おやじねこのテレスコ日記

ー八ヶ岳の登山口に住んでいる、テレスコ工作工房の店長のおやじねこが日々の出来事などをタイムリーに伝えています

とても良く見えるHα太陽望遠鏡あります!

2015-01-31 15:16:05 | ブログ


この1セットだけですが、良く見えるAクラスのPSTダブルスタックのセットが入りました。シングル状態でプロミネンスは当然ですが、ダークフィラメント、フレアーが良く見える個体です。ダブルスタックSME40も良く見える個体ですので、双方を組み合わせてその性能を最大限発揮してくれていると思います。これまで多くの方々へPSTを販売いたしましたが、皆さん喜ばれているようです。ネットオークションなどでチェックなどもされずその状態を分からないまま安易に購入されるのはおすすめできません。きちんとしたアフターケアもしてくれる専門店から買われるか当店で時折販売する検品済みの商品を購入されるのがいいでしょう。

次はまたいつ入るか分かりませんが、たぶん春先かそれ以降になると思います。この後店頭にアップいたしますので、ご要望の方はお早めにご注文ください。



合わせてディーラーに頼んであった「Auto Star ワイヤレスコントローラー」が届きました。以前から探してもらっておりましたが、1台見つかっておくってもらいました。これは自分でスターウォッチングのイベントで使うもので、ワイヤレスでLX-200GPSをコントロールできるので大変重宝しています。このコントローラーは既に販売終了しているので、中古品でしか探すことができません。今は、スマートフォンやタブレットPCからコントロールできるようになりつつあるので、こんなものは使わないかもしれませんが、自動導入をスピーディーに行いたい時にはこちらのほうが早いです。



先日、秋葉原へ行った際にヨドバシカメラで新たなパソコンを発注しましたが、画像処理に特化したデスクトップPCにしました。カスタマイズできるものだったので、CPUからメモリーなど全て自分の意思でその性能を決められます。私は元来マック使いなので、画像処理ソフトなどはWin版がほとんどでMacには対応していないことからノートPCでちまちまとやっていました。しかし、高スペックであっても処理速度の面でどうしても不満があり、今回やむなく画像処理専用PCとして導入することにしました。

ステラナビゲーターVer'10もこれに合わせてアップグレードしました。ステライメージは持っていながらPCの問題などもあり、ほとんど役立っていなかったので、これから新たなPCで画像処理の世界にも踏み込んでいこうと思っています。今の天体写真は撮影時の技術も大事ですが、その後の画像処理にその良否がかかっています。私自身初心者の域を出ていないので、より高いレベルを目指しつつ、これから入ってくる方々のサポートという意味においてもしっかり勉強する必要があると考えています。

スカイメモ雲台ベースあります

2015-01-30 17:28:42 | ポータブル赤道儀関連


今日仕上がってきたばかりですが、Kenko Sky Memo専用の雲台ベースユニットです。画像の赤緯軸ユニットは付属しませんが、いろいろと発展させて使うことができます。ポラリエが発売されてからユーザーは減っているみたいですが、まだ使っている方は多いはずです。大型の機材を搭載しての撮影にはいろいろ苦労が多いかと思いますが、このユニットを使うことでその苦労も軽減できるはずです。



本品には赤緯軸ユニットは付属しませんが、付属品のw1/4-M12変換部品を使うことで純正品のウェイトシャフトが使えます。



或は海外遠征にはより軽量な100Lのウェイトシャフトが使えます。これは当店にて扱っておりますが、これに使うウェイトはご相談ください。このスカイメモ専用雲台ベースは、明日以降在庫品になりますので、御希望の方はぜひご注文ください。今回はご注文があって製作しましたが、無くなればまたいつ作るか分かりません。



