おやじねこのテレスコ日記

ー八ヶ岳の登山口に住んでいる、テレスコ工作工房の店長のおやじねこが日々の出来事などをタイムリーに伝えています

Last Moon Night

2017-12-30 19:53:27 | ブログ


Vixen AXJ赤道儀にアストロフィジクス130ED鏡筒を乗せて撮影した今日の月です。見た目眩しいですが、非常にシャープなイメージです。これで火星を見たいですが、まだ半年以上待たないとそのチャンスが来ません。画像は、EOS M3に2インチバーローレンズで撮影した2枚画像を一枚にモザイク合成したものです。一枚だと月が入りきらないので2分割して撮ってから合成しました。

月や惑星を見る時には、アライメントはせずにホームポジションから自動導入して修正して撮影をしています。

冬の風物詩

2017-12-30 16:02:57 | ブログ


今朝、米国の友人から画像と共にメールが来ましたが、パロマー天文台の18インチシュミット望遠鏡がヒストリーミュージアムへ200インチ望遠鏡と共に入ったそうです。この18インチは2005年7月4日にパロマー天文台へ行った際に初めて現物を見ましたが、その時は、ディープインパクト衛星によるテンペル第一彗星にインパクターを衝突させるその瞬間を撮影したのですが、その際にパロマー天文台でインパクターの衝突の瞬間を25cmのシュミカセに取付けたCCDカメラで捉えることに成功した時のことを思い出します。その時動画で撮影した映像はイギリスBBCへ貸し出して放映されました。



数日前から作業部屋の大掃除をやっておりますが、今日やっと終わって気持ち良く仕事ができるようになりました。明日からTK-ALZM Jrの組み立て作業をしていきます。一人でコツコツとやっているので意外と時間がかかります。年始明け迄には組み上げたいと思います。ただうっかりしてネジ1本を発注し忘れてしまったので、5日以降に発注して届くまでは仕上がりません。

それから、TK-ALZM Jrをご要望の方はまだ多くいらっしゃいます。しかしまた直ぐには作れませんので、次回は2月になると思いますので、ご要望の方はそれまで辛抱強くお待ちください。ただし今回分より製作数量が減りますので、次もご要望の方全てに行き渡るようには作れないと思います。どうぞ根気よくおつきあい願えればと思います。基本的に売れるから沢山作るということはこれまでもそうですが、これからもありません。

当店には正月休みなどはありませんので、ネット環境にある限りはメール等へのご返答などはしております。仮にお休みがとれたとしても、この時期には何処へ行っても人だらけで渋滞で、何をするにも並ばなくてはならず、ただでさえ並ぶのは大の苦手ですので、考えただけで倒れそうです。またこの時期は宿泊施設が何処も満室で宿泊料金も普段の倍以上にもなりますが、逆にそのサービスは落ちる傾向にあるので、そこまでしてまで休んで出かけたくはありません。郷里に里帰りされる方々は大変だとは思いますが、気をつけてお出かけください。



いよいよ今日から待ちに待った「松原湖の冬の風物詩ーワカサギ釣り」が始まりました。今年は2年ぶりくらいで年末から完全凍結して釣りができるようになりました。パッと見た限りでは100くらいはありそうなテントの数です。周辺の民宿はこれからがシーズンなので松原湖が早々と凍結してくれてホッとしているはずです。



できれば松原湖の湖上で満天の星空を見たいところですが、周囲には民宿の灯り以外に余計なイルミネーションまであるので、撮影をするにはちょっと厳しいです。しかし比較明合成による撮影なら結構いけるので、月明りの無い時に撮ってみようかと考えています。この時期の長野県はどこもスキー場のナイター営業で、星空環境は全滅です。知人で志賀高原でSWをやっている方も冬はできないと嘆いておりました。星で町おこし、地域おこしをしようと盛り上がっている長野県ですが、冬だけはその盛り上がりが今ひとつです。

TeleGizmosカバーの適合について

2017-12-28 16:55:36 | ブログ


今日の月です。
寒いですが、透明度の高い空にある月は眩しいばかりです。



外は既にマイナス8度くらいにまで下がっています。



使った機材は、AXJ赤道儀にセレストロンC-6シュミカセです。最近はこの高価なAXJ赤道儀は庭に放置しています。もちろんそのままではなく、TeleGizmosテレスコープカバーを被せてのことです。カバーを外して起動して数分で撮影開始です。終わったら同様にケーブル類を外してカバーをかけて終わりです。庭には4台の機材を放置していますが、その時の撮影によって機材を使い分けています。



