おやじねこのテレスコ日記

ー八ヶ岳の登山口に住んでいる、テレスコ工作工房の店長のおやじねこが日々の出来事などをタイムリーに伝えています

久しぶりの東京へ . . .シュミットさんへ行ってきました!

2023-05-31 19:46:27 | ブログ


色々と用事があったので、1年ぶりくらいに東京へ行ってきました。店を7時に出て中央道経由で新宿へ向かいましたが、相模湖あたりでいきなり物凄い渋滞に巻き込まれて何が起こったのだろう〜とネットの情報を見ていたら、トラックが炎上したようで、相模湖ICから先が通行止になってしまい、急遽相模湖ICで降ろされて国道20号を走らされる事になり、延々と大渋滞で大変でした。結局は新宿に到着したのは午後1時で合計6時間もかかってしまいました。通常何も無ければ3時間で到着しますが、この日は本当に参りました。



最初の目的地は、東京ヒルトンの地下のヒルトピアアートスクエアーで谷口高司先生の野鳥図画展が最終日だったので、訪問してからそのあとの片付け作業を手伝うために行きました。会場には、先生のお気遣いで私の写真も3点展示してくれていました。あまり野鳥には関係が無いですが、谷口りつこさんからの提案で写真を飾る事になりました。場所はとてもいい場所なのですが、会場が分かりにくくて迷う人が結構いたようです。作家さんなら、一度はこんな場所で個展をやりたいと思うような素敵な会場でした。使用量は1週間で48万円との事だそうです。仮に使えても気軽に借りられる会場ではありません。個展をやって一番気になるのは、会期中にどのくらいの人数が来るのかですが、りつこさんに聞くと300人ほどが来てくれたそうです。



個展終了後に集まった人達で撤収作業をやりました。写真に写っている人は、先生と奥様以外は、私も含めて先生の作品のファンであり、その活動を影で支えて応援している人たちです。私の場合は逆に小海の星フェスで助けてもらっている方が多いので、少しでもお返しができればと思い、最終日に行く事にしました。大して役立っていなかったかもしれませんが、とても喜んでくれました。今年も星フェスには参加してくれると言ってくれていますが、まだまだ今年の開催には問題があるので、それらを片付けて安心して参加できるようにしたいものです。



昨夜は、ギャラリーを後にしてからいつも懇意にしてくれている出版社の方々と食事を共にしました。今年の星フェスの事や色々と面白い話ができました。今年も星フェスには参加してくれそうです。そして今日は午前中にシュミットさんを訪問してサイトロンジャパンの社長さん、店長さんに星フェスの事について色々と話を聞いてもらいました。その結果、とても力強いサポートをしてくれる事になりました。星フェスの盛り上げには参加者の存在は大切ですが、それは出展社があってこそ盛り上がるので同じく大切な存在です。渡邊社長さんは、Kenkoにいらっしゃった時から色々と支えてくれたところがあり、サイトロンジャパンの社長になってからもずっと力強いサポートをしてくれています。



シュミットさんの展示スペースは、とても広くて国内では最大の規模だと思います。スタッフの数なども考えても今は日本一の天文ショップと言えるでしょう。日本の天文ショップは、一昔前から考えると劇的に減ってその販売形態が実店舗からネット販売に変わっているので、店舗が無くても販売が容易にできるようになりました。しかし、現物を置いてあるお店はとても貴重です。うちも規模は小さいですが、実機を展示して見られるので、そこは貴重かもしれません。しかし、このドブソニアンの数は凄いです。これだけの種類が置いてあるのは圧巻です。ただ、販売されているドブは、大きく分けて2種類でGOTO仕様かそうでないかです。今後の展開としては軽量でコンパクトなトラベルドブを作って欲しいものです。今の同社の勢いがあれば、市場に新たな素晴らしい商品をどんどん送り込んでくれるでしょう。日本の他の望遠鏡メーカーがあまりに静か過ぎるので余計の同社の勢いが増して見えています。2月のCP+の展示を見ればそれが明らかである事を証明しています。



