おやじねこのテレスコ日記

ー八ヶ岳の登山口に住んでいる、テレスコ工作工房の店長のおやじねこが日々の出来事などをタイムリーに伝えています

ポラリエU雲台ベースのメタリックカラーあります

2020-09-30 17:30:42 | ポータブル赤道儀関連


今日は塗装作業があったので、ついでにポラリエU雲台ベースPCBU-EQ2を1点だけお試しでブルーメタリックカラーにしました。とりあえず1点だけですが、在庫品です。雲台ベースセット、ポラリエUとのセットのいずれにも対応します。今後ご要望があるなら定期的に製作したいと思っていますが、今のところこの1点だけです。



それで今日塗装をしたのは、この「大型微動雲台TK-ALZM5」の部品です。今日の塗装でほぼプロトタイプは仕上がりましたので、これから少しづつ使ってみて検証していきます。これまで作った微動雲台とは構造も機能も異なる製品です。このサイズなら楽にスカイメモなどを搭載して使えますこれまでスカイメモを専用の大型微動雲台で使われて使いづらいと感じられていた方には役立つ一品です。



ポラリエUの極軸望遠鏡PF-LIIの視野内に外縁部二つの星が見えなくて入れられないと都市部にお住いの方からご相談を受けて、ポラリエ用の初期型を画像のようにポラリエUで使えるようにしました。これで都市部でも北極星が見えれば極軸合わせが可能となります。ただしこの極軸望遠鏡は、赤色LEDで前部からパターンを照らしてやる必要があるので、何か工夫してクリップのような物でLEDライトを固定する必要があります。



初期型極軸望遠鏡は、日付と時間をパターンを回して合わせてから所定の場所に北極星を導入すれば極軸合わせが完了します。当地では周辺部の星も見えるので今のPF-LIIで苦労した事は無かったので、こんな使い方ができるとは考えもしませんでした。たまたま当店のお客様から初期型の極軸望遠鏡の方が良かったとの事で、ポラリエ用のアダプターを外して望遠鏡用にしてあとはポラリエUの極望ステーに装着して完了です。

同じような悩み、ご要望のある方は、やってみればいいですが、極望のホルダーが外せない場合にはビクセンへ送ればやってくれます。この初期型の極軸望遠鏡を使う事で、それが追尾精度に影響があるかどうかわかりませんが、それほど大きく変わる事は無いかと思います。



ところで今日の夕方に突然サイレンが鳴り始めて、何だろう〜と思っていたら、今度はドクターヘリが飛んできて頭上を回って何か探しものをしているような感じでした。役場に聞いたところ登山者の遭難ではなく、うちの集落近くで急病人か怪我人が出たのだろうとの事でした。しかし、ドクターヘリが出るくらいなので、農機具で足を切断したとか、余程の事でもなければヘリが飛んで来る事はないだろうと考えています。



先日からこの大型システマティックカーボン三脚の事を書いておりますが、現在サービスでお付けしている「レッグウォーマー」、「ステンレス石突」は残り1本で終了です。次回からは付属無しでの販売となりますので、ご要望の方は本日中にご注文いただいた方がいいでしょう。次回からは赤道儀用の大きな石突は製作品となるので、別料金になります。レッグウォーマーは市販品をお使いください。なお、この1点に限りアダプター同時オーダーで送料サービス致します。ご検討ください。

NJP/JP回転装置付きハーフピラー300L

2020-09-29 18:11:27 | 特注製作品(タカハシ)


タカハシNJP赤道儀用のハーフピラーを久しぶりに作っています。回転装置付きですので、内部のベアリングの働きでスムーズに回転します。以前から改良していますので、少しは使いやすくなっているはずです。画像のハーフピラーは、400mmの高さがあります。これまで作った物では500mm以上の長いタイプもありましたが、このくらいのサイズが使いやすいかもしれません。本来なら回転装置が無い状態のハーフピラーでも4万円程度なのですが、今回は1点だけは回転装置付きとして販売しております。



