おやじねこのテレスコ日記

ー八ヶ岳の登山口に住んでいる、テレスコ工作工房の店長のおやじねこが日々の出来事などをタイムリーに伝えています

W Solar MaxII 60あります!

2019-10-31 16:27:31 | Hα太陽望遠鏡関係


昨夜から今朝まで車山高原へ行ってました。天気が良かったので向こう側から八ヶ岳の星空を撮りたかったのですが、残念ながら夜は雲が多く撮影できずに戻って来ました。



富士見台から富士山が見えるのですが、生憎の雲で頭がちょこっと見えていただけでした。



蓼科山と白樺湖ですが、もう11月になるので全然寒くありません。日中はシャツ一枚で十分な暖かさでした。今年はこのままだと12月になっても雪が降らずスキー場は営業できないかもしれません。それがちょっと心配です。



CORONADO Solar MaxIIのダブルスタックフィルターをお安く販売しています。ダブル同士でも機能するので、ご心配な方は当店へお持ちのSolar Maxを持ってお越しください。



それから今年最後の販売になりそうな、Solar MaxII 60-BF10 Hα太陽望遠鏡セットをダブルとシングルで販売しています。いずれも検品済みの良く見える商品です。もうSM2自体がディスコン品となっているので、こうして販売できる事自体が貴重です。商品は全て検品済みですのでその性能がきちんと発揮されています。したがって安心してお使いいただけます。

PSTなどからのトレードインによるアップグレードも随時受け付け致します。

ところで、今週末11月2日と3日は用事があるので実店舗はお休みさせていただきます。来られても店主不在となっておりますので、ご注意ください。メール等は出先から見られるので大丈夫です。

星と自然のフェスタは無事に終わりました

2019-10-28 19:48:04 | 国内イベント


長い期間に渡って準備をしてきた一大イベントが無事に終わりました。画像は26日夜に撮影した会場内で撮った星空です。ナトリウム灯がついている中でもこれだけの星空が写ります。街灯が無ければ"満点”の星空です。3回目を迎えた星と自然のフェスタですが、初回は台風で途中中止となり、2回目は曇りと小雨の中での開催でした。そして3回目は”三度目の正直”で素晴らしい星空を見ることができました。会場内で観測や撮影をされていた方々も多かったですが、一部のグループは「レストハウスふるさと」へ上がって観測していたそうです。標高1700メートルですから、その星空は素晴らしいの一言でしょう。

小海町の星フェスの良さは、その環境にあります。他の星イベントで標高2000メートルの高地に簡単にアクセスできるものは星フェスだけです。今回はそれを多くの参加者が身をもって理解されたと思います。



26日の第二駐車場ですが、満杯でした。ホテル前の第一駐車場や道路側や会場近くも全て車で埋め尽くされていました。会場内には6-700台が駐車できるスペースがありますが、その7割ほどは確実に埋まっていました。つまり単純に考えて4-500台の車が止まっていた事になります。一台に2名乗っていたと考えても1000人は会場に居た事になりますが、それは大袈裟かもしれません。

受け付けをしていただいた参加者には缶バッチが配布されましたが、受け付けされない方々も相当いらっしゃったと思うので、多分トータルでは1000名を大きく超える参加者が来場されたと考えています。この数字だけで考えても去年の倍以上の参加者があったとみています。会場に来られた参加者や関係者の多くが驚かれていました。当初誰も予想していなかった”小さな小海町の大きな試み”でしたが、第3回目で大きく成長できたと思います。



去年に引き続きフリーマーケットがありました。去年より多くの出品者がおられました。私も懐かしいセレストロン/ビクセンのシュミットニュートンを格安で買いました。値段も安いものが多かったので直ぐに売れるものが多かったように思えます。アメリカのスターパーティーのフリマでは20人くらいの人たちが機材の売り買いをしています。中には天文機材では無いものも販売している人もいました。この天文機材フリマでは、単に機材の売買をするだけでなく、ファン同士のコミュニケーションを大切に考えています。このフリマでは見事にそれができていました。



