送させていただきます。明日はちょっと土木工事に終日かかっているので、どこまで発送ができるか分かりません。現在在庫している分を売り切ったら次は6月頃までは製作できないと思います。よってしばらくは在庫無し状態が続きますが、ご理解ください。


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先日から販売している「TK-FAP1」の微動付きアングルプレートです。フリー操作ができる上に、固定した後は高度、方位微動調整が可能です。試作品として製作しましたが、今後製作するかどうか未定です。部品点数はそれほど多くはないので、仮に販売するとしても高いものにはならないと思います。

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収納時には画像のように折り畳んでしまうことができます。今後この種の微動部品を新たに製作して販売するとしたら、もっとシンプルに使える自由雲台の補助的なものにしたいと思っています。複雑な構造で手が込んだものを作るよりは、限りなくシンプルで無駄の無いものを作ることのほうが大変です。


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久しぶりにMark-Xの製作ご依頼を受けました。この加工はお受けしてもお待たせすることのほうが多いので、気長にお待ちいただける場合にのみお受けしています。赤道儀がとても良いものなので、カスタマイズするにしてもきちんとしたものをお作りできる時間が無いとお受けしにくいものです。ご依頼者様は三脚も新たな最適なものに変えたいようですので、それも合わせて考えてお作りすることになります。今回は十分な時間を頂きましたので、これまでに作ったものの再見直しをして、新たなものを考えてみようと思っています。もちろんデザイン的にMark-Xにマッチすることが大切です。



ラストチャンスです!

2014-04-20 18:56:30 | ブログ
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これまで多くの方々にご注文いただきました「ビクセンGP2/GPD2専用南天対応 極軸望遠鏡(暗視野照明、調光装置付き)」ですが、現在残っている数点を販売して最後となります。以降は特注製作も販売もできませんので、もし今後海外遠征などへ行かれるご予定のある方でGP2/GPD2などの赤道儀をお持ちの方は、今回がラストとなりますので、ご要望でしたらご購入ください。ポラリエ用の極軸望遠鏡は既に販売を終了しておりましたので、このGP用を放出してしまったらこのスカイメモ用極軸望遠鏡は最後となります。

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現在オンラインショップに並んでいますが、P-CubeのBlackバージョンです。今回初めて製作をしましたが、数点のみ在庫しています。これまで青か赤を作っていましたが、黒バージョンもシックでいいです。今後はTK-ALZM2も黒バージョンを製作するかもしれません。


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今日は集落の道普請がありました。朝8時から地元の親父さん達に混じって泥まみれになりながら働いてきました。集落の方々とお話ができる数少ない機会ですので、集会などには極力参加するようにしています。田舎暮らしはその地域にどうやって溶け込めるかが大事なポイントで、上手く溶け込めないとそこで暮らしていくのが時に苦痛となってしまいます。私の場合は周囲に世話を焼いてくれる方が居るので、とても助かっています。この地に越してくるまでに佐久穂町で”プレ田舎ぐらし”を5年間体験してきたのが大きく活きています。不便なことが少しネックですが、インターネットに大きく助けられて、割合不自由なく生活ができています。



新商品 フレキシブル アングルプレート TK-FAP

2014-04-18 19:34:58 | 新製品等のご紹介
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以前からもアナウンスしておりましたテレスコ工作工房の新オリジナル商品の「TK-FAP1」がまもなく仕上がるのに合わせて本日より正式に販売を開始いたします。お値段的にもこの種の製作品としてはお安くしてあります。角度の固定されたアングルプレートと違って多くの用途を満たしてくれる機能を有しています。

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こちらはナノトラッカーを乗せた状態ですが、角度設定を35度にしています。使い方としては、最初だけはきっちりその土地の北極星の高さに合わせて高度を調整しますが、次からは水平出しをきちんとしていれば、後は方位調整だけしっかりやれば、極軸望遠鏡を使わずともある程度までは合わせることができるでしょう。


