今日の月です。
寒いですが、透明度の高い空にある月は眩しいばかりです。
外は既にマイナス8度くらいにまで下がっています。
使った機材は、AXJ赤道儀にセレストロンC-6シュミカセです。最近はこの高価なAXJ赤道儀は庭に放置しています。もちろんそのままではなく、TeleGizmosテレスコープカバーを被せてのことです。カバーを外して起動して数分で撮影開始です。終わったら同様にケーブル類を外してカバーをかけて終わりです。庭には4台の機材を放置していますが、その時の撮影によって機材を使い分けています。
撮影機材は、PENTAX XW20mmアイピースに当店のアダプターセットにEOS M3で撮っています。とても簡単なお気軽撮影セットです。画質云々を追求する場合には、対物レンズから来た光を直接CCDに受けて撮影するのがベストですが、拡大撮影をしたい時にはバーローレンズなどを介さない限り焦点距離に応じた拡大率しか得られません。この撮影方法ならアイピースを変えることで必要な拡大率を得られるので面倒なことはありません。
大型の経緯台にC-6シュミカセを乗せた状態ですが、これにTeleGizmosカバーのT-314を被せるとこうなります。
大き過ぎてすっぽりかぶってしまいます。ただし三脚だと脚の先端が被せきれずはみ出してしまいます。基本的に三脚は被せる必要はないので、赤道儀や経緯台と鏡筒をカバーできればいいので、その状態での適合サイズを考えてみればいいでしょう。
こちらは、また異なる種類で当店ではまだ扱っておりませんが、小口径鏡筒と赤道儀仕様でのカバーです。中にC-6シュミカセを入れてあります。
こちらは、セレストロンCPC1100で28cmシュミカセ付きの経緯台です。赤道儀をイメージさせるために筒を斜めに向けて、TeleGizmosカバーのT-314を被せています。脚はどうしても被せきれませんが、大分下のほうまで被さっているので、この状態で屋外に放置していても大丈夫です。ただしそれぞれ使い方や環境等によって異なりますので、如何なる状況でも常に大丈夫とは言い切れません。
こちらは上と同じ機材ですが、カバーは、T-316にしています。T-314よりは下まで被さっていますが、脚についてはそこまで被せる必要が無いので、それほど意味がありません。しかしC-11は結構大きいので、余裕があるくらいでないとややきついかもしれません。
当店でまだ扱っていないサイズのTeleGizmosカバーもありますので、1月に新たな種類を増やして仕入れておきます。現状当店で扱っているカバーは、経緯台用なのですが、赤道儀用は下部が大きく空いているので、雨などが下部から入り易そうなので敢えてスッポリ被さる経緯台タイプを販売しています。経緯台タイプでも、長い屈折などを外してカバーを被せることを前提にすれば経緯台タイプでも全く問題なく使えます。
赤道儀は極軸さえ合わせておけば、鏡筒の着脱だけの手間だけなので、わざわざ付けておく必要はそれほどありません。その辺は使われる方の考え方次第です。
松原湖は、もう歩けるくらいにまで凍結しています。ただし地面に直接接触している周辺部はまだ氷が薄くて乗るだけで割れてしまいます。しかし年末年始のワカサギ釣りは2年ぶりくらいにできそうです。
TK-ALZM4の雲台ベースですが、Mark-Xの極軸体をダイレクトに登載できるように、ネジ穴を追加で加工することにいたしました。ただし4カ所のうち前後いずれかの2カ所しかネジ穴が合わないので、それで不安な方は別にプレートを製作するしかありません。しかしM5サイズのネジ2本で固定されていれば、強度的には十分かと思います。スカイメモベースプレートについては、この4カ所のネジ穴にプレートを固定して、スカイメモにある2カ所のM8ネジを利用して固定するようになります。合計6カ所のネジで強固に固定できるので安心です。
ところで、昨日販売開始した新商品の「TK-ALZM4 大型微動雲台」ですが、予想とおりに直ぐに売れてしまいました。次回分については、とりあえず初回分をきちんと仕上げてお届けしてから次のことを考えていきます。それから、同じく初回分が完売している「TK-ALZM Jr」ですが、来月以降にまた若干数製作いたします。どのくらい作れるかまだ分かりませんが、分かり次第お知らせいたします。TK-ALZM4は、次回分の製作は、仮に作るとしても2月に入ってからになると思います。