おやじねこのテレスコ日記

ー八ヶ岳の登山口に住んでいる、テレスコ工作工房の店長のおやじねこが日々の出来事などをタイムリーに伝えています

80年以上前のツァイスレンズから望遠鏡を

2019-08-31 16:15:56 | ブログ


もう数年前になりますが、星まつりでトレードで入手した「Carl Zeiss, Jena」の130mm/F15アクロマートレンズです。昨日は泊まりがけでギガオプトさんに行っておりまして、山田さんに相談に乗ってもらっていました。このままだと勿体ないので、望遠鏡にした方が良いとの事でしたが、レンズの状態がはっきりしないので、大きな費用をかけるのもリスキーだと考えてました。しかし、とりあえず木製で組んでみてその見え方を検証してからすれば無駄な事にはならないという事でした。木製で作ることは考えもしませんでしたが、それなら費用も安くて直ぐに作れるので、まずはやってみようと思っています。



もし当時の製造から分解等されておらず、当時の状態を維持してくれていれば、素晴らしいイメージを見ることができるだろうと考えています。仮にきちんと望遠鏡として作り上げるには、今年の星フェスには間に合わないので、来年の星フェスでは公開できるように作り上げたいと思っています。いずれにせよ、一つ大きな楽しみが増えました。



昔のビクセンFL90フローライト鏡筒のフードを製作しました。ご依頼があったものですが、注文を受けてからもう1ヶ月以上お待たせしています。フードに使える肉薄のパイプが市販されていないようなので、板金加工を得意としている企業に依頼してフードだけを作ってもらい、それにアダプターを製作して鏡筒に取り付ける仕組みです。



こんな感じで二体構造になっています。この後アルマイト&塗装処理を経て完成します。費用的には一点物よりは当然かかりますが、それでも名機を蘇らせたいというユーザーの思いがあるので、値段の大小に関わらず作る必要があるのだと思っています。こういった板金加工と機械加工をジョイントした部品を製作するのは初めてですが、今後はこういった複合加工もお受けしていこうと思っています。



VixenのVMC-260が届きました。先日手放したEdge HDのC11の代わりに入手した物ですが、やはり鏡筒は軽いです。赤道儀への着脱が楽です。C-11の時はなかなかアリガタベースに入らなくて苦労しておりましたが、VMCなら楽に装着できるので助かります。ただ見え方が予想していたよりクリアーでないというか、シュミカセのようなイメージだったので、拍子抜けしました。しかし焦点距離が3000mmもあるので、こんなものなのかもしれません。届いた昼間に景色を見た時は何だか光軸が合っていない感じだったのですが、夕方になって再度見てみるとクリアーな感じに見えてきました。このVMCにはこれからスターウォッチングなどで活躍してもらうつもりです。本当は白い現行品が欲しかったのですが、安く入手できたので良しとしたい所です。



猫たちも日中は暑いので昼寝していますが、夕方になって涼しくなると起き上がって悪さをし始めます。

今晩はスターウォッチングの予約が一件入っておりますが、また天気が良くないのでダメかもしれません。昔にはスターウォッチングのガイドで食べていけるかもしれないと、考えておりましたが、流石に今の春先から夏、秋迄の天候を考えるとそれは遥かな夢であると考えてしまいます。ホテルとかでガイドを職業にしている方々は星が見えなくても室内レクチャーをしたりしているのでいいですが、私がホテルでやっているものは、大手旅行会社のツアー以外は悪天候でキャンセルになります。したがって収入はゼロ円です。困ったものです。

Solar MaxIIのused良品があります!