展示してある望遠鏡を見ていると、また一台二台欲しくなってきます。特に興味があったので、大型のEQ8R赤道儀です。今はスカイウォッチャーの製品だけですが、いずれ海外製品と国内製品をジョイントしたような製品や天文台仕様の超高速導入の大型機なども販売されるでしょう。何れにせよ同社の動向からは目を離せません。



搭載重量50kgだそうで、C14HDなら楽に乗りますし、Meadeの40cmでも余裕で乗ります。このサイズの赤道儀では格安だと思います。赤道儀本体は25kgだそうで、脚は50kgくらいあるそうです。近いうちに発注しようと考えていますが、使うなら三脚よりピラー脚で固定した方が使いやすそうです。ただ現状では置く場所がないので、それを決めてからでないと安易に導入できません。国内機でこのクラスだともはやアマチュアが簡単に買える価格帯には無いので、それを支えるのは一部の富裕層か施設などだけでしょう。そういう意味では、私たちが買える最大型機がこのEQ8R赤道儀でしょう。多分近いうちには当店に展示するようになるでしょう。



せっかくお店に行ったので、以前から気になっていた太陽観測用のソーラークエストを数台注文してきました。その内の一台にSolar Max90を乗せて使う事を考えています。といっても望遠鏡タイプでは無く、フィルターセットと屈折望遠鏡をセットにしたものなので、重量的には問題ないはずです。

ところで、今回の東京出張と先日の実行委員会の会議で本年度の星フェスの開催とその方法について少しづつ動いています。現状では開催はする予定で動いていますが、ここにきてちょっと困った問題が出てきたので、それを何とかしなければならないので、確実に開催できるかどうかはもう少し先になってみないとわかりません。ただ、何れにせよ開催の方向では動いておりますので、6月中には決めて詳細を公表していかないとその後の広報も間に合いません。それで聞いた話ですが、原村の星まつりが復活というかリブートされるようですが、出展社にはほとんど知らさせていないようです。開催日もHP上では公開されていますが、2ヶ月近くなってもまだ詳細が決まっていないというのは普通は無いかもしれませんが、知名度も高いイベントなので、とりあえず今年はやってみてその様子を見ながら次をどうするか考えているのでしょう。しかし、仮に出展社を呼んでまたやるにしても、最初の段階でそういう連絡をされていない、情報も最小限しか公開していないというのは、そのやり方はこれまでと同じで変わっていないように思えます。それが良いか悪いかは別としてです。

TeleGizmosカバーは、やはり最強だった!

2023-05-27 09:10:59 | ブログ


昨日のTeleGizmosカバーの件ですが、お客様から画像等送っていただきましたので、こちらにてご紹介させていただきます。隣家が火事になって、その際に庭にカバーをした状態で機材を置いてあったそうで、その後に撮ったのがこの画像です。表面がやや変形している状態ですが、相当な熱にさらされたものと考えています。それでもこの程度で済んだというのは、TeleGizmosカバーが耐熱性も有している事を証明しているのだと考えています。生地を触ってみれば分かりますが、消防隊員が使う防火服の生地みたいな感じでゴワゴワしています。NASAで開発する際にも単に紫外線だけでなく、熱に対してもある程度の高温でも内部の機械などが破損しないように考えて作られているのだと思います。



そこで内部の写真ですが、TeleGizmosカバーは、内部に熱をある程度遮断する生地を入れていますが、それも火災の熱で溶けています。これは外部からの熱が内部に伝わって溶けたのだと思いますが、それだけの熱でも外部生地は溶けたりせずに変形しただけでその機能を維持しているほど耐熱性があるのだと思います。当然の事ながら内部生地を溶かすほどの熱は望遠鏡にもある程度は伝わっていたかもしれませんが、外部生地には直接接触している部分は少ないので、内部の望遠鏡にはほとんど影響は無かったそうです。



