おやじねこのテレスコ日記

ー八ヶ岳の登山口に住んでいる、テレスコ工作工房の店長のおやじねこが日々の出来事などをタイムリーに伝えています

PENTAX K-1 Mark II J Limited01が届きました!

2021-04-30 16:57:57 | 新製品等のご紹介


届いたのは昨日ですが、今日開封して中身を確認しました。今日が初見という事になりますが、実はちょっと前にRICOH社の営業さんが当店へ来店された際にK-3 Mark IIIと一緒に現物を拝見しているので、驚いたという感じではありません。しかし、何度見てもこの真っ赤で落ち着いたスカーレットルージュカラーのボディは目が覚めるような色合いで撮影する楽しみを味あわせてくれそうです。



まず元箱が、これまでのPENTAXのとは大分違っており、流石に30万円以上する高級カメラである事を感じさせてくれます。表面がザラザラした感じで特殊ラミネート加工された材質で作られているようです。しかしこの元箱を使うのは、最初の開封時か要らなくなって売る時くらいだと思います。



開封して全て取り出してみるとこんな内容物です。これは通常のK-1 Mark IIと同じだと思いますが、一つだけ違う物が入っています。



これが「トップカバーA」という付属部品ですが、これがまたビックリです。



トップカバーAにも「PENTAX」の刻印ロゴが入っています。



実は、これが中々小憎い演出で、トップカバーAの他に既に取り付けてあるトップカバーBとでも言いますか、2種類のカバーが付いています。従ってTPOに合わせて3種類の姿になるのです。まぁ、こんな物が撮影に必要なのか?と言われると、そうではないですが、遊び心をくすぐるようなRICOHさんの演出には驚きです。根っからのPENTAXファンは喜ぶと思います。



ただ、このトップカバーAを取り付けると、ガンダム風で超クールなK-1 Mark IIになるのですが、使用するレンズによっては距離計窓が見えなくなります。まぁ、昔のように天体撮影をする際に距離目盛を見てピント合わせをする事は今のレンズではあまり無いと思うので、そこは気にする事もありません。少し横から見れば見えるので問題ないでしょう。



グリップもこんな感じでですが、何故2種類の部品を組み合わせているのかそこだけが分かりません。



反対側もこんな感じです。こちらは一つに統一されてゴムタイプになっています。スイッチ類は通常のK-1 Mark IIと同じです。今回のJ Limited01は、基本外装とデザインンを変えたのと、フォトグラファーセッティングという、二人の写真家モードをU5ダイヤルで写真家と同じセッティングで風景撮影ができるようにしたもので、それ以外は通常のK-1 Mark IIと同じです。これだけの事で通常価格より10万円程度高いのは、他社製品を普段から使われている方には理解できないかもしれませんが、私的には、最初にこのカメラの発売を知ってから、それまでK-1 Mark IIをまた購入するか悩んでいたのが一発で飛んでしまって、気がついたら注文していたという感じです。



去年の2月にニュージーランド北島のニュープリマスのホテルで車上荒らしで200万円以上の機材を盗まれてから、PENTAXカメラを買い直すまでに1年以上の月日が流れました。星空を撮れるアストロトレーサー機能を持ったK-70は、以前のシルバーモデルからブラックモデルになりました。K-1 Mark IIは、通常モデルからJ Limited01スカーレットルージュになって戻ってきました。レンズは、HD PENTAX-D FA 15-30mmF2.8ED SDM WRとHD PENTAX-DA☆11-18mmF2.8ED DC AWになりました。11-18mmは、前回は借りていって盗難に遭っているので、それはやむなく弁済となりました。

これらの機材を買い戻す上でRICOHさんの全面的な協力があってこその事なので、普段から当店を色々な形でサポートしてくれているのでとても感謝しています。

とにかく、これであの悪夢の日からほぼ100%所有していたカメラ機材が戻ってきたので、5月に入ってから精力的に撮影をしていきます。実は昨日まで乗鞍方面へ泊りがけで行っており、29日の乗鞍岳春山バスの一番で上に上がって下見をする予定でしたが、雨と雪でバス運行が中止となったのでそのまま帰宅しました。

あのeVScopeより素晴らしい電視観望セット?

