おやじねこのテレスコ日記

ー八ヶ岳の登山口に住んでいる、テレスコ工作工房の店長のおやじねこが日々の出来事などをタイムリーに伝えています

旧CORONADO SME90あります

2019-02-28 18:15:34 | PENTAX望遠鏡


こんな物をお作りしました。お客様からのご要望で、APP-130TLに当店のTK-ALZM Jr微動雲台を乗せて使われるそうです。このAPP-130TL三脚はとってもいいのですが、カメラ三脚として使うには三脚ネジアダプターが必要です。実は初めて作ったのですが、今後は製作して常時在庫品にしておくつもりです。



こちらも今日入荷した先日ブログに書いた「CORONADO Solar Max 90 フロントエタロンフィルター」です。SM2はインターナルタイプですが、旧CORONADO製品は対物レンズ前に装着するタイプになっています。旧製品ですが、未だに愛用されている方も多く、現Meade製品と違って検品などしなくてもその性能がきちんと発揮してくれたので高価であっても安心して使えました。まだ当方で検品はしておりませんが、米国側では太陽を見て検品をしてくれているので、問題なく良く見えることが確認できています。このSME90は今日から販売致します。



「PENTAX-DA★11-18mmF2.8ED DC AW」レンズが今日届きました。早速K-70に取付けてみました。11mm(17mm)で見ると視野がかなり広く感じます。3年前にニュージーランドで初めてK-70を使った際に合わせて使っていたのが、「PENTAX HD D FA 15-30mm F2.8 ED SDM WR」です。この組み合わせで撮影した写真は2年前のCP+でも展示されていましたので、ご覧になった方もいらっしゃるでしょう。APS-Cサイズにフルサイズレンズを使ったので、とってももったいなかったですが、その時は他に選択肢が無かったので、やむなく使いました。しかし来週の撮影ではこの11-18mmを使います。



このレンズが星向きだと言える理由が「フォーカスクランプ機構」です。スイッチをONにすることでフォーカスリングとフォーカスレンズ群の連動が解除される、従来製品にはないフォーカシング機構です。精密なピント合わせの後に不用意にピント位置が動いてしまうことを防止することで、星景や天体撮影時の使い勝手を向上しています。他社製品には無い画期的な機能です。これが無いとピント位置を再現するためにガムテープで固定したり、印を付けたりと皆苦労されているはずです。



超広角レンズですが、レンズ前玉が飛び出していないので、82mmのフィルターが使えます。私の場合はシグマレンズ用に82mmのフィルター枠を製作して使っていますが、これがそのまま適合しますので有り難いです。フィルターが海外製のプロ用フィルターで枠が無いと使えない代物です。自分の意図する絵を撮るためには必要に応じて機材を作ります。費用については二の次です。



2台のメイン撮影機材です。K-1 Mark IIとK-70ですが、いずれもアストロトレーサーが装備されているので、世界中何処へ行っても星空を追尾してくれます。アストロトレーサーは単に星を追尾するだけなので、ポラリエがあればいいと思われるかもしれませんが、カメラ単体で撮影ができるというのは、極端な構図での撮影が可能となります。私が愛用する理由はまさにそこにあります。今回のバリ島でもその使い方が活かせるかどうか分かりませんが、2年前にK-70を持っていった際に十分使いこなせなかったので、今回はそのリベンジを果たしたいと考えています。ただ現地はまだ雨期なので晴天に恵まれるかどうか微妙なところです。

ところで明日3月1日〜2日は長野県北部へ所用で出かけます。発送は出せるものは出してから行きますが、2日の発送はできません。またお店については戻ってくるのが午後遅くなるかもしれないので、お休みだと考えてください。日曜日は営業しています。ご訪問していただくお客様がいらっしゃるので午後1時過ぎまではお店におります。お近くに来られてお立ち寄りになりたい場合には、お電話などでお知らせください。

ペンタックスの新しい神レンズ?