今回はご注文分と合わせて2本作りましたので、今ならそれほどお待たせせずにお届けできます。またハーフピラーだけ欲しい方がいらっしゃれば、それだけでも販売致します。この後、タカハシライトグリーン塗装をして完成します。ご要望の方はお知らせください。ちなみにハーフピラーだけだと高さ380mmほどです。

明後日から10月ですが、大分寒くなってきました。ついこの前までの暑さが嘘のようで、薪ストーブが恋しくなってきました。しかし、今年はまだ薪材を仕入れておりません。この辺では軽トラック1杯分が15,000円くらいが相場です。去年まで買っていた建設会社の親父さんが突然亡くなってしまったので、薪が安く買えなくなってしまいました。うちには2台の薪ストーブがありますが、今年は店のはあまり使わないようにするかもしれません。薪ストーブから出るホコリが凄くて掃除が大変です。また温度のコントロールが難しくて室内が30度以上になる事もあります。真冬に暑くて窓を開けているくらいです。何れにせよ、これから薪を仕入れて来たるべき酷寒の冬に備えたいと思ってます。

大型カーボン三脚用アダプター色々作りました

2020-09-26 21:22:03 | ブログ


今日、ご注文いただいていたほとんどの方々へ大型システマティックカーボン三脚とアダプターを送りました。発送前に取り付け確認をして梱包をしてお送りしました。画像は、TS-65赤道儀用アダプターです。



こちらは、SkyWatcher EQ-5赤道儀用です。当初ベースを大きめに作ってGP/SX赤道儀兼用とすれば汎用性が高くなると考えて提案しましたが、その必要は無いとの事で単独での仕様となりました。



GOTO Mark-X赤道儀用ですが、Mark-X用は初めて製作しました。しかしピラー架頭を使って三脚に装着するとの事でこの形になりました。本当ならアダプターをブルーハンマートーンで塗装しても良かったですが、あまり意味が無さそうなので手間がかかる事から見送りました。ご要望があれば方位調整機能を持ったアダプターも製作可能です。



こちらは今回製作した物で最大重量を持つPENTAX MS-4赤道儀用です。かなり重量があるので、心配な部分もありますが、実際に搭載してみて大丈夫そうなので仕上げてお送りしました。対荷重40kgとなっておりますが、実際には人が乗っても大丈夫なくらいです。上部に負荷をかけると逆に三脚が安定するので、意外と良いかもしれません。しかし、この辺が上限でしょう。ビクセンならAXJ、タカハシならEM200、400は流石に厳しいかも知れません。



最後に当店で最もご要望が多いビクセンSXGタイプです。今回は数点このタイプを納品しましたが、一つはAXJ赤道儀を搭載して使われるそうです。私が普段から違和感なく使っているのをブログで見て欲しくなったようです。それまでは、タカハシSEメタル三脚を使われていました。そのアダプターは当店で作っています。

この画像にはありませんが、今回製作したタイプでタカハシ90S赤道儀用も作りました。今日はアダプターのみお送りしましたが、アダプターをアルマイト処理する前にどうしても乗鞍岳で使いたいとの事で、先週当店へ引き取りに来られて三脚共々持って行かれて、それが終わってからアダプターだけ送ってきてアルマイトに出して今日納品しました。

当店で販売している大型カーボン三脚のご注文が大変好評で、9割くらいの方々は赤道儀アダプターもセットでご注文されます。望遠鏡販売店では2段式のカーボン三脚を販売していますが、流石にアダプターは製作してくれません。それができるのが当店の強みです。物理的に不可能で無ければどんなアダプターでもお作りします。Mark-Xのように方位調整機能を持ったアダプターなども製作可能です。

