おやじねこのテレスコ日記

ー八ヶ岳の登山口に住んでいる、テレスコ工作工房の店長のおやじねこが日々の出来事などをタイムリーに伝えています

微妙なコンディション

2020-12-30 16:32:05 | ブログ


またいつものように”何かしたくても出来ない年末年始”になりました。当店は年中無休なのですが、周囲の全てが業務停止しているので、こちらも休まざるを得ません。部品が仕上がっていてもアルマイト処理などもできないので、年明け5日まで待たないと何も進みません。しかしこんな時でないと落ち着いて出来ない事もあるので、しばらくはそちらをやります。

昨日は、小海の星フェス会場にもなっている小海リエックスホテルで打ち合わせがあったので行ってきました。来年度から時折やっているスターウォッチングを年間を通して固定化したいとホテル側から申し出があったので、その話し合いをしてきました。去年の星フェスに参加された方は分かったと思いますが、星空環境が素晴らしいので、それを生かしたアクティビティーをホテルゲストに提供しないのはもったいないという事に気がついてくれたようです。これにより来年からまた一つ仕事が増えたので、忙しくなります。

ところで画像の松原湖ですが、昨夜からの雨でせっかく凍結していた湖が溶けてしまいました。みた限りでは全面凍結したように見えますが、表面を溶かしてしまったので氷が薄くなって割れやすくなっています。従って今年も全面凍結せずに年越しとなりそうです。今日から雪将軍が来訪するはずだったのですが、とんだ雨将軍です。



明日は大晦日ですが、湖上でのワカサギ釣りは無理そうです。小海町では本来かかる500円の入漁料が無料になる補助をしていたのですが、この状況ではそれも活かせずに終わりそうです。今はどこにも行かずに家で大人しく過ごして欲しいという自然からのメッセージなのかも知れません。



湖上では一人だけ釣り客が有料の桟橋で釣りをしていました。入漁料は無料ですが、桟橋を利用するには1000円の利用料がかかります。松原湖が全面凍結していれば桟橋を利用する必要が無いのですが、凍結していないので入漁料が無料でも桟橋の利用に料金がかかるので、結果的にはあまり意味がありません。これから夜にかけて雪が降りそうですが、雪が降ると逆に気温が上がるので、湖の凍結を後押ししてくれる事はないでしょう。

今年の年末年始は月齢が悪く、満月直後なので星の撮影に何処かへ出かけるにしても適さないので、結局は家で大人しくしている事になるのだと思います。逆に外へ出られない分、街中の施設などに人が集中しそうで、それも怖いです。今日も東京の感染者が944人と過去二番目の多さです。年明け2週間後の数字がどうなるのか心配です。

久しぶりの太陽黒点

2020-12-27 14:49:42 | Hα太陽望遠鏡関係


今日は朝から天気が良かったので太陽望遠鏡を外に出して「ZWO ASI120MC」でワンショットで撮影しました。珍しく黒点が出ていたのと、周囲に少し大きなプロミネンスもいくつか出現しており、意外と活発な太陽面でした。肉眼では分かりにくい彩層面の状態がZWOカメラのライブイメージでは細かい部分まで良く見えます。このカメラはチップサイズが小さいので解像度も低いですが、大きなものを使うと解像感が素晴らしくて彩層面もとても綺麗に見えます。撮影に使った太陽望遠鏡は、CORONADO Solar Max 90のダブルスタックです。

最近ご注文いただいた「CORONADO Solar Max III 70-BF10 Hα太陽望遠鏡」は、現在米国にて検品をしてもらっており、年明け早々に届く事になっています。本来なら私が直接米国へ行って現地で検品をしたいのですが、今はそれが出来ないので、現地の太陽望遠鏡のエキスパートに依頼して検品をしてもらっています。



太陽像を簡単にワンショットで撮るのに役立つのは当店でも販売している「PENTAX XWアイピース」とデジタル一眼をジョイントするアダプターで、それを使えば簡単に太陽面を撮る事ができます。もちろんZWOカメラでスタッキングしたイメージには遠く及びませんが、記録として撮るにはとても便利です。