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TK-FAPは、水平に寝かした状態から155度まで角度の可変が可能です。実際にはそれ以上動きますが、一般的な使用ではそれ以上動かす必要はないかと思います。両サイドにしっかり固定できるL型クランプレバーが付いており、このクランプは内部にスプリングが入っているので、都合良い位置でレバーを固定できます。本来はL型クランプは1カ所で十分機能するのですが、より強固に固定することや使いやすさを考えて敢えて2カ所取り付けてあります。


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自由雲台やポータブル赤道儀を固定するローレットネジは、PCB-EQ2にも好評で用いているものと同様に、サイドに6mm穴をあけているので、ここにドライバーなどを差し込んでしっかり締め付けることが可能です。本来カメラ用なら搭載ベースにはゴムシートなどを貼ってあるものですが、それをすることで余計なタワミなどを発生させるために敢えてフラットのままにしてあります。その分緩みやすくなってしまう短所をこのネジが補ってくれます。


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三脚取り付け部は、3/8基準として、1/4細ネジ変換アダプターを取り付けてありますので、どちらのネジにも対応します。


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このアングルプレートの面白い使い方として、こんな使い方もできるという見本です。三脚ベースに1/4インチタップ加工を施しているので、当店で販売しているウェイトシャフト類を使うことで、より汎用性の高い用途に対応してくれます。ポラリエのような回転軸(極軸)を雲台ベースとしている機種では、必然的に死角が発生し、カメラを向けにくい画角が発生します。それを防ぐためにも使うことができるでしょう。

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後は実際に使われる方が、どんな用途に使えるのか考えて自分なりの機材として用いてくれればいいでしょう。


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収納する時にはこのようにフラットにすれば、場所も取りません。カメラバックのサイドに収納して必要な時に取り出して使うのもいいですし、お住まいの緯度に角度を固定しておいて使うのもいいでしょう。


タカハシTG-L コンパクト強化型経緯台

2014-04-17 19:33:57 | 特注製作品(タカハシ)
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こちらも仕上がったばかりです。こちらもめったに作らない特注製作の部類ですが、たまたまご依頼があり製作しました。しかし1台残っているはずでしたが直ぐに完売してしまいました。よってご依頼が無ければまたしばらくは在庫無し商品です。経緯台を良く使って観測されておられる方には、特におすすめできる商品です。微動パーツは、タカハシ純正品のTG-L部品を使っています。全周微動、フリー回転が可能なものです。一度お使いになると手放せなく優れものアイテムです。


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三脚取り付け部は3/8インチ太ネジ仕様となっています。今回製作分からネジ部をステンレスを使ってヘリサート加工を施しています。この経緯台を仕上げるのに相当の手間がかかっていますが、少しお値段をお安くしすぎてしまったかもしれません。消費税も8%になっているので、次回からは少し値上げするかもしれません。


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鏡筒搭載部は、タカハシM8-P35仕様となっていますので、タカハシ製品をお使いの方には何の問題もなく使うことができるでしょう。またビクセン規格のアリガタベースを使いたい方には、当店で販売している「強化型アリガタベース」が使えます。経緯台はその構造から回転軸中心から外れたところに鏡筒を乗せるので、その機材によっては全体のバランスが大きくくずれてしまい、それにより振動が発生しやすくなったりします。それを回避させるために設けたのが、反対側にあるM16ネジ穴です。ここにはビクセンGP用ウェイトシャフトを取り付けることができ、それにより全体のバランスを取ることができるように考えています。大きな機材としては、C11シュミカセや10cmを超える屈折なども乗せて眼視観測ができます。二つの微動を最短で無駄なく配置させていますので、対振動性能も良くなっています。惑星の高倍率観測にもストレスなくすることができるでしょう。



いろいろ仕上がっていますー NJP回転架台

2014-04-17 19:11:40 | インポート
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夕方に少し時間が空いたので本沢温泉への入り口まで行ってきました。先日までは残雪が多くて上がれませんでしたが、今日バイクで上がった限りでは、普通車でも夏の登山口までは上がれると思います。まだ所々道に雪が残っていたり、落石が転がっていたりして道路状況は良くはありませんが、気をつけて上がれば大丈夫でしょう。


