先週は、降雪のためにスターウォッチングが中止になったので、毎年開催している「大阪自然史フェスティバル2023」へ数年ぶりに出かけてきました。早速迎えてくれたのは、谷口高司鳥絵工房の谷口りつこさんでした。お二人で毎年星フェスに出展していただいており、最初のきっかけは手賀沼のJBFでしたので、それからもう長い事お付き合いさせていただいております。ですから、それ以来は、ほとんどストーカー的に先生ご夫妻が出ているイベントなどには、良く出かけております。今では星フェスの重鎮でもあり、良きアドバイザーであり、出展社であり、講師でもあり、大切な友人です。いつも感謝しております。
ただ、今年の星フェスでは「たまご式鳥絵塾」の参加者がわずか数人だったのが申し訳なくて、大阪のフェスティバルでは、土日の4日間で100人近い参加者があったそうです。参加者の数も桁違いですが、それ以前に星のイベントに参加してくれているのは場違いだと言われる人もおりますが、できれば来年以降は”自然”の部分を増やしてその参加がより意味のあるものにしていきたいと考えています。
このフェスティバルでは、色々と学べるところがあったので、それをボランティアの方々と共有して今後の開催に活かしていくつもりです。今年は少なかったですが、来年は長野県内で行われる自然のイベントには出来るだけ参加したいと思っています。
フェスティバルの後は、京都へ立ち寄って改造をお願いしていた赤道儀などを引き上げて、ついでにユーハン工業の会長さんなどと食事をしてから福井県の海辺にあるマリンピアに泊まって少し海を見て帰ってきました。泊まってみて分かったのですが、とても素敵なホテルでした。施設は町で作ったものですが、その管理は指定管理者によって行われているそうです。ただ一つ難点はお風呂が隣の別施設を利用しているので、その営業時間にしか入れない事でした。流石に午後8時30分までしか入れない事や朝も入れない事は、一種のリゾートホテルとしてはダメでしょう。しかし、それでも10,000円以下で一人で泊まれるのは魅力です。
ただ、帰りに驚いた事があるのですが、高速へ乗るまでに海を少し見たいと思って、道路沿いの駐車場をいくつか見つけたのですが、その全てが入場禁止になっており、駐車ができませんでした。とても広い駐車場がいくつもあったのですが、近くのコンビニで聞いたところ、車中泊をされてゴミを放置する人や釣りをして海に落ちてしまう人などマナーが悪い利用者が多かったので、夏以外へ閉鎖されたようです。何だか複雑ですが、せっかくいい場所にホテルなどがあっても、海に近づけないようにしているのは、観光を一つの売り物にしている場所ではあり得ない対応です。もう少し他に対応方法が無いのか考えてみるべきかもしれません。しかし、日本人は海外ではとかくマナーが良いと言われておりますが、国内では公共の施設などの使い方では、先進国の中ではワーストワンと言ってもいいでしょう。それが無料だと余計に悪いので、いっその事有料にすれば良いかもしれません。
今朝の外気温ですが、何と!マイナス8度です。間違いなく今季最低の気温です。都会暮らしの人は驚かれると思いますが、11月でマイナス8度とは驚きです。普通は12月を過ぎないと無い気温ですが、今年は10月末にもマイナス5度を記録しているので、今年の冬は寒くて雪が多いかもしれません。また燃料代が大きくなってきます。うちにある二つのタンクで600リッターが入りますが、それでも一ヶ月持ちません。それ以外にも20リッタータンクを何本か使うので、石油代だけでも月に10万円を超えるほどです。動かないでコタツで暖をとっていればその電気代だけで済みますが、動き回っているので、それは不可能です。周辺の家のお年寄りは冬は家でおとなしくしているので、それほど燃料費はかかっていないでしょう。
とにかく、田舎暮らしはお金がかかります。田舎暮らしを趣味にしているような人は、それなりに工夫して生活をしていると思いますが、うちはそんな事をしていたら仕事も店も出来ませんので、仕方なくやっています。