7インチの大画面で太陽を見られるので、ピント合わせも楽ですし、彩層面やプロミネンスの画面を拡大して見えるので一般的には面白いです。

ここ最近太陽面を見ていて感じるのは、少しづつ太陽活動が活発化しているようです。Hα太陽望遠鏡を買っても彩層面がのっぺりとして黒点もダークフィラメントもフレアーも見えないのは本当につまらないですが、今日の太陽面は久しぶりに賑やかな感じでした。またこれからが楽しみです。



現在制作中の当店オリジナルの「TK-ALZM5 大型微動雲台」に使用するベアリングが届きました。ボールベアリングを4個使っており、その他にも単価の高いネジ類を多用しているので、本体の製作費用の他に細かい部品代が結構かかっています。極力ネジ類は安物は使わずに可能な限り良い既製品を用いています。
TK-ALZM5の機械製作は年内に終わる予定ですが、その後の仕上げと組み立て作業にさらに時間がかかります。予定通りにいっても仕上がりは1月中旬以降の予定です。お待ちの方々は今しばらくお待ちください。

2021宇宙カレンダー差し上げます!

2020-12-26 15:39:48 | ブログ


突然ですが、本日より年末31日までに当店で1万円以上(税別)の商品をお買い上げいただいた方に「ビクセンカレンダーor Space Astronomy Testカレンダー」のいずれか1点を無料で差し上げます。ただしこれまでに1度でも当店を利用された事のあるリピーターの方を対象とさせていただきます。つまり2度目のご注文からが対象となります。カレンダーの選択はお受け出来ませんのでご了承ください。なお、カレンダーの発送は年内に間に合えばお出ししますが、間に合わない場合には年明け以降になります。それもご請求はできません。



リコーイメージング社から展示用の双眼鏡などが届きました。これまで双眼鏡の展示はしておりませんでしたが、これからは望遠鏡だけでなく、貸し出しもできる双眼鏡やポータブル赤道儀類も充実させていただきます。まだ双眼鏡をお持ちでない方やこれから星空の撮影をされる方は、ご購入の前に一度使ってお試しいただく事が可能です。ペンタックスの双眼鏡は最近新たにユニークなデザインと機能を持ったものが色々出ているので、実際のフィールドでどう使うかについても実際に使ってお試しいただけます。基本、貸し出しは無料ですが、単に貸し出しだけの場合は有料となります。

貸し出しに合わせて極力在庫は持つようにしていきたいと準備しております。望遠鏡類は三脚などアクセサリー類は在庫を持っていますが、赤道儀類も最低限の在庫は持つようにしたいと思っています。

ところで久しぶりにコロナ禍のお話ですが、今日の東京の感染者はついに900人を超えて1000人に迫る数字になってしまいました。もう1000人を超えるのは時間の問題でしょう。間近に年末年始休暇が迫っているので、そこでどれだけの人が動くのかにもよりますが、以前の緊急事態宣言を出した時のような緊張感が全くないので、年明けに大変な事になりそうです。既に当地の松原湖にも多くのワカサギ釣り客が訪れておりますが、大晦日から三が日は数百人の釣り客で埋め尽くされそうです。確かに屋外の事なのでそこで感染する事は考えにくいですが、問題は周辺の宿泊施設や人の集まりやすいスーパーマーケットやレストランなどがどの程度混み合うかです。

願わくばこれ以上感染者が増えないで欲しいものです。ここ最近の週末は当店へもお客さんが来ておりません。多分このまま年明けまではご来店は無いと考えています。ご来店に対しては制限など設ける必要も無いですが、無理に今来られずに、コロナが落ちついてからお越しいただければと思います。