その写真がこれですが、一部生地と接触していたファインダーキャップに溶けた生地が付着していたそうで、他は何も異常は無かったとの事です。赤道儀からはその熱で若干グリスが滲み出ていたそうですが、追尾精度などには問題無かったそうです。現状では、その後移設してカバーもそのまま使っているそうですが、雨が侵入したりする事も無く使えているそうです。

実は、このお客様から新たなTeleGizmosカバーのご注文を受けてその事実を知ったのですが、TeleGizmosカバーの紫外線や雨風に対する耐久性については自分も使っていて理解していましたが、火事に対する耐久性については情報も無くて知りませんでした。しかし、この話を聞いて驚きましたし、その後もカバーが使えているのにさらに驚きました。結果的にその経験からこのカバーに対する信頼度が高まって新たなご注文に至ったのは嬉しい限りです。

谷口高司先生の個展がヒルトン東京で開催中です!

2023-05-26 18:04:18 | ブログ


今月24日から東京ヒルトン地下1階のヒルトンアートスクエアーで好評開催中です。これまでの個展では最も多い出展数だそうですが、場所も東京ヒルトンホテルなので、最高の環境での展示です。この場所は、ヒルトン側からぜひ個展をやって欲しいとの事で依頼されての開催なので、会場使用料などもありません。写真家やデザイナーなら一度はこんな場所で個展をやりたいと思うでしょう。個展はABCの3会場で行われており、30日までの開催です。私も仕事の都合をつけて行く予定をたてていますが、日帰りになると思います。野鳥観察などに興味のある方々、またいつも星フェスで先生の野鳥観察会に参加していただいている方々は是非行ってみてください。先生も喜んでくれるでしょう。



屋外固定用のピラーを数本作りました。ベースに4本のボルトでしっかりと固定するもので、ピラー脚の3本足は無いので夜間に蹴つまずいたりする事もありません。ピラー脚は安定はしていますが、あの足がどうしても邪魔になる事があるので、それを全て無くして足元をすっきりする事で観測しやすくなるように考えました。このピラーは、ユニバーサル仕様なので、基本的にトップに取り付けるアダプターによってどんな赤道儀にも対応します。赤道儀と望遠鏡はTeleGizmosカバーを被せておけば、いつでも直ぐに機材が使えます。台風くらいの風でもピラーが固定されているのでビクともしません。



下部固定用ベースは、350mmの鋼材円盤ですが、4本のボルトで固定すれば十分です。ただし何も無い地面には固定できないので、まずは50cm平米くらいのコンクリートの基礎を作ってそこにナットかボルトを埋め込んでピラーを固定すればそこが観測所になります。どうしてもスライディングルーフが良い方は、小屋ごとスライドするようにすればいいでしょう。もちろん、TeleGizmosカバーでも十分です。今日、このカバーのリピーターの方からまたご注文をいただきましたが、お隣さんが火事でTeleGizmosカバーをかけた状態で赤道儀もその被害にあったそうですが、驚くのは外生地が変形するほどで内部も熱で少し溶けた状態だったが、赤道儀は無傷で済んだそうで、その事に驚かれていました。一般的なテレスコープカバーなら溶けて無くなって赤道儀も焼けてしまっていたと思います。TeleGizmosカバーは、雨風紫外線だけでなく、火に対する熱からも機材を守ってくれるというお話でした。ちなみに変形したカバーは、引き続き使われているそうです。これも驚きです。



もう発売から大分経過しているかもしれませんが、最近になって必要だったのでスカイウォッチャーのAZ-EQ5を注文しました。お客様からのご依頼でベランダで太陽観測をしたいとの事で厳しい観測条件を満たしてくれるのは、赤道儀/経緯台の2wayの機能を持ったこの商品しか思い浮かばなかったので、注文しました。これに乗せるのは、CORONADO Solar MaxII 90 Hα太陽望遠鏡ですが、太陽が見える時間が2時間くらいしか無くて北極星も見えずアライメントさえまともにできない環境なので、それで太陽だけを見る事を条件に考えてこの赤道儀になりました。まだこの他にNikonのピラー脚に乗せるためのアダプターも作る必要があります。AZ-EQ5についていた三脚は不要なので、欲しい方がおられたら安価に販売します。アダプターなども必要ならお作りしますのでお知らせください。