直ぐに分かりにくいかもしれませんが、パノラマ撮影用のプレート類を作りました。元々作ってあった回転軸ユニットにプレートを作って既製品と組み合わせて作りました。ティンダルポイントがきちんと回転軸のセンターに来るようにカメラをセットできます。これを作ったのは、星空のパノラマ写真を撮るためで、既製品だとかなり高価なので、手持ちの部品を利用して作り上げました。ちなみに今使っているパノラマソフトは、「PT-Gui」です。フリーソフトではなく、標準版で1万円以上でした。以前にカリフォルニアの友人に勧めてもらいました。天体写真のエキスパートですが、その彼からはいろいろ教えてもらうことが多いです。またこれで撮影した写真はいずれ公開します。

東京へ来ています

2015-01-28 21:47:38 | ブログ


久しぶりに東京へ来ています。午前中はビクセンの展示会へ行ってました。残念ながら写真ではお見せできませんが、そこで見たものは来月のCP+で見ることができるでしょう。今後の営業展開等について実りあるお話をしてきました。他は会場が秋葉原だったので、シュミットさんとスターベース東京さん、BORGさんへ行ってきました。うちは小さなお店ですので、こういったショップやメーカーさんとのお付き合いはとても大切です。メーカーさんらの理解と協力があって商品づくりと販売ができています。



シュミットさんでは、決算セールを開催中でした。魅力的な商品を普段よりお安くしているようです。興味のある方はご覧になってみてはいかがでしょうか?



セレストロンのアストログラフです。f2.2という超ハイスピード系アストロカメラです。わずか数秒程度の露出時間でオリオン大星雲などを撮影できる優れものです。お値段は50万円ほどしますが、現物を見た限りではそれだけの価値はありそうです。ただし20kg近い重量があるので、それを搭載できる赤道儀が必要です。オートガイダー不要のお気軽撮影ができそうですが、ちょっと一般的ではないです。

基本的にはシュミカセですが、補正板が主鏡からC11より離れた位置に設置されています。それによりハイパースター的な補正レンズの周辺像を良好に補正しているのでしょう。星像は作例を見た限りではシュミットカメラ並みに鋭像です。

明日また小海町へ戻りますので、発送などは金曜日からとなります。当店は基本的には年中無休ですが、時折国内出張したり、海外遠征したりすることがあります。忙しいと言えば忙しいですが、自分の固定されたイメージを時折クリアーすることで新たなモノづくりをすることができるので、よろしくご理解いただければ幸いです。

最新のラブジョイ彗星です

2015-01-25 08:56:18 | Astro Photography


1月24日の昨夜撮影した最新のラブジョイ彗星です。久しぶりに晴れたので自宅庭で撮影しました。月が午後9時過ぎまであるので、これからの撮影は月明との勝負ですが、思ったとおり立派な尾に成長していました。動きが早いので、尾をきちんと捉えるには短時間露出を繰り返してその良像をスタッキングする手法がベストです。Spaceweather.comにもの凄い画像が載っているので参考にされるといいでしょう。



上画像の撮影機材です。ポラリエへの搭載重量は4kgオーバーですが、PCB-EQ2なども入れると5kgは軽く超えています。ウェイトシャフトの長さを見ていただければその重量はご理解いただけると思います。こんな機材構成でも200mm/1.8L(フルサイズ換算=360mm)ものレンズでも300秒=5分露出を成功させています。当店オリジナルの極軸望遠鏡もきちんと機能していることを示しています。

当方が使っているポラリエは、発売初期ロットの商品で、既に3年以上使っておりますが、全く壊れることなく国内は元より海外遠征でも元気に稼働してくれています。もう1台予備として持っておりますが、PCB-EQ2の組み立て時にしか使っておりません。ちなみに海外遠征には予備として持っていってますが使ったことはありません。



こちらも昨夜撮影したラブジョイ彗星ですが、先日の画像より尾が成長しているのが見て取れます。カメラはDSC-RX100M3です。当店オリジナルのお気軽撮影ズームアイピースセットを使っています。



こちらが撮影時の機材です。重量的には3kg弱です。FS60CBは、ポラリエに乗せるために軽量化した上で撮影仕様にグレードアップしたものです。微動マウントは、TK-ALZM2です。三脚は、GITZOカーボンGT4552TSですが、海外遠征のために雲台ベースは使っていません。去年8月のニュージーランド遠征で使った機材と同じ構成です。

これらのポラリエに対する機材の使い方は、あくまで当方が必要に応じてやっていることで、それを推奨するものではありません。2kgを超えるような機材を搭載して使われる場合には、バランスを十分にとって本体に過剰な負荷をかけないようご注意ください。

今日も良く晴れています。ラブジョイ彗星を好条件で撮影できるラストディだと考えておりますが、今週一杯は月明があっても撮影してみようと思っています。

ひさしぶりに快晴です!

