本年もありがとうございました！

今日出したばかりの商品ですが、ビクセンSX2赤道儀スターブックTEN+PF-LIIセットにさらに当店だけの販売でビクセンASG-CB90カーボン三脚をセットにした特価限定品です。これにさらにTeleGizmos T306をサービスでお付けしてありますので、かなりお得なセットになっています。とりあえずこの１台だけですので、ご検討ください。



それからもう1台はスカイォッチャーAZ-GTe 130Nに電視観望セットにしたお得な商品です。ちょっとお値がはりますが、eVscopeの事を考えるとお安く電視観望を楽しむには最適なセットです。MC90セットも在庫品でありますので、どちらのセットでも対応可能です。セット内容は必要に応じて変更対応も致しますので、ご要望の方はお気軽にご相談ください。AZ-GTiとのセットもあります。



また新しいZWOのカメラを仕入れました。ASI 174MMですが、チップサイズが1インチ以下で小さいですが、8万円ほどもする高価なモノクロカメラです。多分ZWOカメラでは高い部類だと思います。このカメラを買ったのは、Hα太陽撮影に適しているという情報を得たからで、太陽望遠鏡の検品などでどうしても必要だと考えてこの機種にしました。実際、Hα撮影で使われているハイアマチュアが結構いるようです。カラーよりモノクロの方が彩層面の写りがとても良いので、あえて高いこのカメラにしました。明日は天気が良さそうなので早速試してみようと考えています。



今日は朝からずっと雪が降り続いています。既に20cm以上積もっており、外一面真っ白です。看板もこの通りです。



こんな雪でもTeleGizmosカバーに守られた赤道儀は何の問題もありません上からカバーをスポッと被せただけで放置していますが、全然大丈夫です。TeleGizimosカバーは、What's Newでもお知らせしたように、最近の円安傾向により当店がその都度送金するレートが$=120円にもなるので、やむなく少しだけ年明けから値上げとさせていただきます。年内で尚且つ値上げ処理がまだだった場合はその時点でのお値段でご購入できます。TeleGizmosカバーを仕入れる際に一番大きなコストは送料です。一度に多くのカバーを仕入れる際に数箱単位で送ってきますが、その送料が1度に600ドル以上かかっています。ですから余計にコストがかかるので、それだけのお値段で販売させていただいております。



ところで、今日届いた「星ナビ2月号」に11月13-14日に開催した当地の「北八ヶ岳小海星と自然のフェスタ」のリポートが写真家の飯島さんによって書かれています。わざわざカラー２ページもとって書いてくれています。半分はアストロカーの写真が載っていますが、とても好意的に書いてくれているのは本当にありがたいです。今年の開催は色々な意味で学ぶことができた回でした。これにより来年以降の開催でさらに発展できる要素がある事がわかりました。小海町の星フェスは日本の中心地で開催されています。故に注目度も高く、期待度も高いです。まだまだ多くの部分で発展途上にあるお子様のイベントですが、今後毎年あるテーマに沿った意義のある唯一のネイチャーイベントになってくれればと願っています。

そこで一つお願いがあります。この星フェスをより素晴らしい意義のあるイベントに仕上げていくために皆さんのお力をぜひお貸しください。しかるべき時期に「アドバイザリースタッフ」になってくれる方々を募集したいと考えております。それとは別にイベント当日のみお手伝いいただける「ボランティアサポーター」を募集させていただきたいと考えております。ぜひ知恵とお力をお貸しください。詳しい事は会議で決まり次第お知らせ致します。



今日の松原湖です。釣り客が既に来てやっています。まだ凍結が完全ではないので、桟橋でやっています。多分明日以降は近くの長湖でも釣りが始まるでしょう。今日は雪が降っているだけで寒くないので外での雪かきは楽です。



あっと言う間にまた一年が終わってしまいます。終始コロナ、コロナで終わってしまいましたが、そろそろ第6派が目前のようで、オミクロン株による感染者がどんどん増えています。このまま増え続ければ年明けには全国の感染者が1000人を超えてくるだろうと見ています。そして3月以降には数千人に増加すると思われるので、そうなるとまたイベントに影響が出てくるでしょう。もちろんそれだけではなく行動規制もかかってくるので、また長野県内でおとなしく過ごす事になるでしょう。

