今年初めて参加しましたが、思った通り・・・というか、聞いていた通りの感じでした。二大星祭りと比較すると大変こじんまりとした、一種の同好会の地域イベントといった感じです。天文ショップ関係は2店ほどあり、メーカー参加はありませんでした。タカハシの方が機材を持って個人参加されておられました。TOA-150、130、FS-60Qを持ってきておりました。それ以外には観望用望遠鏡というのは少なく、さびしい感じでした。
私は一般の観望用にMeadeのLX架台を改造したBT-80Aを持っていきました。割合好評でした。月面や木星を見せるには双眼が最適で、特に月面は皆さん感動されておられました。人間には目が二つありますので、その二つの目でしっかりと対象を見るのが自然です。また、宇宙旅行は簡単にはできませんが、それを擬似体験できるという意味では双眼視は最適な観測スタイルです。
参加者数はザッと見て、100~200人くらいだったでしょうか?。一番多かったビンゴゲームをやるあたりでは、100人くらいが参加していたようで、後は出たり入ったり・・・という入れ替わりが結構あるので、マックスでも200人は超えていないというところでしょうか?
清里駅の裏側がロケーションですが・・・、清里・野辺山というと昔は天文のメッカという感じで、学生の頃に6cmの屈折をバックに入れて訪れたことがあり、その頃はここに来れるだけで小さな幸せを感じておりました。昔はもっと星が良く見えたと思いますが、今はそれほど見えるとは思えません。フェスティバル会場近くの街灯は消してくれていますが、その周囲が明るすぎるので、大きな効果はないようです。
いずれにせよ、やや寂しい星祭りでしたが、一般の方々と楽しい観測のひとときを過ごせましたので、エンジョイできました。また来年も機会があれば参加させてもらいたいと思ってます。