松原湖の月景色

2020-12-25 18:17:53 | ブログ


昨日まで東北まで望遠鏡の納品に行っておりましたが、往復で1000kmオーバーのロングドライブでした。流石に一晩は泊まりましたが、それでも二日で往復するのは疲れます。まだアメリカのカリフォルニアなら疲れ方は少ないですが、日本の高速道路は本当に疲れます。これでSAが無かったらその都度降りてどこかで休憩しないと走れません。今乗っている車はハイブリッド車なので、以前ほどの疲れ方はしませんが、それでも昨夜はクタクタでした。もうこれでしばらくは長距離は走りません。

画像は今日の松原湖ですが、大分湖面が凍結してきました。しかしまだ人が乗れるほどの厚さはありません。あと年末までわずかですが、それまでに全面凍結するかどうかです。明日からワカサギ釣りの解禁のようですが、ここに来て一度もやった事がありません。渓流釣りは若い時にはやっていましたが、今は忙しくてやらなくなりました。一応地元の漁業組合員なので毎年会費を支払っています。

しばらくカメラでの撮影をコロナ禍が始まってからやっておりません。年に何度か海外へ行って撮影するのが私の年間行事の一つでしたが、今はそれも無くなったので、なかなか撮影も出来ていません。今日久しぶりにEOS Rで撮りましたが、先日の外部モニター付きだと構図決めがとても便利です。画面が大きいので覗き込む必要がなく、楽に撮影が出来ます。もっと早く導入すべきだったと後悔しています。今日の撮影はポラリエは使っていませんが、また年明けにでもどこかで撮影しようと考えています。

今シーズン最低気温です!

2020-12-22 17:59:00 | ブログ


今朝7時の寒暖計の気温ですが、マイナス15度です。ついにキタ!って感じです。しかもまだ12月です。12月にマイナス15度になったのは数年ぶりです。気象庁の長期予測では今冬は寒くなると言ってましたが、本当に寒くなっています。これだけ寒いとマイナス20度になるのも時間の問題です。



昨夜、ポラリエU+PCBU-EQ2のいつものセットで撮影した後にペットボトルを車中に残しておいたら朝には完全凍結してただの水がポカリのような色合いになっていました。冬はポカリの内容量を変えたペットボトルをいくつか凍結させておけば、ウェイトに使う時は便利です。使う機材によってペットボトルを選択すればいいだけなので簡単です。凍結させれば真横にしても常に氷がボトルの底に固定されているので水のように動いたりしません。しかし、こんな事が出来るのも当地ならではの事です。



松原湖は、連日の低気温のために完全凍結まで後少しになりました。ここ数年間は年末年始はワカサギ釣りが氷上で出来なかったので、今年は数年ぶりに松原湖でワカサギ釣りが出来るかもしれません。もし凍結したらノルディスクのテントを張って一晩過ごしてみたいと思っていますが、普通は許可されませんので、事前に許可をとってからでないと出来ないでしょう。



最近なかなか撮影をしていないので、撮影に便利なグッズをちまちまと買っています。この7インチLCDモニターもそうですが、使ってみるととっても便利です。画面がでかいので、撮影時のピント合わせや確認がとても楽になりました。LCDはAmazonで1.5万円ほどで買えますが、その後からバッテリーやケーブル類を買う必要があるので、意外と費用がかかっています。スクリーンはタッチ式ですが、カメラとは連動していないので、ほとんど意味がありません。モニターの調整や設定をするのに使うだけで、タッチパネル式の必要はほとんどありません。



モードの変更も画面には出ますが、モニターをタッチしても反応しません。まぁ、そこがメイドインチャイナでしょう。これがタッチしてカメラと連動していたらメチャクチャ便利です。画像の確認自体は指で広げて拡大できるので、これは便利です。モニターを付けた状態でポラリエUでバランスをとるには、ちょっと面倒ですが、あまり細かい部分まで気にしないで使った方が良さそうです。構図決めの際にはファインダーを覗かなくても撮影後のイメージに近いライブビューが見られるので、これも便利です。