2015-01-24 17:19:04 | ブログ


久しぶりに好天に恵まれています。今のところ快晴ですが、このまま薄明終了まで持ってくれたら尾が成長したラブジョイ彗星を撮るつもりです。既にネットでは素晴らしい尾を引いた姿を見ることができます。とりあえず、EOSMにCLSフィルターを付けてNFD200mm/1.8Lで撮ってみます。淡い尾の姿を撮るには露出時間をかける必要がありますが、光害があるとその中に埋もれて写りません。ここは都会から比べるとダークスカイサイトですが、それでもスキー場やスケート場の照明が遅く迄点灯されているのでベストとは言えません。結果はまたこちらにアップします。



今日仕上がったばかりの「TK-New NJP回転架台」です。二日がかりで塗装をして仕上がりました。気温が低いので一度に塗装はできません。少し塗っては乾燥させながらちまちまとやっています。まだ明日ネジ類の長さを調整しないといけませんが、それが終わってからご注文の方へお届けいたします。1台だけ在庫品として販売しています。ご要望でしたらご注文ください。

ポラリエ雲台ベースPCB-EQ2ですが、現在数台のみ星空雲台ポラリエとのセット品として販売しております。在庫品として御購入できる数少ない機会です。ご要望の方はお早めにご注文ください。単体での販売は来月に入ってからになります。ご予約の時期についてはブログよりお知らせいたします。

PCB-EQ2 発送完了しました!

2015-01-22 17:43:26 | ご来訪者様への御知らせ


本日で全ての方々へ発送を終えました。個別にメールを差し上げましたのでご確認ください。一部九州以遠の所へは明後日土曜日着となりますが、ほとんどは明日金曜日に配達されます。週末天候が良ければ早速使っていただけると思います。しかし低気圧の勢力が強いようで全国的に悪天候のようなので、ラブジョイ彗星は撮れないかもしれません。

ポラリエ雲台ベースは数台とポラリエ付きのSPセットが一つ残っておりますが、これについては今週末くらいに在庫品として販売いたします。その後はまた来月以降になります。ご予約時期については、このブログにてお知らせいたしますので、個別にはご回答しておりません。



本日仕上がったテレスコ工作工房オリジナルのお気軽撮影ズームアイピースです。今回は全てご注文いただいて製作したもので、特注製作に近いものですが、今後作りたいと考えていた機種用ですので、サンプリングさせていただいた上で製作いたしました。コンデジは多くの機種が販売されておりますが、それらを全て満足するような汎用性を高めた商品ができればベストですが、既に大手メーカーなども販売しているように、汎用性を高めると使いやすさがその犠牲となってしまいます。当店ではそれを犠牲にしない分カメラに特化した商品づくりをすることでお気軽特性をアップしたものにしました。

これからもこういった商品づくりは積極的に行っていきますが、さらに汎用性を高めたものができるよう日々研究をしていくつもりです。

発送いたしました!