夜はKYOEIのスタッフさんが電視観望機材でこんな撮影をしていました。会場内で30秒露出で撮ったものですが、本当に驚きです。ホテル内で講座もありましたので、大人気でした。今回は14講座がありましたが、その多くは満席状態で立ち見も出るほどでした。屋外は寒かったですが、室内会場は暖房が入っていたので暖かい状態でゆったりと聴講できていました。室内で講座をするのは、スピーカーが集中してお話ができる事、そして聴講者が外からの音などで気が散る事なく講座に集中できる事です。他のイベントは屋外でやっていますが、海外のスターパーティーやテレスコープショーは、室内で講座をすることが多いです。講座内容は毎年変わりますので、毎年来られても飽きることは決してありません。

この講座を無料で聴講できるのは、多くの出展企業や優秀なスピーカーのご協力の賜物であることを忘れてはならないと思います。



初日の懇親会の様子です。当初の予想から大きく増えて、90名ほどの参加者となりました。予定していた宴会場に入りきらずパテーションを外して通路まで使ってテーブルを設置しました。この懇親会は販売店やメーカーにとって直接な売り上げなどにはなりませんが、一般の参加者も含めて非常に有意義な交流ができたと思います。日本の星イベントでは初めての試みでしたが、参加者からは大変喜ばれました。残念な事に会場に入れず申し込みを断った方々が沢山居たそうです。全て受け入れていたら100名を大きく超えていたそうです。



野鳥画家の谷口高司先生ご夫妻がガイドする「早起き鳥観察会」が早朝6時30分から開催されました。私も初日だけ付き添いも兼ねて参加しましたが、野鳥写真家の菅原さんも同行されて素晴らしい内容になりました。谷口先生もそうですが、奥様のりつこさんが相当詳しくて、どちらが先生か分からなくてなるくらいでした。お二人で仲良くガイドされる姿は他では見られない微笑ましいものでした。



参加費500円ですが、ちょっと安すぎます。しかし凄いのは、先生のタマゴ式鳥絵教室も500円です。凄い経歴と輝かしい業績を持っておられるのに、偉そうなところが全くなく、参加者に優しい声をかけるところは、星のガイドをする上でもとっても勉強になります。昔は先生の画集を見て鳥のイラストを描いていたことがありますが、その尊敬する先生と一緒にイベントができるのは素晴らしい事です。

昨日終わってから私が駅までお送りしましたが、車中で色々と楽しいお話ができました。帰りの新幹線は立ち席だったそうですが、今朝のメールでも怒ることもなく、今回の星フェスの運営について優しい言葉をかけてくれた事には感謝しかありません。また来年もご一緒していただけると思っています。



今回は食が凄く充実していました。キッチンカーが6台の他に町の商工会やホテルオリジナルの食事などが用意されて、焙煎コーヒーもありました。キッチンカーは本来二日で売り切る食材が1日で完売してしまったそうで、驚いていました。ホテルのチキンカレーも連日作った分は全て完売していました。前回がややひどかったので、今回はそれを改善して食事を充実させました。今回で実績ができたので、次にキッチンカーを呼ぶのは楽になると思います。



今回のイベントで”おやじさん達”に大人気だった「ハイブリッコちゃん」です。隣の可愛い女性は”白耳ぱる子ちゃん”良く分かりませんが、マイクを持って走り回っていました。私もおやじなので記念写真を撮らせてもらいました。また来年も来てくれるでしょう。

長い3日間が終わりましたが、一番大変だったのは初日のテント設営でした。土砂降りの中60張ほどのテントを張るのは想像を超えていました。終わった後は全身ずぶ濡れでした。その疲れが残る中3回目の星フェスが始まりましたが、想像以上の参加者と最高の天気に恵まれてその疲れも吹き飛びました。会場ブースにはお馴染みのお客さんが居て、当店でもたくさん買ってくれました。

今回終わって新たな課題が山のように出てきました。星空サイトの問題、発電機の問題、会場レイアウトの問題、テントブースの配置の問題、講習会会場の問題、駐車場の問題など、これから少しづつ皆で悩んで解決しつつ来年に向けてさらなる発展ができるよう努力していこうと考えています。

今年来られなかった方々は是非来年は参加して欲しいと願っております。

来年からは回毎にテーマを設けて、第4回目は「Back to 80's」Past & Future ”あの頃は良かった"というテーマで講習会や展示などをプロデュースしていきたいと考えています。

星フェスが始まりました、晴れて星が見えます!

