おやじねこのテレスコ日記

ー八ヶ岳の登山口に住んでいる、テレスコ工作工房の店長のおやじねこが日々の出来事などをタイムリーに伝えています

Mac環境の更新

2023-11-29 18:10:05 | ブログ


お店の作業デスクが酷い状態になっており、愛用のMac Book Proもクラッシュ間近になってきたので、思い切ってMac環境を一から揃え直そうと考えています。Macがダメになると一番困るのは、イラストレーターが使えなくなる事ですが、元々AdobeのCreative CloudのCS5を購入して使っていたのですが、新たなMac環境ではもう使えないとの事で、Macを新しくするに伴い、Adobeソフトも新たなプランを契約する必要があります。今は、Photoshop CCを年間契約して使っているだけですが、これにイラストレーターを加えると年額22,000円が追加されます。Macを古いタイプにすればそのまま継続して使えるのですが、それも面倒なので、全てのMac環境を一新しようと考えて、デスクに乗せてある使えないiMacとWACOMの27インチタブレットを撤去して新たなMacなどを設置します。



それで注文した新たなMac StudioとStudio Displayです。ディスプレイは、スタンドが外付けのものにしたので、アームが必要でAmazonで注文して届いてみたら、不良品で使えない代物でしたので返品します。新たなアームは日曜日にならないと届かないので、それ以降に組み上げてセッティングします。ディスプレイは、とりあえず1台だけですが、いずれもう一台購入してデュアルディスプレイで使います。新たなMacにするのは、これからタイムラプス動画などを手掛けるので、そのためにAdobe Premiere Proも契約するつもりです。そこで悩んでいるのは、Creative Cloudを契約するか、それぞれ一つづつ単独で契約するかですが、12月4日までに契約すれば30%ほど初年度だけ安くなりますが、一年後は通常価格になるので、そこが悩みどころです。しかし、今の所必要としている アプリは、Photoshopとイラストレーター、そしてPremiere Proの3点ですので、追加で2点契約しようと思っています。

小海小学校へ課外授業へ行ってました

2023-11-28 16:21:09 | ブログ


昨日は、日中ですが、商工会からの依頼で小海小学校へ「次世代起業家育成塾」というので呼ばれてアストロカーで行って課外授業をしてきました。日中なので当然星は見せられないので、太陽をHαフィルターを使って子供たちや教師などに見てもらいました。その際に白色光とHα光との比較をしてもらいたかったので、Seestar S50で白色光の太陽を見てもらい、それからSolar Max90を取り付けた20cmクーデ式でHα太陽像を見てもらいました。丁度、黒点が沢山出て活動が活発だったので、予想通り巨大なプロミネンスもいくつか出現しており、子供たちも驚いて見ていたようです。ただ、いつもの事ですが、子供より大人の方が驚いていました。多分、見ているものが実際にどのくらい凄いイメージなのかを理解していない事や、ネットからの情報を日常的に見て感化されているので、例え見ているものが初めてであっても、大人が考えているより感動はしません。



「次世代起業家育成塾」というので呼ばれていきましたが、2019年にも受けてやりましたが、やっている事はその時とほとんど同じでした。以前は、まずどんな仕事をやっているのか子供たちに説明してから、外に出て太陽を見せてという感じでしたが、今回はいきなり外で太陽を見せてなので、それの何が起業家育成に繋がるのか良く分かりません。呼ばれて来ていたのは、警察署、消防署、ヘアーサロン、花屋、建築会社、そして私の6者です。その中から二つ選択できるのですが、以前は好きなところを二つ自由に選べたのですが、それだと偏ってしまうので、先生方が事前に等分になるように54名の生徒を3つに分けて、それを二つづつ割り振るという事でした。ですから、前半後半で10名づつくらいでトータル20名がアストロカーで太陽を見てもらいました。できれば全ての生徒に見て欲しかったですが、教頭先生に話したところ、終わると直ぐに給食の時間なのでその時間が無いという事で終わりました。教頭先生は以前は、松本市の教育センターに勤務していたそうで、プラネタリウムと天文台がある施設です。そこの館長さんが天文ファンで以前に当店へ相談で来られました。

