今日、出版元の昭文社から新しく発刊された「星と天体観測と旅の本」が届きました。内容は、日本全国の星関係の施設や場所、スターウォッチングをやっているところなどを中心に一種の日本初の星旅をテーマとしたガイドブックです。うちに届いたのは、見本誌としてなんですが、小海町で毎年開催している「八ヶ岳 星と自然のフェスタ」が載っているからで、私がその誌面作りで協力しています。長野県では野辺山と阿智村を中心に載せてあり、他にも星を売りにしている宿泊施設などを主に取り上げています。
その内容から当然他の星まつりなども取り上げられていると思ったら、実際には星フェスと野辺山のイベントだけでした。胎内も福島も関西のも載っていません。理由としては参加者の対象が天文ファンではなくて、一般の方々を対象にしたイベントに限定されたのだと思います。星フェスも一見マニアックだと思われがちですが、実際はそうではないと見られているのかもしれません。星フェスは始まって今年で7回目を迎えますが、参加者数はほぼ横ばい状態で伸び悩んでいるのが現状です。それを打開するにはいかに一般の人たちに知って参加してもらうかが重要と考えて毎年内容を変えながら開催しています。しかし今年からはさらにハードルを下げてほとんどのプログラムを一般参加者向けにする事でさらなる参加者の増加を見込んでいます。今年はいつもより強力にボランティアがサポートしてくれるので、楽しい内容になっていきます。もちろん、天文ファンもこれまで通りに楽しんで交流を深められるので、開催を楽しみにお待ちください。