この商品を購入する際にスタッフさんから「iOptronはどうでしょうか?」と言われましたが、それは最初から眼中には無かったので検討もしませんでした。この赤道儀の良いところは、ASIAIRとの連携が可能な事です。ユーザーは、部屋の中から望遠鏡やカメラをコントロールしたいそうなので、全てWiFi環境での操作が必要になるので、そうなると選択肢が限られてしまいます。またAZ-EQ5は搭載重量15kgもありながら今はセール品でお安くなっていたので、それも後押ししてくれての注文となりました。まだこの他にも太陽望遠鏡をご注文いただいているので、もう一台移動用の機材を考える必要があります。



昨日からアストロカーの車検で外へ出していました。考えてみればうちに来てから2度目の車検ですので、もうあれから2年経ったという事です。この2年でどれだけ活躍できたかと言えば、小海町の中ではほとんど使っておらず、ほとんどがSWをやっているガトーキングダム小海か町外へ出て運用しています。これが大きな町中にあればもっと需要があったと思いますが、ここの町民は星などに全く興味が無くて、それが証拠に毎年やっている星フェスには町民の参加が劇的に少ないです。いつもやっているスターウォッチングで参加者が「阿智村よりこちらの方が星は綺麗ですね」と言ってくれる方がこれまで何名かいらっしゃいました。実際そうなので、その事に嘘偽りは無いでしょう。明日はまたホテルでのスターウォッチングがあります。天気は微妙ですが、晴れてくれたらM101に出現した超新星爆発を見て欲しいと思っています。眼視ではやや厳しいので電子の目を併用したハイブリッド型スターウォッチングで楽しんでもらいたいと思います。

メシエM101の超新星SN 2023ixfを捉えました!

2023-05-25 14:11:30 | ブログ


昨夜は、天候が微妙に変化して雲が出たり消えたりでアストロカーの出動の判断が難しかったのですが、夜半過ぎに出て小海のスケートセンターでようやくその姿を捉えました。肉眼ではわかりずらいですが、電視観望で見たらはっきりと超新星の存在がわかりました。板垣氏が発見した時の光度が14.9等星だったとのことで、それを考えると間違いなく増光しているようです。12等〜10等星くらいだとは思いますが、1ヶ月くらいは明るく見えるようです。超新星としてはどのくらいの規模なのか分かりませんが、一人の人間が一生の中で172個もの超新星を発見しているというのは、宇宙では頻繁にその現象が起きているのだと考えています。とにかく久しぶりにエキサイトしました。



できればこの非常に貴重な現象を一般の方々にも見て欲しいと考えて、今週末のスターウォッチングのために資料撮影とデモをやってみました。今の所27日は天候が良さそうですが、当日になってみないと分かりません。スターウォッチングでこの現象を見せてあげたくても、よほどの大口径機でないと眼視では分かりにくくて一般の方々には理解できないので、その場合に活躍してくれるのは、この宇宙観測車です。170インチスクリーンでM101を大写しするので、超新星の姿が手に取るように分かりますし、記念写真も撮れます。元々この巨大スクリーンを使ったスターウォッチングを考えたのは、眼視でいくら星雲星団を見せてもその姿が理解できないので感動もしない、という事でもう20年ほど前からホテルなどでスクリーンを使ったスターウォッチングをやっており、今のはその集大成的なものです。今週末は是非とも晴れてくれて多くの方々とその感動を共有したいものです。



M101は、もしかしたらまだ増光するかもしれませんが、それは誰も分かりません。できればさらに明るくなって素晴らしい姿を見せて欲しいものです。今日も晴れれば撮ってみたかったですが、昨日は午前3時までやっていたので寝不足気味です。ちょっとお休みさせていただいてまた明日綺麗に晴れて欲しいものです。その際には機材を変えて撮ってみたいです。

