おやじねこのテレスコ日記

ー八ヶ岳の登山口に住んでいる、テレスコ工作工房の店長のおやじねこが日々の出来事などをタイムリーに伝えています

雨が降ってもいろいろやっています

2018-09-30 16:39:12 | Australia


Baarder Hyperion ズームアイピース専用の新型お気軽撮影アダプターを製作しました。元々ご要望があってお作りしたものですが、アイピースとしての性能が高いものを使っているので、撮影結果も当然良い方に表れると思います。当店でセットにしてあるセレストロンズームアイピースも決して悪い商品ではないので、価格等を考えた場合にはベストな組み合わせであると考えています。撮影結果はそのお値段ほどの差はありません。



アイピースとアダプターをセットにすると結構なお値段になりますが、既にアイピースをお持ちの方には撮影に有効なアイテムになるでしょう。近いうちにペンタックスXWアイピース用の新型コンデジアダプターを製作します。現在販売しているのはデジタル一眼用なので、コンデジで使いたい方には最適なアイテムになるはずです。



先日もこのFL55ssを改造した記事を書きましたが、部品がアルマイト処理から戻ってきたので組み上げてみました。頭でっかちでスリムになりました。これで1kgちょっとしか重量がありません。このくらいになればポラリエやポータブル赤道儀で使い易くなります。



この状態で1.4kgです。純正のままだと2kgあるので、600g軽量化できたので大分軽くなりました。この改造で写真性能が変わることは無いとは思いますが、天候が安定してきたら撮影に使ってみます。もちろんポラリエに乗せて使ってみようと思っています。この状態で赤道儀や三脚に乗せられる上に回転装置も新型BORGホルダーが持っているので、ワイドマウント60DXの回転機能は不要です。



そこでこのカメラマウントも製作します。回転機能だけのために6本もクランプネジが付いているのが理解に苦しみます。せいぜいあっても3本あれば十分でしょう。この部分を考えずにカメラマウントを作ればさらに軽くできるので、カメラマウントを入れても1.3kgくらいに仕上がります。

ついでにペンタックスの望遠鏡で使える新たなカメラマウントを作っています。これまで作っていたものは純正品と同じ内径でしたが、それを最大48mmまで大きくした「PENTAX Wide T-Mount」を作っています。今のところはEOS用だけです。



ポラリエに乗せるとこんな感じです。BORG55FLと同じ感覚で使えるので違和感ありません。10月の星フェスのブース会場に展示しておきますので、興味のある方はお越しください。ただし当方はブースにはおりません。

世界に一台だけのSM90 Hα太陽望遠鏡

2018-09-29 16:11:05 | Hα太陽望遠鏡関係


部品がアルマイト処理から戻ってきましたので、組み上げましたてこの姿になりました。大きな改造点はStarLight Feather Touch Micro Foucuserを取付けたことですが、これにより余計なタワミなど撮影時に支障となるようなガタツキなども含めて全て排除されました。フェザータッチが良いものであれば、それを最初から取付けて完成品として販売すれば良かったのですが、コスト等の問題でそれがなかなかできなかったのだと考えています。新しいSolar Max 3は、ついに90mmタイプも発売となっておりますが、接眼体が2スピードタイプのクレイフォードに変わっています。LUNTは一般的なクレイフォードとフェザータッチの2種類選択できますが、SM3はクレイフォードのみです。SM2は現物を実際に見て使っていますが、今回改造で使ったスターライト社のフェザータッチとは別物です。



この改造では、2インチが基本ですので、BF30ブロッキングフィルターを持っていれば装着して使えますし、通常の31.7サイズでのBFも当然使えます。このアダプター類はご要望があれば製作はできますが、肝心なフェザータッチフォーカサーがとってもお高いので、余程の事がない限りご要望は無いだろうと考えています。またその使い方を誤るととっても危険ですので、使う方はその事を良く理解されておられないと、簡単にはお手伝いはできません。



撮影では、2インチのBF30に2インチTネジアダプター、カメラマウントを介してデジタル一眼を装着できますが、あくまで撮影専用です。眼視で見るためには付属している保護用フィルターの入ったダイヤゴナルプリズムを併用する必要があります。