そうは言っても、今年は何とか２年ぶりの星フェスも好天に恵まれて大盛況となりましたし、お店にも多くの方々にお越し頂いたり、多くの方々に当店をご利用いただきました。コロナ禍で町内の業者などは多くの悪影響を受けて大変な最中当店のような小さな吹けば飛ぶようなお店が何とかやってこれたのは、一重に皆様のお陰と感謝しております。今年は当店がOPENして10年目だったのですが、セールもしませんでした。一つの事を10年続けるのは容易な事ではありません。これからもこの小さなお店を続けるために創意工夫して新たなモノづくりをして皆さんに喜んでもらえるようなオンリーワンのお店づくりをして行きたいと願っております。

本年は皆さんにとって色々な事があった年だったと思います。それが良かったり悪かったりとそれぞれあったと思いますが、来年は良かった方はさらに良くなって、悪かった方はより良くなるよな年になればと願っております。どうぞ来年もまた引き続きどうぞよろしくお願いいたします。本年はありがとうございました！

酷寒の地を体験するには . . .

今日のドリームスター号ですが、たま〜に様子を見に行っていますが、あまり日を空けすぎるとエンジンがかからなくなるので要注意です。バッテリーは一般車と違って使用しない時はシステム上で遮断させているので、上がる事はありませんが、それでもバッテリー単体で放置してあるとエンジンがかからなくなります。それで数日おきにエンジンをかけて望遠鏡を動かしたりしています。まぁ、普通車でも長期間乗らないと動かなくなったりするのでそこは同じです。

もっと気軽に使いたいですが、極軸を合わせていないので、その都度車を動かして調整しないと使えません。駐車場は町の許可をもらって駐車しているのでどんな風に駐車しても特に注意される事はありませんが、一般車に迷惑がかからないように気遣いして止めておきます。11月の星フェスで五藤テレスコープのKさんから「惑星の撮影をしてみて欲しい」と言われたので、今年はもう無理ですが、来年のシーズンでやりたいと思っています。まだ実際には町では稼働させておりませんが、来年春頃から順次稼働させていくために今から色々と準備をする必要があります。



今年の松原湖は、新年にかけての完全凍結は絶望的ですが、ここ数日の寒気で一気に凍結が進みました。しかし松原湖でのワカサギ釣りは無理のようですが、近くの長湖でなら大丈夫のようです。現状だと完全凍結は1月初旬以降になりそうです。今日は12月29日ですが、まだ釣り客はいないようです。昨日の夕方はマイナス10度にまで下がっていましたので、今朝は多分マイナス13度〜15度くらいまで下がったと思います。もしかしたら今年は数年ぶりにマイナス20度越えもあるかもしれません。酷寒の地を体験したいのであれば、北海道とかへは行かず小海町へ来ればお安くつきますし、近いので日帰りもできます。気温が下がって酷寒の最中での澄んだ夜空の星空は美しいの一言です。

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この正月も八ヶ岳などの山岳地帯には多くの登山者が入ると思いますが、また遭難者が出ない事を願うばかりです。冬山は予想しない、できない事象が起こりうるので、安易に考えて山へ入ると簡単に命を落とします。最近の山で見かける登山者を見ると格好だけは立派なのですが、肝心な技量と経験が伴っていないので、いざという時にはそれまでの経験がほとんど役立たないという事を知っておくべきでしょう。

今年の1月1日と2日は店舗営業日です。当店は当然営業しております。と言っても特別な事はしておりません。普通にお店にいるだけですので、八ヶ岳へ来られた方でお時間が許す方はお立ち寄りください。1日の夜が天気良ければアストロカーで電視観望を楽しみたいと考えておりますが、寒すぎてドームが凍結していると開かないのでその時は見送ります。

最強のSolar Max II 90ダブルスタック仕様

久しぶりに素晴らしい「Solar MaxII 90-BF30 Hα太陽望遠鏡」が入りました。というより、良いSM90のダブルスタックフィルターの単体と修理で新品のBF30になったものに昨日届いたSolar MaxII 90の望遠鏡が届いたので、この３点を組み合わせて素晴らしい個体になりました。彩層面の見え味は最高と言えるほどでしたので、組み上げて覗いて一安心です。まだこのセットの行き先は決まっておりませんが、BF30は外してアストロカーに使うかもしれません。しかしまだ未定です。



ZWO ASIAIR Plusですが、国内で供給されるのを待てなかったので個人輸入しました。アメリカでは普通に在庫品として販売しているので、注文さえすれば送ってくれます。とりあえずお試しで使ってみたかったので、仕入れました。聞くところによるとASIAIR PROで使えていた機材がPlusでは繋がらなかったという方がいるようです。電波の届く距離が長くなったりデザインが変わっていますが、販売価格は変わっていません。