2021-04-26 18:17:57 | 初心者のためのお気軽天体撮影


巷では怪しい「eVscope」や「Unisteller」なる電視観望できる天体望遠鏡lが話題になって、聞いた話では世界でバカ売れしているそうです。当店にも日本の担当者から「御社で扱いませんか?」みたいなメールがだいぶ前に来ましたが、商品を見た瞬間その貧弱さが分かったので無視しておりました。つい最近もオークションで35万円以上で落札されておりましたが、流石に驚きました。海外の取引先からも新品同様のeVscope があるので要らないか?と聞いて来ましたが、日本円で30万円以下でしたが要らないと回答しました。

その商品が良いか悪いかは単純には判断できないのでここでは控えますが、40万円近い金額を支払ってあのeVscopeを買うのであれば、これから紹介するスカイウォッチャーAZ-GTiと60mmガイドスコープ、ZWOカメラをセットにして購入された方が遥かにお安くて汎用性も高く、見たイメージを撮影したり楽しめるので、超オススメです。

このAZ-GTiは、先日から当店で在庫があるのでご注文も多くいただきましたが、この「スマホでGOTO」できる自動導入架台とカメラ類をセットにした価格は、10万円以下です。こういう機材は使いこなすのは難しいと考えられがちですが、単に電視観望を目的とするだけなら初心者でもそれほど難しい事はありません。



60mmガイドスコープは、眼視での使えますし、このようにZWOの天体用CCDカメラを取り付けてPCやスマホで星雲や星団を見る事もできるので、オールマイティーなミニ天体望遠鏡です。

今日も望遠鏡などを納品予定の宿泊施設の支配人が「eVscopeはどうですか?」と聞かれたので、それを買うくらいならビクセンの自動導入赤道儀が買えるので止めましょうとアドバイスしました。今週その施設へ行った際にこのAZ-GTiを使った電視観望セットもおすすめしようと考えていますが、全くの素人なので、使えるところまでサポートしてあげないと使えないので、そこも悩むところです。しかし、今の機材は天体観測に詳しいというより、デジタル機器を使いこなせるか?、というハードルを乗り越える事ができるかが使いこなすために重要です。まぁ、そうは言っても私が使えているので誰でも使えるとは考えています。



という事で、この超コンパクトで汎用性も高い「お気軽電視観望セット」はZWOカメラも含めて当店で販売します。これからその需要も徐々に増えてくるだろうと考えています。要は一般の天文ファンでない人達にどれだけ認知してもらい、使ってもらえるようにするかを考える事が大切です。それは単に商品を販売するだけでなく、良いものを広く多くの人達に伝える事も私達天体望遠鏡販売店の使命でもあります。

スマホでGOTOできる最強のAZ-GTi自動導入経緯台入荷しました!

2021-04-24 12:45:46 | PENTAX望遠鏡


当店で今まで販売していなかった大人気の自動導入WiFi経緯台「スカイウォッチャーAZ-GTi」ですが、本日入荷して販売しております。もちろん在庫品です。既に数名の方々から待っていましたとばかりにご注文いただいております。しばらく国内ではコロナ禍による製造の遅れから在庫無し状態になっておりましたが、数ヶ月発注から待ってようやく本日入荷しました。



AZ-GTiの何と言っても素晴らしいのは、スマホで天体を自動導入できる事です。また当然ですが自動追尾してくれるので天体の撮影も可能です。またポータブル赤道儀としても機能するので、広角〜中望遠くらいのカメラレンズであれば追尾撮影が可能です。最近流行ってる「電視観望」にも当然使えます。まだ私自身はこのAZ-GTiではやっていないのですが、ご要望もあるので、近いうちに搭載する望遠鏡を決めて極力費用のかからない「お気軽電視観望セット」を販売したいと考えています。今回はその先駆けとして仕入れています。

このAZ-GTiでどの程度の機材まで乗せて使えるのか試しておりませんが、せめて10cmクラスの反射望遠鏡か6-8cmクラスの短焦点鏡筒は問題なく搭載できると考えているので、それでシステムを組んでみたいと思っています。

今後このAZ-GTiは継続して当店で販売していきますので、今後の展開として当店のオリジナルパーツとのお得な商品も考えていきます。今回販売している商品は本体のみで、三脚などは付いておりませんが、三脚は市販の三脚ならあまり貧弱なものでなければどれでも使えます。

いよいよGWへ入っていきますが、緊急事態宣言によって人の動きもある程度は静かになっていくと考えています。来週時間があれば29日からの乗鞍岳春山バスで上に上がろうと計画しています。もちろんまだ畳平までは行けないので、とりあえず位ケ原山荘まで行ってそこから歩いて撮影ポイントまで行って下見をしてこようと思っています。撮影自体は5月に入ってからですが、その前に現地の雪の状況などを下見しておこうと思っています。ただ、春山バスの運行が決まるのは26日なので、それ以降にどうするか決めます。

白駒池ーメルヘン街道開通しました!