できれば次は夜に星を見せてあげたいですが、どうやら簡単では無さそうです。そもそも小海町では科学などの教育には力は入れていないようで、スポーツイベントには熱心ですが、星を見る事などお金にもならないので、大多数の町民は星フェスもそうですが、興味が無いのでしょう。町に年間2ヶ月程度しか使わない大きなスケートセンターがある事自体もそれを表しているのだと思います。

黒点が異常に多かった今日の太陽 by Seestar S50

2023-11-26 16:13:06 | 初心者のための電視観望


明日は、小海小学校でアストロカーを使った課外授業の一環で太陽を子供たちに見せるイベントがあるので、Seestar S50で太陽を見せるためのシュミレーションをやっていたところ、太陽表面にこれまで見たことの無い数の黒点が出ていて驚きました。これだけ活動が活発だと、プロミネンスも大きなものが出現していると思われるので、20cmEDクーデ式のHα太陽望遠鏡で子供たちに太陽を見せてあげようと思います。Hα像を見せる前にSeestar S50の白色光での太陽を見せればより喜んでくれると思います。天候的には今のところ良いので、アストロカーの本領を発揮してくれるでしょう。



このアンドロメダM31もSeestar S50で数日前に撮影したものですが、撮影場所は、山梨県の石和温泉の「シャトレーゼホテル石和」の敷地内です。来年からアストロカーを使ったスターウォッチングをしたいとの事で下見に行ってきて、その際に星空環境を調べるために撮影もしました。甲府市内なので、空は当然明るいと思いましたが、意外にも星が良く見えたので、これならスターウォッチングもできそうで安心しました。この日は上限を過ぎた月が出ていたので、眼視では3等星が見えるかどうかのレベルでしたが、月明かりが皆無なら当然もっと良く見えたでしょう。ただし11月の空なので、春以降の湿度の高い空では、甲府の光害でさらに空を明るくするので、星も見えずらくなるでしょう。



しかし、Seestar S50の電視観望でこれだけ写るので、実際にはフィルターワークを使えばもっと良く写ると思います。今後アストロカーの需要も街中での依頼も出てくると思われるので、どんな環境でもその場所に応じた楽しませ方を研究していく必要があるでしょう。

最強のテレスコープカバーTeleGizmos入荷しました!

2023-11-25 17:24:02 | ブログ


今日、無事にアメリカテキサス州からTeleGizmosカバーが届きました。タイミング的にサンクスギビングデイ直前だったので、12月になるかと思っていたのですが、たまたま全ての商品が在庫していたので、直ぐに発送してくれました。よって今のところはほぼ全ての商品在庫がありますが、流石に今の円安では、価格を再考する必要があります。今月は今の料金を据え置きますが、来月から再度のお値上げが必要になると思います。この先ご注文される予定であれば、お支払いは多少の猶予を考えますので、ぜひご注文ください。これから雨の少ない季節に入ってきますが、このTeleGizmosカバーが一つあれば、自宅などの庭やベランダが即観測所になります。どうぞ一度使ってみてください。



フジノンMeibo 150mm滞空型双眼鏡を販売したのですが、前後のバランスがとても悪く、双眼鏡を固定する際にクランプを強く締めすぎてネジ部にワッシャーが噛み込んで抜けなくなって修理対応しましたが、その際に前後のバランスが調整できるようにとご依頼があって、2ヶ月近くお預かりしておりましたが、ようやく仕上がってお返しできます。



望遠鏡と違ってウェイトシステムをどう取り付けるかで悩んだのですが、こんな感じでホルダーを作ってウェイトとシャフトを取り付けてバランスが取れるようにしました。これにより、前後のバランスが最適になって、固定する際のクランプを軽く締めるだけで双眼鏡を固定できるようになりました。まだもう一台の対空型90度があるので、余分にもう一つ作りました。現在も販売しておりますが、このウェイトシステムをセットでお付けします。



これまでバランスが悪い状態では、クランプを相当強く締めないと動いたりしたのですが、これからは軽く締めるだけで固定できるので、使いやすくなります。このバランスの問題について、フジフイルムの方に聞いたところ、海の上などでは接眼側に重心がある方が使いやすいとのことで、敢えてバランスを手前にしているそうです。前後のバランスを気にするのは天文ファンくらいで、この大型双眼鏡の需要自体は天文用では少ないので、用途の高い方にその機能を優先して設計しているので、そうなるのだと思います。