先日行き先が確定した「タカハシミューロン300CRS」ですが、持っている赤道儀にマッチしないので、プレート類を製作しました。このミューロンは明日遠方まで届けに行きます。本来なら引き取りが条件だったのですが、気持ちよくご購入していただいたので、取り付けに必要なプレート類をサービスで製作しました。



バンド上部にはアクセサリー類が取り付けできるようにアルカスイスのクランプベースを取り付けました。買っていただいた商品を直接届ける事はまずありませんが、やむを得ないご事情等あった場合には、お届けする事はあります。また中古品でも大物や発送が困難なものがあれば、当然直接お引き取りに伺います。ただしクレーンが必要な昔の赤道儀などはまた別のお話です。相当昔に中央アルプスの千畳敷ホテルのミカゲの反射赤道儀を引き取って欲しいと連絡が来ましたが、これはさすがに手に負えないのでお断りしました。今は観測ドームは無くなっていますが、あの環境なのでもったいない気がします。標高2700メートルで見る星空は極上lでしょう。

これが土星と木星の超接近?

2020-12-21 18:17:12 | ブログ


今日撮った土星と木星の画像がこれです。何を撮っているのか全く分かりません。西の地平線低いのは分かっていましたが、ここまで酷いとは想像できませんでした。眼視で見ても土星の姿らしくないので面白味に欠けます。土星がこんな状態なので木星は丸だけ三角だか四角だか分かりません。これならかえって日中高度の高い位置で撮った方がまだいいかもしれません。せっかくの「木星と土星が397年ぶりの「超大接近」」の感動が薄れてしまいます。この接近もあくまで地球から見た両惑星の位置が見かけ上近づいて見えるだけの事なので、実際に接近している訳ではありません。



ついでに月面を撮りましたが、月面も気流が安定していないのでワンショットのお気軽撮影では今ひとつです。しかし昔のフィルム時代から考えると撮った瞬間に画像を見れるのは凄い事です。昔なら撮影して現像に出して仕上がってきて初めて結果が分かるので、それに3日以上かかっていました。自分で現像ができる方はその日のうちに見られたかもしれませんが、そういった人たちは極一部でした。しかしそれはそれで後に感動が大きかったので、今の時代だとその感動が薄れつつあります。



この機材を軽トラックに積み込んで近くの農道まで行って撮影をしましたが、近いので1時間もやれば満足です。うちの近所には天体観測などする人は誰もいないので、夜はほとんど貸切状態です。ただ気になるのは「松原湖スケートセンター」の夜間照明です。ナイター照明が午後9時過ぎまで煌々と点灯しているので、その時間帯は星の撮影などはできません。それが無ければ素晴らしい環境です。とは言ってもスケートセンターの営業期間は短くて来年2月中旬くらいまでしかやっていないので、3ヶ月ほど辛抱すればまた”ダークナイト”が戻ってきます。

ところで明後日23日と24日は発送業務ができません。これからご注文される方はご留意ください。

世紀の瞬間をモノにするために. . .土星と木星のランデブー

2020-12-21 15:59:40 | ブログ


ここ最近の話題は「土星、木星の最接近」ですが、今日l明日が最も接近するという事で400年ぶりの現象をこの機材で捉えようと準備しております。SX2赤道儀とVMC200L鏡筒、それに大型カーボン三脚のベストな組み合わせです。時間的には午後5時を過ぎてから6時くらいまでが勝負なので、それを過ぎると八ヶ岳へ沈んでしまいます。その前に何とかTwo Big Planetのツーショットを撮りたいと思っています。



使用するのは、迷わずこの「お気軽撮影ズームアイピースセット」とCanon PoweShot G9Xのコンデジとの組み合わせです。CCDカメラで撮る方も多いと思いますが、露出が違い過ぎるので別々に撮影して後から合成して作り上げるしかないでしょう。しかし、このお気軽撮影セットならワンショットで簡単に世紀の瞬間を捉えられるので誰でも簡単に撮影できます。もっと早くブログでご紹介しておくべきでした。