三脚が使いづらい、ゴッツイ木製三脚やアルミ三脚は持って行きたくない!と思われている方はぜひ当店にご相談ください。今カメラ市場に出ている大型システマティックカーボン三脚で5万円程度で買えて赤道儀でも使えるものは、世界で唯一この三脚だけです。

re:re:乗鞍高原に来ています

2020-09-23 21:29:54 | ブログ


今日は乗鞍高原に来ています。台風12号の影響は、ここではほとんど感じられないです。午前中は晴れ間が見えており、もしかしたら今夜は撮影ができるかも知れないと思ったほどでした。しかし、午後になって雲が急激に増えてきてその望みもかき消されてしまいました。



また懲りずに愛車のPanasonic XU1で乗鞍エコーラインを登るつもりで三本滝駐車場へ入りましたが、自転車を引っ張り出して大変な忘れ物をした事に気がつきました。何と、サドルとヘルメット類を忘れてきたのです。それがこの状態です。ヘルメットやグローブは何とかなりますが、サドルが無いのは流石に厳しいので、駐車場のおじさんに”サドルを忘れたのだが、どこかで貸してくれる所はありませんか?”と聞いた所、丁度レストハウスの所に自転車のレンタルをしているショップの人が居るから聞いてみれば、との事で聞いてみたら、”それは無いです、またサドル無しでは乗鞍は上がれません!”と冷たく言われたので、それならという事でサドル無しの状態でエコーラインを登りました。



それで、何とか位ヶ原山荘まで上がりました。まだ上を目指せそうだったのですが、天気もそれほど良くなかったのでここで止めました。山荘でお汁粉を食べてバイトの女性スタッフと30分ほど喋ってから降りてきました。その女性は家具職人で信濃大町に住んでいるそうで、ついでに小海町の星と自然のフェスタへ出店してくださいとお願いしてきました。山荘には時折バイトに来ているそうです。



今回もまたいつものポラリエUセットを持ってきましたが、三脚は当店販売の大型システマティックカーボンを持ってきました。この状態で2段となっています。しかしこの状態だと極軸望遠鏡をセットする時や撮影時の構図決めが座った状態で上を向かないといけないのでちょっと辛い時があります。



それで脚を全て伸ばして使うようにすると、こんな感じになります。極軸望遠鏡は立った状態で楽に覗けます。ただしここまで高くするとカメラが頭の上くらいにくるので、これもちょっと辛いかもしれません。まぁ、ここまで伸ばす必要はありませんので、自分の身長に合わせて脚を伸縮させればいいでしょう。この高さだと微動雲台が170cmくらいの位置に来ます。



カメラはEOS Rです。レンズはSIGMA 14mm/1.8ですが、この状態でシャフト3本とペットボトルアダプター、250ml飲料です。これだとカメラが若干重たくなります。自由雲台がやや高さがあるので2kg以下ですが、カメラの位置がセンターから離れているのでバランスを最適にするにはもう少し大きいペットボトルが必要です。しかし0.7kgウェイトを併用すればシャフト2本とペットボトルでバランスが取れて構図決めが楽になります。



ポラリエUの極軸望遠鏡はポラリエと違って外付けです。それでも十分な据付精度を持っているので安心して使えます。



ポラリエUと当店オリジナルのTK-ALZM Jr小型微動雲台はベストマッチです。この組み合わせでポラリエUが発売されてからずっと使っていますが、今のところ不自由は全く感じていません。元々極軸調整用としては作っていなかったのですが、自分で実際に使ってみて違和感なく使えるので、このスタイルが今のスタンダードになっています。今、これを少し大きくして改良したTK-ALZM Jr-2を作っています。

明日は早々と店に戻って発送などをやって残りの図面を仕上げていきます。

乗鞍には次は10月に来ますが、次は位ヶ原山荘まで自転車で機材を背負って上がって泊まります。それで夜に自転車で大雪渓くらいまで上がって撮影をする予定です。できればまだ雪の壁があるうちの春先に上がりたいのですが、ゲートが開くのは7月からになるので、その前に撮影する為には春山バスを利用して夜は歩いて上を目指す必要があります。実際、そんな撮影をしている人が居るそうです。