ところで、対空型の150mm x 25倍ですが、お値段は多少なら交渉にも応じられますので、観測所などの用途で欲しいと思われている方はぜひご相談ください。他の商品とのトレードにも応じます。

今晩は、これから今年最後のアストロカーを使ったスターウォッチングがあります。天気は晴れていて良いのですが、問題はその寒さです。参加者は少ないですが、ダウンジャケットなど持ってきていないと思われるので、途中で離脱してしまうでしょう。去年は11月は無かったのですが、今年から11月も開催するとの事で入れてもらいましたが、しかし、流石にこの寒さなので参加者も少なくなる11月は止めた方が良さそうです。それと雪が少しでも降るとアストロカーは動かせないので、その安全も考えると10月末で終わらせる方が良さそうです。

大阪自然史フェスティバルとマイナス8度

2023-11-21 10:10:28 | ブログ


先週は、降雪のためにスターウォッチングが中止になったので、毎年開催している「大阪自然史フェスティバル2023」へ数年ぶりに出かけてきました。早速迎えてくれたのは、谷口高司鳥絵工房の谷口りつこさんでした。お二人で毎年星フェスに出展していただいており、最初のきっかけは手賀沼のJBFでしたので、それからもう長い事お付き合いさせていただいております。ですから、それ以来は、ほとんどストーカー的に先生ご夫妻が出ているイベントなどには、良く出かけております。今では星フェスの重鎮でもあり、良きアドバイザーであり、出展社であり、講師でもあり、大切な友人です。いつも感謝しております。

ただ、今年の星フェスでは「たまご式鳥絵塾」の参加者がわずか数人だったのが申し訳なくて、大阪のフェスティバルでは、土日の4日間で100人近い参加者があったそうです。参加者の数も桁違いですが、それ以前に星のイベントに参加してくれているのは場違いだと言われる人もおりますが、できれば来年以降は”自然”の部分を増やしてその参加がより意味のあるものにしていきたいと考えています。

このフェスティバルでは、色々と学べるところがあったので、それをボランティアの方々と共有して今後の開催に活かしていくつもりです。今年は少なかったですが、来年は長野県内で行われる自然のイベントには出来るだけ参加したいと思っています。



フェスティバルの後は、京都へ立ち寄って改造をお願いしていた赤道儀などを引き上げて、ついでにユーハン工業の会長さんなどと食事をしてから福井県の海辺にあるマリンピアに泊まって少し海を見て帰ってきました。泊まってみて分かったのですが、とても素敵なホテルでした。施設は町で作ったものですが、その管理は指定管理者によって行われているそうです。ただ一つ難点はお風呂が隣の別施設を利用しているので、その営業時間にしか入れない事でした。流石に午後8時30分までしか入れない事や朝も入れない事は、一種のリゾートホテルとしてはダメでしょう。しかし、それでも10,000円以下で一人で泊まれるのは魅力です。

ただ、帰りに驚いた事があるのですが、高速へ乗るまでに海を少し見たいと思って、道路沿いの駐車場をいくつか見つけたのですが、その全てが入場禁止になっており、駐車ができませんでした。とても広い駐車場がいくつもあったのですが、近くのコンビニで聞いたところ、車中泊をされてゴミを放置する人や釣りをして海に落ちてしまう人などマナーが悪い利用者が多かったので、夏以外へ閉鎖されたようです。何だか複雑ですが、せっかくいい場所にホテルなどがあっても、海に近づけないようにしているのは、観光を一つの売り物にしている場所ではあり得ない対応です。もう少し他に対応方法が無いのか考えてみるべきかもしれません。しかし、日本人は海外ではとかくマナーが良いと言われておりますが、国内では公共の施設などの使い方では、先進国の中ではワーストワンと言ってもいいでしょう。それが無料だと余計に悪いので、いっその事有料にすれば良いかもしれません。