2019-10-25 22:51:53 | ブログ
まず、すみません。写真が無くて。
今日は午前9時から午後3時までドシャ降りの中テント設営を皆で行いました。作業が終わったらまるでプールに着の身着のまま飛び込んだみたいでした。何とか60張のテント会場設営が終わり、午後7時から懇親会が始まりました。予想に反して100名近い参加者があり、天文イベントでは初めての大規模なパーティーとなりました。この様子についてはまた後日お話しします。

ところで、懇親会から戻ってブログを書いている時に外を見たら、何と、星が見えて晴れていました。部分的にですが、明日に向けて良い兆候です。既に会場には去年を上回るお客さんが到着しており、このまま良い天気だと明日は駐車場の心配をする必要がありそうです。明日はさらにクラフト出店者が続々到着するので、会場はさらに賑やかになります。午前9時からは星フェスの一つのプログラムの「紅葉ウォーキング」がスタートとなります。その参加者も相当いるので、天気が良いと参加者も増えてくるだろうと考えています。

明日来られる方々は安全運転で気をつけてお越しください。

明日からスタートです!

2019-10-24 16:34:23 | ブログ


1年かけて準備してきた「第3回北八ヶ岳小海星と自然のフェスタ2019」ですが、明日から始まります。と言っても午後7時からの懇親会からのスタートになりますので、一般の方々で懇親会に参加されない方は実質26日午前10時からのスタートとなります。ただし明日の夜懇親会終了後に天気が良ければスターウォッチングなどを各出展社や一般の天文ファンなどによって行われます。

懇親会については、昨日も多くの方々からお申し込みいただいたそうで、そろそろ満席になるそうです。明日ウォークインで来られても参加できるかどうか分かりません。現状ではほぼ全ての出展企業に一般参加者が半々くらいになっておりまして、それに町の関係者らも参加となり規模としては大きなパーティーになります。この懇親会も翌日以降の天候が良くないと気分的に盛り上がれませんが、幸いにも良い方向に向かっているようです。

画像は小海町の最新の天気予報ですが、土日とも晴れマークが入っています。ただし明日は一日中雨模様の中テント設営をしないといけないので、結構辛いものがあります。予報では雨雲の動きが早ければ懇親会アフターで晴れ間が見えてくれるかもしれません。まぁ、それは都合の良い方に考え過ぎかもしれませんが、参加者は誰もがそう考えたいのだと思っています。ただ標高1450メートルの山岳地帯ですので、周辺が晴れていても局地的な天候があるので、そこは注意が必要です。もちろんその逆も考えられます。

ところで、会場のリエックスホテルですが、今日の話では団体ツアーが一つキャンセルとなったそうで、部屋が少し空いてきているそうです。宿泊を希望されている方はホテルへ直接電話して聞いて見られたらいいでしょう。

今年は「テレスコ工作工房」のブースをもらっておりますので、そこで色々と販売させていただきます。ガラクタ類も沢山あるので、それも持っていく予定です。ただし私が常時いられないので、その場合には友人に店番をお願いしています。私が不在の時で御用のある方はその店番に私を呼んでもらってください。会場内にはおりますが、講習会会場とブースを行き来しております。或いは受付付近に居るか他のブースを回っていたりします。探して声をかけてもらっても構いません。いつものいでたちですので直ぐに分かると思います。

最後に、講習会の聴講をご希望の方は、当日その時間より少し前にホテル2階の会場へ直接お越しください。ご予約の必要はありません。ただし聴講者が多い場合には入場をお断りすることがあります。その場合にはご容赦ください。去年はそういう事はありませんでしたが、今年は講習会によってはその可能性があります。
スピーカーの方々はとても貴重な講座やお話を皆さんのために無料で行ってくれています。聴講される皆さんもそれを忘れずにしっかり聞いて学んでいただければと思います。

明日はもうブログを書いている暇はないかと思いますので、来られる方々は安全運転でご来場ください。皆さんのお越しを出展関係者と小海町の皆でお待ちしております。

宇宙に飛んだSPACE THETAがやってきます!!!