2019-08-25 09:25:43 | ブログ


昨日から販売しております「Solar MaxII 60-BF10 Hα太陽望遠鏡」ですが、used品ですが良く見えると思います。今朝も久しぶりに快晴となりましたので、再度よく見て見ましたが、彩層面も淡いプロミネンスもしっかり見えています。新品できちんとその性能が出ているか分からない13万円のPSTよりは遥かに価値はあると思っています。商品の説明は若干控えめに書いていますので、状態が心配な方は当店へ直接来て太陽を見てお引き取りください。ただしその日が晴れている必要があります。元々はこのSolar Maxは、SM90を買っていただいた方からお引き取りしましたが、BFの状態が劣化が進んでいたもので、そのBFは米国へ送って修理してもらいます。ですから今付いているBFは、used品ではありますが問題ない物です。

ここ最近トレードインなどで入ってきたBFやPSTの多くは劣化が進んだ物で、そのままではまともに使えない状態でした。驚いたのはその商品の購入先は全て国内代理店で購入されたもので、修理を依頼したら新品が買えるようなお値段だったそうです。まぁ、それは聞いて納得というか大企業がいちいち単品の修理にアメリカのMeadeへ送るにしても大きな費用がかかるのは予想できます。当店でも物によっては大きな費用がかかる事はありますが、それほどでは無いと考えています。

来月末に6月に引き続き渡米するので、その際にSolar Max関連の修理メンテナンスをよりスマートにスピーディーにできるよう代理店と交渉してきます。



昨夜は隣町で細々と続けている「清里スターフェスティバル」へお手伝いに行ってきました。去年同様に寂しい状態でしたが、一般参加者以外は知人関係なので結構楽しめました。もう28回ほど毎年開催しており、年々参加者も少なくなっているような状況でも続けているのは、大友さんらが自費で賄って無理をしていない事と地域の為に良かれと考えている事なのだと思っています。



ブースでは地元で採れた野菜などを格安で販売していたり、原村では去年まで出されていた300円の手作りカレーもありました。鍋に一杯作ってきていましたが、一般のお客さんが来る頃には売り切れていました。私が食べようと思った頃には売り切れていたので残念でした。代わりにスタッフ用に買ってきていた弁当を頂きました。



参加者が持ってきていた望遠鏡を一般の人たちに説明をしていますが、懐かしいEM100にセレストロンC8の組み合わせで見せていました。私はビクセンのBT-125Aを持って行きました。去年はAXJ赤道儀にC-8のHD鏡筒を使いました。天気はほぼ曇りでしたが、ちょっとだけ星が見えていたような天候でした。天気が良くなかったせいか一般客は3-40人くらいでした。胎内星まつりと同じ日の開催でしたが、集客にはほとんど無関係だったようです。

今年は結局胎内には行きませんでしたが、多分来年以降も行く事は無さそうです。来年は北米のOregon Star Partyに行く予定です。毎年8月末か9月に開催していたようですが、来年は7月30日からの開催のようです。原村の星まつりが、7月31日からだと難しいですが、その次の週なら大丈夫です。



ところで今日は久しぶりに腫れてくれたので、日没後に麦草ヒュッテへ上がって山小屋のご主人に天体望遠鏡の使い方とスターウォッチングのレクチャーをしに行きます。8月に初回のレクチャーをするつもりでしたが、悪天候続きで今頃になってしまいました。ついでにこの40cmのドブを持って行って標高2130メートルの星空を堪能してこようと考えています。天候さえ良ければ地上で見れる最高のイメージが見られるでしょう。うちに3本ある40cmドブですが、実は再メッキをしてから一度も見ていません。40cmドブで星空を見るのは、2011年のニュージーランドへ自作の40cmを持って行った時以来です。楽しみではありますが、あとは晴れてくれることを願うだけです。