2019-02-27 15:59:13 | PENTAX望遠鏡


ペンタックスから新たなAPS-Cサイズ用の★スターレンズが出ました。「HD PENTAX-DA★11-18mmF2.8ED DC AW」です。スターレンズというだけあって星撮りを強く意識して設計されたレンズだそうです。ただ残念ながらフルサイズ対応ではないので、PENTAX K-1 MarkIIには使えません。当初新発売のアナウンスがメーカーからのメールで知った時には、"11-18mmでAPS-Cサイズ?”と11mmの超広角で使えるのだと勘違いしましたが、実際にはフルサイズ換算で17-27.5mm相当(ペンタックス APS-Cサイズ一眼レフカメラ装着時)ということでした。それなら今使っている「HD PENTAX-D FA 15-30mmF2.8ED SDM WR」より画角が狭いので、わざわざK-70で使う意味があるのだろうか?と考えてしまいました。

しかし、その価格に見合った光学性能だそうで、高いコントラストで天文ファンが最も気にする周辺像も良好で開放から使えるということです。またレンズ胴部も余計な飛び出しをなくしてヒーターを使う際に邪魔にならないことまで考えて設計されたそうです。耐寒性能もマイナス10度の動作保証をしています。しかし当地でも冬はマイナス20度にもなるので、普通に考えると使えないとなりますが、実際には他のメーカー品でもその数値を超えた環境で誰もが使っているので問題はなさそうです。

実は、明日このレンズが届きます。もちろん買ったものではなく、RICOHさんからお借りするものです。丁度来週からインドネシアのバリ島へ行くので、それで使うためにお借りしました。まだ発売されたばかりで、メーカーでも貸し出し機が出払ってしまって、うちに来るとは予想外でしたが、たまたま1台出て来たので貸してもらえることになりました。とりあえずまだ出発まで数日あるので、それまでに日本で使ってみたいと考えています。



今回バリ島へ持って行くカメラはこの3台の予定です。改造したEOS 6Dも持っていきたいですが、そうなるとポラリエ関連も全て一式必要になるので、重量規制の事やインドネシア税関の特殊な事情を考えて画像の機材だけにしました。PENTAX K-1 MarkII,K-70のいずれにもアストロトレーサー機能があるので、赤道儀は不要です。また撮影場所や位置にしばられない自由な構図で撮影ができるので、ほぼ赤道直下のバリ島には最適な機材構成です。コンデジが1台ありますが、RICOH GRIIです。このカメラは主に比較明合成ショットを撮るために持っていきます。コンデジの類ですが、CCDサイズがAPS-Cなので高解像度の絵作りができるので、海外へは常に持っていってます。この機材類に前述の「HD PENTAX-DA★11-18mmF2.8ED DC AW」が入ります。

この新型スターレンズについては、明日以降も使用感も含めて時折書かせていただきます。ペンタックスユーザーにはとっても気になるレンズのはずです。



昨日からこのリッチークレチアンR6/15cm/F9鏡筒のused品を販売しております。ウィルタネン彗星の撮影で何度か使っただけの新品同様品です。クレイフォードフォーカサー、1/10マイクロフォーカス付きで星雲星団だけでなく月惑星の撮影で威力を発揮してくれます。



鏡筒には多重バッフルが入っており迷光防止に役立っています。元々GSOで作られた商品ですが、アメリカのOPTがOEMで販売しています。台湾製ですがとても丁寧に作られた印象があります。日本では20cmタイプは販売されていますが、15cmタイプはありません。セレストロンのC-6を買うことを考えたらこちらを迷わずオススメ致します。

明日から横浜で日本カメラショーCP+が開催されます。残念ながら今年は予定が詰まっているので見送りました。見たいものも沢山ありますし、メーカー担当者と直接話す機会でもありますので、これまでは毎年行ってました。まぁ、ネットを見ていれば一般の方々がリポートしてくれるので、それを見て今年は良しとします。

名機が生まれ変わりました

2019-02-23 21:32:41 | Kenko ケンコー製品の改造改良


この画像はお客様からのご好意で使わせていただいております。Kenko スカイメモNSですが、フィルム時代にお世話になった天文ファンは多いはずです。私もその一人です。この画像を送ってくれた方のように、未だに愛用している方がいらっしゃるのは驚きというか、何か嬉しくなってしまいます。当時は200mmを15分露出で撮っていたことがありましたが、きちんと点像を維持してくれていました。今の時代でスカイメモNSと同等の追尾精度を持ったポータブル赤道儀は無いかもしれません。現行品はスカイメモRSですが、作り自体はモデルが変わっても大きく違わないので、無理に高い機種を買う必要もないでしょう。うちにもNSとRとRSの3機種が揃っています。久しぶりに3機種を使って比べてみたいものです。