撮影機材は、PENTAX XW20mmアイピースに当店のアダプターセットにEOS M3で撮っています。とても簡単なお気軽撮影セットです。画質云々を追求する場合には、対物レンズから来た光を直接CCDに受けて撮影するのがベストですが、拡大撮影をしたい時にはバーローレンズなどを介さない限り焦点距離に応じた拡大率しか得られません。この撮影方法ならアイピースを変えることで必要な拡大率を得られるので面倒なことはありません。



大型の経緯台にC-6シュミカセを乗せた状態ですが、これにTeleGizmosカバーのT-314を被せるとこうなります。



大き過ぎてすっぽりかぶってしまいます。ただし三脚だと脚の先端が被せきれずはみ出してしまいます。基本的に三脚は被せる必要はないので、赤道儀や経緯台と鏡筒をカバーできればいいので、その状態での適合サイズを考えてみればいいでしょう。



こちらは、また異なる種類で当店ではまだ扱っておりませんが、小口径鏡筒と赤道儀仕様でのカバーです。中にC-6シュミカセを入れてあります。



こちらは、セレストロンCPC1100で28cmシュミカセ付きの経緯台です。赤道儀をイメージさせるために筒を斜めに向けて、TeleGizmosカバーのT-314を被せています。脚はどうしても被せきれませんが、大分下のほうまで被さっているので、この状態で屋外に放置していても大丈夫です。ただしそれぞれ使い方や環境等によって異なりますので、如何なる状況でも常に大丈夫とは言い切れません。



こちらは上と同じ機材ですが、カバーは、T-316にしています。T-314よりは下まで被さっていますが、脚についてはそこまで被せる必要が無いので、それほど意味がありません。しかしC-11は結構大きいので、余裕があるくらいでないとややきついかもしれません。

当店でまだ扱っていないサイズのTeleGizmosカバーもありますので、1月に新たな種類を増やして仕入れておきます。現状当店で扱っているカバーは、経緯台用なのですが、赤道儀用は下部が大きく空いているので、雨などが下部から入り易そうなので敢えてスッポリ被さる経緯台タイプを販売しています。経緯台タイプでも、長い屈折などを外してカバーを被せることを前提にすれば経緯台タイプでも全く問題なく使えます。

赤道儀は極軸さえ合わせておけば、鏡筒の着脱だけの手間だけなので、わざわざ付けておく必要はそれほどありません。その辺は使われる方の考え方次第です。



松原湖は、もう歩けるくらいにまで凍結しています。ただし地面に直接接触している周辺部はまだ氷が薄くて乗るだけで割れてしまいます。しかし年末年始のワカサギ釣りは2年ぶりくらいにできそうです。



TK-ALZM4の雲台ベースですが、Mark-Xの極軸体をダイレクトに登載できるように、ネジ穴を追加で加工することにいたしました。ただし4カ所のうち前後いずれかの2カ所しかネジ穴が合わないので、それで不安な方は別にプレートを製作するしかありません。しかしM5サイズのネジ2本で固定されていれば、強度的には十分かと思います。スカイメモベースプレートについては、この4カ所のネジ穴にプレートを固定して、スカイメモにある2カ所のM8ネジを利用して固定するようになります。合計6カ所のネジで強固に固定できるので安心です。

ところで、昨日販売開始した新商品の「TK-ALZM4 大型微動雲台」ですが、予想とおりに直ぐに売れてしまいました。次回分については、とりあえず初回分をきちんと仕上げてお届けしてから次のことを考えていきます。それから、同じく初回分が完売している「TK-ALZM Jr」ですが、来月以降にまた若干数製作いたします。どのくらい作れるかまだ分かりませんが、分かり次第お知らせいたします。TK-ALZM4は、次回分の製作は、仮に作るとしても2月に入ってからになると思います。

明日から販売いたします!

