おやじねこのテレスコ日記

ー八ヶ岳の登山口に住んでいる、テレスコ工作工房の店長のおやじねこが日々の出来事などをタイムリーに伝えています

おやじねこ天文台に機材が入りました

2024-04-25 17:40:28 | ブログ


庭の天文台に今日やっと機材を入れましたが、数日前から突然の腰痛に悩まされていたので機材を入れるのが今になってしまいました。当初何を入れるか悩んでおりましたが、手っ取り早いのは庭に置いてあるNJP赤道儀を入れるのが正解でした。ただし鏡筒は、このドームサイズだとシュミカセが最適なのですが、C-8だと小さすぎるし、かといって未使用のC14HDは大きすぎて使えないので、結果的にはこのタカハシのTOA-130NSになりました。ただし振り回すにはフードは収縮させた状態でないと、ドームに干渉しそうなので短くして乗せています。ただそれでも接眼部を覗くには、直視は無理なので天頂ミラーを使うことが使用する上での前提です。



こんな感じでコンパクトにして乗せています。



フードも収納したままの状態で使うことになります。



接眼部からドーム内部との隙間が小さいので、天頂ミラーで眼視観測をするかCCDカメラでの撮影にするかの二者択一の使い方に限定されてきますが、これだけの機材なので、撮影でも眼視でも最高のパフォーマンスを発揮してくれそうです。



ピラーは、オールステンレス製なのですが、床を上げた分高さが足りないので、350mmのハーフピラーを作ってから赤道儀を乗せています。これで不動点がベストな高さになっています。気持ち的にはもう50mmほど下げても良かったですが、それは使いながら調整しようと思っています。



先ほどようやく一ヶ月以上かかった改造などが終わってアストロカーが元の駐車場に戻ってきました。本来ならタイヤを新しいものと交換されるはずだったのですが、自分で入手した中古のタイヤが実は使えないマッチしないものだったので、一度は交換したのですが、また元に戻してから戻ってきました。アストロカーは、見た目より重量が大型トラックなみにあるので、中型トラックのものではその重量を支えきれないらしくて、仮に使えても走行中にバーストの危険があるそうなので、やめた方が良いとタイヤガレージの担当者に言われました。従って以前のままで戻ってきたので、GWが終わってから再度考えてみようと思っています。

とても使いやすいガイド鏡筒支持脚を作りました

2024-04-23 18:58:08 | ブログ


アストロカーに乗せる電視観望用の望遠鏡をSVBONYの60mmファインダーからビクセンFL55SSに変えるに従い、視野調整をするための微動雲台がガイド支持脚が必要になったので、こんなものを作ってみました。当初の予定では微動雲台を作るつもりでしたが、20cmクーデとの視野調整に大きな修正は必要無いことから、良くあるガイド望遠鏡の支持脚で何とかしようと考えました。しかし、一般的なネジを3本で微調整するものだと、調整時のガタつきなどもあって、うまく調整ができないと考えて、新たに作ってみました。



まず、支持脚は通常は2本構成ですが、2本のリングを常に平行にするために中間にシャフトを入れて正確に保持するようにしました。これは大正解でした。アリガタプレートをリングは1本のネジで固定されていますが、このシャフトのおかげで首を振ったりすること無く鏡筒に対して常に直角に保持してくれます。



それでこのガイド保持脚の一番の特徴は、鏡筒にPOM材でベースリングを作って保持して、それを3本のネジで押し引きすることで視野調整ができるようになっています。POM材のベースリングにはちょっとした工夫がしてあって、ネジの締め加減で鏡筒が前後に動いたりすることが無いように作っているので、微調整がとてもしやすくなっています。この保持脚は前部のリングは常に固定した状態で使って、接眼側のリングのネジ調整だけで視野を修正できるようになっています。ファインダーに入っているゴムリングに近い構造ですが、それよりはしっかり保持できているので、スムーズな調整ができます。



まだ実際に使っていないので、考えているように機能できるか分かりませんが、机上で操作した限りでは問題ないと思われます。とりあえず作ってみましたが、これが良ければFOA-60用のものも支持脚の間隔を大きくして作ろうと考えています。FOA-60も20cmクーデのガイドファインダー代りに装着するつもりです。FL55SSは、オリジナルの接眼体を取り去ってシンプルなフォーカシングシステムに作り替えています。

