こんな物をお作りしました。お客様からのご要望で、APP-130TLに当店のTK-ALZM Jr微動雲台を乗せて使われるそうです。このAPP-130TL三脚はとってもいいのですが、カメラ三脚として使うには三脚ネジアダプターが必要です。実は初めて作ったのですが、今後は製作して常時在庫品にしておくつもりです。
こちらも今日入荷した先日ブログに書いた「CORONADO Solar Max 90 フロントエタロンフィルター」です。SM2はインターナルタイプですが、旧CORONADO製品は対物レンズ前に装着するタイプになっています。旧製品ですが、未だに愛用されている方も多く、現Meade製品と違って検品などしなくてもその性能がきちんと発揮してくれたので高価であっても安心して使えました。まだ当方で検品はしておりませんが、米国側では太陽を見て検品をしてくれているので、問題なく良く見えることが確認できています。このSME90は今日から販売致します。
「PENTAX-DA★11-18mmF2.8ED DC AW」レンズが今日届きました。早速K-70に取付けてみました。11mm(17mm)で見ると視野がかなり広く感じます。3年前にニュージーランドで初めてK-70を使った際に合わせて使っていたのが、「PENTAX HD D FA 15-30mm F2.8 ED SDM WR」です。この組み合わせで撮影した写真は2年前のCP+でも展示されていましたので、ご覧になった方もいらっしゃるでしょう。APS-Cサイズにフルサイズレンズを使ったので、とってももったいなかったですが、その時は他に選択肢が無かったので、やむなく使いました。しかし来週の撮影ではこの11-18mmを使います。
このレンズが星向きだと言える理由が「フォーカスクランプ機構」です。スイッチをONにすることでフォーカスリングとフォーカスレンズ群の連動が解除される、従来製品にはないフォーカシング機構です。精密なピント合わせの後に不用意にピント位置が動いてしまうことを防止することで、星景や天体撮影時の使い勝手を向上しています。他社製品には無い画期的な機能です。これが無いとピント位置を再現するためにガムテープで固定したり、印を付けたりと皆苦労されているはずです。
超広角レンズですが、レンズ前玉が飛び出していないので、82mmのフィルターが使えます。私の場合はシグマレンズ用に82mmのフィルター枠を製作して使っていますが、これがそのまま適合しますので有り難いです。フィルターが海外製のプロ用フィルターで枠が無いと使えない代物です。自分の意図する絵を撮るためには必要に応じて機材を作ります。費用については二の次です。
2台のメイン撮影機材です。K-1 Mark IIとK-70ですが、いずれもアストロトレーサーが装備されているので、世界中何処へ行っても星空を追尾してくれます。アストロトレーサーは単に星を追尾するだけなので、ポラリエがあればいいと思われるかもしれませんが、カメラ単体で撮影ができるというのは、極端な構図での撮影が可能となります。私が愛用する理由はまさにそこにあります。今回のバリ島でもその使い方が活かせるかどうか分かりませんが、2年前にK-70を持っていった際に十分使いこなせなかったので、今回はそのリベンジを果たしたいと考えています。ただ現地はまだ雨期なので晴天に恵まれるかどうか微妙なところです。
ところで明日3月1日〜2日は長野県北部へ所用で出かけます。発送は出せるものは出してから行きますが、2日の発送はできません。またお店については戻ってくるのが午後遅くなるかもしれないので、お休みだと考えてください。日曜日は営業しています。ご訪問していただくお客様がいらっしゃるので午後1時過ぎまではお店におります。お近くに来られてお立ち寄りになりたい場合には、お電話などでお知らせください。