昨日は斑尾高原へ泊まりがけで出かけておりました。初めて行ったところですが、特別なことが無ければまず行かないところだと思いました。泊まったホテルの裏手からクワッドリフトが早朝から動いていましたが、それを使ってもうちの家のある標高には及ばないです。小海の星フェスの会場である「小海リエックスホテル」は標高1400メートルです。この標高は白馬のゴンドラに乗って上がる兎平と同じ標高です。それを考えると相当高い場所に星フェスの会場があるということになります。

ところで今日は朝からずっと雨が降っています。最強の台風が近づいていますが、21号に引き続き大きな被害をもたらすかもしれないということで、テレビニュースではひたすらその事を取り上げています。片やインドネシアではM7.5の大地震が起こっています。実は今日知ったことですが8月にもインドネシアのロンボク島で大きな地震があったそうで、お隣のバリ島でも大きな被害が出たそうです。ロンボク島にはかなり昔に行ったことがありますが、とっても素朴でのどかな島です。来年春にしばらくぶりでバリ島へ行こうと考えていますが、シンガポール航空の安いチケットだとトランジットで時間がかかるので、どうしようかと思案しています。

久しぶりの快晴です!

2018-09-28 09:42:10 | ブログ


久しぶりの快晴です。八ヶ岳には雲がかかっていますが、たぶん早朝は雲海で綺麗だったと思います。うちの標高だと雲海の中に入ってしまうので、白駒池くらいまで上がれば綺麗な雲海を見れたかもしれません。散々雨が降ったので今朝の白駒池は幻想的で美しかったかもしれません。近くに住んでいるとそういうチャンスに巡り会いやすいことは確かです。そうは言っても日頃から通って根気よく撮影チャンスを待つことが最高に一枚を撮るには必要です。

しかし本当に久しぶりの気持ちよい晴れです。ここ最近はずっと雨か曇り空だったので、気持ち的にも滅入ってしまいます。今日はちょっと山歩きをしたいので近場に出かけます。アルマイト処理関係の部品が明日戻ってくるはずですので、それ以降お待ちいただいているものはお送りします。



どんぐりが沢山道端に落下しています。今年は山の木の実が豊作のようですので、クマなどが下界に降りて人様に迷惑をかけることは無さそうです。本来野生の動物が人間の世界へ入ってくるというのは、自然界のバランスを人間が破壊していることが主な原因ですが、それに気がつかず被害を受けると全て動物の責任にするというのは問題解決には繋がりません。アメリカなどの先進国の国立公園では野生動物の扱いを良く理解して人に危害が与えられないようにしていますが、日本は自然の動物達との境界線が無く、動物の生活環境に人間の生活環境があるので動物からの被害を受け易くなっています。北海道のある町ではクマ退治の予算が降りなくて問題になっていましたが、実際にそこで生活をされている方々にとっては簡単には済まされない問題です。

Baarder Hyperionズーム用のアダプター

2018-09-25 16:17:29 | コンデジのお気軽天体撮影


ご好評いただいている、お気軽撮影アイピースのBaarder Hyperionズーム用のアダプターを作りました。先にお気軽撮影ズームアイピースをお使いの方から、Hyperionズーム用のアダプターを作って欲しいとのご要望があり製作しました。タイプ的にはCelestronズーム用と同じで、カメラが変わってもスペーサーだけ交換すれば他のカメラでも使うことができるようになっています。今日からアルマイト処理へ行きましたので、今週末には戻ってきてから納品いたします。



SM90のアダプターは一旦仕上がったのですが、合焦確認をしてみたらちょっと長過ぎる部品があったので短く再加工しました。それでもう一度合焦確認をしたら問題なく使えるようになったので、残りの仕上げ処理へ出しました。後は戻ってきた部品を取付けて本体共々お返しするだけです。世界で一台だけの特別仕様のSolar Max90になります。加工費用など諸々考えると決してお安いものではありませんが、純正品ではない、自分だけの観測スタイルにあった機材に生まれ変わったので、良しとしたいところです。



お店のインテリアの一つとして流行のからくり時計を買いました。ヨドバシドットコムでも人気の高かった機種なのですが、家の者が言うには、”スターウォーズのからくり時計が良かった”そうです。私も嫌いではないですが、あのダースベイダーのテーマソングを気分がブルーの時に聞くと辛いものがあるので、それは見送って無難なこのクラシックタイプにしました。星空をデザインしたものでも良かったですが、高い割にはデザインが良くないので、それも止めました。