小型微動雲台 TK-ALZM Jr-2を作ります

2020-09-22 16:41:09 | ポータブル赤道儀関連


今、このTK-ALZM Jrに類似した大型の微動雲台を作っていますが、その前に去年販売していた「TK-ALZM Jr小型微動雲台」の改良モデルを作ります。販売は10月末くらいになるかもしれませんが、TK-ALZM Jrの良い部分を残して改良を加えて新たに"Jr-2"として販売致します。TK-ALZM5は、まだ試作段階で販売できるのは12月くらいになるかもしれません。その前にこのTK-ALZM Jr-2を製作します。

デザイン的には類似していますが、外形を5mmから10mmほど大きくしてより使いやすくなっています。試作はまだこれからですが、今月中に仕上げて来月から製作へ入ろうと準備しています。TK-ALZM Jrは在庫分は全て完売しており、新たに作るかどうか悩んでおりましたが、欲しい方もおられるようなので、この機会に製作する事にしました。しかし、これまで同様に沢山は作らずに一つ一つ組み上げて完成させてます。



四連休も今日で終わりですが、松原湖には多くの釣り客が来ていたようです。湖上では遊んでいる子供達はほとんど見かけないので、釣り以外の目的で松原湖へ来る人はそう多くは無いのだと思いました。しかし冬に全面凍結すると今以上に多くの釣り客が訪れます。やはり松原湖のシーズンは冬なのでしょう。

ところで、昨日「YouTube」で上高地のライブカメラを見ていて不思議に思った事があります。河童橋の手前に長い行列が出来ていたのですが、当初何の行列かさっぱり理解できませんでした。もしかしてバスに乗る為の行列かもしれないと思った事もありましたが、バスターミナルから河童橋まで数百メートル離れているので、それがバスの乗客だとは分かりませんでした。
今朝のワイドショーを見てその疑問が一発解消しました。驚く事にあの行列は3時間待ちのバス待ちの客だったのです。しかし、それにしても凄すぎて呆れました。私も上高地とのおつきあいは長いですが、3時間の待ち時間というのは聞いた事も見たこともありません。
ただ、もっと驚いたのは立山の雷鳥沢のテントの数です。それが1000張あったとの事で、ゴールデンウィークの時でも500くらいあればいいところですが、1000張というのは前代未聞です。もはや三密などどうでも良い状態です。この連休で観光地という観光地はほとんど前例のないほどの人出だったそうなので、問題は来月早々のコロナ感染者がどのくらい増加するのかが今の心配事です。

ビクセンのとっても便利な天体観測用ライトSG-L02

2020-09-19 16:58:52 | ビクセン製品のご案内


昨日入ってきたビクセンの天体観測用LEDライト「SG-L02」ですが、ビクセン代理店をやっていて恥ずかしながら、こんな商品があるのを知りませんでした。たまたまお客様から他の商品と合わせてご注文があったのでいくつか仕入れましたが使ってみてビックリの超便利なLEDライトでした。
商品には、画像のように本体の他にちょっと短めのバンドも付いています。内容は、ストラップL(組込済)、ストラップSクリップ、充電用USBケーブル(USB-Aオス-USB micro-Bオス)、取扱説明書になります。



SG-L02は、555nm付近の波長域を避けた電球色LEDを採用し、適度な視認性を確保しつつ目の暗順応への影響を抑えることに成功しました。天体観測を愛好される方を快適にサポートします。という説明ですが、スイッチを長押しすると明るさが変わります。というか画像のように相当明るくなります。赤色LEDも同じで長押しすると明るくなってきます。
電球色LED、赤色LEDの明るさは無段階で調整可能(電球色は約3~42ルーメン、赤色は約0.28~7.62ルーメン)です。最初は目の順応に合わせて最も暗くなっています。こんなLEDライトは天体用としては海外にも無いので、これからの撮影観測には必需品でしょう。