アストロカーの改造が終わりました. . .とりあえず

2024-04-23 16:45:15 | 宇宙観測車アストロカー


アストロカーの改造はとりあえず終わって仕上がりました。通路の両サイドに収納スペースを持ったベンチを作って窓を取り付けて、正面のドアを透明なグラス仕様にしました。



見た目はただの部屋を作っただけですが、この基本の形が出来ていれば、この後からキッチンを取り付けたり、本棚などの備品収納棚を作ったりできるので、とりあえずここまで仕上がれば、あとは使いながら少しづつ仕上げていきます。壁などは、人に優しい自然塗料を塗布して見た目の良さを重視して仕上げています。



両サイドの窓は、キャンピングカー専用の窓で3 wayの使い方ができる優れものです。網戸とシェードと開放状態で使えるので、使い勝手はほぼキャンピングカーです。シェードと網戸は上下を引き上げたり、引き下げたりする事で切り替えができるようになっています。



ベンチ下は、収納スペースになっており、6箇所の扉によって分別できるように作っています。まだ何を入れるか考えていませんが、入れるにしても何かケースを使って分けるようにしないと、移動中に動いてバラバラになります。限られたスペースなので、上手く使い分けるようにしたいものです。



中央の扉は、以前はアルミ板が上下に入っていただので、どちらからも見えませんでしたが、それを透明にしたので、観望を待っている人が観測室で何をやっているのか見えるようになります。この両サイドのベンチには、最大8名から10名くらい休めるので、少人数ならアストロカーの中で観測とレクチャーの両方が出来てしまいます。観測室にも新たにベンチを作ったので、それも利用すれば15名くらいまでなら中で全てできるので、ホテルの室内にその都度移動しなくても良くなります。また特に寒い時には、ティータイムも楽しんでいただけます。



観測室の壁にもベンチを作ったので、片側に3名ほどで両サイドで6名程度着座できます。このベンチは通常は折りたたんで収納できます。



それで必要な時には、こんな感じで引っ張り出してベンチとして使えます。観測の際にいつも外で次のお客さんを待たせていましたが、これからは、このベンチに座って順番を待ってもらうことができるようになります。ただ、一度に沢山の人が中に入っていると、その振動が直接望遠鏡に伝わってくることも心配しないといけないので、待ってもらう間は静かにしてもらう必要があります。まぁ、それがどこまで守ってもらえるかですが、子供が走り回らないように注意する必要がありそうです。

とりあえずここまで仕上がったので、明日からはタイヤの交換とメンテナンスをしてもらって今週末から新生アストロカーの初陣となります。GWを無事に終わらせてから、次の改造へ入っていきます。

Mark-X用のタカハシPライトアダプター作りました

2024-04-21 09:49:11 | GOTO Mark-X


たまたまご依頼があって、タカハシPライトをMark-Xに取り付けたいとのことで新たに製作しました。以前に作ったものと違って同じハンマートーンカラーで塗装仕上げにしました。以前のはアルマイト処理したものでしたが、Pライトには色合い的に適合しますが、赤道儀にはマッチしないので、敢えて手間はかかりますがブルーハンマートーンカラーで仕上げました。



以前に作ったのは極軸体に取り付けることを想定していたので光路長が短いものでしたが、今回のは30mmの長さで作っているので、赤緯軸に取り付けてもクランプに干渉せずに取り付けができます。五藤テレスコープさんでも以前にPライトとセットで販売していましたが、今はもう止めたようなので新たに作りました。



販売しているのは、Pライトを含めないアダプターだけですので、Pライトは別にお買い求めいただくか、お持ちのものをお使いください。これからもあれば便利なMark-X関連の部品を作っていきますが、何をどう作るかはこれから考えます。PENTAX赤道儀関連もですが、ご自身で”こんなものが欲しい”というアイディアなどがあったらぜひお知らせください。ある程度の需要が見込めるものであれば、モニターとして材料費程度でお作りします。

太陽が爆発しています!