こちらは、当店のオリジナル商品を組み込んだスカイメモNSの姿です。コンパクトになって使いやすくなっているはずです。一種の赤道儀的な使い方ができるようになるので、バランスがきちんととれていれば大きな機材でも楽に構図決めができます。この雲台ベースは、スカイメモRをニュージーランドで何度か使った経験から考案したものなので、自分的にはオリジナルよりは使いやすくなったと考えています。

画像のカメラレンズは広角ズームですので、スカイメモほどの追尾精度は要りません。このくらいならナノトラッカーやポラリエでも十分です。

ところで、今ショップでポラリエ本体のused品がお安く販売しております。PCB-EQ3セットと合わせてご注文いただければ、必需品のペットボトルアダプターが無料で付いてきます。まともに新品で買うとポラリエも結構なお値段ですので、まだポラリエをお持ちでない方はぜひご検討ください。

にゃんにゃんにゃんの日

2019-02-22 15:50:46 | ブログ


今日2月22日は、猫好きなら誰でも知っている「猫の日」です。画像に写っている猫は何匹いるか分かる人はいますかね?
実は8匹この中にいます。家の猫部屋には現在10匹の猫がおりますが、全て野良猫です。外にも大きな猫家があり、そこに先住猫が1匹おります。人間なら二人は楽に寝られるほどの大きな猫ハウスです。その他に毎日餌をあげている黒猫が2匹おりますので、トータル13匹の猫の面倒を見ています。もちろん家族が面倒を見てくれていますので、私は遊ぶだけです。うちの猫達は皆仲良しなので、寝る時はこんな感じで猫団子になっています。



猫をこれだけ飼っているといろいろ大変なことが多いですが、その癒し効果は絶大です。よくテレビで問題になって出ている猫屋敷は酷い有様ですが、うちは部屋自体を最初から猫の部屋として大工さんに頼んで作ってもらっているので、部屋は毎日掃除してとても綺麗です。猫砂も毎日掃除して週に一度は全交換しているので、匂いなども皆無です。猫は可愛い生き物ですが、飼ういじょうは責任を持てないと猫も可哀想です。11匹+2匹の猫は家族の一員として大切にしています。



ところで、太陽望遠鏡のお話ですが、ブロッキングフィルターが劣化してまともに太陽面が見えなくて諦めておられる方がいらっしゃるかもしれませんが、来週ブロッキングフィルターBF5が2点修理から戻ってきます。フィルターを完全に入れ替えているので、内容的には新品です。戻ってきてから販売する予定です。またもう一点旧CORONADO製品のSM90エタロンフィルターがused品で入ってきます。こちらも同じく販売予定です。この商品と合わせて修理品が戻ってきます。修理に出してから5ヶ月程度かかりましたが、ようやく終わって戻ってきます。また戻ってきてから内容をチェックしてご依頼者様へお返し致します。

TK-ALZM Jrを数台だけ販売します

2019-02-21 21:14:43 | ポータブル赤道儀関連


先週末でご予約分のTK-ALZM Jrをお届けしたので、予備分の数台だけ明日販売致します。Blueが1台とRedが3台あります。次はもう6月以降でないと作れませんので、先で使用される事がありましたら、今御購入されるといいでしょう。今年のGWは10連休でしかも新月期になるので南天遠征をされるには最適です。数ある微動雲台の中でもフリー操作できるのはこの微動雲台だけです。撮影していれば必ずやフリーでの視野調整が必要になります。そんな時には役立つはずです。数ある海外遠征の経験から必要と感じて作った微動雲台です。



