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松原湖の紅葉もそろそろ最盛期のようです。八ヶ岳から裾野に向かって徐々に紅葉が下りてくるのですが、やはり鮮やかさがありません。赤と黄色がくすんだ色になっていて、最盛期でも赤くならず茶色一色のままです。個々の紅葉は綺麗ですが、全体的に色あせた感じでいつが紅葉の最盛期か分からないうちに終わっている感じです。
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松原湖で最も目立っているモミジの紅葉ですが、見事に紅葉しています。不便な田舎暮らしの中で季節を肌で感じることのできる貴重な瞬間です。都会暮らしを長い事やっていると、そういった事に鈍感になってくる人もいれば逆に敏感になってくる人もいます。小海町に住んでいると生まれた時からこの地で暮らしている方々を見ると、時折もったいないと感じることがあります。
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テレビのニュースでも流されていないかもしれませんが、八ヶ岳は既に初冠雪となっているようです。この白い部分を見ると雪のように見えます。数日前にかなり寒い日があり、山では雪が降っていると考えていましたが、やはり降っていたようです。八ヶ岳もいよいよ冬の顔を見せ始めています。これからの登山はある意味厳冬期より注意が必要かもしれません。
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我が家では既に薪ストーブを使っています。この山のような薪は農家で副業として乾燥薪を販売している方から買ったもので、わざわざ軽トラックに積んで持って来てくれました。これだけで2万5千円です。束数に換算すると80束だそうで、一束あたり300円ほどになります。この薪をそのまま延々と使ったら一ヶ月は持たないので、この他に近くの山から切り出したカラマツ材と森林組合から1トンあたり1万2千円で買った広葉樹材の計3種類の薪を組み合わせて使っています。
乾燥薪は最初の火付け役で、ある程度ストーブ温度が上がったら次にカラマツ材を投入し、最後に火を安定させるために広葉樹材を使います。
薪ストーブは、維持管理するには相当費用がかかるので、安易に導入できないですが、その暖かさからくる恩恵は単純に金銭だけでは考えられないものがあります。石油ファンヒーターや電気を使ったセンラルヒーティングシステムは便利で直ぐに暖まりますが、湿度のコントロールがきちんとできていないと、それで体調をくずしたりすることもあるので、良いことばかりではありません。今は灯油が安くなっているので、経済的ではありますが、一度薪ストーブに頼る生活をしてしまうと、もう元には戻れないくらい快適です。