昨日もご来店のお客様から「土星と木星を撮りたい」がどうやって撮れば良いかと相談を受けましたが、持っている機材は十分なのですが、一眼レフで撮りたいそうで、それに必要な部品が色々とあって、それを突然入手して使いこなすのは至難の技だと説明をしました。しかし最も手っ取り早いのはスマホをマイピースに押し付けて撮るのが簡単そうですが、これも以外に難しいですし、光軸を合わせる事自体が困難なので、それを人様の望遠鏡でやるというのはもっと大変です。

既にネットでも画像が上がっていますが、輝度差があるので土星に合わせると木星がオーバーになってしまいます。しかしたとえワンショットでも世紀の瞬間に立ち会えて一枚の写真を撮れるのは素晴らしい事です。機材が無い方は公共の天文施設などへ出かけてその瞬間を目撃してください。多分そういうところはスマホでの撮影は許されないと思います。

大変珍しいSM90のダブルスタック仕様

2020-12-17 18:02:44 | Hα太陽望遠鏡関係


今日アメリカから届いたCORONADOのHα太陽望遠鏡ですが、実はこの状態で既にダブルスタック仕様になっています。接眼側には本来ならチューニングレバーがあるはずですが、このSM90にはそれがありません。しかし中を対物側から覗くとエタロンフィルターがしっかり内臓されています。SM90自体は旧コロナド製品でアメリカツーソンで作られていた時代のものですが、聞いた話では特注依頼でエタロンフィルターを内臓させて作ったそうです。Solar MaxIIは全て内臓させており、そのためにチューナーが外についていましたが、この製品はそのチューナーがありません。

製造時に最適なチューニングで設定しているので、当初からダブルスタックとして作ったもののようです。



最初にこのSM90が本当にダブルスタックなのか外部エタロンフィルターを外して太陽を見てみましたが、まさに最適なチューニングで彩層面が綺麗に見えて尚且つプロミネンスが高いコントラストで見えていたのでビックリでした。シングルのイメージのSM90としては合格点以上のレベルで素晴らしいものでしたが、ダブルにして彩層面を見てみてさらに驚きです。これもまたとても良く見えるので、SM90としては最高ランクの見え味かもしれません。しかもこの個体は、BF15が劣化していたので、丁度修理から戻ってきたBF15と交換してくれたので、状態的にはベストに仕上がっています。

このSMT90DSは、アメリカの販売店の友人から「とても素晴らしい旧タイプのSMT90が入ったけど興味ある?」と連絡がきて、それからトントン拍子に話が進んで今日それが届いた次第です。

今日の太陽面はプロミネンスが方々から大きなものも出ていて、久しぶりに豪華な太陽面を見ました。彩層面もフレアーなども見えて今後の太陽活動を予想させるイメージでした。何れにせよしばらくはこのSMT90DSで遊べそうです。



今日は、朝から2台分のスタッドレスタイヤの交換をしました。朝から雪が積もっていたので、そろそろ交換時期かと思い今日作業をしました。田舎だとモータースやガススタンドへ頼まれる人も多いですが、去年から交換費用が4000円になったそうで、さすがに30分ほどの作業にそれだけのお金は出せないので、自分でやりました。以前は2000円でやってくれました。作業の内容は全く変わっておらず、慣れたところだと5分程度で終わるので、それに4000円はさすがに払えません。これで明日からは安心して運転ができそうです。



今日の朝7時の外気温です。マイナス12度です。東京で2-3度で寒いと言っていますが、ここではそんなの何って感じです。これから冬本番に入りますが、今年の冬は久しぶりにマイナス20度が体験できるかもしれません。この気温で空中に水を撒くと直ぐに雪になります。外での撮影が辛い時期ですが、マイナス30度での一晩耐えられるカナダで買った防寒着があるので、全然平気です。

ところで、当店で初めて出した大物「ミューロン300CRS」ですが、無事に売れて行き先が確定しました。赤道儀に取り付けるプレートなどをサービスで製作する事にしました。多分欲しい方は他にもいらっしゃったと思いますが、当店はクレジットカードが使えないので、そこが高額品を買う際の一番のネックかもしれません。多分、東京の大手販売店で同じ価格で出ていたら即完売だったと思います。いずれは当店でもキャッシュレス決済ができるように設定したいと考えていますが、まだもう少し先のお話です。

本日より年末感謝セールをやります!