今朝の外気温ですが、何と!マイナス8度です。間違いなく今季最低の気温です。都会暮らしの人は驚かれると思いますが、11月でマイナス8度とは驚きです。普通は12月を過ぎないと無い気温ですが、今年は10月末にもマイナス5度を記録しているので、今年の冬は寒くて雪が多いかもしれません。また燃料代が大きくなってきます。うちにある二つのタンクで600リッターが入りますが、それでも一ヶ月持ちません。それ以外にも20リッタータンクを何本か使うので、石油代だけでも月に10万円を超えるほどです。動かないでコタツで暖をとっていればその電気代だけで済みますが、動き回っているので、それは不可能です。周辺の家のお年寄りは冬は家でおとなしくしているので、それほど燃料費はかかっていないでしょう。

とにかく、田舎暮らしはお金がかかります。田舎暮らしを趣味にしているような人は、それなりに工夫して生活をしていると思いますが、うちはそんな事をしていたら仕事も店も出来ませんので、仕方なくやっています。

初雪でも最強なTeleGizmosカバー まもなく入荷します

2023-11-18 08:12:42 | ブログ


今朝起きると、今年初の降雪でした。まだ数センチ程度ですが、天気予報ではこれ以上は降らないみたいです。今日は今年最後のスターウォッチングをガトーキングダム小海で開催するので、何とか夜は晴れて欲しいものです。そろそろ車もスタッドレスタイヤに交換すべき時ですが、今月一杯はまだノーマルのままで済ませますが、来月に入って直ぐにTOYOTAでの12ヶ月点検があるので、それに合わせて交換しようと思っています。自分でも交換はできるのですが、点検で一緒にやれば無料でやってくれるので、それに合わせてやります。ただ、交換してもほとんど雪が最近は降らないので、タイヤを減らすだけですので、逆にタイヤチェーンにするか、冬は4WDの軽トラックに乗るようにすれば節約できますが、ちょっと遠方へ行く事もあるので、仕方なく交換しています。



店の庭では3種類のTeleGizmosカバーを使っていますが、一番長いもので8年使っています。それでも全く問題なく使い続けているのは、このカバーの耐久性の高さからです。国内で販売されているものは、雨風に耐えられても紫外線でほとんどダメになるので、それに対する耐久性が高くないと、長い事使い続けられません。元々このカバーは、NASAが宇宙開発のために開発して特殊な生地を使っているので、宇宙空間での紫外線の強さに耐えられるほどの耐久性があります。ですから、地球上で使っても全くダメージがありません。よって長い事継続して愛機を守ってくれています。

良いものである事は当然分かっていますが、当店の在庫がほとんど無い状態になっておりますが、円相場の状況を見て発注するつもりでした。しかし、今のドル=150円はまだこの先しばらくは続くようなので、最近になって大量に発注しました。したがって来月初旬には入荷する見込みですが、販売価格の見直しが必要になると思います。ただし、今月中にご注文をいただければ今の価格のままでご注文いただけます。仮に価格改定をする場合でも11月中にご注文いただいた場合には、ご注文時の価格で販売させていただきます。ただし、ご注文いただいても入荷までしばらくお待ちいただきますので、ご了承ください。

一つのカバーがモデルによっては、30,000円を超えるものもありますが、これがある事で庭に天文台が出来上がると考えていただければ、格安で天文台が出来て、尚且つ使う時はカバーを外すだけなので、ある意味天文台より機動性が高くて、特に年配の方々には少しでも時間があれば観測ができるので、その都度思い機材を運ぶ必要が無いので精神的肉体的にも良いかと思います。また、カバーを被せているだけなので、シュミカセなどの温度順応が早くなるので、そいいったメリットもあるでしょう。まだお持ちでない方、持っているがまだ他に用途がある方はぜひご購入をご検討ください。

笠井トレーディング GS-250CCが入荷しました

2023-11-16 17:05:27 | ブログ


笠井トレーディング GS-250CCが入荷しました。と言っても中古品ですが、ほとんど使われていないそうで、当店のお客様から買い取りさせていただきました。現物を見るのは初めてですが、素晴らしい作りで、デザイン的にも惚れ惚れするほどの製品です。とりあえずスカイウォッチャーのEQ8R赤道儀に乗せていますが、次に晴れた時に一度使ってみます。重量は16kgですが、25cmのカセグレンとしては軽量な部類です。見た目ゴッツイ感じで10インチとは思えませんが、全長が長くないので、赤道儀のペイロードさえ超えなければ問題なく使えるでしょう。



