
タカハシTOA-130ns鏡筒などを買い取りさせていただきましたので、早速愛機NJP赤道儀に乗せて使ってみました。13cmの屈折望遠鏡ですが、結構な重量があります。このTOA-130は、新たにTOA-150にするので引き取って欲しいとの事でご縁があって当店へ来ましたが、ほとんど使っていらっしゃらなかったようで、対物レンズにはホコリさえ付着していないくらい綺麗な状態です。正直使うのを躊躇するくらいです。接眼部は、タカハシの1:10のマイクロフォーカス仕様になっていますが、手元にStarlights Instrumentのフェザータッチマイクロフォーカサーがあるので、それに交換しようと思っています。ただし、交換するのはラック&ピニオン部品だけです。フォーカシングのスムーズさは、いくら優秀なタカハシ製品より優れているので、TOA-130Nにはピッタリマッチします。
昨夜は晴れていましたが、木星を最初に見てからプレアデスなども見ましたが、気流の状態が非常に悪くて本来のこの製品の良さを確認できなかったので、早々に止めました。これからしばらくはこんな状態なので、仕方ありません。

できれば隣のFCT-150と比較してみたいですが、空がベストな状態でないと比較になりません。TOA-130も最初に見た時は大きいと思いましたが、FCT-150はそれをさらに上回るサイズです。この2本の鏡筒は、どちらもタカハシが誇る最高性能の製品です。ただしFCTは30年以上前の製品ですので、現行販売されている製品と比較する事自体に無理があるかもしれませせん。それでもその当時の技術がどの程度だったのかを知りたいという欲求があるので、とりあえず130と比較してから知人が近くに観測所を持っていて、そこにTOA-150があるので、比較させてもらおうと楽しみにしています。

今日の松原湖ですが、早朝からずっと雨です。少しだけ凍結しかけたのがこれでまた元通りです。松原湖は小海町で唯一の観光地ですし、ここが盛り上がらないと町の観光政策も盛り上がりません。年末年始に松原湖が全面凍結してワカサギ釣りができると、数百人くらいの観光客が訪れますが、それができないと釣りが目的で来る親父さんたちだけです。町が年間で使っている観光に使う予算はどのくらいか分かりませんが、その使い方が費用対効果で考えると到底合わないものではないかと考えています。そこは民間と行政のお金の使い方の考え方によるものなので、何とも言いようが無いです。しかし、暖かい冬は住んでいる者にはありがたいですが、その寒さが観光という生活に直結している人たちには大変な事でしょう。

この農業用らしきテントは、今シーズンから稼働しているものですが、その利用料は@3,500円と結構高いです。誰が作ったのかは分かりませんが、今日も見たところ20人程度は利用しているようなので、まぁまぁでしょう。
今年も残り数時間となりましたが、仕事以外の事で色々と忙しい年でした。アストロカーの稼働は40日程度でしたので、その維持費を賄うのには十分な収入になっています。来年の予定はもう決まっていますが、同様な稼働日になりそうです。実店舗の方は土日しか営業をしていないこともあって、それほど多くはありませんが、それが無かったらお客さんとの交友を深めたりはできなかったと思いますので、大きな費用をかけて店を作りましたが、少しづつその効果は現れてきているようです。ただ、お店をOPENしてから買い取った商品などが相当場所を取っているので、それを少しづつ販売して行こうと思います。来年の星フェスは、今の所開催予定です。11月8日〜9日の二日間になります。来年度はこれまでやりたいと思っていた「手作り天体望遠鏡コンテスト」をやりたいと思っています。今の元気のない望遠鏡メーカーを元気づけることを一つの大きなコンセプトとしています。豪華な景品などを用意できるように考えて動いて行きますので、「メーカーにこんな製品を作って欲しい!」という思いが強い人はぜひともご参加ください。他にもこれから色々と新たなプログラムを考えてより面白い星フェスに皆で作り上げて行きますので、参加されたことのない方はぜひご参加ください。
本年も当店をご利用いただき、またこのブログへもご訪問いただいた皆様に感謝致します!来年も皆様には良いお年でありますことを願っております。