ポラリエ専用の旧タイプからのアップグレードサービスですが、開始からとても好評です。多いのは初期型からの乗り換えで、明視野照明タイプは使いづらいので安価にアップグレードができるならやりたいと思っている方は多いはずです。お客様からは「初期型の極軸望遠鏡をトレードインしてPF-LIIにアップグレードできるなんて!とてもありがたいです」と喜んでいただいております。
極軸望遠鏡を新品で買い換えるくらいなら、ポラリエから他の機種へ買い換えるという方もいらっしゃるはずですが、当店のこのサービスにより思い留まった方もいらっしゃるようです。こういった旧機種からのアップグレードサービスは、極軸望遠鏡に限らず、ビクセン赤道儀やSolar Max関連でも積極的に行って行きますので、他店で下取りに出されて思ったほどの金額にならずアップグレードを諦めておられる方々は是非当店へご相談ください。

商品リストにはありませんが、タカハシ製品やサイトロンジャパン関連の製品なども販売可能です。

ポラリエPF-LIIのアップグレードS好評です!

2019-08-23 15:47:59 | ブログ


先週から始まった当店だけの特別サービス「ポラリエPF-LIIアップグレードサービスセール」ですが、概ね良好です。現在持っている旧タイプの極軸望遠鏡を超お得にアップグレードできるので喜ばれています。多くの方々が悩まれるのは、今既に持っているものを使わずに新しく2万円以上も出して購入すべきかどうかですが、旧タイプをトレードインしていただくことで最新のPF-LIIを半値程度でお買い求めいただけるので、ポラリエユーザーにはまたと無いチャンスのはずです。このサービスはもうしばらくは継続するつもりですので、お悩みになられている方はぜひご検討ください。

新型のPF-LIIは、旧型より倍率が低く8-10度の視野になったので、周辺部の星が見やすく導入しやすくなっています。



先日トレードインで入ってきた名機MT-160の主鏡ですが、綺麗にクリーニングしましたが、再メッキに出すことにしました。やってもらう会社はこの春に40cmドブミラーを出した「ジオマテック」社です。今日からの胎内星まつりにも出展されているそうですが、再メッキでお悩みの方はブースで相談してみたらいいでしょう。屈折レンズと違って反射鏡はカビが発生しても再メッキすることで蘇ることができるので、カビて諦めている方はぜひ再メッキして名機を蘇らせてみてください。

先日、大切に使っていたセレストロンのC11HD鏡筒を手放しました。しかし代わりにビクセンのVMC-260が来るので、それとAXJ赤道儀をセットで今後は使います。C11HDはとっても良く見える鏡筒でしたが、夜に着脱する時がとっても大変だったので、同様な口径でより軽いものがないか探していました。

今日から胎内星まつりですが、当初行く予定で近くのホテルを予約していました。しかし天候が良くないのとロングドライブが嫌なのでキャンセルしました。代わりに明日の清里スターフェスティバルへ行きます。うちから30分ほどで行けるところなので楽なのと、久しぶりに望遠鏡で星を見て見たいので雨が降っていなければ行こうと思っています。

古き良き名機

2019-08-21 16:56:55 | ブログ


最近入ってきたトレードインによるタカハシ製反射望遠鏡の主鏡と斜鏡ですが、状態が極めて悪くカビが生えていました。このまま洗浄して使えなくは無いですが、せっかくの名機ですので、ミラー再メッキして復活させようと考えています。このMT-160ですが、製造年から考えると30年は経っているものですが、ミラーさえ生き返れば30年前に見た同じイメージを見ることができます。学生時代に高価だったタカハシ製品が、手元にあるのは不思議なご縁なのかもしれません。ただしいくら再メッキをしても見るイメージは30年前とは感じ方が違うので、同じとは言いがたいところがあります。

最近の海外製品は目覚しい技術進化をしており、スマホでコントロールするのは当たり前になってきました。しかしそんな時代でも古き良き時代の真面目に作られた製品を愛用されている方はとっても多いと感じます。使っている機材を作られた技術者の方はもうこの世には居ないかもしれません。そんな事も考えると余計に愛着が湧いてくるものです。



