28日夜に無事に帰国しましたが、その後の通関作業等でホテルに入ったのが夜半前になってしまい、帰国日はいつもながら2~3時間休んでから昨日戻ってきました。10日間ほどお休みいたしましたが、ご理解いただきまして改めて御礼申し上げます。
いつものように昨夜は早く就寝し、時差ボケはほぼ解消に向かっております。時差ボケの解消には渡航初日と帰国初日の就寝の取り方が重要です。これを忙しいからといって休まずに仕事をしていると、後々それをひきづっていつまでも疲れが取れません。どんなに忙しくとも休む時には休まないとこういった夜間に関わる仕事は続けられません。
ところで、いろいろ御知らせ事項があります。ちょっと長いですが・・・、今後について大切なことを記載していきますので、それに関わって折られる方々はしっかりお読みいただき、ご理解をお願いいたします。
まず、多くの方々からご注文いただいております、Astronomik EOS Clip CLS Filter等ですが、手元にしっかりあります。よって本日以降にでも発送を開始いたしますが、既にお振込みいただいている方々から順次発送させていただきます。一応本日ご注文いただきました皆様へはメールをいたしますので、それ以降にお振込みをお願いいたします。お振込みを確認いたしましてから2~3以内にはお手元にお届けできるかとは思います。
続いて、こちらも多くの方々からご注文ご予約を頂戴しております、ポラリエ雲台ベースセットですが、既に加工の9割方終わっております。残りの作業を数日かけて行ってから、最終アルマイト処理へ出して完成となります。こちらもアルマイト処理に出してからお支払いのご案内を納期の御知らせ共々本日以降に致します。よってメール等のチェックは忘れずにお願いいたします。
それから、新たな商品を購入しましたので、ネットショップへ順次アップしていきます。ほとんどのお品物は数が少ないですので、もし欲しいものがありましたらお早めにご購入ください。基本的には初心者以上中級者クラスの方をターゲットにした商品内容にしたつもりですが、その内容にはあまりこだわっておりませんが、割合人気のある商品だと思います。
CORONADO Solar Max II 60 フィルターセットは4セットあります。他にもSM60ダブルスタックフィルター2セット、SM40ダブルスタックフィルターなどがあります。今回やっとこれだけ入手できました。これだけ入手するのにその倍の数を米国にて検品しています。それで当方が見て良いと感じたものを持ち帰りましたので、後は本日再度実観測にて検品作業をして問題なければ「テレスコ工作工房オンラインショップ」にて販売いたします。いずれも数が少なく、次回入荷は未定です。装着アダプター類も当方にてお作りいたします。その際には鏡筒などをお預かりさせていただきます。
最後に、オンラインショップからお問い合わせいただきました方々へ、ご返答が大変遅くなり申し訳ありませんでした。現地でも見ておりましたが、特にポラリエ雲台ベースについてはご注文数を日本でないと把握できませんので、帰国してからご返答するつもりでした。それから、その他の製作についてもですが、これも日本でないと分からない部分がありましたので、同じく戻ってからご回答するつもりでした。よろしくご理解をいただければと思います。本日にはご返答させていただきます。
以上ですが、何かご不明等ございましたら、ネットショップの方からお問い合わせをお願いいたします。
ご存知の方もおられるかも知れませんが・・・、以前から興味を持っていた「Moonglow Technologies all sky cam」です。190度の全天24時間撮影可能なWeather Watch用のカメラです。今回イベントで少し安くしてもらったので購入しました。ところが買ってから分かったのですが・・・、PAL版でしたので日本のテレビでは見れません。日本はNTSCです。しかし、合わせて「all sky cam uploader kit」を購入したのでPCで使えます。本来そのつもりで購入しています。
実は来年春以降に自宅にきちんとした観測施設を作る予定でして、そこに設置して24時間ネットにて配信できるようにこのカメラを購入した次第です。観測施設といっても大したものではなく、機材を設置したまま放置できるように2階ベランダにベースを作るだけのことです。これが出来上がって機能していけば、八ヶ岳山麓の東側の天候がリアルタイムで知ることができるので、八千穂高原方面へ観測へ来るのに天候を知る目安とすることができるでしょう。
このカメラは全天候型なので、屋外に放置したまま使うことができます。また感度も非常に高く、最低照度=0.0002lux 5秒の低速度シャッターです。日中でも最速=1/100,000のシャッター速度なので、日中の景色から夜間の星空撮影まで全自動で露出コントロールしてくれます。まだこれから使っていくので何とも言えませんが、大変魅力的なカメラです。こういったカメラを日本全国の観測者に設置してもらって、「All Sky Cam Net Work」なるものを作っていければ、天文ファンだけでなく、天気予報関係にもきっと役立つことでしょう。またこのカメラのことは後日御知らせいたします。