明日くらいからまた寒気が入り込んで雪が降るようですが、昨夜も雪が少しだけ降りましたが、大した事はありませんでした。今日はクリスマスですが、すっかり忘れておりました。それより今年も残り僅かですが、年末年始にご来店いただいた方々に「Space Test Astronomy カレンダー」を差し上げようと考えております。ただし何か事前にご注文されたか当日ご購入された方には限定させていただきますが、在庫がある限りは対応させてもらおうと考えております。ちょうど1月1日と2日は店舗営業日です。八ヶ岳へ撮影等で来られた方はぜひお立ち寄りください。

SkyWatcher AZ-GTiをお探しの方へ

スカイウォッチャーのAZ-GTiをお探しの方がとても多いですが、今現在は日本全国どこにも在庫が無いようで、来年3月以降にならないと入荷しないようです。しかし、AZ-GTeなら当店でも在庫がありますし、他店でもあると思います。"I"と"e"の違いは、赤経の粗動ができるか出来ないかの違いだけです。他の機能は全く同じです。当店でAZ-GTeセットを納品した施設では電視観望もやっており、それで活躍しています。

AZ-GTeを使う際にその都度微動雲台のアリガタを緩めて角度を調整する必要があるのですが、そんな事をしなくても当店で販売しているパノラマクランプベースを使う事で解決します。



Kenkoの微動雲台とAZ-GTeの間にこのクランプベースを入れる事で赤経のフリー操作が可能となるので、クランプを緩めて調整するだけで使えます。実際、AZ-GTiの粗動も回転が渋いので、パノラマ雲台を間に入れた方がスムーズです。

当店で在庫品として販売しているAZ-GTeは90mmマクカセのセットとかなので鏡筒が不要な方は余分な出費となりますが、来年まで待つ必要が無いので良いかと思います。実際、ヤフオクでも三脚とAZ-GTiのセットが新品より高値で落札されているくらいですので、それなら鏡筒付きの新品を買った方がいいでしょう。



要は考え方次第です。AZ-GTiも当店で何台か在庫を持っておりますが、電視観望のセットとして販売しているので、単体での販売はありません。またAZ-GTeの単体での販売もできません。それは発売元から止められているので出来ない事になっています。



LUNTのブロッキングフィルターをお試しで取り寄せました。CORONADOのSM90でテストしてみましたが、BF15と変わらずに彩層面も良く見えました。今はCORONADOのBFが手に入らないので、どうかと思って取り寄せてみました。しかし幸いにもマッチしてくれたので良かったです。このB600は販売しておりますので、BFが劣化してお困りの方はぜひ使ってみてください。ただし、CORONADO製品より光路長が多く必要ですので、バックフォーカスの取れない鏡筒ではピントが合わない事もあるのでご注意ください。

ところで昨日から今日にかけて、39度の熱で大変でした。昨日は病院へ行ってPCR検査をしましたが、幸いにも陰性でした。もし陽性だったらニュースになる程大変な事になっていて、2週間くらいは仕事もできなかったと思います。しかしどうやら風邪のようでした。ここ13年間風邪などひいた事もなかったので、最初はびっくりしました。病院でも中には入れずに車の中で診察と検査をされました。行きつけの病院だったので先生が笑いながら車までやってきて話していきました。今日もまだ熱がある状態で梱包など作業をやっておりました。いよいよ来週で今年も終わりなので、今年に受けたご注文分だけは年内に終わらせたいと思っておりますが、無理なものもあるので、それは年をまたいでやります。

とっても便利なパノラマクランプベース

だいぶ以前から当店で販売しているこのパノラマ機能のアルカスイスクランプベースですが、最近は良くご注文をいただいております。ビクセン製品が今は製造できない状態となっているので、それに代わるものとして注目していただいているようです。この商品は当店で作っている訳ではないのですが、お試しで仕入れて使ってみたらとっても良かったので、それ以来海外遠征などの際には必需品としてポラリエUと共に愛用しています。



この種のパノラマ雲台は色々と仕入れて使いましたが、今のところこの商品が最も回転がスムーズで頑丈でハードユーズに答えてくれるので、他の商品は使っていません。このクランプベースのいいところは、別売りのアルカスイスプレートが付属している事です。ビクセンFL55SSの搭載には必要ありませんが、カメラを乗せて撮影する場合には、このプレートに自由雲台を取り付けて使っています。もちろんPCBU-EQでのお話です。