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ここから上のゲートまでは1時間近く歩かないといけないので、もう少し雪が溶けてバイクで上がれるようになったら行ってみるつもりです。早朝から上がれば午前中には楽に戻ってこれるでしょう。


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今日仕上がったばかりの回転架台です。1台はご注文があって製作しましたが、もう1台は在庫品として販売しています。通常は特注品として製作していますので、在庫があるのは珍しいことです。NJP/JP赤道儀をお持ちの方で移動観測を主にされる方には大変ご好評いただいている商品です。もう何台製作したか直ぐには分かりませんが、結構な台数製作したと思います。テレスコ工作工房の静かなヒット商品の一つです。


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スカイグラフ用ウェイトセット

2014-04-16 18:07:16 | ブログ
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先日も製作しましたが、再度ご要望があり製作しました。ポラリエ用より一回り小さい上に長くなっています。純正品に適合するようにサイズを合わせています。手間のかからないシンプルな特注製作品ですが、こんなものでも既製品と比較するとお安くはありません。お問い合わせされる方はこの辺を良くご理解ください。

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現在ポラリエ雲台ベースPCB-EQ2はSOLD OUTとなっておりますが、まだ塗装仕上げをしていない個体がいくつか残っています。今週末以降に仕上げた上で在庫品として販売いたします。それが無くなるとしばらくはまた製作しませんので、ゴールデンウィークで使いたいと思われている方は今回ご注文ください。
                                                    
昨日は月食でしたが、残念ながら半影食も見れませんでした。今年は去年と違って目立った天文現象はありません。火星最接近の日は久しぶりに望遠鏡で火星を見ました。しかし小さい上にシーイングも良くなかったので、細かいところまでは見えませんでした。思えば火星を望遠鏡で見たのは火星大接近以来かもしれません。当店では望遠鏡の販売はしておりませんが、ポラリエからステップアップしたい方へおすすめできる機種があれば、いずれ販売していくつもりです。ただ、そのためには望遠鏡を見る楽しさをアピールできることが大切です。それができるようになったら新たな商品として望遠鏡を加えていくつもりです。


火星最接近の日

2014-04-14 18:24:39 | ブログ

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今日は火星が地球に最も近づく日だそうで、視直径で15"角ほどのサイズになっているということです。2003年の大接近の時は、インドネシアのバリ島へ撮影に行きましたが、この時で23"角です。火星は2年と2ヶ月ごとに地球に接近しますが、軌道が楕円に近い形をしているので大接近するのは15年に一度です。前回の大接近の時には望遠鏡がバカ売れしたそうで、望遠鏡ショップから商品が無くなってしまったと聞きました。次の大接近も近いですが、また同じことになるのでしょうか。
                                                    
今晩は久しぶりにLX-200GPSを出しました。しかしコントローラーがどうも怪しくて、ワイヤレスのオートスターに変えてみたら問題なく動いてました。他にもう2台のLX-200がありますが、これもチェックしてみたほうがいいでしょう。室内に展示しているので同じく使っていません。ここ最近はポラリエでお気軽撮影をするばかりで、望遠鏡というものを全く見ていません。せっかく星の綺麗な地に住んでいるのにもったいないことです。できれば年内に望遠鏡を据え付けていつでも気軽に星を見れるようにしようと考えています。