こちらは、単に買い取りさせてもらったものですが、Hα太陽望遠鏡のPSTです。今日初めて見せてもらいましたが、残念なことに劣化が大分進んでおりました。このままではまともには販売できないので、修理に出すかジャンクとして販売するかになります。ここ最近当店でお引き取りした太陽望遠鏡の多くは、国内販売店で購入されたものです。

きになるのは、このPSTは国内販売店から購入されて2年ちょっとしか経っていない事です。保管状況はそれほど悪くなかったようなので、考えられるのは、購入された時点で既に劣化していたと思われます。本当にそうなのか確実ではありませんが、購入からの劣化が早いのは、それが一つの要因だと思えてしまいます。当店で販売しているほとんどの太陽望遠鏡は、米国の代理店経由で入ってきていますが、商品の移動サイクルが日本より遥かに短いので、その間に劣化するというのは考えにくいです。こういったことがあるので、当店では入荷後はできるだけ早くお客様にお届けするよう考えて販売しています。

ところで、最近ワイドショーなどで盛んに取り上げられているニュースは、”あおり運転”の事ですが、私自身はあおられたことはありませんが、高速道路の追い越し車線を走っていると、時折物凄い勢いで追いついてくる車があります。その際に自分がいつまでも追い越し車線を走っていると、あり得ない車間距離で追ってきます。まぁ、これも一つのあおり運転だと思っていますが、特に多いのは外国車や大型の箱型車を運転しているのが多い気がします。まだ自分は追い越し車線をのんびり走ったりはしていないので、気がつけば避けますが、たま〜に時速100km以下でずっと追い越し車線を走っている車があります。こういうのはいずれあおられる可能性があるので、ある意味危険かもしれません。

私の場合は、追い越す前に後ろから早い車が居ないか確認した上で短時間で追い越すようにしているのでいいですが、追い越し車線に長いこといる車はクレイジードライバーの逆鱗に触れる可能性が高くなります。ドラレコを付けていれば安心だと思われるかもしれませんが、それで事件や事故に遭ってしまっては元も子もないでしょう。

ポラリエ専用極軸望遠鏡PF-LIIを超超特価に. . .

2019-08-18 10:45:42 | ポータブル赤道儀関連


現在、旧PF-Lをお持ちで新型PF-LIIにアップグレードをされたい方を対象にPF-LIIを超超特価で入手できるセールをやっております。その価格は11,800円(税別)です。ただし今お持ちのPF-Lをトレードインに出していただく必要があります。それでもまともに買えば25,000円ほどする商品ですので、それを半額以下でご購入できます。一般販売店ではやっていない当店だけの特別セールです。またPF-Lでない明視野照明式のものでも、トレードインの対象となりますが、お値段が5,000円上がります。新しいPF-LIIは、周辺部の星の導入が見やすくなって正確に合わせられるようになったので、わずかな出費で劇的に使いやすくなる超お得な当店だけのアップグレードサービスです。ぜひご検討ください。



こちらは旧GP他用にご依頼があって製作したショートウェイトシャフトです。180mmあります。赤道儀をコンパクトにしてさらに使いやすくするにはとっても便利な商品です。これに当店のM6シャフト仕様のペットボトルアダプターがあれば完璧です。商品は余分に製作しましたので、ご要望の方はぜひお買い求めください。

今日は店舗営業日ですが、午後からちょっと出かけるので、それ以降のメール等のご返答はちょっと遅れるかもしれません。昨日は久しぶりに来客があり特注製作のご相談を受けておりました。当店へお越しいただく方々は今のところ、商品の購入や特注製作のご相談、或いは太陽望遠鏡関連のご相談に来られる方々がほとんどです。残念ながら地元小海町ではほとんど認知されていませんが、ご来店いただく方々からは喜んでいただけているようです。

ただ残念というか申し訳ないのは、遠方から来ていただいた方々に十分なおもてなしができない事です。せめてお茶や飲み物くらいは出してもいいのですが、以前にそれように購入したコーヒーマシン2台は、今ひとつ使えない事と、くつろぐ場所が無いので何もできないでいます。年内にはテラスを改築してくつろいでいただけるようにします。こんなお店を田舎に作ったのは、そういった目的もあっての事ですので、早急に進めたいと考えています。

とっても良く見える話題のアイピース入荷しました!