星フェスの会場レイアウトを考えておりましたが、ようやくテント配置が決まりました。去年と違ってホテル横のスペースに円を描くように全ての出展社が配置されます。中央に居れば何処にどのブースがあるのか一目瞭然です。今日くらいから各出展企業のホームページなどからイベント告知が始まっております。主催者側から情報の提供が遅かったので、大きなところだと情報更新に時間がかかるので、イベント直前にならないとその企業が出展されるかどうかも分からないでしょう。しかし、公式ホームページに記載されている出展企業は確実に出展していただけるので、当日来てその企業ブースが無いというような事はないはずです。

ここ数日間にテレビやネットで流れていた「田舎暮らしの怖さ」みたいなニュースですが、人ごとではないので注視しておりました。あの天理市のよそ者扱い騒動は酷いですが、5年前に住んでいた隣町でもいろいろ酷い事がありました。田舎では町内会の実権を握っているのは、一部の権力者であり、その回りにコバンザメの如く寄り添っている人たちで町内会が運営されているところが多いのだろうと考えています。老後を田舎暮らしで気楽にやろうと考えておられる方は間違っても私のように集落の中には住まないほうがいいでしょう。また話がちょっと海外へ飛びますが、マレーシアやインドネシアで老後を年金で暮らそうと考えておられる方も実際に住んでみないと分からないネガティブな部分が多くあります。海外移住も田舎暮らしもある意味共通しているところがあり、その土地や地域の風俗習慣などをしっかり理解した上でないと直ぐに壁にぶつかって破綻してしまいます。

CORONADO Solar Max90の接眼体2インチ化改造

2018-09-21 16:40:36 | Hα太陽望遠鏡関係


当店で買っていただいたSolar MaxII 90を2インチ対応にして、ブロッキングフィルターBF30でダイレクトに撮影をしたいとのことで、改造をお受けしましたが、ようやく形になりました。元々の仕様を2インチ化するには、現在のヘリコイド部分を取って他の接眼体と交換しないとできないので、その代わりに取付けたのが、接眼体ではハイアマチュアに評価の高いスターライト社のフェザータッチマイクロフォーカサーです。接眼体は大型の3インチタイプが取付けてあります。2インチタイプだとアンバランスなので、このサイズにしました。見た目も悪くないはずです。

この状態で2インチのBF30を装着してカメラを装着して撮影が可能です。ただしBF30に付属する保護用のダイヤゴナルプリズムは眼視の際には使わないといけません。2インチで使えるのはあくまで撮影に限定してのことです。そこだけは注意が必要です。



フェザータッチフォーカサーの後は接眼部が伸縮するので、そこである程度ピントを出してからマイクロフォーカサーで合焦させます。感覚的にはLUNTの太陽望遠鏡に近いです。この改造は初めてやりましたが、いろいろな機材構成で合焦確認をしながら考えたので想像以上に面倒でした。時間的にも大分かかりました。しかし、図面が仕上がっているので、次からはその通りに作るだけなので面倒ではありません。

この後アルマイト処理をしてから納品して完了です。

ここ最近星フェス関連の事ばかりやっているみたいですが、そんなことはなく、しっかり仕事もやっています。昨日はローカルなラジオの取材があり、新しい店舗で対応しておりました。お店はほとんど出来ておりますが、その公開の仕方やご来訪者さんの対応をどうするかで悩んでおります。お店に限らず私1人と家族でやっているので、今現状忙しくてどこまでできるかも分かりませんが、来ていただいた方には楽しんでいただけるようにはしたいと考えております。

ところで、昨日新たな星フェスの出展社が決まりました。ヤフオクなどでもお世話になったことがある方はお分かりだと思いますが、MOREBLUE株式会社です。今年の原村星まつりでは当方のブースに社長の范さんが来ていただいておりましたが、小海の星フェスには以前からお誘いしておりまして、昨日メールが来て出展を希望されているとのことで事務局と相談してお受けすることになりました。これまで国内の星まつりには出展された事がなく、小海の星フェスが星イベントのデビューとなります。MOREBLUEさんのところでは、今いろいろな新製品を開発されており、年内には国内には存在していない50mm径のカーボン三脚も作っています。自社で物作りができる会社としては、間違いなく注目株です。星フェスには試作品や新商品も持ってこられるそうでご本人もとても楽しみにされておられます。