2015-01-19 17:35:12 | ご来訪者様への御知らせ


本日、ポラリエ雲台ベースをご注文の方々へ発送いたしました。ただし去年中にご注文された方だけです。まだ半数以上の方へ発送が残っております。明日から残りの分の塗装処理をしていきます。お待たせして申し訳ないとは思いますが、急がずにきちんと仕上げて皆様の元へお届けしたいと思います。

当店でポラリエ雲台ベースなどを買っていただく方々の多くは初心者様なのですが、そういった方々が迷うことなく星空を綺麗に撮影できるガイドブック的な小冊子を考えております。30ページほどのものですが、全カラーで当方で撮影した画像を多用して分かりやすいものにしようとその準備をしております。結構大変な作業ですが、これまでもやってきた仕事の一環ですので、ちまちまと空いた時間でやっていきたいと思っています。

昨夜もラブジョイ彗星の撮影にトライしたのですが、機材設置した後に薄雲が出て来てOUTとなりました。光度的には徐々に下がってきますが、30日が近日点通過ですので、本体から出ている尾は伸びて立派になってくると思います。何とかそれまでに撮影したいものです。ポラリエ雲台ベースが届きましたらぜひ撮影にトライしてみてください。

お気軽撮影アダプター

2015-01-18 17:54:33 | ARIZONA SCIENCE & ASTRONOMY EXPO


お気軽撮影ズームアイピース専用のコンデジアダプターが仕上がりました。これからアルマイト処理をしてからご注文の方々へお送りいたします。今回製作したものは、SONY QX100、DSC-RX100、Canon G7xの3機種用です。それぞれアダプターは1点づつ余分に作ってありますが、セレストロンズームアイピース専用ですので、後ほど商品としてアップいたします。今回製作分より若干形状を変えてあります。



NJP回転架台も加工製作から仕上がっております。これから塗装処理へ入っていきますが、ポラリエ関連の発送が全て完了してからになります。ご要望の方はお早めにご注文ください。前回から大変手間のかかるタカハシカラーでの塗装処理をして販売しておりますが、時間がかかるので手の空いた時にしか作りません。



今朝7時の外気温です。マイナス17度でした。野辺山だとこれより3度は低いでしょうから、マイナス20度ということです。青森~日本海側は大雪で大変ですが、こんなに気温は下がらないと思います。たぶん北海道でも内陸部の特に寒いところでなければそこまで下がらないはずです。いずれにせよ酷寒の地と言えるでしょう。今年で2度目の冬ですが、少しは慣れてきました。防寒対策をしっかりやったことが大きいです。

ところで、お待たせしているポラリエ雲台ベースですが、現在仕上げ作業をやっており、このブログを書きながら作業をちまちまとやっています。とりあえず去年中にご注文された方々へ明日~明後日発送し、その後に本年に入ってからご注文された方の分を仕上げて発送していきます。現在まだ半数しか塗装処理が終わっておりません。たぶん全ての発送が終わるのは22-23日頃になると思います。予定よりやや遅れておりますが、何とかラブジョイ彗星の撮影はしていただけるでしょう。今月は21日が新月です。週末を利用して撮影するなら24-25がベストでしょう。お待たせして申し訳ないですが、今少しおつきあいください。

今晩は最高の透明度で好天です。このブログを書いてからまた庭でお気軽撮影をしてみようと思います。

まもなく仕上がります!

2015-01-15 18:14:44 | ブログ


PCB-EQ2が精密機械加工より上がってきました。以降最終仕上げ処理へと入っていきます。これから全て組み立ててからマスキング処理をして塗装へと入っていきます。まだ商品として仕上がる迄には相当多くの手順を踏んで仕上げていく必要があります。故にその日にできる塗装数は敢えて少なめにして時間をかけてしっかり仕上げていきます。とても神経を使う作業ですので、急いではやりません。できれば今週末までに仕上げて発送したいところですが、ちょっと難しいかもしれません。先にお申し込みの方から順に発送していきます。22日が新月ですので、ラブジョイ彗星を撮りたいと思います。これから少しづつ光度を下げて暗くなってきます。まだしばらくは明るい状態で見ることができると思いますので、もう少しお待ちください。

ポラリエ雲台ベースは、昨日でほぼ完売しております。一部ポラリエとのセット品だけ数点のこっておりますが、これも僅かですので、無くなれば一旦終了です。セットで買うと相当お安いはずですので、まだお持ちでない方はぜひご検討ください。