2019-08-16 16:41:22 | ご来訪者様への御知らせ


「Aspherical 3枚玉 23mm 62度 驚くほど良く見えるアイピース31.7サイズ」が本日入荷しました。先日の原村星まつりへ10本ほど持って行きましたが、わずかな時間で完売してしまいました。その後ご希望の方が来られましたが、残念ながら売り切れてしまったので販売ができませんでした。しかし今日再入荷しましたので、まだ使われたことの無い方はぜひ一度お試しください。



最初に見た時は、何も初期知識が無い状態でお試しで仕入れて使ってみたのですが、40cmのドブソニアンで近くの山を見た時には本当に驚きました。とってもクリアーで明瞭に見えたからです。周辺部の像も悪くありません。国産でも悪いものがあるので、それから考えると大当たりのアイピースです。望遠鏡によって相性があるようですが、ニュートン反射に最もマッチしているような感じがします。またPENTAXのPF-80EDスポッティングスコープで見た時もほぼ全面均一に見えます。周辺部は極わずかに悪化する部分はありますが、国産品でもあることなので、それを考えても素晴らしい商品であることには変わりありません。今日から販売しておりますので、使われたことの無い方は一度お試しください。

Solar Maxの検品にも使っていますが、なかなか良く見えるので重宝しています。



それから、このCelestronのC-11HD鏡筒を処分することにしました。去年アメリカから直輸入したものですが、観望会などで活躍してくれていましたが、その都度着脱するのが大変で若干持て余しておりました。



鏡筒は上下にロスマンディー、CGE規格の幅広アリガタレールが付いています。ロスマンディーベースをお持ちでない方には、AXJ赤道儀に使っていたものを販売致します。



補正板や主鏡の状態も良いです。F2のシュミットカメラになるファスター対応鏡筒です。



接眼部も純正そのままです。



F2のシュミットカメラになる「Starizona Hyper Star 3HD」も販売します。セットでご注文いただく場合にはさらにお安くしますし、ビクセン中型以上の赤道儀をご注文いただければ、セットでさらにお安く致します。これに付いてはご相談ください。C-11HDの元箱はありませんが、巨大な箱があります。それに入れて発送しますが、可能であればお引き取りいただく方がいいでしょう。送料は実費で頂戴致します。



台風一過で好天に恵まれています。風がまだ強いですが、今夜の「松原湖花火大会」はまずまずのコンディションでしょう。すぐに近くでありながら一度も行ったことがありません。行かなくてもうちの二階ベランダから特等席で見ることができます。明日明後日と店舗営業日ですが、18日は午後から出かけないといけないので対応はできません。明日は来客があるのでおります。

クラッシュしたiMacですが、二日かけてなんとかHDからデーターだけは救出できました。おかげで星ナビの広告原稿が入稿できました。9月5日の発売号に「北八ヶ岳小海星と自然のフェスタ2019」の全面広告が載ります。モノクロですが、講習会の内容や全体のプログラム等に付いて書いてありますので、それを見れば今年の星フェスの内容が良くお分かり頂けると思います。

iMacはHDのデーターを全て引越しさせてから、出荷時の状態に戻してからまたデーターを戻す作業をしますが、不安要素があるので、いっそのこと新たなシステムを作り上げようかと考えています。WACOMの大型タブレットPCが無いと図面が書けないので、それは何とかしないといけません。とりあえず今もらっているオーダー分は何とかMacBookでやってしまいます。今後こういったことに迅速に対処するためにバックアップは常にとっておく必要がありそうです。

