昨日撮った太陽のHαイメージですが、太陽黒点の大きなのが2箇所で出現していました。Hαイメージだとグジャグジャで分かりにくいですが、白色光で撮れば直ぐに分かるくらい大きい黒点です。撮影は、Solar Max II 90を使っています。ただ、困ったことにAZ-EQ5を使っていたのですが、コントローラーで修正をしても、直ぐに暴走して一気に90度くらい動いてしまいます。RATEボタンを押してスピードを落とそうとしても、全く反応せずに直ぐに暴走します。仕方ないなのでシュミットさんへ連絡したら送ってください。と言われました。聞いた話では今まで聞いた事がない症状だとの事ですが、本体側の問題なのかコントローラーの問題なのか比較対象が無いので判断できません。赤道儀はお客さんに納品するためにテストしていたのですが、これでは納品もできません。
しかし、屋外が30度以上ある炎天下での太陽観測は、地獄そのものです。気をつけないといけないのは簡単に熱中症になる事ですが、そのためのSolar Observing Hoodがあることですが、使っていませんでした。太陽を観測する時は、直射日光に晒されないような観測所を作った方がいいかもしれません。一般的な天文台では光が入り過ぎるので、望遠鏡の先端だけ外に出るような工夫があれば、夏でも安全に太陽観測ができるでしょう。太陽専用の観測所を持っている方は、まずいないと思いますが、仮にあったとしても普通の観測所に太陽望遠鏡を設置してあるだけでしょう。
今夜はまだ少し涼しいので助かっていますが、昨夜がメチャクチャ暑かったです。まだ猛暑は始まったばかりなので、これが8月一杯くらいまでは続くだろうと考えています。以前なら8月お盆を過ぎると夜はだいぶ過ごしやすくなっていましたが、最近はお盆を過ぎても暑さが和らがないので、とにかく暑くなっています。