SWAT 350をTK-ALZM4に乗せてみました。色合いもバランス的にもピッタリです。このTK-ALZM4もいずれは作る必要がありますが、まだ大分先の事です。

しばらくは特注製作も無いので、春以降の店舗と新たな仕事を勢力的にこなしていきます。ここ最近はやたらと忙しくて自分の時間がなかなか持てません。大好きな映画も見る時間もなかなかとれなくなりました。まぁ、そのほとんどは自分で新たな事を始めるのでそのために忙しくなっているだけですが、それもほどほどにしないと体をぶっ壊しかねません。年も年なので適度に休みをとったほうがいいかもしれません。

used TK-ALZM2あります

2019-02-20 16:42:29 | ブログ


最近入ってきた商品ですが、数年前に当店で製作販売していた「TK-ALZM2 微動雲台」の中古品があります。一応当店で分解して再度組み上げてネジも一部交換しましたので、機能的にも問題ありません。この1点限りですので、ご要望でしたらご注文ください。



お店からご依頼があって製作したタカハシEM400用ピラーヘッドアダプターです。通常のアダプターと違って二重構造なので製作が面倒でした。また新色のタカハシライトブルーカラーを調色して焼き付け塗装をしましたので、さらに手間がかかっています。今日、ようやく仕上がりましたので明日お店の方へ発送します。この部品の製作で一旦特注製作は春以降までお休みです。

ここ最近になって当店で販売している大型カーボン三脚を欲しがる方が結構いらっしゃいます。在庫が無くなってからご要望されても売る物が無ければどうすることもできません。せめて年明け早々だったら沢山在庫があったのですが、もう少し早くこの三脚の良さに気がついて欲しかったものです。

ところで今日はまるで春のような暖かさでした。この陽気のせいで凍結していた松原湖も解氷が近くなってきました。先日書いた氷上でのグランピングは、このままだと出来ずに冬が終わりそうです。せっかく高価なテントを買いましたが、使わずに来シーズンまで保管することになりそうです。しかしそれはあまりにもったいないので、夏の良い時にキャンプ三昧をしようかと考えています。できれば絶景のキャンプサイトに張りたいものです。

AXJ同時購入特典にて大型カーボン三脚差し上げます!

2019-02-19 16:26:01 | ご来訪者様への御知らせ


当店のオリジナル品の「スカイメモR/RS用雲台ベース」をスカイメモNSに使いたいというご要望があったので、雲台ベースの固定軸をNSに合わせて旋盤で削りました。当店のオリジナル商品の多くは外注で作ってもらっておりますが、部分的な修正やネジ加工などは自分でやっています。そのための工作機械はひととおり置いてあります。



珍しいカラーのスカイメモNSです。塗装の感じからしてKenkoからこの状態で販売していたのではないかと考えていますが、詳細はさだかではありません。今から30年前に初めてニュージーランドへ行った時に持っていったのがスカイメモNSでした。50kgのバックパックに登山道具と撮影機材を欲張って持っていきましたが、よくあんなことができたと今さらながら思います。まぁ、今でも60kgくらいの機材を持って行きますが、移動手段などが大きく変わったので、苦になることはありません。

もう2月も残す所あと9日になりました。考えると来週末から3月です。本当に月日が経つのが早いと年をとるたびに感じます。しかしもうこれからはマイナス20度なんて日が無くなって徐々に暖かくなってくるでしょう。やっと長い冬が終わりに近づいています。3月に入ってすぐにバリ島へ行くので、戻ってきたら日本はもう桜が咲いています。それ以降はまた忙しくなるので、その前に南国の島でリフレッシュしてきます。



お客様からのトレードインで入ってきたSWAT 350一式です。代わりにビクセン赤道儀をお買い上げいただきました。ここ数日使っていますが、高精度を謳っただけの機材です。一通り使ってから販売するかどうか考えますが、レンタル用に置いておくか展示用にするか悩むところです。FL55SSと三脚は店のもので、ウェイトシャフトもポラリエ用を使っています。



一つ超お得なお知らせがあります。当店でビクセンAXJ赤道儀をお買い上げいただいた方に、もれなく当店で販売してご好評の大型システマティックカーボン三脚を無料で差し上げます。ただしお一人だけです。去年も数台販売致しましたが、ユーザー様からは喜んでいただいております。