愛用のiMacが壊れました

2019-08-14 17:19:09 | ブログ


かなり困ったことに、今朝からデスクトップのiMacが起動しなくなって困っています。朝は動いていたのですが、ブラウザーの調子が悪いので再起動したところ、そこから立ち上がらなくなりました。今、appleの担当者とやりとりしているのですが、まだ時間がかかりそうです。最悪PC自体はダメでもいいのですが、一番困っているのは、今週中に入稿しないといけない、星ナビ10月号の星フェスの広告原稿が見られないことです。9割方仕上がっていたのですが、それが取り出せないと一から作り直すか他の方法を考えないといけません。私一人だけの問題ならいいのですが、町の大事なイベントの告知のための広告ですので、かなり焦っています。

困ったことがもう一つあります。お客様からご依頼頂いている図面も中に入ったままで、それが無いとまた一から作り直す必要があります。作ることはいいのですが、図面を書くのに必要なタブレットが使えないので、MacBook Proでは書けないのでこれも困っています。何れにせよ、何とか中のデーターだけは助けだして新たなシステムに移行させたいと思っています。MacBookにも今のデーターの8割くらいはバックアップしてあるのですが、ここ数ヶ月はやっていなかったので、その分が失う可能性があります。

appleのサポートは、以前は有料だったのですが、なぜか無料でやってくれています。新品のPCを正規で購入していても半年か1年しか無償でサポートしてくれなかったので、多くのユーザーから苦情が出て改善したのかもしれません。うちは根っからのMacユーザーなので、Macには相当お世話になっています。デザイン関係の仕事を持っている人はほとんどMacユーザーだと思います。

しかし、データーのバックアップにはもっと気を使わないといけないです。まぁ、いまさらですが。

今日はずっとiMacの復帰作業をapple担当者と行なっていましたが、MacOSをネット上からダウンロードして立ち上げてHD内のファイルを見ようとしています。何れにせよまだ数日はかかりそうです。

ということで、これから先ご迷惑をおかけしますが、ご理解をお願い致します。



今晩もスターウォッチングがキャンセルです。夕方になって一瞬良くなって期待できそうな空だったのですが、いつの間にか黒い雲に覆われてしまいました。明日も最終日であるのですが、さすがに台風でダメでしょう。明後日は松原湖の花火大会ですが、日本海に抜けている頃ですが、風の影響でダメかもしれません。
とにかく、今年の夏は10日間スケジュールを入れておりましたが、明日ダメだと全てダメだったことになります。ここまで天気が悪いと嫌気がさしてきます。

New Zealand渡航に事前登録が必要になる

2019-08-13 12:40:29 | New Zealan...


今日知った事なのですが、今年の10月1日以降にニュージーランドへ観光に訪れるビザ無し観光客は、ニュージーランド政府が新たに導入する電子入国許可証「New Zealand Electronic Travel Authority」通称:NZeTAの申請をPCかスマホから行う必要があるとのことです。

これは、アメリカ入国時に必要なESTAとほぼ同じもので、申請時にNZ$12が必要で、スマホでアプリを使えばNZ$9で済むそうです。ただしNZの永住権や就労ビザなどを有している者は対象外だそうです。

それともう一つ申請というか、通称:IVL「International Conservation and Tourism Levy」と言って、要するに観光税です。これは入国時に徴収されるものですが、$35の支払いが必要です。

つまりこれからニュージーランドへ南天遠征で行くにはトータルで3500円近い出費が必要になるということです。

NZeTAの有効期限ですが、HPを見ると2年間だそうです。ESTAも2年なので同じです。しかしIVLは入国する度に支払う必要があるので、年に1度行くような方は毎回支払う必要があります。まぁ、私もその一人なので次の渡航からは対象になるので最初にNZ$47を支払う必要があります。