2024-04-19 16:24:32 | ブログ


今朝撮影した太陽面のHα画像ですが、これまでに見たことが無いような大きなプロミネンスが出ていました。たまたまお客さんから教えてもらったので、Solar Max90のダブルスタックで見たところ、地球が20個くらい入りそうな巨大なプロミネンスが出現して驚きました。それもループ状になった素晴らしいものでした。



太陽の全体像と比較すると、それがどれほどのものか理解できます。まさに今は太陽活動の極大期だということを実感させてくれるイメージです。写真はいつものようにコンデジでのワンショット撮影ですが、きちんと持っているCCDカメラで撮影すれば細かいディティールが分かる写真にできるのですが、忙しいのでワンショットで気軽に撮影したイメージです。庭の天文台が完成したら、TOA-130用のフィルターアダプターも製作して常時太陽のHα撮影ができるようにしようと考えています。ドーム内は暗いのでPC画面を見ながら撮影ができるので、今より少しはマシな写真が撮れるでしょう。



先日仕上がって納品したNikon 6.5cm屈折赤道儀のカーボン三脚アダプターとカーボン三脚を納品しました。このアダプターを作る場合には、架台下ナットが使えないので、新たに製作する必要があります。ただし、使用するカーボン三脚がGITZO 5型以上のサイズなら純正品がそのまま使えます。



この円盤は、特注製作で依頼されたもので、PENTAX MS-3赤道儀に100SDUF鏡筒バンドBH-115を取り付けたいとの事でお作りしたアダプターです。



あまりご要望な無いとは思いますが、余分に一点製作しましたので、ご要望があれば即納できます。

いよいよ新型アストロカーの初陣が来週末に迫ってきたので、それに使う部品などを色々と作っています。室内改造は今週末くらいで概ね仕上がりますが、そのあとにタイヤを全てスタッドレスに交換して他にも問題のある部分を修理してもらうので、全て仕上がるのは来週中頃になりそうです。できれば初陣の前に一度実際に使ってみたいですが、天気次第なのでどうなるか分かりません。


アストロカーの改造が進行中です(3)

2024-04-14 16:50:50 | 宇宙観測車アストロカー


あれから1週間近くなりますが、内装がここまで仕上がっています。全ての面にボードを貼って基本となる部屋ができつつあります。当初予定していた、壁にも棚などをつけてもらうというのは、手間も時間もかかるので、費用の節約も考えてそこは既製品を取り付けるように仕様変更をしました。壁も天井も基本これで完成ですが、後から壁紙などを星に統一したデザインで仕上げられるので、全ての作業が終わってからそれをじっくりと考えていきます。床は、薄手の床材を貼って仕上げますが、材料が明後日以降でないと届かないので、それが来てからロングチェアー兼ベッドを作ってもらい、それができれば一応完成です。作業はその都度大工さんと打ち合わせをしながら進めていくので、スムーズに進んでいます。



天井のベンチレーターは、今日気がついたのですが、とても良くできています。この状態はシェードを閉めた状態ですが、3種類の状態になるように作られています。



これは網戸の状態です。これなら虫の侵入などを防げるので、後部ドアを閉めておけば虫の侵入の心配はありません。



シェードは、前後にスライドさせて開閉をしますが、真ん中から両サイドに開ければフルオープンになります。このシステムは、両サイドの窓も同じ仕様になっており、上下にスライドさせることで網戸とカーテンの両方を選択できます。このシステムは、どこまで耐久性があるのか分かりませんが、アルミサッシでもこんなのがあれば便利だと思いました。



サイドの窓は枠を取り付けてほぼ完成に近い状態になりました。残りプラスチックのフレームを装着させれば完了です。今年最初のスターウォッチングは、4月27日からになり、その後GW中に数日連続でガトーキングダム小海でやってひとまず落ち着きます。内装についてはそれ以降にちまちまとやって行こうと思っています。この改造工事が終わってもまだ観測室の改良などが残っているので、それを最初のスタートまでに合わせてやっていこうと思っていますが、間に合うかどうか微妙なところです。