CORONADO ブロッキングフィルターの劣化は当店で対応可能です

2023-05-25 12:33:51 | Hα太陽望遠鏡関係


コロナドに限らず、Hα太陽望遠鏡のブロッキングフィルターの劣化はユーザーでもご存知ない方が意外と多いですが、しばらく見ていなかったり放置してあって、しばらくぶりに太陽を見ると「イメージが以前に比べて暗くなった」、「コントラストが落ちて彩層面が良く分からなくなった」というご相談が良くあります。その太陽望遠鏡を見えなくしている一番の原因はブロッキングフィルター(接眼部についている天頂プリズム)の内部のフィルターが劣化して透過率が著しく落ちている症状です。



今日届いたブロッキングフィルターをSolar Max90に取り付けて太陽を撮影した画像がこの2枚目です。1枚目は正常な状態のBFですが、曇っているように見えるのは薄い雲を通しているからで正常な状態の明るさを示しています。しかしこの2枚目の画像はほとんど真っ暗です。露出は1枚目に合わせて撮影しているので、どちらも同じ条件で撮っていますが、これだけ光を通さなくなってしまっています。これではもはやまともに太陽面を見る事はできません。よって内部のフィルター交換が必要になります。当店ではその交換修理が可能です。この症状はダイヤゴナルタイプのBFだけでなく、PSTでも同じ症状が使用年数によって必ず発生します。早いものは2-3年で始まって5年ー10年と経過するとその程度が悪化していきます。画像のように暗くなったらもう末期的症状です。ぜひ早めの修理交換をご依頼ください。特にPSTは新品購入時より良く見えるようになった方が大変多くいらっしゃいます。Hα太陽望遠鏡の見え味を左右するのは、内外エタロンフィルターだけではなく、ブロッキングフィルターの良し悪しでも大きく変わります。

この症状は、LUNTのブロッキングフィルターでも起こり得ますが、LUNTのはまず最初にダイヤゴナルタイプの対物側についているブルーのグラスフィルターが劣化して、次に接眼側のHαフィルターが劣化します。当店ではブルーグラスの交換ができますし、Hαフィルターの交換修理も可能です。ただしアメリカへ送ってLUNT社へ送る必要がありますので、時間がかかります。

LUNTのプレッシャーチューナーの圧力不足やエアー抜けの症状は、当店に交換用のOリングと専用グリスが在庫品として持っているので、これも対応可能です。このプレッシャーチューナーの症状も使っていればほぼ100%の確率で発生します。中には気がつかないで使っている方もいるでしょう。そんな方もぜひご相談ください。

渦巻銀河M101(SN2023ixf)で超新星が出現!

2023-05-24 17:21:21 | ブログ
今日初めて知ったのですが、北斗七星のひしゃくの部分に見えるM101天体に超新星が出現しているそうです。明るさは10等星くらいだそうですが、いつまでその明るさを保っているのか分かりませんが、今晩は、アストロカーの20cmクーデで撮影してみようと思っています。明日は2年に一度の車検で二日間は使えないので、ちょうどいいタイミングでした。その前に庭に一時的に設置してある、Meade LX200GPS-35を使ってG9Xのコンデジでお気軽撮影をしてみようと思います。口径では20cmクーデより大きいので、写りも当然違うでしょう。ちょっと楽しみです。



スターウォッチングでは、どこでもレーザーポインターを使っているとは思いますが、良く子供さんに「ライトセーバーみたいだね〜!」と言われるので、それならという事でStarWarsでジェダイの武器として使われているライトセーバーみたいな感じになるように部品を作って合体させました。サイズ的にはまさにライトセーバーです。ただし、これだけ大きいとポケットに入らないので、そこで考えたのが . . .