2019-10-23 16:53:35 | ブログ


開催まであと2日となりましたが、開催直前になってファンタスティックなニュースが入ってきました。星フェスの出展社でもある、RICOHイメージング社がJAXAと共同開発した「SPACE THETA」を星フェス会場へ持ってきてくれます。当初このお話を聞いたときは、市販されているTHETAを単に宇宙へ持って行って使っただけと考えていましたが、そうではなく、これまでの製品をJAXAからの要望などを取り入れて改良したものだそうです。ですから基本は誰でも買うことができるTHETAだということです。

ただ星フェスに持ってきて見るだけなら、見て”あぁ〜これが宇宙へ行ったの?”で終わりかもしれませんが、素晴らしいのは、その宇宙空間で撮られた画像をVRゴーグルを使って実際に見て宇宙空間を体験できる事です。そのVRゴーグルも私も愛用しておりますが、360度のイメージが見られるので知らない人が見るとビックリします。宇宙には簡単に行けませんが、このSPACE THETAの撮った画像を見れば、宇宙飛行士が見ているのと同じイメージを疑似体験できます。

一般の参加者の方々には26日のスタートからRICOH社のブースで体験してもらえますが、その前に25日のリエックスホテルで開催する懇親会でまずは関係者に見て欲しいとの事で、パーティーの最中にVRゴーグルでSPACE THETAが宇宙ステーションで撮影した画像を見てもらいたいとの事でした。

RICOH社の事でもう一つお知らせがあります。
PENTAXカメラ点検サービスの実施 受付は26日の10時から13時(人数によって受付は延長します)15時からお渡しとの事です。PENTAXデジタル一眼をお持ちの方は、無料で点検、CCDクリーニングサービスが受けられます。私もK-1MK2とK70を出そうかと思っています。受付はリエックスホテル入り口直ぐの所にありますので、PENTAXカメラを愛用の方はぜひご利用ください。通常このサービスは都市部のサービスセンターへ送るか持っていかないとやってもらえません。

RICOH社に限らず、他の出展社もそれぞれ自社の特徴を生かした展示や販売を考えておられると思います。どこがどのような展示にされるかは星フェス会場へ足を運んでくれないと分かりません。本年最後の大規模星イベントです。ぜひ会場へお越しいただければと思います。

ホテルで開催する懇親会にはほとんどの出展社の他に一般の方々の参加者も申し込まれていますが、まだ若干数の席があるそうです。一杯になっていなければ当日でもホテルにて申し込みができるそうですが、お早い方がいいでしょう。日本の星まつりで出展関係者らとお酒を酌み交わすという機会はほとんど無いと思います。普通にブースで会話するのと違って椅子に座ってゆっくりお酒を飲みながら製品の話などを聞いたりするにはまたと無いチャンスです。費用は3500円ですが、それ以上に得るものは確実にあります。25日に来ることができて参加できそうな方はぜひご検討ください。



星フェス会場に足を運んで受付をしていただけると、こんな素敵な缶バッチがもれなく貰えます。この缶バッチが実質抽選券ともなりますので、会場に来られたら必ず受付で記帳されてください。缶バッチに使われているフクロウは、星フェスのマスコットキャラです。いずれはゆるキャラになって皆さんの前に登場するかもしれません。

それから会場へのルートの新たな情報ですが、通行止だった上信越自動車道の碓氷軽井沢から佐久平までが開通しました。ただし速度規制で片側通行だそうです。中央道も先日八王子からの部分が開通したので、これで高速道路を使われる方々には支障なく来ることができるようになりました。

またもう一つ、High Rail 1375で有名な小海線ですが、佐久平から小海までの間が運転しています。小海から野辺山は11月初旬までは運行停止されています。本来なら小海駅からシャトルバスを会場まで出す案があったのですが、今年は見送りになりました。来年以降はシャトルバスが運行される可能性が高いです。

最後にまた天気のお話ですが、台風21号は当初のルートから東寄りに向きを変えたそうで、直撃コースは回避されました。あとはその台風がもたらす湿った空気が雨を降らせないでくれることを願っています。方々の天気予報によって当日晴れると書いているところと雨か曇りと書いてあるところが混在しており、実際のところ当日晴れるのか曇るのか分かりません。しかし25日だけはどこも雨のようです。当日は大小60ものテントを張らなければいけないので、正直それだけがウンザリです。



先日も書きましたが、ブロッキングフィルターを交換して部品製作をした旧コロナドのSolar Max 60は今日最終で太陽を見てチェックしました。当然の事ながら以前よりは遥かに良く見えるようになっています。しばらく見えていなかったダークフィラメントや髪の毛のようなプロミネンスもしっかり見えていました。BFを交換する前はイメージが真っ黒でまるで皆既月食を見ているようなものでした。あとは明後日からの星フェスで引き取りを希望されておられるので、そこでお渡し致します。