この商品の付属品ですが、アルカスイスプレートの他に同じアルカスイスクランプベースなどにこの雲台を乗せて使うには便利なオス型のベース部品が付属しています。ただし二重にして使う必要性は感じていないので、私は最初に外して普通に3/8-1/4インチアダプターを介して使っています。200mm以上の望遠レンズを使って星雲星団の撮影をする際にも威力を発揮してくれます。ビクセン製品が無くてお悩みの方はぜひご検討ください。

今日は、多くのポラリエU雲台ベース関連の発送がありましたが、ようやく終わりました。明日は本来なら上高地へ歩いて入ろうと計画していたのですが、まだまだお待たせしている作業があるので、残念ですが延期しました。多分来年早々にスノーシューを持っていくかもしれません。

ポラリエU雲台ベースを仕上げています

何故か最近になってこのポラリエU用の雲台ベースやポラリエUセットが良く売れています。レナード彗星の評判によるものだとは思いますが、彗星はもう西空の低いところでしか見られないので、いくら3等星まで明るくなってもまだ薄明が残る空では見栄えがしません。それでも当店の商品を買ってくれるのはありがたい事です。

今日は塗装仕上げをしておりましたが、１点だけメタリックブルーのご要望があったので、合わせて仕上げました。温度が低い冬の塗装作業は結構大変です。この商品を組み上げるのに多くのネジ類を使っているので、その一つでも無いと仕上がりません。本来なら明日発送できるのですが、内部に組み込む部品がまだ戻ってきていないので、それが22日に戻ってきます。従って発送は22日の予定で作業を進めております。今回仕上げた分で何点か余分にありますが、これが売れると次は年明け以降にならないと仕上げられないかもしれません。これも今日気がついたのですが、塗装用の塗料が無い事が分かりました。うっかりして無くなっていたのに注文しておりませんでした。今日慌てて業者へ発注しましたが、年内は微妙だと言われました。このポラリエ用の塗料は調色して作ってもらっているので、市販されている塗料ではありません。調色に1週間くらいかかるので、ギリギリ年内に間に合うかどうかです。



それから、こちらもお待ちいただいている方がおられますが、当店のオリジナル商品で使うセレストロンのズームアイピースです。ようやく入荷したので、これから内部に入るスペーサーを作ります。今週中には発送できるので、お待ちの方は今少しだけご辛抱ください。

ビクセン クイックリリースプレートセットをお探しの方へ

最近やたらと問い合わせが多いこの「クイックリリースプレートセット」ですが、現在、ビクセンでは発注も受けてくれておりません。つまり新たな生産が出来ていない、という事のようです。とっても便利で使いやすい商品なのですが、実は私はビクセン代理店でありながら使った事がありません。何故ならそれに代わる商品を使っており、当店でも扱っているからです。



この商品がそれですが、PCBU-EQ2で国内外での撮影に重宝しております。回転もとてもスムーズですし、アルカスイスプレートも付属しており、取り付け部にもアルカスイスプレートのオス型が付いています。上部はメス型でクランプになっており、下部はオス型で他のアルカスイスクランプベースに取り付け出来ます。またこのオス型は着脱が出来て、外すと3/8インチメスネジとなっており、付属で1/4インチアダプターが付いています。ですから、用途に応じて非常に汎用性の高い使い方が可能です。



ニュージーランドなどでFL55SSを使った撮影をする場合には、回転がスムーズなので、対象天体の導入が微動無しでも上手く出来ます。これがある事でPCBU-EQ2がほぼ赤道儀と同じスムーズさで使えるようになります。これにペットボトルアダプターがあればもはや最強の海外遠征機材です。



カメラとレンズでの撮影では、付属のアルカスイスプレートに自由雲台を取り付けてカメラを乗せて使います。着脱がワンタッチなのでとても便利です。撮影の途中で少し移動したい時などもカメラを外して三脚丸ごと持って移動できます。



最近はやたらとPCBU-EQ2セットが出ていますが、皆さん悩まれるのは機材をどうやって乗せて使うかですが、このパノラマ雲台がセットであれば、より有効に使えるのでぜひ一度使ってみてください。ビクセンのクイックリリースプレートセットが無いからと言って悩まれる必要はありません。

最後に、PCBU-EQ2セットでお待ちの方にお知らせがあります。現在最終仕上げとして塗装処理待ちとなっております。明日以降に塗装処理してからアルマイト処理から上がってくる部品と組み合わせて完成します。発送までもう数日必要ですので、少しだけお待ちください。