※大変申し訳ございません。当方の書き方が悪かったのですが、以前に購入された方から連絡が来てしまいまして、説明を読むと勘違いされてしまうので訂正します。AXJ赤道儀の同時購入特典ですので、既にショップにアップされているAXJ赤道儀をご注文いただければ、もれなく大型カーボン三脚が付いてくるという解釈です。以前に御購入いただいた方はその対象ではございません。ご理解をお願い致します。



この大型カーボン三脚は、残りこの1本だけとなりまして、もう製造もされていないのでこれが最後の1本となります。先日ご来店いただしたお客様も1本ご購入いただきましたが、それまで使われていたGITZO 3型とは全く別物で強度的にも信頼できるので安心できると喜んでおられました。このカーボン三脚と合わせて無料でお付けするSXGアダプターで総額8万円弱ほどの商品です。ビクセン純正のカーボン三脚が36mm径に対して、こちらは40mmありますので、AXJ赤道儀をのせても全く問題ないレベルです。

現在、SXP赤道儀やSXD赤道儀、或は他社製品をお使いの方でも当店の「トレードインシステム」によりよりお安く商品をお買い求めいただけるので、機材のアップグレードにぜひこのシステムをご利用ください。

TK-ALZM Jr 小型微動雲台が完成しました!

2019-02-16 18:41:28 | ポータブル赤道儀関連


今日でようやく全ての組み立て作業が終わって完成しました。明日から梱包していきますが、出せるのは月曜日になってからになります。今回はほとんどご予約の方にしか商品が行かないですが、予備として数台だけ残してあります。次回製作するにしても6月以降になると思うので、これでしばらくはオリジナル製作品の作業はありません。まもなくお届け致しますので、もう少しお待ちください。



塗装前のポラリエ雲台ベースですが、前処理でサンドブラストで表面を荒らしています。アルマイト処理をしたほうが簡単ですが、ポラリエに合わせて調色した塗料で焼き付け塗装をしたほうが遥かに見栄えがいいので、塗装仕上げにしています。この部品を塗装してから内部に固定軸を組み込んで仕上げていますが、この固定軸が無いとあの滑らかな回転が得られません。ある意味この回転時の滑らかさがPCB-EQ3の大切な部分です。



先日、ブログでも書いた「Starry Night Camping」に使用するNORDISK Asgard19.6というグランピング用テントですが、テント本体は日本のネットショップで注文しましたが、フロアーマットだけドイツのショップへ注文しました。それが今日届きました。日本で買うとフロアーマットだけで7万円ほどするので、値段が安かったドイツのアウトドアショップへ注文しました。結果的に4万円ほどで済みました。トータルでは13万円ほどですが、国内でフルセットで買うと20万円を超えるので、知恵を絞って安く入手しました。このテントを実際に氷上に張って
お試しで一晩泊まってみるつもりですが、いろいろと難しい部分がありそうです。

ポラリエ用極軸望遠鏡PF-LIIが入荷しました

2019-02-15 18:04:13 | ご来訪者様への御知らせ


今日は午後からずっとTK-ALZM Jrの組み立て作業をやっておりました。台数的には多くはありませんが、一台完成させるまでにすべきことは相当あるので、時間がかかります。画像の状態ではまだ完成しておらず、まだ既製品のネジ加工などの作業も明日やります。作業の合間にメールのやりとりをしたり家の作業の薪割りをしたりと、いくらでもやることがあります。ここ最近は大好きな映画鑑賞もなかなかじっくり見れなくなりました。しかし、決して無理をしているつもりはなく楽しみながらコツコツと目の前の作業をこなしています。

明日明後日は店舗OPENしますが、午前中はホームセンターへ買い物にでかけるので不在です。午後には戻ってきておりますが、まだTK-ALZM Jrの作業が残っているので、工場で作業をしています。そろそろ確定申告の書類を仕上げないといけないので、それを今月中に仕上げてから来月早々にインドネシアのバリ島へ撮影にでかけます。年に一度の「ニュピの日」と前日の「オゴオゴ」を撮影に行きます。ニュピは一種の正月のようなものですが、この日は町の街灯が消えて、火も使えないので晴れてくれれば素晴らしい南天の星空を町中から見ることができます。3月は雨期から乾期への移り変わりで天気は微妙ですが、晴れてくれれば2年ぶりの南十字星を見れます。インドネシアでは”ビンタンパリ”です。



