今朝、米国の友人から新たな天文ショーの情報をいただきました。ちょっと長いですが・・・「ARIZONA SCIENCE & ASTRONOMY EXPO」という一種の天体望遠鏡ショーです。来月末には毎年行っている「PATS」がありますし、4月には「NEAF」もあります。規模的には東海岸のNEAFに対して西海岸のASAEという位置づけのようです。
この公式HPを見ても分かるように、きちんとデザイナーが製作したもので、如何にこの天文ショーに力を入れているか分かるでしょう。PATSなどはアマチュアが製作した感じのもので、このHPとは大きな違いがあります。参加ベンダーも相当多く、著名なメーカーから中小のところまで数多くが参加するようです。場所はアリゾナ州のツーソンで開催されるということで、西海岸からも行きやすい場所です。
本来なら来月渡米しているところですが、今年は忙しいので見送って、この11月の新規イベントのために渡米することを考えています。いずれにせよ大変楽しみなイベントです。
今日、微動マウントの最終試作モデルが出来上がりました。まだこれからチェックした上で来週早々にアルマイト処理へ出して美しい姿になってお披露目をいたします。
この最終モデルでは、高度調整、方位調整がフリーで自由に回転させられる上に、微動もできるようにしています。フリーである程度の方向へ向けておいてから2箇所のクランプを締めてから微動調整をします。ただ固定、調整ネジが多いので、通常のポータブル赤道儀として使用する時には地平高度はある程度決めておいてネジで固定しておきます。そうすればネジ1本は減らせます。
方位調整部も三脚側で大まかな回転調整ができるのであれば、同じく固定しておけばいいでしょう。この辺は使われる方が考えて最適な方法を選択すればいいでしょう。まだ削りたての状態ですので綺麗ではありませんが、アルマイト処理が終われば見違えて美しくなります。
ポータブル赤道儀を乗せる部分は、いろいろ考えましたが、ポラリエ以外のポータブル赤道儀でも使えるようにするには、敢えてシンプルな状態にしておき、使われる方が必要に応じて既製品を装着したり、ちょっとしたプレートを取り付けたりして使うようにしておいたほうが良いと考えました。カメラ用のワンタッチシューを介してポラリエなどを取り付けると、それが原因でタワミが発生します。それを解消するには直接雲台ベースにポラリエを取り付けるのがベストですが、取り付け方があまいと回転してしまうことがあります。
この辺は、それぞれその使い方や考え方にもよりますので、一概にどれが良いとも言い切れません。加工が増えていけば当然コストもあがりますし、それが販売価格に乗せられていきます。現状、これ以上価格を上げたくないのが本音でして、後は使われる方々のご相談に乗りながら対応していきたいと考えているところです。
今日届いたばかりの外部USB電源です。Panasonicの「QE-PL301-K」という商品です。この製品は3種類ほど容量違いで販売されていますが、私が買ったのは8100mAhの大容量モデルです。もちろんポラリエ用の外部電源として購入しました。購入に到ったきっかけは、テレスコ工作工房の常連さんからのアドバイスでした。いつも大変有意義な情報を教えていただく方で星まつりでもいろいろ助けていただきました。
まだ実際に使ったことはありませんが、この容量だと2~3日はフルで使っても大丈夫のようです。標準の単3電池2本では2時間程度しか持ちませんので、撮影中にその都度電池を交換するのは意外と面倒です。これがあれば一晩回し続けても楽に使えますし、日中は充電しておける上に携帯の充電も可能です。登山などで2~3日山へ入っても、その間の携帯も充電でけきてポラリエも使えます。まさに一石二鳥のアイテムです。
これと合わせてUSB-miniUSBケーブルも買いました。コードが収納できるタイプなので便利です。このタイプはちょっとサイズ的に大きいので、一般的な使用ではその下の5400mAhのものがいいでしょう。価格はこの8100mAhタイプで実売5,800円で、5400mAhタイプが3,800円程度です。価格コムなどでも安く買えるでしょうし、私はヨドバシのオンラインショップで買いました。即日発送してくれる上に送料無料でした。ヨドバシのCMみたいですが・・・。もしポラリエの電源でお困りでしたらご検討いただいたらいいでしょう。