こちらのSM40+BF5フィルターセットは、今も販売中ですが、お客様からトレードインでお引き取りしたものから劣化していたブロッキングフィルターを未使用品に交換して本来の見え方に戻したものです。彩層面もプロミネンスもしっかりと見えるようになっています。星フェスには持っていき、お安く販売いたします。



それからこのSolar MaxII 60-BF10 Hα太陽望遠鏡セットは星フェスで超特価の180,000円(税別)にて1本だけ販売します。国内価格の半額違いお値段です。また当店でしっかり検品をしてその見え味も検証している安全な商品です。ケースと元箱に入れた状態で会場で販売します。またこちらは持って行きませんが、SM60のダブルスタック仕様も1本だけあります。会場で販売する予定はありませんが、ご要望でしたら当日ご相談ください。



最後にこのSolar MaxII 90-BF15 Hα太陽望遠鏡セットです。先日もお知らせしておりますし、HPにも商品として出しております。当日会場へ持って行って天気が良ければその見え味を確認することができます。税込380,000円の1本限りです。消費税が10%になっているので、税無しだとSM60の値段と大差ありません。60tと90の見え味の差は使っていないと理解できませんが、相当違います。上の60も良く見える個体ですが、このSM90は当然それ以上です。原村星まつりでも同価格で販売しましたが、即日完売しました。SM60をお持ちの方でトレードインをご希望の方は当日機材をお持ちになってご相談ください。

26日、27日はお店もやっておりますので、太陽望遠鏡を見ていただいたり、機材等のお話をしたり楽しくやらせていただければと思います。ただ原村と違って会場内の事を色々とやらないといけないので、時折というか頻繁に居なくなります。ご容赦願えればと思います。

立派なパンフレットがあります!

2019-10-22 17:27:01 | ブログ


小海星フェスの公式パンフレットが仕上がっています。A3二つ折りの上質紙を使った立派な仕上がりになっています。去年のも良かったですが、今年は少しだけシンプルになりました。



見開きで各種講習会やプログラムと講師についての記載があり、片側半ページにタイムスケジュールと内容の記載があります。会場マップもあります。シンプルですが必要な情報はこのパンフレットで伝わるようになっています。

今年の星フェスは、内容的には去年の倍くらいに充実したものになっています。企業関連の出展社は28社に加えてクラフト関連が30店近くあります。これに飲食関係でキッチンカーが6台入り、それにいつもの商工会やホテルの飲食ブースが揃っています。25日は朝からテント設営がありますが、全部で60張ほどのテント設営をしないといけません。このテント数だけでも去年の倍近くあります。

今年はクラフト関係の募集が直前だったこともあり多くはないですが、来年以降は50店以上集まる予定です。クラフト出店者を集める目的は、参加者が天文ファンだけに偏らないで、より多くの趣味層の参加者に来てもらい、星や自然に興味を持ってもらうことを目的としています。これはイベント開催当初からの目的でしたが、3年目にしてようやくそれが見えてきました。出展企業も天文光学メーカーだけでなく、アウトドア関連企業にもいずれは入ってもらえるように成長させる事が出来れば、さらに多くの参加者を見込めるようになるだろうと考えています。まだまだ道半ばですが、まずは今回のイベントをしっかりやり遂げる事が大事です。



ところで多くの参加関係者がご心配の台風21号の動きですが、今日の衛星画像では台風の目が見えるように発達しています。既に「非常に強い台風」に勢力を強めて日本へ近づきつつあります。今後の天候は台風の動きによって大きく変わってきますが、上陸は無さそうですが、週末の天気は雨か曇りのようなので、出来れば雨だけは避けたいと願っています。まぁ、晴れてくれるのがベストですが、最悪でも曇りだけで済んでくれれば中止という事にはならないで済むと考えています。とにかく奇跡が起きて晴れることを願っております。



お客様から「中古で買ったSolar Max60が暗くて全然見えないので何とかして欲しい」との事で預かって見させていただきました。結果はブロッキングフィルターの劣化によるものでしたので、丁度修理から戻ってきたブロッキングフィルターを交換して元のように見えるようにしました。ただ一つ大きな問題だったのが、ブロッキングフィルターがドローチューブから外れなくて、やや苦労しました。しかし何とか外す事が出来て交換できました。