CORONADO PSTがよく見えないという人へ

2024-04-13 16:11:47 | Hα太陽望遠鏡関係


今日届いたCORONADO PST太陽望遠鏡ですが、修理のご依頼品として送っていただきました。実際に覗いてみたところ、イメージが非常に暗くて彩層面もプロミネンスも眼視ではほとんど見えません。その症状の原因は、ブロッキングフィルターの劣化です。見た限りでは内部エタロンフィルターユニットには問題が無さそうなので、ブロッキングフィルターさえ交換すれば元の状態かそれ以上には回復して正常な状態で太陽のHαイメージを見られるようになるでしょう。PSTやBF5〜15などをお使いの方で最近イメージが暗いと感じられるようになったら、それは入院への赤信号です。ぜひご相談ください。

CORONADO製品のブロッキングフィルターの修理については、昨年末から停止しておりますが、それがようやく再開できるようになりました。長い方で5ヶ月程度待っていただいている方がおられますが、それがようやく修理できてお返しできるようになります。予定では今月末までには順次お返しできるようになると思っておりますので、もうしばらくご辛抱ください。しかし、為替相場の円安には本当に参ります。決済する際の円相場が158円にもなるので、ちょっとした買い物でも大きな支払額になってしまいます。大人気のTeleGizmosカバーも在庫の無いタイプがありますが、ある程度まとめて発注しないと送料等で大きな費用がかかるので、ある程度まとまった数になるまで待っているような状態です。

4月8日に北米で皆既日食がありましたが、個人旅行で行っても4-50万円くらいの出費があったと思いますが、それだけの費用があったら庭に作ったような天文台が作れます。ただし新品で一から作るとなるとそれでは収まりませんが、中古品でなら作れるでしょう。最近はそんな銭勘定をするようになったので、今の異常な円安状態では海外など行けません。行くとしてもいいところ韓国か台湾くらいでしょう。

おやじねこ天文台を作っています(2)

2024-04-09 18:30:35 | ブログ


今日は早朝から天文台のドームを引き取りに車屋さんと一緒に大雨の中行ってきました。現地で3人がかりでトラックの荷台に乗せて無事に運べるようになりました。ドームユニットは、観測室と二つに別れているのですが、FRPで出来ているだけあって2人でも持とうと思えば持てるくらいです。ドームの方が若干重たいので、基本的に3人いれば移動できますが、できれば4人が理想です。現地ではトラックの荷台に乗せるだけだったので、3人で何とか載せました。



戻ってきてから人足を4人揃えてから設置作業に入りましたが、観測室は難なく設置できましたが、ドームを上に乗せるのが考えていた以上に大変でした。しかし1人が観測室に入って内部から支えてくれたので上手く乗せる事ができました。乗せてからドームを回転させましたが、とても軽くスムーズに回ってくれました。スリットの開閉も問題なく正常な状態でした。外観が結構汚れているので、明日以降に綺麗に磨きあげようと思っています。まだ中には機材は入れられませんが、ハーフピラーが仕上がって観測室も固定できたら入れようと思います。



外から見ると立派なドームが見えるので、ご近所さんからも「星関係の仕事をしている家」だと少しは認識されるようになるでしょう。



当店を目指して来店される方にもこのドームのオブジェでその存在が分かりやすくなるでしょう。以前なら当店の前を通り過ぎて行ってから気がついて戻っていましたが、今後はそんなことも無くなるでしょう。できればもっと環境の良い場所に設置したかったですが、そこへ行く手間や時間のロスを考えると、多少の環境の犠牲があっても近くに天文台がある方がいいでしょう。この天文台は恒久的なものではなく、新たな場所が見つかったらそこに移設しようと思いっているので、今は仮の天文台です。

明日から週末にかけて好天に恵まれるので撮影に出かけたいですが、ここ連日遠方へ出ているので、正直疲れました。しかし、天候は人の都合など考えてはくれないので、どうしてもこの春のうちに撮影したい対象があるので、また出かけるかもしれません。

アストロカーの改造が進行中です(2)

2024-04-08 17:43:54 | 宇宙観測車アストロカー


アストロカーの窓付けなどの依頼をお願いしているガレージ会社の社長さんから朝電話があって、「仕上がったから見に来て!」という事で午前中にその後の加工をしてくれる大工さんと一緒に引き取りに行ってきました。キャンピングカー用の窓が綺麗に取り付けてあり、流石にその作業の素晴らしさに驚きました。