2017-12-26 17:22:01 | 新製品等のご紹介


先週末より「TK-ALZM4 大型微動雲台」のご予約販売を開始するはずでしたが、雲台トップベースに乗せるアリガタベースが戻ってこなかったので今日のお知らせとなりました。

この画像の商品が明日販売する「TK-ALZM4 大型微動雲台」です。アリガタベースが標準付属品としてお付けしています。この状態で2.2kgもあります。近頃のカーボン三脚は軽量になっているので、それに匹敵する相当重量感のある微動雲台です。本体に付けてある既製品のハンドル、レバータイプネジが7本付けてあるので、それぞれのネジ同士が干渉しないか心配だと思いますが、サイズが大きい分、ネジも干渉しにくくなっており、調整もTK-ALZM3と比較しても遥かに使い易くなっています。調整ネジもTK-ALZM3はM5を、TK-ALZM4はM8と二周り大きなネジを使っています。ちなみに、TK-ALZM JrはM6を使っています。



付属品のアリガタベースは、ビクセン規格で着脱はM8-P35のネジ2本で登載ベースに固定してあるので、サイドのL型クランプネジを180度回転させるだけで簡単に着脱できます。またこのアリガタベース単体でも360度回転します。後に販売する「雲台コマ部品」を複数個持っていれば、機材の着脱交換がとても簡単にできます。

将来的に製作する部品は以下になります。

1)スカイメモベースプレート(1月発売予定)
2)GOTO MK-X用ベースプレート(1月発売予定)

以上の2点は必ず作りますが、他にもご要望があって需要もありそうなら製作を検討いたします。
また、TK-ALZM4で使われることを前提として特注のベースプレートなどもご要望があれば製作いたします。

初回販売分は、わずかに10台しかありません。この10台分については既に製作に入っており、お届けは1月下旬頃に予定です。残念ながら今回分でご予約頂けなかった方については、また来月以降に次期分としてご注文をお受けいたしますが、それも同じく10台程度と少ないです。初回に全てのご注文をお受けしてもいいのですが、納期もはっきりしない中でのご注文は後に問題が起こりえるので、毎回確実にお届けできる数だけご注文をお受けするようにしていきます。ご容赦願えればと思います。



TK-ALZM4の販売は、明日12月27日午後7時からお受けいたします。お値段については、明日以降にトップページにてご確認ください。当初、"SOLD OUT"表示になっておりますが、午後7時にはそれが消えてアクティブになってご注文可能となります。ただし売り切れてしまったら再び"SOLD OUT"表示になります。では、ご注文をお待ちしております。



今日仕上がった「タカハシNJP/JP回転架台」です。中央の高さのあるものは、特注で依頼された回転機能付きのハーフピラーです。使用上高さが250mm必要とのことで、特別に製作しました。手間的には回転架台を2台作るよりかかりました。安いものではありませんが、世界に一つしか無い自分だけの機材を作る訳ですから、仕方ありません。それぞれ全て行き先が決まっています。ご注文の方々には明日発送させていただきますが、中央のハーフピラーについては、明後日になるかもしれません。

地味な作業をしています

2017-12-25 17:48:35 | ブログ


微動雲台には、こんな部品も必要なので作っています。この0.1mmの薄い円盤が回転を滑らかにするためのベアリングの役割を果たしてくれます。カッターで切れなくはないですが、型を作って圧力をかけて抜いて作ります。これからTK-ALZM Jrの組み立てをしていきますが、とても地味な作業ですが、気を抜かずにしっかり組み上げてからお届けいたします。

それからTK-ALZM4の事ですが、付属させる部品がアルマイト処理遅れており、本来なら先週末にはご注文をお受けするはずでした。明日その部品が戻ってくるので、それ以降にブログにて大切なお知らせをさせていただきます。

昨日から作業部屋の大掃除をしております。長年かけて溜め込んだガラクタ類などが山のようにあります。本来なら夏の星まつりへ持って行って処分するところですが、それをやっていると大変なので、何かのタイミングで一気に処分しようかと考えています。ガラクタと称する物の中には、タカハシP2赤道儀の未使用品などもあります。木製ケースに入れたまま使われなかったものです。いずれはどこかへ展示しようかと考えています。

最高の構図を得るために

2017-12-23 16:56:59 | Astro Photography


ここんところ毎晩の撮影で寝不足気味です。画像は二日前のものですが、昨夜も深夜〜早朝にかけてマイナス10度以下の環境で2時間ほど立ちんぼで撮影していました。凍結した湖の上で撮影していますが、時折もの凄い氷が裂けるような音が響きます。

今日は、夜になって薄雲が出て来たのでゆっくり休めそうです。晴れていたら八千穂高原の白樺林で撮影しようと考えておりましたが、行かずに済みそうです。

松原湖周辺には、スキー場が近くに2カ所ありますが、いずれもナイターをやっていないので夜はダークスカイです。やはり秋から冬の星空は最高に美しいものです。”冬の王者オリオン”、"全天第二の恒星シリウス”、”冬のミルキーウェイ”、”雪を頂いた八ヶ岳”、"凍結した湖”、それぞれが一枚の絵画を作り上げるキャスト達です。これらのキャスト達をどう活かして一枚の絵を作り上げるかは、作者となる撮影者の意図次第です。