ニュージーランドの今の物価は日本並みかそれ以上です。現地の最低賃金はNZ$14だと聞いていますので、最低時給が日本より高いことになります。現地人にとっては物価の高さはそれほど気にならないのかもしれませんが、海外から訪問した人間にとっては大きな問題です。国内の経済的な問題を解決する方法として海外からお金を落としに来てくれる観光客に求めるというのは、あまりに安易な方法のような気がします。

それがもし観光地の環境整備等に費用が必要ならアメリカのように国立公園や施設毎に入場料を徴収すればいいと思いますが、それも面倒なので入国時に一律観光税を取ってしまおうということなのでしょう。たぶん。

高精度高強度の大型自由雲台

2019-08-12 17:52:26 | ブログ


思わず、アインシュタイン!と呼びたくなるうちのチョビです。去年の春に誰かが庭に捨てていった子ですが、うちで立派に育っています。とっても人懐っこいです。うちに来た時はまだ母親のお乳を飲みたがる子猫でしたが、同時期に生んだ子猫4匹と一緒に母猫からお乳をもらって育ちました。人間ならたぶん嫌がるはずですが、うちのママ猫2匹は嫌がることもなく一緒に育ててくれました。



こちらは今日から販売している懇意におつきあいしている「MoreBlue」さんの大型自由雲台です。ボール径が44mmと54mmの2種類ありますが、強度的には類似しています。



アルカスイス仕様で、ボールの動きを微調整するフリクション機能が付いているので、とっても便利です。



またパノラマ撮影にも使える回転ベースが付いており、目盛りがふってあります。クランプが別に付いています。一度使うと癖になるほど使い勝手の良い強度の高い高精度自由雲台です。原村でも少しお安く販売しておりましたが、それぞれいくつか売れました。ほとんどの方が見た瞬間その良さを分かってくれたようで、一般的なこの形状と機能の自由雲台はヨドバシカメラなどでも5-6万円以上はしているので、そういう意味でも導入する価値はあるはずです。

私も今回原村で販売するために仕入れて現物を初めて見ましたが、想像していた以上に素晴らしい製品だということが理解できました。早速今後の撮影に使っていくつもりです。54mmもありますが、自分のスタイルだと44mmが合っているのでこれを使ってみます。お値段的にはそれほど変わらないので、より強度の高さを求めるなら54mmを選択するのがいいでしょう。

ところで、台風10号が近づいていますが、明日から3日連続でホテルのスターウォッチングがあります。この夏に入って7日間ありまして予約も入っていましたが、全て悪天候でキャンセルとなりました。現状だと残り3日も全てダメそうです。これまで毎年夏にスターウォッチングを企画してきましたが、ここ数年は実施率が10%程度です。正直もう夏にやるのは止めようかと考えています。今の夏の天候の悪さは多くのガイドを悩ませているのだと思っています。


ハイレゾHRアイピースで拡大撮影

2019-08-09 19:52:35 | 初心者のためのお気軽天体撮影


昨日製作中のビクセンHRアイピース用の拡大コリメートアダプターが仕上がってきました。お持ちのカメラに合わせたスペーサーを製作してからの納品となります。望遠鏡接眼部に差し込んでシャッターを切るだけで月惑星のお気軽撮影ができるアダプターセットです。現在、HRアイピースとセットで超特価で当店だけで販売しております。



愛用のCanon G9Xに取付けています。この状態でアイピースホルダーに差し込んでピントを合わせてシャッターを切るだけです。もちろんシャッターはセルフタイマーを使います。CCDカメラで数千枚の画像をスタッキングするのが天文ファンには一般的ですが、簡単にその瞬間を捉えることができるこの撮影方法は初めて月惑星の撮影をする方には受け入れられると思っています。



連日の猛暑でうちの猫達は毎日日中はこの状態です。家から店へ行くにはこの廊下を通る必要があり、ドアの手前でも寝ているので、ヨイショッと動かしてからドアを開けます。連日の暑さですが、この猫達には毎日癒されています。