小海町星フェスについての補足

2018-09-20 15:52:51 | 国内イベント


北八ヶ岳小海•星と自然のフェスタ2018」の公式ホームページがアップされておりますが、情報が足りていないところがあるので、それについてはこちらにて補足しておきます。当日お越しになられる方はこちらのブログもご注目ください。

画像はメイン会場ですが、ブース位置関係は、奥のホテル横は出展企業ブース、おもてなし飲食コーナー、ステージと事務局受付です。その上は去年出展社ブースとして使っていたところですが、今年はそこはクラフト関係と体験コーナーに使います。最上部は、森林組合と消防団の体験コーナーで使います。消防車が2台きていろいろ面白いことをやってくれるそうです。森林組合もチェーンソー体験や薪割り体験などやってくれます。危険が無いように安全には十分配慮していますので、安心してご参加ください、とのことでした。



ホテル横のステージでは、地元の学生による歓迎演奏などをやったり、抽選会で使ったりします。中央には食事スペースのテントが設置されます。星空サイトへは、ここからホテル裏を通って徒歩で10分程度かかりますが、もちろん車でも行けます。機材を設置される方は車で入ることができます。ただし夜間はレストハウスの右側から入るようにしてください。ヘッドライトの使用は観測者の妨げとならないようご配慮ください。横にレストハウスがありますが、トイレはホテル1階のパブリック用をお使いください。



星空サイトには天文ファン以外の一般の人たちも入ってきます。ぜひご自慢の機材で星空を見せてあげてください。その中の会話で新たなお友達ができるかもしれませんし、新たな恋が芽生えるかもしれません。



ところで会場内にあるリエックスホテルのキャンプ場ですが、テント泊で有料となっております。ゴルフ場の専門の担当者が綺麗な芝生を作ってくれています。まるでニュージーランドのキャンプ場みたいに綺麗です。車中泊はもちろん無料です。会場は標高1400メートルありますので夜は冷えますが、ここ最近の気象状況を考えるとそれほどではないと思います。去年より 2週間早い分まだ暖かいはずです。原村星まつりの会場でも標高1280メートルです。つまり小海町の星フェス会場は、日本一標高の高いところで開催する星イベントです。標高が高い=星が綺麗となります。

会場の小海リエックスホテルですが、最近になって10月13日の予約状況が変わって、現在は少しだけ空きがあるそうです。以前にご予約をされて取れなかった方は、再度問い合わせてみてください。会場のリゾートホテルに泊まって天文イベントに参加できて温泉も入れるという機会はなかなか無いはずです。とても素敵なホテルですので、ぜひお泊まりください。ちなみに10月12日も空いているそうです。



それから肝心な事を書いておりませんでしたが、スワップ&ミート フリーマーケットの事ですが、販売される物は天体機材だけでなく、カメラ類や三脚使わなくなった物など危険物や食料品でなければ何でも構いません。海外では自分で撮影した写真や絵などを売っている人がいます。これが意外と売れたりするので、試しに売ってみても面白いでしょう。フリーマーケットコーナーには美味しいコーヒーを入れてくれるブースも登場します。そこでコーヒーを飲みながら機材談義をしても楽しいかと思います。

星フェスについては、これから必要に応じて追加情報を書いていきますので、ご来場予定の方は時折ご覧ください。



ショップスペースに薪ストーブが入りました。今日届いたばかりですが、これから煙突工事を自分でやらないといけません。たぶん世界で初めての「薪ストーブがある天文ショップ」になるでしょう。光学機材を扱う上で薪ストーブがあるといいことは、室内が乾燥することです。湿度が2-30%くらいに保たれるので、部屋全体が防湿庫と同じになるという感じです。

星フェスの公式ホームページが出来ました!

2018-09-17 09:35:11 | 国内イベント


あと一ヶ月弱で第二回目の「北八ヶ岳小海•星と自然のフェスタ2018」です。着々とその準備ができつつありますが、肝心な公式ホームページが出来ておりませんでしたが、ようやくWeb上にUPされました。まだ部分的に仕上がっていない部分はありますが、今月号の星ナビ10月号では伝わっていなかった肝心な内容がこれで伝わると思います。
去年は台風の影響と初めての開催だったことから、十分な成果も出せず終わってしまったことが心残りでしたが、そのおかげで多くの反省点や改善点が見えてきました。去年から一年かけて星フェス関係者と苦労しながら考えてきて、その結果、今年は去年を大きく上回る出展社に恵まれて、またより多くの協力者が出てくれて内容的には相当充実した星フェスに仕上がってきたのではないかと考えています。