クラシカルカーボンという事ですが、カーボンを使っているのは、トラス状のパイプだけで、他はアルミ合金などで軽量化されています。一般的なアルミパイプで作られている10インチ反射などと違って、その作りが非常に精巧で、頑丈に作られているので簡単には光軸は狂わない構造になっているようです。光学的な性能については、愛用されている方からは高い評価が得られています。



主鏡セルに近い部分だけはパイプ構造になっていますが、それをさらに周囲のカーボンパイプや厚手のリングで補強されているので、ここまで必要なのか?と思うほどです。内部にはファンが入っているようですが、果たしてそれが必要かどうか分かりません。主鏡をチリなどから保護する目的でFRPのキャップが付いていますが、とても素晴らしい作りです。



副鏡ユニットにもキャップが付いていて、汚れるのを防いでくれています。とにかく細部に至るまで高価な製品だけあって良く作られています。元の所有者さんは、EM200に乗せていたそうですが、移動用だったので16kgという重量がネックになって使用頻度が激減してついには当店でお引き取りすることになりました。しかし、以前から気になっていた製品なので、しばらく使ってみてから売るかどうかの判断をしたいと思います。実際に使う場合は、庭に設置してある自動導入化したNJP赤道儀に乗せようと思います。



接眼部は、バックフォーカスが十分過ぎるほどあるクレイフォード式のフォーカサー仕様になっています。オプションでさらに高精度なフォーカサーも用意されているようですが、とりあえずはこれで良いでしょう。使用感については、また後日書かせていただきます。現物を見たい方はしばらくはお店に展示しておきますので、お越しいただければと思います。

Seestar S50で撮りました!

2023-11-15 19:10:21 | 初心者のための電視観望


このところ毎日のように晴れているので、お気軽電視観望のSeestar S50でいくつかの天体を撮影してみました。M42は写しやすい天体ですが、数分でこんな感じに撮れます。一応20分程度の露出ですが、もう少し写っても良いかと思いました。



M27は、何度撮っても綺麗に写ります。ただし使っている場所の空次第でもあるので、どこでもこんな写りにはならないとは思います。撮影は店の庭で放置して室内でタブレットを操作してテレビを見ながらやっているので、メチャメチャお気軽というか、横着してやっています。



ちょっとこの天体の名前というか番号を忘れてしまいましたが、NGC7293です。初めて撮影しました。デジカメでも撮った事の無い天体でしたが、Seestarでこんなに写るのは驚きです。それも誰でも撮れるのですから驚きです。空の条件さえ良ければカタログを作れるくらい色々な天体を撮る事ができるので、ゲーム感覚で操作して写真が撮れるので、とっても楽しいです。



アンドロメダは、今ひとつ写りが良くないので空の明るいところだと厳しいかもしれません。ZWOのカメラを使って60mmガイドスコープで撮れば30秒露出で腕の部分まで綺麗にM31が写りますが、10秒露出のスタッキングでは今ひとつです。将来的にもう少し露出が増やせるようになれば良いですが、経緯台なので、視野回転の問題があるので、30秒も露出してしまうとその後の補正が大変なので、敢えて10秒露出に限定しているのかもしれません。

今後このSeestar S50の後継機が出てくると思いますが、対物レンズのサイズやCCDのサイズが大きくなったりしても経緯台である以上は、撮影に限界があるので、いずれは赤道儀タイプが出るかもしれません。ただし、あまり高スペックを求めすぎると、本来の初心者でも気軽に天体撮影ができる。というコンセプトから外れてしまうかもしれないので、あまり多くを望まないで気軽に遊び感覚で使うのが良いのかもしれません。スターウォッチングでもショー的な要素で使ってみるのも面白いでしょう。