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夕方から初めて小海美術館へ行ってきました。うちから5分ほどで行けるところにありますが、今迄一度も行った事がありません。たまたまどうしても見たい作者の展示があったので見に行った次第です。この方の作品を初めて見ましたが、凄いの一言につきます。ネイチャーアートの細密画と呼ばれるもので、これだけ精彩に描かれたものは見たことがありません。受付でルーペを貸してくれるのですが、その意味が絵を見て初めて分かりました。私も少しはイラストを書くので、どんな描き方をしているのか、どんな道具をどのように使っているのか興味がありました。しかし分かったところで、決して真似ができるようなものではありません。驚くことに、このアーティストの作品集は1冊だけで、それも故人となられてからの出版だそうです。これだけの素晴らしい仕事を残しながら、それを知らせる術としての印刷物が1冊だけというのは、あまりに寂し過ぎる気がします。いずれにせよ、6月までは展示しているので、後何回かは見に行くつもりです。ところで、たまたま館長さんとお話する機会があったのですが、帰り間際に無料招待券を何枚か頂きました。より多くの方々に見て欲しいとのことからですが、もし当店のご利用者の方でこちらへお越しになる方がおられましたら、オンラインショップの方からお知らせください。3枚しかありませんが、ご要望の方へ差し上げます。無くなってしまったらご容赦ください。

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また本沢温泉への入り口へ行ってきました。まだ登山口まではご覧のような状態で、マイカーは稲子湯との分岐近くまでしか入れません。オフロードバイクで少しだけ上まで上がりましたが、あの大雪のために去年よりは雪が消えるのが大分遅いようです。

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通常なら既に上の登山道の除雪をしているところだと思いますが、たぶんまだそこまでは行ってないと考えています。早い時なら4月の内に一度は上がっていますが、今年は5月を過ぎないと上がれそうにないです。もちろん下から根気よく自分の足だけで登っていくのには問題ありません。
                                                    
ところで、今日からお待ちいただいている商品のほとんどがアルマイト処理へ入っています。予定通りなら今週末にはお届けできる見込みです。ここんところ星の撮影もできておりませんが、また月が小さくなってきたらアクティブに撮影しようと思っています。これからは寒さも和らいでいるので楽です。



タカハシTG-L コンパクト強化型経緯台

2014-04-11 19:04:33 | 特注製作品(タカハシ)
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加工が終わって以降最終処理へ入っていきますが、ご注文の方はへ来週末頃のお届けとなるでしょう。この微動ユニットはタカハシのTG-Lを2個贅沢に使って製作しています。このTG微動以外に新たな部品3点を加えてコンパクトで強度の高い経緯台としています。実際に使っていただいている方々からはご好評いただいており、FS-128やC11を乗せて使っても安定した観測ができているそうです。今回ご注文分と余分に1点製作しましたので1点は店頭にてご購入可能になっています。今回分から三脚取り付け部の3/8インチ太ネジはステンレスを使ってヘリサート加工を施してあります。


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このコンパクト型経緯台は、サイズ的にはT-Rexよりは一回り小さいですが、カーボン三脚と共に気軽に持ち運びして天体観測をするにはうってつけの機材となるでしょう。お届けの状態では、タカハシ純正M8-P35仕様となっておりますが、ご要望があればタカハシ純正品でアリガタベースに変えることもできるでしょう。ただし当方ではお受けしておりませんので、ご自身にてご注文されてください。また当方で販売している「強化型アリガタベース」がこの商品に取り付けできます。必要に応じてご検討ください。この商品もめったに作らないので、店頭に並んでいる時には買う絶好のチャンスです。
                                                    
実は、新しい商品として内部にギアを組み込んだ微動雲台を考えています。来週から部分部分で試作へ入っていきますが、物が物なので何時仕上がるか全く分かりません。天体用というよりは、カメラ用に使えるものとして考えています。今後どこまでやれるか分かりませんが、天体用とカメラ用の垣根を無くした商品作りを考えていこうと思っているところです。
                                                    
話題は変わりますが、ここんところ世間を賑わしているSTAP細胞についてですが、私も”あの会見”を注視していた一人ですが、今回のことで女性の科学(化学)離れが加速しないか心配しています。天文学も含めて科学一般的には、人の一生をかけても一つの発見につなげる研究をすることは十分ではないと考えています。ましてや大学を出て数年足らずの若い学者に多くを求めること自体に無理があると思っています。日本の科学の発展にはこういった若い研究者が育つ良い環境が必要です。そのためにマスコミもその取材、報道に対する姿勢から考えていく必要があるのかもしれません。