私もこれまでは登山用を使っていましたが、これからはこのSG-L02を愛用しようと思ってます。



もう一つこのSG-L02の素晴らしいのは、電池を使わずにUSB充電式を採用している事です。充電式リチウムイオンポリマー電池を内蔵しています。付属の充電ケーブルを使用しUSB充電器やUSBモバイルバッテリーなどで充電できます。充電して繰り返し使用できるので経済的です。
他にも防水設計があったり、3wayのバンドが付いていたり、ズボンのベルトや胸ポケットに装着したりできるホルダーも装備しています。とにかく至れりつくせりの天体観測用LEDライトです。もちろん、防水機能もあるので登山などのアウトドアにも十分使えます。

もし私同様にご存知ない方がおられましたら、ぜひご検討いただきたいと思います。



ところで、先日から販売している程度がとても良い現行品のミューロン210鏡筒ですが、本来別売りだったフラットナー/レデューサーをセットにしました。両方セットで購入されると33万円ほどになりますが、それより大分お安く買っていただけます。レデューサーだけ販売して欲しいというお問い合わせがありましたが、ミューロン210を買っていただく方へのサービスとしておつけする物ですので個別での販売はしません。ぜひご検討ください。

今日から4連休ですが、天気が良くありません。当店のお客様で昨日ご来店された方が大型カーボン三脚とアダプターを持って乗鞍高原へ行かれました。天気が良ければいいですが、今日の感じでは夜は晴れるかもしれません。私はいつも連休などでは動きませんが、連休明けには乗鞍高原へ撮影に行きます。ついでにまた懲りずにe-Bikeで畳平へ上がります。紅葉が目的でしたが、今年は全般的に紅葉がかなり遅いようで、畳平でも10月に入らないと紅葉最盛期にはならないみたいです。しかし今年の紅葉はそれほど綺麗では無さそうですが、今年は台風が少ないようで雨も9月に入ってそれほど降っていないので、意外と紅葉が綺麗かもしれません。とりあえず来週その様子を見てこようと思ってます。

三脚アダプター色々仕上がっています

2020-09-16 17:23:00 | ブログ


ご注文いただいた大型カーボン三脚用のアダプターが色々仕上がってきました。一番の大物はこのPENTAX MS-4赤道儀用のアダプターです。赤道儀の重量はVixen AXJ並みにあるので、当初心配もありましたが、作って実際に乗せてみた感じは、まさにAXJ赤道儀と同様な感じです。



三脚に対して赤道儀が大きいので、アンバランスな感じはしますが、AXJ赤道儀を乗せた際も同様だったので、強度的には問題なさそうです。そうは言っても無茶な機材の搭載はしないようにした方がいいでしょう。ペンタックスの屈折望遠鏡程度にとどめておくべきでしょう。



相当久しぶりにタカハシ90S赤道儀用のアダプターを作りました。これはサイズ的にもベストマッチですが、赤道儀固定用の架台下ナットが構造上純正品が使えないので、新たに作りました。



要するに固定ネジ部分を長くした上で締め付けやすいようにハンドル部分を作っただけの事です。全く同じではありませんが、純正同様に使いやすくなっています。



これからアルマイト処理をして仕上がりますが、その前に使われるとの事なので、それが終わってから処理に出します。



こちらは、Mark-Xを乗せるためのアダプターですが、お客様からの要望でピラー架頭にジョイントする形でのアダプター製作となりました。出来るならBハンマートーンでの塗装仕上げにすればいいですが、ちょっと手間もかかるので悩むところです。

ご依頼いただいた大型カーボン三脚用アダプターの加工はほぼ終わりですが、今週末にアルマイト処理へ出して来週中に仕上がる予定です。その後ご注文のお客様へお届けとなります。



昨夜一泊していたホテルは「ホテル シェラリゾート白馬」ですが、GOTOキャンペーンで大分お安く泊まれました。白馬地域では初めて泊まったホテルですが、あまりの良さにビックリでした。