2021-04-22 17:48:55 | ブログ


今日4月22日の午前11時に小海町から麦草峠ー白駒池へ至るメルヘン街道が開通しました。昨夜は午前1時過ぎに白駒池まで上がって星空の撮影をしました。そのせいで今も睡魔に襲われています。真夜中の白駒池は誰もいないので、静寂そのものです。音と言えば時折する氷が割れる音と風の音だけです。



撮影に持っていった機材はカメラ2台とポラリエ+PCB-EQ3と携帯に便利なカーボン三脚だけです。白駒池まではE-Bikeでレストハウスふるさとから上がりました。真夜中に乗るのは初めてでしたが、暗くて寒い以外は意外と快適でした。心配だったのは熊が出てこないかですが、自転車のチャイムを鳴らしながら恐々上がって行きました。以前からE-Bikeを使って星空撮影をしようと思ってましたが、ようやく実体験できました。しかしこれからは車で上がれるのでしばらくはE-Bikeで上がる事はないでしょう。



いて座の銀河の濃い部分が白駒荘の灯と重なって邪魔になっています。星空撮影をする人には邪魔な存在ですが、山小屋のある場所を夜間に知らせるためには必要なのでしょう。しかし泊まっていれば1時間くらい消して欲しいと言えばやってくれるかもしれません。
今年のGWもコロナで登山者なども激減すると思いますが、麦草峠は長野県の中でも数少ない車で2000メートルオーバーまで上がれる貴重な場所です。当店から30分で上がれるので、近くにこんな場所があるのはとても素晴らしい事です。



来週からGWに入りますが、コロナ感染者が増加の一途をたどっています。GWは皆が大人しくしていてくれれば良いのですが、去年みたいな事にはならないと考えています。皆がコロナに慣れてしまっており、コロナの本当の怖さをマスコミも伝えきれていないので、一般人には緊張感がありません。自分も高齢者の一人なので、感染しないように気をつけて行動をしていますが、それでも防げない部分もあるので、どこまで頑張れるのか正直分かりません。

天空のレストラン

2021-04-20 16:44:51 | ブログ


昨夜撮影した夏の銀河です。撮影場所は、一部の天文ファンが良く利用している「レストハウスふるさと」標高1700メートルの駐車場です。レストランはまだ営業しておりませんが、そろそろ開店すると思います。星を見る撮影するには素晴らしい環境にあるのですが、残念な事に一年の半分しか営業していません。施設自体は小海町のものですが、外部に委託して運営してもらっています。年内にこの場所に展望台を作るそうですが、たいしたものではありません。どうせなら星の観察や撮影に使えるものにして欲しいと思っています。

昨夜は本来なら白駒池へ上がって撮影する予定でしたが、ゲート前まで行ったら凄い風で飛ばされそうだったので中止しました。その代わりにレストハウスふるさとで午前4時まで撮影したいました。天気は良かったですが、空気中のダストなどが多く透明度の低い空でした。今日も良く晴れていますが、やはり透明度が良くなくて眠い空なのでもう一度チャレンジしようと思いましたが、取りやめます。世界一の星空と言われているニュージーランドでもその日その日で空の状態が違うので、初めて行った方などは気が付きませんが、私くらい数をこなしていれば直ぐに分かります。いくら世界一の星空でもそういう時は撮りません。最高の星空で最高の一枚を撮るためには、合わせて最高のコンディションが必要です。

ここ最近は自分で撮影に使う機材の図面を書いています。これらは販売予定は無くて自分の用途に必要なものなので作っています。製作コストなどは全く考えずに撮りたいイメージを形にするためにデザインしています。実は新たな物づくりをする上でこれが一番楽です。元々のテレスコ工作工房の原点はこの考え方から始まっています。

今日からしばらく好天続きです

2021-04-19 18:01:32 | ブログ


今日は早朝から素晴らしい春らしからぬ青空に恵まれています。夕方になっても雲ひとつ無い最高の空になりました。星の撮影には夜半前まで月明かりがありますが、東から夏の銀河が昇ってくる時間には月も無く最高の星空を見る事が出来そうです。という訳では今夜は久しぶりに撮影をしようと準備しています。