これまでの日本の星まつりや海外の星イベントから多くを学んで、自分たちが目指す星と自然のイベントがどうあるべきかを時間をかけてじっくり考えてきましたが、ようやくその形が今年の星フェスで見えてきました。小海の星フェスの大きな注目点は「誰でも星や自然について学ぶことができる」講習会を数多くつくったことでした。それを屋外ではなく、室内にこだわった理由は、一つは天候の良し悪しに左右されないこと、二つ目は視聴覚機器を最大限利用できる環境でより講座内容を理解できるようにすることです。そのお陰で去年ご来場いただいた方はいくつもの講座を掛け持ちで聴講されて好評でした。

また今年から新たに「スワップ&ミード」コーナーを設けたことですが、これは一種のフリーマーケットです。海外の星まつりでは良くあるもので、自分の不要な機材を売ったり、欲しいものがあったら買ったりできるものですが、単に売り買いだけでなく、ファン同士の交流も考えてのことです。持ち込んだ機材が売れるかどうかは分かりませんが、人が多ければ興味を持つ人も多いので、ご自身で考えていた以上に良い値段で売れるかもしれません。買いたい人も売りたい人も直接商品を見て触れて、且つその人の顔を見て売買できるので、お互いに安心できるかもしれません。

他にも公式ホームページでは載っておりませんが、イベントプログラムには、地元の中高生の吹奏楽部による演奏や商工会有志の方々による「おもてなし飲食コーナー」、シャトレーゼグループの小海リエックスホテルによる美味しいワインや食事コーナーもありますし、ランチタイムブッフェなども用意しています。またお祭りにはかかせない地酒やビールなどもあります。秋には欠かせない美味しいキノコ汁もあります。

ところで、ホームページのトップページのスポンサーとして載っている企業さんは、ほとんど出展社さんです。これからも随時必要な情報をこちらでもUPしていきますが、分からないことがあれば後にUPされる「CONTACT」よりご質問をお願いいたします。

最後に、10月13日の午後4時30分から開講される「写真家 田中達也」氏のはじめての星空撮影体験講座ですが、まだ少し席があるそうです。定員12名と少数による体験レクチャーですので、あの田中達也氏から直接撮影方法の手ほどきが受けられます。都内でやれば直ぐに満席になるほど人気の講師ですが、小海町では晴れていれば実際に実地で教えてもらえるので、これだけのチャンスはまたとないはずです。どうやらXシリーズを持っていなくても貸してもらえるので、これから素晴らしい星空写真を撮ってみたい方はぜひお申し込みされてください。

Vixen FL55SSのBORG化改造-2

2018-09-15 13:08:16 | ブログ


FL55SSを改造してみましたが、結果500gほど軽くなりました。またフォーカシングもヘリコイドになったので目盛りを見ながら精密な調整ができるようになっています。全体的なサイズもスリムになってポータブル赤道儀に乗せて使うにもより負担が少なくなりました。純正状態ではビクセンアリガタ仕様なので、ポラリエに乗せて使うにしても、同じ仕様になっている必要がありますが、こちらはアルカスイス仕様でもビクセンアリガタのいずれにも対応します。



ただこの改造が良いか悪いかは実際に使ってみないと何とも言えませんが、BORG製品にも言えることですが、やたらとジョイント部が多いことから、撮影中に緩んでいるのに気がつかず使っていたりすることがあるので、そこだけが面倒です。また暗いところで操作する必要があるので、ヘリコイドの位置を手探りで探すのに苦労したりすることもあるかと思います。この改造の良いところとしては、それぞれのパーツを分解して収納できるので、持ち運びを考えた時や他のBORG製品と共有したりする部分では良いかと思います。

現状、ヘリコイドの位置が前よりになっていますが、後方へもってくることも可能です。BORGφ60用のチューブホルダーが2個使っていますが、1個でも機能するので、それによりもう少し軽くできます。ホルダーやヘリコイドの位置をいろいろ変えられるのもこの改造のメリットです。



この状態からさらにこのワイドマウント60DXを外して既製品のカメラマウントに交換すれば、もう200gは軽くできそうです。ワイドマウントには回転装置機能がありますが、この改造ではTubeホルダーがその機能を持っているので不要になります。ワイドマウントの固定クランプが8本もあるのも好きでないので、シンプルなカメラマウントに変えようかと考えていますが、クランプネジをイモネジに変えてしまい固定してしまうのも良いかと思っています。