部屋は二階建ての2階でしたが、部屋が広くて36平米もあります。館内には4つの露天風呂があって45分の無料貸切可能です。また通常の古民家風大浴場もあって、天然温泉なので最高にくつろげます。



レセプションエリアでは、椅子が3箇所あり、それぞれ担当者が丁寧に対応してチェックインができます。荷物もチェックインの間にベルさんが部屋へ入れてくれます。白馬には外資系のマリオットホテルやハイクラスの東急ホテルもありますが、クチコミを読んでいるとこちらのホテルの方が良さそうです。



敷地内には広大な庭があり、家族連れなどが遊んだり出来るようです。プールもありますが、今は閉鎖されています。



このスペースは、リゾートに滞在しながらテレワークなどをされる方がコーヒーなどを飲みながらくつろいでビジネスができる一種のビジネスセンターです。庭のテラスで読書をしたりネットサーフィンをするのも良さそうです。このスペースの他にも無料で食事ができる「軽食コーナー」もあります。そこでは玉かけご飯やグリーンカレーが無料で食べられます。



朝食付きでしたが、ブッフェスタイルでした。内容は種類が多く調理人がしっかり手をかけて作っていると感じる料理内容でした。リゾートホテルの朝食ブッフェはお粗末な所が多いですが、このホテルのは料金や施設にマッチした素晴らしい内容でした。

しばらくぶりにこんな立派なホテルに泊まりましたが、一人で泊まるにはもったいないので、夫婦や家族で利用するのがいいでしょう。できれば2-3日くらい泊まって仕事をしつつ家族サービスもできればいいでしょう。10月から東京もGOTOキャンペーンの対象となるので、家族サービスを考えている方はぜひ一度訪れてみてください。

今日も帰宅してから仕事が沢山あるので、朝8時過ぎにはホテルを出ましたが、できればゆっくりしたかったものです。こういうホテルには、出来るならお盆や正月などの混雑期を避けて秋や春先のシーズンオフに利用するのがオススメです。静かで丁寧なサービスを受けられます。またお値段も安くなります。ホテルは泊まってもがっかりさせられるところが多いですが、このホテルは全くその逆でした。オーナーさんが世界のホテルなどを参考にして作られただけあって、ハードもソフトも素晴らしいの一言です。ここは白馬ですが、まるでインドネシアのバリ島のリゾートホテルのような雰囲気でした。

白馬岩岳MTBパークに来ています

2020-09-15 23:47:21 | ブログ


今日は、午後から「白馬岩岳MTB Park」に来てゴンドラに乗って山上からMTB用ダウンヒルロードを下ってました。今晩は栂池高原近くの宿に泊まって明日戻ります。天気が良ければ星の撮影をしようと思って機材を持ってきましたが、曇天で敢え無く断念しました。



愛車のPanasonic XU1をゴンドラに乗せて山上へ上がります。MTB用のキャリアーが付いているので、楽々上に上がれます。片道1800円ですが、登る前に誓約書と申込書を記入する必要があります。スキーなどと違って危険が伴うスポーツなので、登る前に署名が必要なようです。



上まで8分ほどかかりますが、あっと言うまです。山上にはレストランなどがあり、食事もできます。ここでは夜のスターウォッチングもやっているようで、隣の白馬八方尾根同様に星を眺めるテラスがあります。



山上のガイドセンターでコースについて聞きましたが、お兄さんが私のe-Bikeを見て、"そんなBikeでやるの?”みたいな顔をしていましたが、e-Bikeであってもママチャリに毛が生えたようなモデルなので、そう思われても仕方ないかもしれません。しかし、お兄さんが不安がっていた理由がじきに理解しました。



コースは、初級ー中級コースを走りましたが、”これで初級?”と思うほどラフなコースでした。スキー場をひたすらジグザグにアップダウンを繰り返して降りていきますが、スピードをコントロールしきれないと大怪我しそうです。森の中も走りますが、コースが細い上に斜度も結構あり、バランスを崩すと谷底へ落下しそうな感じです。