もう一つ問題だったのは、ブロッキングフィルターを固定しているクランプが無かったので、新たにクランプネジを作り直しました。これが無いとブロッキングフィルターが固定できないので不便です。本来付属しているものなのですが、何故かついていませんでした。こういうメンテナンスなどの作業は国内の正規代理店では対応してくれないので、お困りの方も多いはずです。当店でも当初は当店で購入していただいた商品についてのメンテナンスをしておりましたが、ヤフオクで買われた方などでお困りの方も多いことから出来る事はさせていただいております。ただし当店は正規代理店ではありませんので、メンテナンスをすることを当たり前に思われてお問い合わせされるのだけはご容赦ください。本来は日本で販売されたものについては、日本の代理店が修理対応すべきものだと考えています。

星フェス会場から麦草峠へのアクセスについて

2019-10-21 21:17:42 | ブログ


昨日に引き続き「レストハウスふるさと」への道路情報についてお知らせします。星フェス会場となっている「小海リエックスホテル」からレストハウスふるさとへの道路の通行止めは解除となりました。よって会場から最短で標高1700メートルの天空の星空へアクセス可能となりました。そこからさらに標高2100メートルの麦草峠へも通常通りに上がれます。

星フェス開催直前でしたが、何とかダイレクトに上がれるようになって良かったです。小海町の星イベントの会場としてのアドバンテージは、周辺の環境にありますが、通行止めでそれに支障があるとその良さも色あせてしまいます。

ところで、最近になって去年使っていたホテルから下に降りたゲレンデにある「星空サイト」を使えないかとのことでお問い合わせをいただきましたが、去年は不評だったので今年は上に上げました。それについて先ほどまで会議の議題で話し合っておりましたが、結論から言うと今年は上の所定のサイトを使って欲しいとの事でした。上に設置した星空サイトは、ナトリウム灯が駐車場などに設置してあるのでベストな環境ではありませんが、単なる星見くらいなら支障は無いと思います。

できれば極上の星空で撮影をしたいと言う方には、先ほど書いたレストハウスふるさとなどが近いところにあるので、そちらへ行かれればいいでしょう。

心配している当日の天候ですが、台風20号は早々と熱帯低気圧になったそうです。そうは言ってもそれが悪天候の原因になって大雨を各地に降らしているので気は抜けません。また台風21号はまだ発達中ですが、進路が当初想定していたより東寄りに変わっているようで、天気予報も雨から曇り晴れに変わりつつあります。

それで星フェスの開催については、万が一台風が本土上陸となった、なる可能性が大きくなった場合には、24日の夕方以降に開催についての判断をすることになりました。万が一開催不可となった場合には、公式HPやFBなどからお知らせ致します。ということでまだ開催まで気を抜けませんが、現状では開催します。

また明日も情報を更新します。

星フェスの星空サイトとフリーマーケットなどについて

2019-10-20 16:18:46 | ブログ


星フェスまで後5日ほどですが、ご質問も頂きました会場から「レストハウスふるさと」への道路についてお知らせします。画像にあるように会場から麦草峠へ至る道路が通行止めになっております。ふるさとへ行くには一旦141号線へ下りてから佐久穂町から299号線を登って八千穂高原へ行ってもらう必要があります。今日現場を見に行きましたが、通行止めの大分先で倒木等のせいで止められています。後5日間で通行できるようになるかどうかわかりませんが、紅葉シーズンでもあるので1日も早く通行できるようにしてくれると考えています。新たな情報についてはまた分かり次第お知らせ致します。



公式HPに会場マップはありますが、多分理解できない方も多いと思いますので、こちらにて補足説明を致します。

まず、ご質問も多い「星空サイト」についてですが、画像の「H」のエリアがそのサイトです。ホテルなどの位置関係はご理解いただけるかと思います。以降の説明はこの画像を元に写真で説明させていただきます。



この画像は星空サイト西側からホテル側へ向けて撮影しています。地面は水捌けがいいところなので先日の雨にも関わらずしっかりしています。ただし若干の傾斜があります。赤道儀などを設置される場合には板などの三脚を安定させるための敷き材があった方がいいでしょう。小石が混じった雑草地になっています。大型機材を持ち込む方は手前のアスファルト部分があるので、そこに車を入れて機材を設置していただければと思います。ただしスペースに限りがありますので、もし一杯になっていたら受付にて指示を受けてください。常時状況は変わりますので、その都度ご不明の事はご確認ください。