ブラスターホルダーに収める事です。これで何とか格好がつきました。それで作ってから気がついたのですが、もう少しデザインを変えてそれらしくしようかと思います。しかし、大きいので使い方には注意をしないといけないので、余計に神経を使いそうです。



タカハシNJP赤道儀にWilliam OPの大型サドルを取り付けるアダプターを作りました。お客様からの依頼による製作ですが、最後にアルマイト処理をして仕上げて完成です。こういう部品は既製品では無いので、必要なら当店のようなところに依頼するしかありません。



こちらもご依頼品ですが、ビクセンアトラクス赤道儀の三脚にNJP赤道儀を乗せたいとの事で作りました。アトラクス三脚は頑丈なのでNJPを乗せるにはピッタリです。他にもご要望があればお作り致します。現在、MoreBlueさんの大型カーボン三脚とNJP / JPアダプターは在庫品となっています。



こちらもご依頼品ですが、当店オリジナルのTK-ALZM2微動雲台にしっかり固定してアルカスイスクランプを付けて欲しいとの事でベース部品を作りました。TK-ALZM2は、今も愛用してくれている方々が結構おられます。当時は製作する度にご予約扱いだったので、在庫品として販売していた事はありませんでした。そのくらい人気がありました。

最強のテレスコープカバーTeleGizmosが値上げになります

2023-05-20 15:21:09 | ブログ


5月ももう終わりに近づいて、そろそろ梅雨入りのニュースが流れるところですが、これから威力を発揮してくれるテレスコープカバーTeleGizmos 365シリーズを値上げせざるをえなくなりました。ここ最近になって在庫無しのモデルを多く発注しましたが、支払い時の円換算で145円=ドルです。PayPalで決済しているのですが、手数料が大きいので現金で支払いたいところです。Bank To Bank Wire Tranceferも手数料を考えてもまだ安いのですが、最近はその銀行と長期間に渡る取引をしているなどの信用が無いと書類を沢山書かされて審査までされてOKが出ないと海外送金ができません。日本の銀行は特に田舎ほど融通がきかないので、全く話になりません。

それはともかくとして、とりあえず今月一杯は在庫品に限って今の価格で販売しますが、6月1日からは新たな商品となるので、価格を改定させていただきます。そうは言っても、画像のLX200GPS-35に被せてあるT316は、もう8年も使っていますが、いまだに健在で使えています。多分きちんとメンテナンスすれば20年でも持つと思います。カバーの一番の強敵は紫外線ですが、NASAが宇宙開発用として作った特殊生地を採用しているので、紫外線に対する強度はダントツです。ですから、このTeleGizmosを買う時には「消耗品」としてではなく、望遠鏡部品として考えて買っていただくのがいいでしょう。



なお、現在在庫無しでご注文いただいている方々については、6月からの新たな価格でのお支払いとなりますので、予めご了承ください。



先日、とりあえず引き取ってきたNJP赤道儀などですが、困ったことにエンコーダーが付いています。これはパルステック社のコンソールもセットで販売されていたものですが、もう入手できませんし、仮にエンコーダーを利用できたとしても、今更使う人など皆無だと思うので、最終的には外すことになります。しかし問題は外した後のオリジナルの部品が欠品しているので、それは新たに製作する必要があります。ただし、エンコーダーを付けた状態で販売を希望される方がいらっしゃるならそのまま販売したいと思います。ただしまだ預かっているだけですので販売はできません。真ん中のフジノン双眼鏡の経緯台もありますが、これも15x150EDがセットになっています。



ここんところ、お店の仕事は多くはないのでやりたい事をやっていますが、特注製作は普通にあるのでこの105SDにSolar Max 90を取り付けるアダプターを作っています。



このタカハシピラーは、錆だらけだったので分解して次の作業を待っています。買取が終わったら錆の剥離をさせてから塗装をして綺麗に仕上げてから販売します。塗装してから売るか、販売してから塗装カラーをタカハシの3色から選んでもらって仕上げてから納品という事も考えています。興味のある方はお知らせください。