昨夜からは、カメラをEOS 6Dに変えて「PENTAX K-70」を使っています。アストロトレーサーを使えるので、ポラリエには少しお休みいただきます。

Vixen and 天文宇宙検定 Wカレンダーセット

2017-12-21 16:16:22 | ご来訪者様への御知らせ


去年も好評だったビクセンカレンダーと天文宇宙検定のWカレンダーのセット販売をします。それぞれ別々に購入されると3000円以上にもなる人気のカレンダーですが、当店では数量限定で2200円の超特価にて販売いたします。これに伴い、Astronomy Space Testカレンダーも数量限定で通常1800円を1200円にて販売いたします。今年も後10日ほどになりましたが、まだカレンダーをお買い求めになられていない方はぜひこの機会にお買い求めください。



ビクセンカレンダーも天文宇宙検定カレンダーも美しい宇宙の写真を沢山使って1年を通して楽しめる内容となっています。本日より販売となります。

今朝も午前2時〜4時くらいまで松原湖で撮影をしていました。マイナス10度を下回る酷寒でしたが、無事に予定していた撮影ができました。透明度も最高で雲一つ無い満天の星空でした。ここ数日間は毎日晴れており、自宅庭か外へ出ての撮影を連日やっています。そのせいで寝不足気味です。しかし、それも今週一杯で終わります。

来週からTK-ALZM Jrの組み立て作業へ入りますが、全て組み上げるまでに何日かかるか分かりません。他にまだ加工しないといけない小さな部品もあるので、それらを行っていると年内のお届けは難しいかもしれません。仮に仕上がってお届けするにしても、年末年始で帰省されていたり、ご旅行で国内外へ出たりされているので、発送しても受け取られずに戻ってくる可能性が高いので、年明け以降に発送するようにしたいと思います。



今夜、AXJ赤道儀にExplore Scientific ED80鏡筒にて撮影したアンドロメダ星雲です。庭でいつものようにお気軽撮影です。StarBook TENによる自動導入でM31を導入してシャッターを切るだけです。ISO 3200 180秒露出です。

AXJ赤道儀をピラーに乗せました

2017-12-20 16:54:43 | ブログ


Solar Maxの部品であるブロッキングフィルターが米国よりいくつか届いたので検品を兼ねて見てみました。前回検品した際にダメだった商品を送り返して戻ってきたものですが、海外品はとても面倒です。こういうことがあっても普通に個人輸入している場合には、送料を往復と輸入時の消費税を再度負担することになるので結果的に高い買い物になってしまいます。当店の場合には、代理店とは十年以上おつきあいしているので、送料なども負担してくれています。ただし消費税は負担しないといけませんので、一つの品物を購入するために二度の消費税を支払うことになります。従って当店に修理をご依頼される場合にも必ず消費税をご負担いただいております。



この二つのブロッキングフィルターのBF10とBF15は、本日から販売します。いずれもused品ですが、当方できちんと検品したものですので、安心して使っていただけます。BF15は、新品から3ヶ月ほどしか使っていない新品同様品です。BF10も外観に傷がありますが、まだ全く問題なく使っていただけます。BF5をお使いの方はBF10を、BF10をお使いの方はBF15にアップグレードされるにはいいでしょう。



AXJ赤道儀をMeadeのピラーに乗せ換えました。さすがにAPP-130TL三脚と違って安定感は抜群です。ピラーはオールアルミ製なので、ピラー丸ごとでも軽いです。このピラー脚は移動しやすいように、脚のジョイント部から切断して車に積み易いように改造しています。できればこのピラーのまま近場の観測地へ運べれば完璧ですが、赤道儀とピラーは、3本の芋ネジで固定してあるだけですので簡単に着脱できます。ピラーと別々に軽トラックに積めば移動できるので、今日はそれで撮影してみようかと考えています。



この状態で使うには、ウェイトを付属の3.5kgに交換する必要がありますが、この状態でなら使えなくもないですが、バランスがとれていないので、安全のためにも正しいウェイトにすべきでしょう。