こんな急カーブが数えきれないほど続きます。XU1にはサスペンションがついていないのが結構辛いですが、何とか頑張って1時間近くかかって降りてきました。ゴンドラには1日券や3回券もありますが、さすがにスキーと違って日に3度もあのコースを下るのは初心者には厳しいと思いました。
コースを走っていたライダー達は自前のMTBを持ってきていましたが、私のような無謀な初心者はいませんでした。岩岳MTBパークは、コースを下るだけなのでe-Bikeである必要はありません。



岩岳山頂ではe-Bikeのレンタルがありますが、聞いたところこのe-Bikeでは下山は出来ないと言ってました。ゴンドラ乗り場にMTBをレンタルしてくれる店がありましたので、そこで貸してくれるようです。

大型微動雲台 TK-ALZM5を作っています

2020-09-12 09:24:35 | ブログ


大分前から考えて作りたいと思っていた新型の大型微動雲台「TK-ALZM5」ですが、既に形は出来ておりまして、今は各部の改良などをしているところです。先月仕上がったプロトタイプに使っていた針状ころ軸受ベアリングから玉軸受ベアリングに変えたので、何点かの部品を再度作り直しています。まだどちらがベストか分かりませんが、使いながら判断しようと思っています。今回の微動雲台は相当頑丈にしっかり作っているので、重量が結構あります。各部品の肉抜きをする事も考えていますが、仮にそれをやっても大きな軽量化には繋がらないので、トータルコストも考えてこのままでいくかもしれません。

このTK-ALZM5の仕上げは、これまでのアルマイト仕上げではなく、メタリック塗料による焼き付け塗装で仕上げます。こういう部品の塗装はとても面倒なのですが、アルマイト仕上げでは得られない美しさを出したいと考えて敢えて塗装処理にしようと考えています。昨日は塗料屋さんが色見本を持って打ち合わせに来ましたが、ようやく色が決まってオーダーしました。ただしまだ塗装する状態にまで仕上がっていないので、塗装自体は来月に入ってからになるでしょう。



愛用のカーボン三脚類ですが、上の大きいのは当店販売の大型システマティックカーボンですが、下の2点はGITZO製品です。海外遠征の際には下の2点を主に持っていきます。赤道儀を持っていく時には上の大型カーボンにアダプターを装着して持っていきます。現在、多くの方々からアダプター製作依頼がこのカーボン三脚共々あり製作しています。私の場合は、写真用でも赤道儀用でも2段式のカーボン三脚を使う事はありません。昔から大は小を兼ねると言うので、基本は脚が伸びる写真用三脚です。画像の一番下のGITZO三脚は、GT4552TSシステマティックカーボンですが、2月に盗難にあったのと同じモデルです。最近になってヤフオクで見つけて直ぐにポチリました。



このGITZOの4型システマティックの雲台プレートと当店販売の大型カーボンの雲台プレートは互換性があります。ですから、大型カーボン用に作った赤道儀用アダプターがGITZOにも使えるので重宝しています。



昨日は、麦草ヒュッテのご主人に話があったので行ってきました。天気は良くありませんでしたが、静かで良いところです。白駒池の駐車場も平日ですが、結構車が入っていました。八ヶ岳へ入山している方々の車がほとんどだろうと思いました。ヒュッテの島立さんに聞いたところ、八ヶ岳の夏の営業稼働率はとても低くて10%〜30%程度だそうです。コロナ禍の影響が大きく影響しており、定員150人の麦草ヒュッテでも20人くらいに抑えて泊めているそうで、泊まりたい人がいても断っている状況だそうです。八ヶ岳は北アルプスの表銀座ほど登山客は多くないので、それに輪を掛けてコロナ禍で登山客も減っており、他より打撃は大きいようです。