今日入荷した「ポラリエ用極軸望遠鏡PF-LII」です。これがあるとないとではポラリエの使い方が大きく変わります。PCB-EQ3を本当の意味で活かすには、PF-Lが必要です。旧タイプより長さが短くなっているので、PCB-EQ3からレンズが飛び出さなくなりました。PF-Lを使っていて質問をいただくことがありますが、スイッチがありますが、ONにする方法は分かるが、OFFにする場合が分からないという方がおられます。もちろんマニュアルには書いてありますが、読まないで使うと戸惑います。OFFにする場合には放置しておけばオートパワーオフ機能で自然にOFFになります。3月のバリ島でPF-Lを使ってみようと考えておりますが、荷物をあまり増やしたくないので、今回はポラリエは持っていかず、PENTAX K-1 MK2のアストロトレーサーに頼るかもしれません。

2年前にPENTAX K-70を持っていって使った時にはノイズが多くて撮影画像は使えませんでしたが、今回はK-1MK2なので大丈夫だと考えています。薪ストーブの熱で30度になった室内でISO 3200と6400を使ってみましたが、ノイズが思っていたより少なかったので、今回は大丈夫でしょう。今回撮影する海岸部は夜でも25度以上はあるので、どこまで感度を上げられるかが悩みどころでした。

TK-ALZM Jrはまもなく完成です

2019-02-13 16:06:15 | ポータブル赤道儀関連


去年末からご注文いただいてお待たせしておりました、TK-ALZM Jr小型微動雲台ですが、今日から最終の組み立て調整作業に入りました。たぶん組み立てまで今週一杯はかかると思いますので、来週早々から順次発送させていただきます。またお支払いがお済みでない方々には本日メールにてご請求させていただきますので、メールをご確認いただきますようお願い致します。

数自体はそれほど多くはありませんが、部品やネジを一つ一つ1人でコツコツと組み上げていくので、とっても時間がかかります。しかし部品の一つ一つを自らデザインして図面を書いて作っていただいた物なので、愛着があります。単に仕入れて売るだけの商売が簡単でいいですが、自分としてはそれはやりたくないですし、面白みが全くないので、これからもオリジナル商品は作り続けたいと思っています。いずれにせよ、まもなくお届けできますので、今少しだけお待ちください。



こちらも当店のオリジナル品ですが、ポータブル赤道儀のToast Proのユニバーサルカメラアームです。1点はオーダーで作りましたが、余分にもう1点作りましたので在庫があります。たぶん2年ぶりくらいに作ったと思いますが、純正状態でしか使われたことのない方にはとっても便利な使い方ができるカメラアームです。Toast Proを使ったのは、もう7-8年前くらいだったと思います。使った場所はインドネシアのバリ島でした。その頃はまだ今ほどポータブル赤道儀が世に出ていなかった頃なので、持っているだけで目立ったものです。来月のCP+で新たな製品がいろいろ出ると思いますが、たぶんポータブル赤道儀も新たな機種が展示されるかもしれません。

今年のCP+は、会場マップを見た限りでは望遠鏡コーナーがとっても寂しくなっていました。ビクセンとニコンが大きな場所を中央寄りにとっており、そのちょっと下にトミーテックがあります。サイトロンジャパンは、コーナー自体は大きいですが、カメラコーナー的な扱いのようで望遠鏡コーナーから離れていました。セミナーでも今年は天文関係のものはないようで、タイムラプスのセミナーが一つあるだけでした。天文業界が大人しいのは、日本だけではないようで、アメリカでも同様みたいです。以前は大きな天文ショーが年に何度か開催されていましたが、今は著名なスターパーティーだけが生き残っている感じです。4月のNEAFも無くなるような事を言ってましたが、今年は4月6-7日に開催するようです。アメリカの天文イベントは数多く見てきましたが、NEAFだけは一度も行ったことがありません。