近いうちにe-Bikeで出かけたいので車載用のホルダーを作りました。金具は既製品を使っていますが、ちょうどピッタリのが見つかったので、これを板に取り付けて仕上がりました。またこれで乗鞍エコーラインで畳平へ上がりたいと思い楽しみにしています。ただし上がれるのは7月1日からなので、その前にあちらこちらへ上がりたいと思っています。

今日は、またガトーキングダム小海でスターウォチングですが、今のところ参加者は二桁弱程度です。今のところ微妙に晴れそうなので、晴れてくれていれば参加者も増えていきますが、曇っていれば逆に参加者が減るので、直前にならないと動きが分かりません。できれば今日は晴れてくれて新たなプログラムを試したいです。月齢的にも新月なのでスターウォッチングをするには最高の日ですが、春の空は肉眼で見せられて面白い天体が少ないので、電視観望をメインでやりたいと思います。

大物を引き取りに行ってきました!

2023-05-17 18:13:35 | ブログ


今日は、一番暑そうな群馬県境まで望遠鏡関連の引き取りと査定に行ってきました。メチャクチャ暑くて、その上重量のある赤道儀などを車に積み込んだので暑さで参りました。とりあえずこれで第一段階が終わりましたが、まだ大物の査定がこれからなので、査定してから再度引き取りに行きます。



今回引き取ってきたのは、旧タカハシ160型赤道儀などですが、タカハシでオーバーホールをしてもらってから全く使っていなかったそうです。モーターなどはついていませんが、状態は良さそうです。



NJP赤道儀もありますが、これもまずまずの状態でウェイトやシャフトは箱に入れた状態で綺麗に保管されていたので錆などはありません。モーターは両軸ついていますが、コントローラーなどはどこかへしまったか紛失しているかもしれません。他にもゴチャゴチャと部品類がありますし、ピラー脚もありますが、錆が多いので、剥離させてから再塗装して綺麗にします。

まだ他にも大物の買い取りを依頼されていますが、それと合わせて太陽望遠鏡を自宅ベランダに設置して欲しいと言われているので、手元にあるSM90DS以外はアメリカへ発注します。眼視用とモニター用の2本欲しいと言われていますので、それに合わせた赤道儀なども考える必要があります。



昨夜は最高の好天に恵まれたので、アストロカーでの電視観望の資料用の撮影をしていました。M81,82の大写しですが、さすがに170インチのスクリーンで見るのは迫力があります。最近は、ASIAIRのアプリの調子がとても良くて、ほぼ100%プレートソルブ機能が働いて自動導入ができています。その早さも以前よりはかなり早くなって導入し始めてから10秒以内くらいでフィニッシュになります。これは見ていてとても気持ちよくて、お客さんにその様子を見せるだけでも喜ばれます。カメラ自体は、SVBONYの60mmガイドスコープに取り付けているのですが、カメラで導入できているので当然20cmクーデでも視野中央に導入できています。

今日も天気が良いので、夜中にレストハウスふるさとまで上がってプロモーション用の撮影をしようと思っています。まだアストロカーで上がった事が一度もないので、今日が初になります。

観測スペース用ピラーを作っています

2023-05-14 18:18:30 | ブログ


まだ使用するのは先の話ですが、観測パッドに設置するピラーを作っています。この円盤は、特注でレーザーカットで作ってもらったものですが、これにピラーを立てるためのフランジを乗せてからφ130mmのピラーを取り付けます。観測パッドへの固定は、コンクリートでパッドを作る際にボルトを埋め込んでそこに乗せて固定するものですので、移動用ではありません。高さ1,000mmですが、これより高くも短くも出来ますが、基本はこの高さで作ります。乗せる赤道儀は決まっていませんが、基本アダプターさえ作ればどんな赤道儀でもポータブル赤道儀でも乗せられます。今回3本作りますが、ご要望の方がいらっしゃったらお知らせください。設置後は、TeleGizmosカバーか新たに作るテレポッドを被せるようになります。