麦草ヒュッテもお客さんが少ないのでアルバイトを雇っても仕事が無いので、今はアルバイト無しでご夫婦だけで運営しているそうです。今年の冬も営業するかどうか悩んでいるそうで、コロナの影響が冬も続くと営業は無いかもしれません。10月1日からついにGOTOキャンペーンに東京都が入るので、長野県には相当の観光客が押し寄せると考えていますが、実際には自粛される方々が多くその効果も未知数です。



ところで、今当店にブロッキングフィルター無しのSolar MaxII 90 Hα太陽望遠鏡があります。used品ですが、去年秋に当店から購入していただいた商品ですので、まだ新しいです。既にSM60や40をお持ちでBF10以上のブロッキングフィルターをお持ちの方は、一気に90までアップグレードできます。近いうちに店頭にアップするかもしれません。も興味のある方は直接ご相談ください。

PCBU-EQ2が在庫品になりました

2020-09-09 16:25:34 | ブログ


ポラリエUが赤道儀になる「ポラリエU雲台ベースPCBU-EQ2」が本日から在庫品となりました。今日追加で仕上げた分の在庫ですが、多くは無いので、無くなったら1週間程度お待たせします。

ところで、今ポラリエ関連の商品が世界的に売れ行き好調です。それに伴って日本でのメーカー在庫も物によっては無くなっている物もあるそうです。特にアメリカではコロナ特需で望遠鏡関連がバカ売れしているそうです。その為にショップに電話をしてもなかなか取り次いでもらえません。

従って当店のポラリエUの在庫が無くなると次は10月以降にならないと入荷しないかもしれません。ポラリエU雲台ベースはしばらくは在庫があると思いますが、それも今後の状況によっては変わってきます。

ポラリエUとPCBU-EQ2のセットを登山に持っていくと大きな荷物にならず、ペットボトルアダプターが使えるので、最軽量のポータブル赤道儀として山岳星景写真を撮るのにとても役立ちます。標高3000メートルの高地で望遠レンズを使った撮影も気軽にできそうです。ぜひ試してみてください。



Canon EF8-15mmフィッシュアイズームをまた買いました。去年使わないと思って店頭にてお安く処分しましたが、今後の撮影にどうしても必要なレンズなので、また懲りずに買いました。これで、失った機材はほぼ全て買い揃えました。軽の新車が買えるくらい使いましたが、必要なので仕方ありません。その機材類はこの秋から徐々に使いこなしていきます。



Kenko スカイメモ用の1.5kgウェイトをオーダーで作りました。当店の雲台ベースを取り付けた状態でKenkoの大型微動雲台に乗せると、微動ネジが干渉してしまうそうです。それを防ぐ為にややスリムなウェイトを作りました。余分に作りましたので、同じ悩みがある方はぜひご注文ください。



CORONADO Solar MaxII 90フィルターセットをご注文の方からアダプターもセットでご注文いただきましたが、何と、取り付けるのは2万円のKenko SE102鏡筒です。作りが作りですが、今日実際にアダプターを介してSME90を取り付けて太陽を見てみましたが、正直予想に反して良く見えるので驚きました。これまでSM90のアダプターを多く作りましたが、そのほとんどがタカハシ製品でした。しかし、安価な鏡筒でもこれだけ良く見えるのであれば、今お持ちの方はこのSE102に変えてみるのもいいでしょう。
この鏡筒はF5と筒がとても短いので、チューニングがとても楽です。またダブルスタック同士のダブルでもチューニングが楽なので、こんな使い方もありでしょう。



これはSME90を2個取り付けてダブルスタックにしています。F8クラスの望遠鏡で同じことをやると手が届かないので、チューニングが大変です。SM90の望遠鏡タイプでもダブルはやや辛いですが、これは慣れでカバーできるので何とかなるでしょう。

今、当店にはSMT90-BF15の太陽望遠鏡セットとBF無しのSMT90望遠鏡のused良品があります。ダブルスタックフィルターは、全て売れてしまったので終わっています。