セレストロン大口径自動導入望遠鏡 CPC1100 usedあります

セレストロン大口径自動導入望遠鏡 CPC1100セット used良品　（日本語対応）です。アマチュアの天体望遠鏡としては大口径28cmです。この望遠鏡で見る土星や月や星雲星団は素晴らしいの一言です。天体の導入は付属の日本語対応コントローラーで簡単に天体を選択して導入できるので、最初の使い方さえ慣れたら後は簡単です。CPC1100は重量が20kg程度ありますが、三脚がスチール製の頑丈なものなの、ビクともしません。本日から販売中です。まともに買うと大変お高い商品ですが、お安くしてあります。



ハンドコントローラーは、新品に交換しており、ビクセンで販売されている日本語版です。これまで使われていたのは英語版でしたが、日本語版に交換しました。CPC望遠鏡はこれまで全ての機種を使ってきましたが、とっても使いやすく持ち運びも楽なので、11インチ/ 28cmという大口径でありながら使いやすい設計になっています。この商品にはアイピースは付属していませんが、商品をお引き取りいただく際に何かお買い求めいただければと思います。



毎度のことながら大好評のTeleGizmosカバーですが、残念なお知らせがあります。最近の円安傾向により仕入れコストが大幅にアップしてきており、当店がクレカ決済で支払う際には$=120円くらいで換算しないと数字が合わなくなっています。また送料が一度に当店が支払うのがUS$600位に毎回なっていますので、一点あたりの送料コストが結構大きくなっています。TeleGizimosカバーは重量がある上にかさばるので、20枚くらい注文しても大きな箱が２個で届きます。従って最近は極力多くのカバーを一度に発注していますが、それでも大した節約にはならないので、来年早々から少しだけ値段調整のための値上げを考えております。ただし年内にご購入される場合には現状のままの価格でお買い求めいただけますので、もし来年以降に購入されるご予定がある方は年内にご注文いただければと思います。もしその際に在庫の無いモデルであっても年内のご注文に限りお値段は据え置いて販売致します。ご理解いただければと思います。



CORONADOのブロッキングフィルターの修理ですが、しばらくフィルターが無かったために修理を受けられなかったのですが、またそれが可能となりましたので、ご要望の方はぜひご注文ください。修理期間は1~2ヶ月以内です。料金は最近になって円安のために上げさせていただきました。ご了承いただければと思います。修理費用はBF30以外は全て同一料金です。BF30については、現在は修理ができません。できる可能性もありますが、交換するフィルターがどこかから供給されない限りはできないので、必要があればご相談ください。

ふたご座流星群を撮りに行ってました. . .TelePod Cover

14日の早朝から岐阜県の奥飛騨へ泊りがけで出かけておりました。ついでに泊まった宿の屋上から「ふたご座流星群」の撮影を真夜中にやっておりました。肉眼では結構見えていたのですが、何故か撮影できませんでした。雲が多かった事もあり、月明かりの無くなった午前2時過ぎから4時頃までやっていました。画像はいつもの「ポラリエU+PCBU-EQ2セット」にEOS RとEF8-15/f4レンズで撮りました。いくら感度を上げてもF4だと本当に明るい流星は写りますが、早いものは写りません。明るくてゆっくり流れてくれるものなら写ってくれます。シグマの14mmも使ったのですが、雲が多すぎてまともには撮れませんでした。まだ前日撮った方が良かったです。



14日の夕方に撮った笠ヶ岳ですが、宿から良く見えるので夕日が当たって綺麗でした。



実は泊りがけで岐阜県まで行ったのは、野鳥画家の谷口高司先生ご夫妻をお連れするのが目的でした。今年の6月くらいに決まっていた話なのですが、コロナの事があって頓挫しておりました。しかし星フェスも無事に終わったのでようやくご一緒できました。泊まった宿で今後バードウォッチングをアクティビティーとして加えたいとの事で谷口先生にその環境などを見てもらうためにお連れしましたが、とても素晴らしい環境lで野鳥観察にはとても適していると話されていました。その宿は「KKR 平湯たから荘」です。

冬は樹木の葉が落ちて野鳥の観察にはいいのですが、寒いこともあって思ったほどの成果はありませんでした。しかしアカゲラやコゲラなども見れたので良しとしたいところです。奥飛騨の森や小海の森と違って植林されたところではなく、太古の植生を維持しているので、野鳥の生息環境としては素晴らしいようです。