BORG 55FLと比較しても分かりますが、この状態でも大きさが全然違います。ヘリコイドを付けていないので、余計小さく見えますが、仮に付けてもやはり小さいです。実際に撮影して比較してどちらが優秀かということは多くの方々が興味あるかと思いますが、まだ試していないので正直分かりません。これからいくらでも撮影のチャンスがあるので、使いながら今後の展開を考えていこうと思っております。来年の春くらいにはまた南半球へ持っていって撮影をしてみようかと考えています。

実はこの改造部品を1セットだけ余分に作りましたので、ご要望があれば販売いたします。もちろん黒アルマイト処理をして仕上がってからのお話です。Tubeホルダーは当店のでもBORG製品のいずれでも使用可能です。

Vixen FL55SSのBORG化改造

2018-09-13 16:08:11 | ブログ


今月中に実店舗をOPENできるように準備しておりますが、カメラの雲台やポータブル赤道儀などの展示用のベースを作りました。それぞれ三脚に乗せて展示していると場所ばかりとってごちゃごちゃになってしまうので、こんな物を作りました。アームを2本の三脚で支えています。ただ良く考えたらネジ穴を3/8インチでなく1/4インチで作ったほうが良かったかもしれません。まぁ、大きめに作っておけばアダプターを介して両方のネジに対応するので、これで良しとしたいところです。

お店には日々届いた望遠鏡などを展示しておりますが、徐々に20畳ほどのスペースが狭くなってきています。仕事のデスクスペースの引っ越しも昨日で終わりましたので、昨日からお店の中でデスクワークをしております。以前より格段と仕事がしやすくなりました。



デスクトップのiMacが大分前からメールの調子が悪く、仕方なくプロバイダーのメールフォルダーでメール作業をしておりましたが、容量に限りがあるので、新たにMacBook Proを購入しました。それまでiMacでやっていた作業がMacBookで出来るようになります。しかし画像処理やイラストレーターの作業はさすがにiMacでないとできないので、これまで通りやります。27インチのiMacはほとんど使わずに作業のほとんどはWACOMのタブレットでやっています。図面やイラストを書くには都合が良いので相当前からタブレットを使っています。

このMacBook Pro用のケースが欲しいのですが、既製品では満足できないので、オールアルミ製で製作しようと考えています。金属的な色合いもMacにはピッタリです。



ビクセンのFL55SS鏡筒がこんな形になりました。完全にBORG仕様となりました。この件についてはまた明日以降に書かせていただきます。

薪ストーブの季節がやってきました

2018-09-09 17:56:37 | ブログ


店舗スペースの奥に薪ストーブを設置する場所を作ったのですが、まだ薪ストーブが決まっていません。薪ストーブを入れてから煙突工事を自分でやらないといけないので、それがまた一苦労です。業者に依頼すれば楽ですが、ちょっとした工事でも20万円以上はかかります。自分でやれば数万円の材料費でできるので、前回に引き続き今回も自分でやります。お店を開ける前に入れてしまいたいので、今月中には薪ストーブを入れてしまわないといけません。



薪材も用意しないといけないので、それが一番大変です。これまでは森林組合から薪材を買ってチェーンソーで切ってから薪割り機で割っていましたが、今年からは割られた薪材を軽トラック1台ごとに買っています。相場的には1万5千円ほどですが、大分安く買っています。薪を販売している業者が言うには、軽井沢の別荘オーナーが最大のお客さんだそうです。この時期になると軽井沢との薪材の取り合いになります。しかし向こうはお金持ちばかりなので、どうしてもそちらを優先されてしまいます。

明日から店舗へのデスク周りを引っ越ししないといけません。合わせてインターネットの環境をさらに高速化するための工事もしてもらうことになりました。ここでは驚かれるかもしれませんが、田舎でも光ケーブルが通っているので、ネット環境は都会並みにいいです。また65件の集落の中でネット環境を持っているのは数件しかないので、ネット障害などは一切ありません。

今週はいろいろと忙しいですが、いくつか依頼されている特注製作の図面がようやく仕上がったので、明日以降製作へ入っていきます。また雑誌の執筆作業があるので、それが結構厄介です。