NJP赤道儀に各種アリガタサドルを乗せるためのアダプターを作っています。このアダプターは自分で使うものですが、新たにウィリアムオプティックのサドルを乗せるアダプターのご依頼があるのでこれから作ります。このNJP赤道儀用のユニバーサルアダプターは、1点だけ余分に作っているので、もしご要望があれば販売も致しますし、他にご要望の穴加工などが必要であればお知らせください。塗装は、タカハシライトグリーンで仕上げますが、旧160JPカラーでも仕上げられます。



GOTOの20cmクーデ式赤道儀の高度仰角調整軸に3mm程度の隙間があるのですが、見る度に気になります。一般的な赤道儀にはこんな隙間などは無いのですが、できればジュラコンでスペーサーを作って入れ込みたいところです。GOTOさんに聞くと他のクーデ式にもあるので問題ないそうですが、この内部が鋼材で出来ているので錆が発生しているので、近いうちに錆止め処理などをしようと考えています。アストロカーもうちに来て2年目になりますが、今月2度目の車検があります。維持費で車検が一番大きいのですが、一般的な営業用トラックと違って2年に一度の車検なのでまだいいです。



愛車のe-Bike XM2を車載するのに金具をAmazonで買いましたが、寸法仕様が良く分かっていなかった状態で適当に注文したらピッタリでした。あとは車内で倒れないように金具に板材などを取り付ければOKです。今年も乗鞍エコーラインを走りたいですが、7月1日以降にならないと上がれないので、それまでは近場で走ろうと思っています。今年は岐阜県側の乗鞍スカイラインが通行止めのままですが、聞いた話では8月の最盛期だけは臨時的に通行できるようにするそうです。まだその真偽は不明ですが、通行止めのままだと観光業者には大きな影響があるので、一時的にでも通して欲しいと考えているでしょう。

Meade LX200 35cm OTAほか販売予定です

2023-05-11 15:48:32 | ブログ


以前にも一度ブログでお知らせしておりましたが、Meade LX200GPS-35の鏡筒を再度販売する予定です。現在アメリカへドブテイルバーを発注しておりますが、近いうちに入荷しますので、架台から取り外してドブテイルバーを取り付けて販売します。まだ架台とのネジが外せていないところがありますが、何とか近いうちに外せそうなので、再度販売したいと考えています。合わせて架台をどうするかも悩んでおりますが、特に希望される方もいなければ双眼鏡を乗せて使おうと考えています。乗せるためのクレードルはこちらで製作します。いずれもお値段は決めていないので、販売が確実になったらまたお知らせします。



タカハシP2赤道儀をカーボン三脚に取り付けるアダプターを作りました。架台下ボルトも以前に当店で作ったのですが、外径がやや大きいので、アダプターに合うように少し削ります。本来ならこのあとアルマイト処理をして完成なのですが、人によっては処理不要と言われる方もいらっしゃるので確認してから仕上げて納品します。P2関連のアダプターは、これまでも沢山作りましたが、最近はあまり作っていません。



当店オリジナル品のTK-ALZM2のトップベースを改造して欲しいとのご依頼で部品を新たに作りました。使う機材がほぼ決まっている場合には、それに合わせて部品を作ったり再加工したりできます。それにしても今だに愛用してくれている方がいらっしゃるのは嬉しい限りです。もうこの種の微動雲台は色々と製作しましたが、これ以上はもう作る事はないと思いますが、強いて言えば薄型の微動雲台は個人的に欲しいと思っていますので、それは販売用としてではなく、自分用として製作するかもしれません。

話は変わりますが、昨日の夕方に小海町役場観光課の職員が数名で当店に来られましたが、今年の星フェスの開催についての話し合いでした。しかし、話した感じでは、これまでの星フェスを継続して開催したいとは考えていないようで、イベントの中で星を見るようなものは今年の10月末にやりたいと思われているようです。ただまだそれが具体化されていないので、この先どうなっていくのかは周囲の状況などによって変化していく可能性はあります。来週もホテルでの話し合いがありますが、そこでは具体的な開催についての検討をしていく事になるでしょう。