反対側には元々ディスプレイ鑑賞用の窓がありましたが、それは撤去して新たな窓が取り付けてありました。そのおかげでラッピングの絵が消えてしまいましたが、また予算があれば新たな壁面ラッピングをしようと考えています。今のはカッティングシートによるものなので、新たにするにはそれをまず剥ぎ取って綺麗にしてからでないとできないので、その方法をまずは考えたいと思います。



窓は内側から押すようにして開閉しますが、上に90度開けられるので、通気性は抜群です。引き戸でも良かったのですが、こちらの方がキャンピングカーのようでCoolなので、これにしました。まだ手前に網のついたシェードなどもあるので、壁を作る際に枠を取り付けます。ただこの窓は一つ問題があります。ショックに強いプラスチック製なので、防犯を考えると良くありません。全て仕上がってから何らかの防犯対策を考えようと思います。まぁ、盗むといっても望遠鏡など外せないので、そもそも盗むもの自体が無いという意味ではそれほど神経質に考える必要が無いのかもしれません。



窓を開けるとこんな感じです。一応内側に4箇所のクランプ鍵があるので、外から開けることはできません。



アストロカーを引き取ってから今は大工さんの工場に駐車しています。今日から月末までに内部を完成させていきますが、実際にどう作っていくかまだ決めかねているので、作業をしてもらいながら調整して仕上げてもらおうと思っています。できればキッチンを入れたいのですが、それを入れると左右対称に作れないので、何か良い方法がないか思案しています。それに本棚と収納スペースも作る必要があります。壁には断熱材も入れていくので、夏の暑い時でも快適に過ごせるようになれば良いと思っています。この作業とは別に、まだ観測室の方が仕上がっていないので、望遠鏡の部品なども含めて月末までに仕上げようと思っています。

松本市教育文化センターのイベントへ行ってきました

2024-04-07 19:42:48 | ブログ


松本市教育文化センターで天文宇宙検定がらみのプラネを使った講習会がありましたので、午後から出かけてきました。主催している恒星社厚生閣にはいつも星フェスでお世話にもなっているので、ご挨拶も兼ねて行ってきました。久しぶりに最新のプラネを見ましたが、昔良く見ていたツァイスプラネとは全くの別物で、ほとんど映画を見ているようなリアル感のある映像です。この施設には、三鷹の30cmカセグレン望遠鏡を装備したGN-30赤道儀の天文台とこのGOTOのプラネがありますが、2年前に館長さんと知り合ってから、CORONADOフィルターの修理やメンテナンスのお手伝いをさせていただいております。これからも星フェス関連でも協力をしてくれそうなので、これからも時折訪問したいと思います。



このプラネを使った天文宇宙検定のクイズ形式の講座では、星フェスでも講座を持ってくれている鳫先生が講師を務めてくれて、終始楽しい講座を進めてくれました。参加定員が80名でしたが、実際には4-50名くらいの参加者数だったようです。無料で開催されているので、満席になってもおかしくないのですが、今は昔と違ってあまり天文には興味を示す子供や親も少なくなってきているのかもしれません。これが有料だとどのくらいの参加者がいたのか分かりませんが、意外にもそれほど変わらなかったかもしれません。

この施設には先にも書いたように30cmカセグレン望遠鏡を装備した赤道儀が入っていますが、以前に来た時には若い担当者がいたはずですが、今日聞いて驚いたのは今は女性の館長がその担当を兼任しているそうです。しかし、その割には美品類の使い方を良く理解されていないので、いざ観望会をする時には慣れていないが故にその開催には支障がありそうです。しかし、どこでもそうですが、地元の天文ファンがある程度のサポートはしてくれていると思いますので、そこまでは心配しなくても良さそうです。

ところで、今日は良く晴れていたのですが、ポンズ-ブルックス彗星がどのくらい明るくなっているのか見たいと思って帰ってきてから双眼鏡で西の空を見ましたら、かろうじて頭部だけ分りました。聞いた話によると、彗星はその後相当明るくなっているようで、今では一等台の明るさに成長しているそうです。それなら余計に見たいですが、実際にはそこまでは明るくなっていないような感じです。今週中頃から天気が安定してくるので、どこかのチャンスで撮影したいと思います。