星空サイトの西側にある道路ですが、なるべく沢山の車が駐車できるようにご協力ください。アスファルトの面に機材を設置して駐車の妨げにならないようにしてください。アスファルトに機材を設置されたい場合には、第三、第四駐車場をご利用いただくか、事前に事務局に確認してください。去年もありましたが、空いているからといって、会場に近い「出展関係者用駐車場」を使うのはご遠慮ください。一般のお客様は第二、第三、第四駐車場をお使いください。第一駐車場とホテル前駐車場はホテル宿泊者と出展関係者専用となっております。ただし一般参加者でもホテルにお泊まりの方は当然ホテル前駐車場をお使いいただけます。



フリーマーケットの場所は去年と同じでこの場所です。看板を出しておりますので、そこに販売用の機材などを持ち込んで下ろしてから車を駐車場へ移動してください。車を止めての販売はご遠慮ください。去年は出店者は少なかったですが、今年はかなり増えてきそうです。問い合わせも色々頂いております。天気さえ良ければ売買したり情報交換をしたり、星イベントの新たな楽しみ方が増えると考えています。これまでの星イベントには無かったものです。元々この「SWAP& MEET」は海外のスターパーティーを参考に取り入れたものですが、その目的は単なる機材の売買ではなく、その際にあるファン同士の交流を目的としています。



会場の西側奥にホテル営業のキャンプ場があります。キャンプされる方はホテルフロントにてお申し込みください。このグリーンの場所はテント用ですので、キャンパーバンは、レストハウス-エーデルワイスの裏にある駐車場をお使いください。車中泊については、駐車場なら何処でも可能ですが、ただし一般の駐車場でバーベキューパーティなどの他のお客様のご迷惑となるような事はお控えください。登山用の小さなコンロでお湯を沸かしたり簡単な調理をする程度は特に問題はありませんが、火を使うので特に林の近くなど燃えやすい草地の側では使わないようにしてください。空気が乾燥しておりますので火の扱いにはくれぐれもお気をつけください。食事については、キッチンカーや食事コーナーなど数多くの飲食コーナーが今年は充実しています。出来るだけそちらをご利用ください。



今最大の関心事は天気ですが、台風20号だけかと思っていたら、昨夜台風21号も発生しました。20号はいずれ熱低になって影響は少ないですが、21号がやや心配です。現在の天候は金曜、土曜両日曇り後晴れですが、それは台風21号の影響は考えていないと思います。もし21号が予想に反して本土直撃ともなると厄介です。いずれにせよ、しばらく静観してその動きをウォッチしていきたいと思っています。また明日以降も毎日新たな情報を更新していきます。




北八ヶ岳小海星と自然のフェスタは開催します!!!

2019-10-19 17:14:00 | ブログ


まずは予想外に大きな被害を出した台風19号の被災者の1日も早い復興を祈念致します。また亡くなられた多くの方々のご冥福を心よりお祈り致します。

昨日から一晩長野方面へ泊まりがけで出かけておりましたが、被災地周辺の道路はいたるところで橋が落ちたり通行止めになったりして部分的に渋滞が発生していました。被災地には行っておりませんが、外から見た以上に想像を絶する被害状況が少しづつ表に出てきています。多分全てが通常通りに戻るまでにはさらに数ヶ月以上はかかると考えています。

ところで、あと一週間で小海町最大のイベント「北八ヶ岳小海星と自然のフェスタ2019」ですが、予定通り開催します。多くの方々がご心配になられているかと思いますが、日本ではこういう大災害の後はイベントを自粛する的な事を良く議論されますが、このイベントを楽しみにされておられる方々やこのイベントへ出展されるために多くの時間を使って準備してきた出展社の方々、そして1年かけて準備してきた小海町の人たちの楽しみや労力を無駄にする訳にはいきませんので、物理的に不可能でない限りは開催します。逆にこういう時だからこそ、自然の素晴らしさを体験し理解するイベントはやるべきだと考えています。