庭がこんなことになっています。Meade LX200GPSとPENTAX MS-4赤道儀が奥で小さいのがポラリエが乗っているお気軽星空撮影セットです。手前がAXJ赤道儀です。奥2台は雨が降ろうと、雪が降ろうとそのまま放置です。TeleGizmosのテレスコープカバーなら最強の機材放置ができます。ポラリエセットも観測地で撮影に疲れたらこのままカバーをかけて朝まで放置しています。以前に海外へ撮影に行った際に機材を放置したまま朝目が覚めたら雨で機材が壊れてしまったことがあるので、それ以降はこのカバーをかけて放置しています。

LX200は、もう3年もこの状態で庭に放置していますが、全く壊れることなく今に至っています。もちろん使っているカバーも3年経ちました。普通に考えてもちょっと高価なカバーですが、機材を守ってくれることや、ベランダなどに放置して使いたい時にカバーを外すだけで使えるので、それを考えるとこんな安いものはありません。極端な話、このカバーがあることで観測所のスライディングルーフが無い観測所も作る事ができます。屋根が無い分台風などで飛んでいってしまう心配も無いので、日曜大工程度の技量があれば、簡単に観測所が作れます。ただし、冬はちょっとつらいかもしれませんが、屋根があっても開けて使うので同じことです。

マイナス15度の松原湖の星空

2017-12-19 16:49:13 | ブログ


今朝早朝午前2時過ぎから酷寒の湖上で撮影しておりました。最高の透明度でまさに降るような星空でした。自宅から車で数分でこんな環境で撮影ができるのは素晴らしいことですが、それと引き換えに多くを失っています。しかし、それを失っていると考えるか、多くを得ていると考えるかでその後の生き方も変わってくるでしょう。

しかし、今朝はまた恐ろしく寒かったです。マイナス15度というと、もはや北海道の気温です。でもまだ序の口です。来月くらいにはマイナス20度が待っています。タオルをぶん回せば凍結して立ちます。やったことはありませんが、たぶん立ちます。



撮影は、EOS 6Dにシグマの14mmと24mmのハイスピードレンズを使っています。F2.8で撮っていますが、F2でも周辺減光がそれほど気になりません。画像処理をすると目立つようになりますが、RAW画像を見ても分かりにくいです。Artシリーズは、もう1本35mmを持っていますが、この3本とEF8-15mmのフィッシュアイズームがあれば、星景色は十分です。Canonの純正レンズはこのレンズ以外使う気がしません。

追尾は、当然ポラリエ+PCB-EQ3を使っています。このくらいの撮影なら固定撮影でもいいですが、いつも三脚に乗せた状態で車庫に置いてあるので、そのまま軽トラックの荷台に乗せて持っていきます。ほとんど三脚にカメラを乗せるのと同じ手間なので苦になりません。

今晩もまた快晴で良く晴れています。またAXJに何か乗せて撮影しようかと思っています。

TK-ALZM Jrの部品をアルマイト処理へ送り出しました。来週早々には戻ってくるので、それからコツコツと組み立て作業をします。年内に全て組み立てるのは無理だと思うので、年明けになってしまいそうです。お待ちの方々には申し訳ないですが、根気よくおつきあいをお願いいたします。

TK-ALZM4は今週末から販売します

2017-12-18 17:10:09 | ご来訪者様への御知らせ


SIGMA 14mm F1.8DGにフィルター枠を取り付けました。一見面倒な作業ですが、部品をネジ3本で交換するだけのことです。これでゼラチンフィルターを付けて撮影ができます。



早速それでテスト撮影をしましたが、電線の存在に気がつかず撮影していました。空が真っ暗だとこんなものです。昨日はマイナス15度という恐ろしいほどの今季初の低気温でしたので、空の透明度も最高でした。本来なら外で撮影をするところでしたが、感謝セールの対応等でくたびれました。今日からご注文のお品物を発送しておりますが、まだ明日以降もしばらく続きます。TK-ALZM Jrの発送は、何とか年内に行いたいと思っています。



昨日から販売開始していた新型の微動雲台「TK-ALZM Jr」ですが、即日完売しました。結構な数を用意していたのですが、こんなに早く終わってしまうとは全く予想だにしておりませんでした。次回以降も製作するつもりですが、先に「TK-ALZM4」を作らないといけないので、大分先になります。ところで、このTK-ALZM4ですが、初回製作分は10台程度しか作れません。当初この数倍は製作する予定だったのですが、それが不可能となったので、最小限の数量で製作します。なお、TK-ALZM4は、今週末より販売いたしますので、お待ちの方は今少しだけおつきあいください。