SQMを買って使ってみました。いままで使ってみたいとは思ってましたが、なかなか買うことを忘れておりました。たまたま安価に入手できたので使ってみましたが、なかなか使えそうです。空の暗さを気軽に知ることができますので、撮影地の選択の指標となるでしょう。まだ実際の観測地では使っていませんのでどこまで役立つかは不明ですが、これまで肉眼で見て判断していたものが計器で計れるので便利なことは確かです。
海外のサイトで「ClearDarkSky Site」にもこのメーターの数値が載っています。こちらの天文ファンの間でも割りと使われているそうです。アメリカは日本ほど酷い空ではないのである意味それほど必要とは思えませんが、日本の空のような地域差が激しいところは必要かもしれません。
使い方はとても簡単で、赤いボタンを押すと音がして数秒後には数値が出ます。もう一度押すと温度が表示されます。電源は自動で切れますので切り忘れなどの心配は無用です。空の明るさはその日の空の透明度にも左右されます。薄い雲がかかっているような時はより下界の街灯を空に反射して明るくなるので空も明るくなります。逆に透明度が良い日は街灯の光は上に抜けていくので少しは暗くなります。実際のところ、目で星を見ていればその日の状態は分かりますが、数値で見れたほうがより分かりやすいです。
このSQMはもう一機種とともに日本でも販売されています。星ナビのショップでも販売していますが、2万円弱もしますので、一般的にはあまり買う方はいないでしょう。別になくても困ることはないでしょうから。