つい先日開催するはずだった福島田村町のSLFは中止になりました。これで2年連続台風で中止です。そのために準備されたきた方々はとても残念だと思います。しかし自然の成す業には人間は無力です。今年で3年目を迎える小海町の星フェスですが、初回は台風で一部中止となりました。2年目は曇りと少しだけの晴れ間がありました。しかし3年目の今年は晴れてくれると信じています。実際の天気予報では南の海上に台風20号は発生していますが、数日後には熱帯低気圧になるそうです。ただちょっと心配なのはその熱低が来週中頃には日本へ近づくという事です。天気予報では来週末は晴れ/曇りとなっています。とりあえず最悪のパターンだけは避けられそうです。



今年晴れてくれればこのような星空を見ることができます。撮影時期が違うので同じではありませんが、標高1450メートルの素晴らしい星空であることには変わりありません。去年不評だった「星空サイト」ですが、今年はメイン会場の西側のキャンプ場の側になります。また日中フリーマーケットの場所になっている所も固定設置をしない条件で夜間はスターウォッチング用に開放します。場内にはナトリウム灯がついていますが、星を見るだけならそれほど気になる明るさではありません。どうしても撮影を最高の条件でされたい方は、少し上にある「レストハウスふるさと」へ行かれるといいでしょう。会場から20分ほどのドライブです。当日大きな機材を設置される場合には、予め事務局受付にて場所の確認をお願い致します。

何れにせよ、もう少しで日本最大級の星イベントです。これから毎日少しづつ星フェス関係の話題を書いてお知らせ致します。お分かりにならない事はお問い合わせください。お問い合わせは星フェス公式HPからお願いします。

ポラリエ雲台ベースがお安いです!

2019-10-17 19:22:41 | ブログ


実は、先日の台風19号の停電から復帰直後に急いで塗装をした際に焼き付けのタイミングが悪くて塗装面が荒れて仕上がってしまいました。全て塗装を剥離させてからやり直せばいいのですが、それも相当手間がかかるので、敢えてこのまま販売することに致しました。ただし通常価格よりはお安いというか、通常別売品の「ペットボトルウェイトアダプター」をサービスにてお付けすることに致しました。価格的には実質10%オフとなるので、少しお安くなっております。

またポラリエをセットにしたアウトレット商品にもペットボトルアダプターをお付けしてあります。こちらは実質ポラリエ本体が22,000円となる超お得なセットです。数に限りがありますのでなくなり次第終了です。台風シーズンもそろそろ終わりになり、これからスッキリした秋晴れが続きます。夏からの悪天候のうっぷんを晴らすべくポラリエをフィールドに持ち出して自分だけの星空を撮ってみてください。



7年前まで住んでいた佐久穂町の海瀬付近です。ここは台風の被害をモロに受けた地域で、良く渡った橋が完全に破壊されて川に落ちています。トラックも通れる鉄筋の入った橋でしたが、水の勢いがどれだけ凄かったかを物語る風景です。幸い付近の家屋には被害はないようですが、ここからさらに山奥へ入った集落では未だに停電だったり道路が通行止めになっていたりするそうです。



来週末はいよいよ「北八ヶ岳小海星と自然のフェスタ2019」ですが、台風関連で影響があるのは、高速道路の一部通行止めと小海線の運行停止です。小海線は11月初旬まで運行されないようです。また北陸新幹線は、予約を入れようとしても指定席が取れず、全て自由席扱いだそうです。先ほど講師の先生のチケットをネットで手配したのですが、グリーン車を手配しようとしても席が空いていても取れません。試しに11月の日付で取ろうとしましたが、ダメでした。ただ通常の時間運行はされているようなので、余程の事がない限り席が取れないというようなことはないでしょう。

ですから、車が無くて新幹線で佐久平まで来られる方は、佐久平からの交通機関が無いのでタクシーを利用するかしかありません。車を運転できる方ならレンタカーを借りれば問題ありません。そんなこんなで、今年の星フェスはマイカーで来られる方にしか参加のチャンスが無さそうで、大変申し訳なく思います。

台風20号が発生するか〜と心配しておりましたが、気象ニュースでは熱低はフィリピン方向へ行くようですし、他には台風が発生する兆候は無さそうだとの事でした。後は一般的な天候ですが、とりあえず最悪な事態は無さそうです。とにかくもう1週間ほどで開催なので、好天を祈るばかりです。