今日のお昼前から大雪になりました。既に20cm以上積もっています。午後6時を過ぎてもその勢いはおさまりません。このまま翌朝まで降れば50cmを超えるかもしれません。この程度は年に何度か降る土地なので驚くことはありませんが、雪かきも大変です。しかも降った雪が消えてくれないので、いつまでも敷地内に残っています。



雪が降ると不思議と暖かいので助かります。降らないとマイナス10度以下は当たり前です。3月になれば少しは暖かくなりますが、まだ雪が降る事があるので気を抜けません。



先日、DSC-RX100M3で撮影したラブジョイ彗星ですが、ズームアイピース8mmの位置で撮影した画像です。かなり大きくダイナミックな姿を捉えています。しかし上級者さんらが高性能な機材で撮ったものには到底及びません。まぁ、お気軽撮影で撮ったにしては上出来だとは思います。機会があれば手持ちの30cmシュミカセで撮ってみたいですが、自動導入の経緯台なので視野回転してしまいます。赤道儀モードで使えるスーパーウェッジもありますが、セットするのがあまりに大変です。早く自分の天文台が欲しいものです。

毎日が満天の星空です

2015-01-13 16:57:16 | ブログ


今日で5日目かもしれませんが、毎日快晴です。当然のことながら”毎日ラブジョイしてます!”
この彗星が次にやってくるのが1万年後となると、それまで地球文明が存在しているか分かりませんが、気が遠くなる話です。地球上の時間尺度は宇宙には全く通じません。科学の進歩により多くの事が分かってきましたが、それでも究極の生命進化の謎は未だに解けずです。そんなことを考えながら日々星空を眺めています。

画像は昨夜撮影したものですが、自宅庭で撮っています。EOS 6DにEF24mm/1.4L+CLSフィルターを使っています。レンズは高価なハイスピード系単焦点ですが、周辺像が良くありません。明るいので使っていますが、F4くらいまで絞らないと使えません。星景写真にはいいですが、星空だけ撮るには向いていないです。新たなレンズを探してみようと思っています。



ここ最近集まってきてコンデジです。これからお気軽撮影用のアダプターを製作します。それぞれ性能が異なりますが、天文用には適したカメラです。気温の高い季節ならデジタル一眼を使ってオートガイドして丁寧に一枚一枚撮ってからコンポジット処理して一枚の絵を仕上げればいいですが、寒い季節にはなるべく手間をかけずに綺麗な写真を撮りたいと思うものです。そんな時には「お気軽撮影ズームアイピース」が役立ってくれます。



DSC-RX100M3専用お気軽撮影ズームアイピースで撮った今日のラブジョイです。鏡筒はFS60CBです。ズームアイピース12mmでコリメート撮影しているので、拡大率はかなり高いです。今日の時点で4等星だそうですが、かなり明るいイメージです。立派な尾も引いています。尾のイメージとしては去年のラブジョイのほうがはっきりしていて良かったです。しばらくDSC-RX100M3を使ってきましたが、天体撮影用としては素晴らしいカメラです。Power Shot S120も優秀なカメラですが、バルブが使えることやマニュアルフォーカスが使いやすいこと、ライブビュー時フォーカス確認がしやすいことなどを考えると8万円もする高価なカメラですが、お気軽撮影派としては手放せないアイテムとなりました。



M42オリオン大星雲です。中央が円形に明るくなっていますが、アダプターの内面反射ゆえのことです。アルマイトすれば改善してコントラストも高まります。これらの画像類は全てワンショットです。画像処理の技術を持っていれば、さらに素晴らしい画像に仕上げられます。セレストロン製の安価なズームアイピースを使っていますが、Baader Hyperionなどの高価なズームアイピースを使ってもその画像は大きくは変わりません。上級者さんには細かいところで満足できないと思いますが、そういった方はこういう撮影には興味も無ければ使うこともないでしょう。この商品の趣旨は”誰でも気軽に天体の姿を写すこと”にあります。それが叶った時にはさらなる高いレベルを目指されるといいでしょう。まずは興味を持ったら多くを望まずに、身近なところから始めてみることが大切です。