2020-12-15 16:56:47 | ご来訪者様への御知らせ


今日から販売する一番の大物がこの「ミューロン300CRS鏡筒」です。セール特価でもありませんが、以前からどうするか悩んでおりまして、ようやく決断ができたのでより有効に使っていただける方へお譲りしようと思いました。とは言っても通常当店で販売する商品では桁が違いますので、戸惑われるかもしれません。ご自身で観測所をお持ちでEM400以上の大型赤道儀をお持ちなら搭載できるでしょう。状態もとても良い個体ですが、発送できないので当店へお引き取りにご来店いただく必要があります。これまでもそうですが大物の場合はご来店いただいてお引き取りをお願い致します。



それで今日午後7時過ぎより感謝セールを行います。既にいくつかの商品はトップページに出しておりますのでご覧いただければお値段が分かります。新品でありながらヤフオクの中古よりお安くしているものばかりです。トップページで出していない商品でもセール品があります。画像の「ビクセンASG-90CBカーボン三脚」も大変お安くしてあります。

まず当店で大人気の最強のテレスコープカバーTeleGizmosですが、全て表示価格より10%オフにします。また同じく当店の人気商品の「GITZO5型同様の大型システマティックカーボン三脚」も同じく表示価格より10%オフとなります。ただしアダプターが必要な方は別途ご相談ください。在庫分についてはお安くします。それと、ポラリエU/ポラリエ関連パーツも全て10%オフにします。ただしポラリエUをセットにした商品は除外します。あくまで当店製作品のみです。そのほかの部品類については通常価格での販売となりますので、ご了承ください。



セール期間は、今週末18日金曜日午前10時までです。セール期間中でもSOLD OUT表示になったものは終わりです。



画像の商品は「セレストロンNexstar Evolution 9.25 GOTO経緯台セット」ですが、未使用品ですが、お安くします。ただし当店への直接お引き取りが必要です。私個人で使うために購入したものですが、使わないので処分します。

最後に、TeleGizmos、ポラリエ関連、大型カーボン三脚については、ご注文後の自動メールでは10%オフにはなっておりませんので、その後に届く受注メールでお値段を確認されてからお支払いをお願い致します。間違って自動メールの内容でお支払いされてしまうと後々面倒です。くれぐれもお間違えなきようご注文をお願い致します。


昨夜のふたご座流星群は良く見えましたが . . .

2020-12-14 18:09:48 | ブログ


天文ファンでなくても気になっていた昨夜の「ふたご座流星群」ですが、火球クラスの明るい流星が結構飛んでいました。撮影はしていたのですが、何故か運が悪いことに撮影インターバルの時に明るいのが画面を横切ってくれて、撮影中には全く写らず終わってしまいました。夜半前までやってその後に台風並みの暴風が吹いてきてやむなく撤収となりました。庭に置いてあったMeadeの16インチの空箱が飛ぶくらいの風だったので、撮影どころではありません。

しかし、肉眼では明るい火球がいくつも見られたので、それはそれで良かったです。自分の記憶の中では神戸の真ん中で見た大出現のしし座流星群と高校生の頃に北アルプスの針ノ木岳の山小屋から見たペルセウス座流星群がいまだに忘れられません。流星群も星空同様に街中で見るよりは星の綺麗な高山などで見る方が遥かに素晴らしいです。次は今月21-22日の土星と木星の最接近が楽しみですが、皆既日食や大彗星のような感動は無いかもしれません。