昨日は長野県内の山岳地帯は雪が相当降ったそうで、北アルプスの涸沢では60cmほど積雪があったそうです。立山でも同じ程度の雪が降ったそうで一気に冬に逆戻りです。今年はこれだけ週末に荒れた天候だったのにも関わらず山の遭難者が一人も無かったようでニュースになっていません。コロナ禍のせいもあって登山も自粛しているのかもしれません。しかし来週末からGWに突入ですので、また多くの登山者が山に入ってきそうで心配です。



昨日の雪で八ヶ岳も見た感じ冬山のようになっています。もうすぐ5月ですが家ではまだ薪ストーブを使っています。夜が結構寒くて石油ヒーターだけでは寒いので薪ストーブに頼っています。

先週末に今年の「北八ヶ岳小海 星と自然のフェスタ2021」の初回の打ち合わせをしましたが、10月30-31日に予定しているのが変更になるかもしれません。開催自体はほぼ確定しているのですが、内容などがまだこれからです。しかし今年に関しては室内講習会はしない予定です。今のところですので、コロナの状況によっては実施する可能性もありますが現状では難しいと考えています。その分屋外プログラムを充実させようと皆で考えています。



昨日出したNikon 10cmED鏡筒は即日完売しましたが、まだ赤道儀があります。純正のモータードライブユニットもありますが、近いうちに販売しますが、それぞれ別々の販売になります。



Nikonの純正ドライブは、ある意味赤道儀より希少価値があるので探しておられる方も多いと思います。赤道儀に関しては発送もできますが、サイズ的に通常の宅配では送れないので、直接お引き取りか送料実費での発送になるでしょう。

名機 Nikon 10cmED屈折望遠鏡をFor Sale

2021-04-18 16:25:46 | 機材お譲りいたします!


ちょっと前にお客様からお引き取りした1980年代に高額でありながら人気があったニコンがアマチュア用に製造販売した「Nikon 10cmED屈折望遠鏡」ですが、今日から販売しております。used品ですが外観も綺麗な方だと思いますし、対物レンズがこの年代の商品としてはとても綺麗です。木製ケースと元箱がついています。



この当時の商品としては珍しかったファインダーに暗視野照明装置がついたものでグリーンの十字線が光って調光できるようになっています。ファインダーのレンズも綺麗です。



グリーンの美しいコーティングも当時の状態のままだと思います。多分保管状態が良かったのだと思います。木製ケースに入れた状態で湿度の高い部屋に入れたまま保管しているとカビの発生が避けられませんが、この商品にはそれが無いので、Nikon 10cmEDにしては良い状態を保っている個体だと思います。

当店に置いておきたいところですが、お店に来られた方は分かると思いますが、既に1台セットで展示してありますので、もう1台展示するにしても場所がありません。この鏡筒には赤道儀もフルセットであるのですが、とりあえず鏡筒だけ欲しい方もおられるので単品で出しています。しかし赤道儀もセットで欲しい方はお引き取りを条件にご相談ください。

今晩から数日にかけてしばらくは好天に恵まれるようですので、以前に計画して悪天候で断念した白駒池への撮影に再度トライしようと準備しています。メルヘン街道は22日の午前11時に開通しますので、その後なら楽に車で上がれるのですが、月齢の関係もあり、これから数日が最後のチャンスです。E-Bikeを使った星空撮影はこれからも機会を見てあちらこちらへ出かけようと計画しています。

今日は相当しばらくぶりにお客様がご来店されて、店頭で販売していた商品をお買い求めいただきました。今はコロナ禍で感染者が増え続けている状況なので、どこからでも歓迎とは言えませんが、場所によっては事前にご連絡をいただいた上で感染対策を双方で出来る状態であれば厳しく制限する事はしておりません。ちなみに今日のお客様は長野県内からでした。だからと言って安心という訳ではなく、感染対策はきちんとした上でマスク着用でお越しいただければと思います。

それから最後にもう一つ、今日は朝8時から集落の道普請があり、鍬を持って畑の水路のゴミ取りなどをみんなでやりましたが、途中で雪が降ってきて慌てました。風も凄いのが吹いていたので、八ヶ岳へ登っていた登山者は酷い目にあったでしょう。これで遭難者が出なければいいですが、春先の急激な天候変化に対応できない登山者はとても危険です。上高地も17日からバスが運行開始したので、この土日で多くの登山者が山へ入っていると思います。

上高地へ行ってきましたが . . .