つい最近の話ですが、お客さんから13歳の子供が天体望遠鏡を欲しがっているとの事で相談を受けましたが、当店に在庫のある望遠鏡lで十分だったのですが、アンドロメダを撮りたい。というので、それならと教えたのは、このSeestar S50でした。予算は10万円くらいはあるとの事でしたので、子供さんの事も考えると現状ではSeestarしか無いと思ったので、当店の売り上げにはなりませんが、他店で購入される事を伝えました。しかし、父親からはちょっと不服そうな印象を受けましたが、そのあとどうされたかは不明です。

久しぶりのご来店でNinja 320をご購入していただきました

2023-11-11 17:07:57 | ブログ


このところしばらくお店へのご来店はありませんでしたが、今日は名古屋から商品購入のためにご来店いただきました。うちに中古品のNinja 320があったのですが、当初直ぐには売る予定が無くてどうしようかと思っていたところ、星フェスに来られてたまたまNinja 320が欲しいと言われたので、販売する事になって今日の来店となりました。以前にも大型双眼鏡をご購入いただいていたのですが、また来店されて購入してくれたのは嬉しい限りです。今晩は、野辺山で泊まって購入されたNinja 320で星を見て帰られるようです。奥様とお二人で来られたのですが、やはり財布の紐を握っているのは奥様のようです。これこそが家庭円満の秘訣なのかもしれません。



Ninja 320は、当店へ来てから何度か覗きましたが、その見え味が素晴らしいのに驚きました。しかしもっと驚いたのは、その軽さからくる機動性です。3つに分けて運べるので、年寄りにはとても優しい望遠鏡です。Ninjaシリーズは、40cmと50cmもあるようですが、その中でも320が最も使いやすいと思います。今回は手放しましたが、また機会があれば中古品を探しても欲しいと思いますし、以前は何度か軽量ドブソニアンを作っていましたが、もう少しデザインも優れて持ち運びして簡単に使えるものを作ってみたくなりました。20cmに関しては、数年前から作りかけがありますが、来年中には完成させるのと、新たな30cmのドブを作ってみたいものです。ドブソニアンの軽量化は、より星空環境の良い海外へ持っていく際には必要になるので、もうすこしデザインより使いやすさを重視したものを作ってみたいと考えています。

昨日と今日は、本来なら星フェスの開催日でしたが、今日から開催されているアドベンチャーレースのせいで2週間前倒しになりました。しかし、結果的に天気が悪かったので、前倒しして正解でした。星フェスはホテルの協力があって開催されていますが、そこは営業施設なので、売り上げの事を考えて星フェスを動かす事になりましたが、最初にその話を聞いた時は驚きました。このアドベンチャーレースは今年だけなので、来年はその影響はありません。しかし、また何かあれば移動させられる事もあるでしょう。

Seestar S50用のタブレットPCが10,000円?

2023-11-08 15:36:10 | 初心者のための電視観望


星フェスがようやく終わったので、今日から少しづつ預かっているCORONADO Solar Maxなどの修理とメンテ作業をやっていきます。このSM90は、BF30が劣化しているようなのですが、まだ見ていないので、明日以降に太陽を見てその状態をまずは確認します。他にももう一本のSM90を預かっているので、それも合わせて見ていきます。ブロッキングフィルターの修理も複数件来ておりますし、PSTも預かっています。しばらくは好天に恵まれるので、この作業をやりつつ他のお待たせしている製作もやっていきます。



ZWOのSeestar S50を使うのに、アンドロイドのスマホを使っていましたが、画面が小さいので、より大きいタブレットPCを購入しました。驚くことに10,000円ちょっとしかしませんでしたが、きちんと使えます。10インチのタブレットPCが10Kで買えるのだから驚きです。いったい原価がいくらなのかと不思議に思ってしまいます。このタブレットで出来ればHDMI経由でプロジェクターなどで投影したいですが、Type-C端子からHDMIに出力できるかどうか分かりません。



太陽を写して見ましたが、自動導入が上手くいきません。何故だか分かりませんが、まともに導入出来たことが一度もありません。星雲や星団は正確に導入してくれるのですが、何故か太陽はダメです。そんな時のためにファインダーを取り付けようかと思っています。ただし取り付け方が問題です。今夜は晴れそうなので、しばらくぶりで使ってみようかと思います。