今後「たから荘」では星空観察だけでなく、野鳥観察も取り入れていくそうで、谷口先生の紹介で日本野鳥の会の協定旅館にもなるそうです。私もこの宿にはもう今年だけで7泊もしています。春先に天体望遠鏡類を納品して今では電視観望も普通にできるまでになっています。望遠鏡の納品時は全くの初心者で天体望遠鏡を使うのも初めてだったので、ASIAIR PROを使った電視観望ができるようになったのは本当に驚きです。それも支配人とスタッフさんの努力の賜物でしょう。宿もとっても素晴らしく、スタッフの教育も良くされており、こじんまりとした宿ですが、食事も美味しくて温泉もあるので、ぜひ一度泊まりに行って見てください。当店も今後継続してサポートしていくので年に１度くらいは最低でも泊まりに行きます。

ところで、これからデザインして作っていきますが、当店で大人気のTeleGizimosカバーを使って「Tele-Pod Observatroy」なる商品を作ろうと考えています。形状はドーム型を細長くしたもので、内部にアルミフレームで骨組みを入れており、外側をTeleGizmosカバーで覆っています。これによりカバーと望遠鏡が接する事がなく、強度もあるので屋外にはコンクリートベースさえ作っていれば、そこが即観測所になります。まだイメージだけの世界ですが、TeleGizmos社には話をしているので、年明けくらいにはまずフレームを作って、それに合わせてカバーをオーダーメイドで作ってもらって形にしようと考えています。とりあえずは自分が庭で使ってみてから今後の展開を考えてみようと思っています。今後の展開としてはドームのようなサイズも考えて回転もできるようにすれば、利用価値もありそうです。

ミード 1060反射赤道儀

先日の記事でお知らせした「Meade 25cm反射望遠鏡」の事ですが、間違った情報を記載していたので、あれから調べていて85年阪の天体望遠鏡カタログに正しい情報が載っていたので、こちらに載せます。鏡筒の長さが1600mmあり、鏡筒外径320mmあります。焦点距離1500mm、口径比F値は6とのことです。重量はまだ測っていませんが、25cmとしては重量級です。



これを見ると赤道儀とのセットでしか販売したいなかったようですが、本来あった赤道儀はどこかへいってしまったようで引き取ってきた時にはありませんでした。しかし、もしかしたらMeadeの大きな元箱が残っているので、そこに入っているかもしれません。ミラーは外して再メッキもできるのですが、売るにしてもその費用を上乗せとなるので、かえって何もせずにそのままお安く販売した方が良さそうです。もし興味のある方がいたらお知らせください。



今日はお客さんもいなかったので、薪材を軽トラック2台分買って運んできました。この量で大体軽トラック6台分くらいありますが、まだ冬を越すにはこれでは足りません。あと4台分くらい買わないとダメなので、年内に購入して今冬分のストックを確保しておきます。ヤフオクでもご近所で薪材を出しているところはありますが、軽トラック1台分で20,000〜30,000円くらいします。薪材は材質と乾燥具合によって価格が大きく変わります。一番安いのはカラマツ材ですが、業者などが安い割には手間が一緒なので、あまり手がけたくはないようです。この辺だと「軽井沢」が一番のお得意様なので、いくら高くても買ってくれるそうで、軽井沢の別荘族と取引があるところは、一切の値段交渉などはできません。”値段が気に入らなければ買わなくてもいいよ！”と平気で言われます。軽トラック1台分の2-3年乾燥したナラ材の薪なら30,000円以上でも喜んで買ってくれるのが軽井沢の別荘お住いの方々です。

また微動雲台の新たなモデルを作ろうと思っていますが、ほとんどの方がポータブル赤道儀用として使われている事を考えると、フリー操作は不要のようなので、もう少し簡略化してお安く作れないか図面と格闘しています。これまでも試作品を入れると数十台のモデルを作りましたが、まだ自分的には満足できる域に達していません。年内には無理ですが、年明けくらいから製作に入れるように図面を仕上げていこうと考えています。

それから、現在停止状態になっている「CORONADO」のブロッキングフィルター修理ですが、年内くらいから再開できそうです。国内にはCORONADO製品のブロッキングフィルターをお持ちの方は相当いらっしゃると思いますが、多分その多くは既に劣化しており本来の性能が出ていない状態で使われているか、使えなくなって放置されてしまっているのがほとんどだと思います。エタロンフィルター自体は使える状態だと思いますので、ブロッキングフィルターさえ本来の性能を出せるようになればまた購入時のような太陽面が見られるようになるので、使っていない方はぜひ一度チェックしてみてください。