2021-04-15 16:40:45 | ブログ


昨日は日帰りで上高地へ向かいましたが、沢渡にからPanasonicのXU-1で30分かけて上がったら釜トンネルのゲートで係員に「今は入れません。4月17日から入れます」と冷たく言われて断念しました。てっきり4月17日の開通前でも登山者同様に入れるものと勝手に考えていましたが、自転車は車両扱いだそうでダメとの事でした。せっかく静かな上高地を独り占めしようと計画して行ったのですが、入り口で頓挫しました。まぁ、乗鞍エコーラインなども基本はタクシーなどの一般車両が入れるようになる7月1日以降でないと入れないのと同じなのでしょう。去年は2回入りましたが、いずれも夏の間でした。

乗鞍エコーラインへも位ケ原山荘へ泊まりつつE-Bikeで機材を背負って夜間に撮影場所まで上がって星空の撮影を絶景共々しようと考えていますが、7月1日以降にならないと無理のようです。仕方ないので今年は5月に入ってから春山バスで夕方に上がって山荘に泊まって夜半過ぎに機材を背負って徒歩で撮影場所へ上がって撮影をしようと計画しています。



沢渡の第二駐車場へ車を置いた際に気がついたのですが、何とこの時期でも足湯があります。もちろん誰も使っていません。コロナのために隣同士の距離を保つように注意書きがありましたが、私一人だったので足湯を独り占めできました。もう少し深かったらお風呂として入っていたかもしれませんが、それをやると逮捕されるので出来ません。仕方ないので帰りに平湯温泉へ行ってスターウォッチングの機材などでサポートしている宿でお風呂に入れてもらいました。風呂に入った後に今後の機材の納品等についてしばらく打ち合わせをして帰ってきました。



今日からいくつか販売したい商品があるのでご紹介します。一つはこの「Celestron C-6 OTA」セットです。お客様からお引き取りした商品ですが、元々あった架台は行き先が決まっているので販売はできませんが、このC-6鏡筒が残っているので販売いたします。とても綺麗な商品でほとんど使われていなかった感じです。商品には天頂ミラー、ファインダー、アイピース2本がセットになっています。経緯台などに乗せてお気軽観望や今流行りの電視観望にもいいでしょう。



それからもう一つは、Losmandy AZ-GTi経緯台セットです。別売りの6インチライザーも付いています。今年に入ってから2ヶ月待って仕入れた商品ですが、使うつもりで庭にTeleGizmosカバーをかけて保管しておきましたが、他にも経緯台がSolar Maxの検品ようで使っているので実際には使っていません。国内で販売している12-3万円の経緯台とは違って三脚も付いて、ライザーも付いて、且つ左右に鏡筒を乗せて高度と方位微動調整もできるので、とても便利で良い商品です。



左右にはロスマンディーとビクセン対応のアリガタベースが付いているので、乗せる機材によってベースを変える必要がありません。微動調整もスムーズですので、2本の異なる機材を乗せてそれぞれ見比べてみるのもいいでしょう。今日からお安く販売する予定ですので、ご要望でしたらどうぞご注文ください。

明日は今年の2021年度の「北八ヶ岳小海 星と自然のフェスタ」の打ち合わせがありますが、とりあえず今年の開催をどうするのか決めて、あとは大体の内容について話し合うつもりです。今年は規模を少し縮小して室内講座もコロナによる感染防止の為に見送るかもしれません。しかし屋外はそこまで神経質になる必要が無いと思うので、これまで通り出店ブースを多く出してフリマなども規模を大きくしたいと私個人としては考えています。またクラフト出店については、他で断られている「平面のアート作品」については、写真や絵画の作家さんを受け入れようと考えています。ご自分で天体写真や星景写真を撮ってそれを販売したいと思っている方もご自分のブースで展示や販売ができるよう受け入れたいと思っています。これはまだどうなるか分かりませんが、6月頃には明確になってくるでしょう。ちなみに今年の開催は10月30-31日を予定しています。

中型微動経緯台TK-ALZM Jr2が仕上がります

2021-04-13 17:43:09 | ポータブル赤道儀関連


当店オリジナルの「TK-ALZM Jr2」中型微動雲台ですが、ご注文があったので塗装作業をしました。明日以降組み立ててご注文者様へお届けします。TK-ALZM Jr2の塗装はしばらくぶりですが、あと数点は在庫として持っています。それが無くなったら次はいつ製作するか未定です。今はビクセンの微動雲台DXが市場では出回っていないので、それに変わる物としてはこのTK-ALZM Jr2が該当しますが、ポラリエで使うには価格的に合わないのかもしれませんが、実際に多くの方々に使っていただいているので、本当に良いものを必要とされている方々にはそうでもないでしょう。

この4台を週末までに組み上げますが、今日の塗装で1点だけミスがあったのでその1点は少しお安く販売します。仕上がってからアップします。

先週末に麦草峠へ撮影に上がる予定でしたが、夜になって雲が出てきたので中止しました。しかしまだ諦めていないので、来週月曜か火曜日に再度チャレンジするつもりです。22日のメルヘン街道の開通前にどうしても白駒池で星空の撮影をしたいと思っています。

また来月は乗鞍エコーライン上で夜の撮影を計画していますが、今日聞いた話では自転車で入れるのは7月1日からとの事で、雪の壁がある状態での撮影は難しいかもしれません。しかし春山バスが4月29日から位ケ原山荘まではバスで行けるので、一晩山荘に泊まって夜徒歩で撮影地まで上がって撮影しようと考えています。今年はどこも雪が少ないようで、立山も雪の大谷でも雪壁の高さが10メートルくらいしかないようです。例年なら15メートル以上あるはずですが、今年はどこも雪が少ないみたいです。

今夜はこの機材を背負って星空撮影に行きます!

2021-04-10 16:11:02 | ブログ


昨日と今日はこの春に入って最高の空です。特に今日が透明度が最高に良くてほぼ一日中快晴の天候です。新月直前で星空の撮影をするにはこれ以上ないコンディションなので、この機材を背負って八ヶ岳の白駒池へ真夜中の撮影に行ってきます。

機材は必要最低限度のもので、撮りたい構図も時間帯も分かっているので、不要な機材は持って行きません。カメラ2台、レンズ2本とポラリエ、三脚の組み合わせです。三脚は軽量でコンパクトなベルボンのウルトレックU-63Cです。



今夜の撮影でどうしても必要なのが、このPanasonicのXU-1です。E-Bikeですが、レストハウスふるさとから30分ほどで白駒池の駐車場まで上がります。当然ですが入り口のゲートは閉まっているので、車やバイクでは入れません。唯一徒歩か自転車でなら入れます。冬季はファットバイクで入って楽しんでいる人が結構いるようですが、今の時期に入る人はそう多くはないでしょう。麦草ヒュッテのご主人が言うには、ゲートがクローズされても自転車が時折入ってきているそうです。



麦草峠へは真夜中に上がるのでE-BikeのLEDライトを点灯させて行きますが、XU-1のライトはとても暗くて夜間走行は危険なので、新たに明るいLEDライトを買いました。1500ルーメンと明るいので、これなら安全に走行できそうです。



ハンドルにしっかり固定して準備完了です。白駒池へ上がっても寒さから逃げる場所が無いので、防寒をしっかりした上で撮影に臨みます。そうは言っても往復1時間もかからない上に撮影は1時間程度なので、トータルでは2時間ほどで戻ってきます。帰るときに気をつけないといけないのは、この寒さで路面が凍結している場所があるので、そこだけは気をつけないといけません。



ポラリエにはウェイトもペットボトルアダプターの使いません。カメラ類だけで1kgを大きく超えていますが、ポラリエ雲台ベースの上部で常に撮影していれば追尾には全く影響がありません。途中徒歩で行く場所であっても車で行ける場所ならペットボトルアダプターなどは装備して行きますが、自転車と徒歩だけなので、今回は敢えて必要最小限度のセットで行きます。しかし、そうは言っても「ポーラーメーター」は持って行きます。北極星が見えない場所での撮影なので、例え広角レンズで1分以内の撮影でもこれは必ず持って行きます。

今後何度かは長野県内でE-Bikeを使った星空撮影をやって行きますが、今回は白駒池で行います。次回は乗鞍で撮影をしようと考えています。



SP赤道儀を改造して作った「Mark-X用微動架台」ですが、塗装が出来ていなかった部品の塗装が終わったのでご注文された方へ発送しました。Mark-XとSP赤道儀では剛性などが違いますが、ブルーハンマートーンで綺麗に仕上げているので、組み合わせても違和感なく使っていただけると思います。またご要望があれば作りますが、結構手間がかかる製作なので、滅多やたらと作らないでしょう。またSPの部品が手に入れば作ろうと思っています。