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あいち環境塾 6日目

NEDOの理事から「環境問題を解決する技術開発」の講義でした。

台風の風警報が一日出ていたので、塾生は半分です。詳細の資料はもらっていたので、質疑中心です。以下はメモです。

NEDOは色々やっている。環境をビジネスにしている。講師の得意なのは、石炭の利用技術で、ガス化プラントです。理事だから、色々な広告を話している。環境部長の時に、光触媒を扱っていた。まがい物が多い世界なので、正しい商品を開発させた。商品化されるモノを扱っている。

この最近の興味の一番は水です。水循環プロジェクトのターゲットは中国と中近東です。プラント装置だけでなく、現地法人とともに、水の売り買いまで扱っている。

NEDOは実証実験を行い、企業に商品化してもらう。今までは完成品で出してきたが、世界のスピードについていけないので、まあまあの状態で出していくこともしている。かなり、事業に入り込んでいる。

震災後はエネルギー環境が変わってきている。自然エネルギーでどこまでできるのか、真剣に考えられていない。雰囲気だけで開発している。

NEDOは事業仕分けで、予算は減らされている。1500人→800人、2300億円→1500億円。まあ、20年~30年後の実証実験というロジックは、今の政府には通用しないでしょう。なぜ、NEDOがやるのか。技術開発だけだったけど、実証から普及まで来ている。企業とか大学との関係が不明。それでも1500億は立派です。頑張ったみたいです。

再生可能エネルギーはどこまでできるのか。クライシスがあっても、原発が停止したままでも、今は、足りている。それをどう見るのか。専門家としては、火力電力にロードを掛けすぎている。がたつくことになる。なんとなく、課題から答えを求めるのか、答えから課題を求めているのかが分からなくなっている。

クライシスでエネルギー環境が変わったといっているが、私が一番感じたのは、所有することの虚しさです。流され、翻弄されているクルマ。エネルギー問題もそこから考えないといけない。とりあえずは、原子力が安いというのはやめましょう。ちょっと、壊れたら、何兆円です。これではコスト換算できません。

太陽光はダメです。効率が悪い。じゃ、どうするのかの提案はなかった。やはり、太陽光エネルギーを使うのはやめよう。どっち道、人も減っていく。市民の屋根に、そんなものを乗せるのは簡単にはできない。コストが安くなるから、人を動くのか。どんどん安くなるのであれば、付けるタイミングはなくなる。結局、新築だけが対象になる。置き換わるのに、何十年かかるのでしょうか。

洋上風力発電は大きくものでないとペイしないと。そうなるとメンテナンスに金がかかる。津波は大丈夫という説明は、過去の一例だけで述べていた。コペンハーゲンでは洋上風力発電はニコルさんのところのNGOが行っていた。皆から資金供給してもらうスキームが動いていた。

日本の場合は、買い取りエネルギーで普及すると潰れる可能性がある。双方の利益になっていない。工場は自家発電に向かう。実質的に火力発電になる。計画停電では、販売店でも自家発電になる。その時の言い方が、CO2削減よりもエネルギー確保が問題という感じだった。

その後に、石炭火力は安い。ドイツは50%が石炭であることが説明された。倍のCO2が発生するけど。NEDOとしてア、政府方針を超えたアイデアでいきたいみたいです。

NEDOの寄って立つところが不明。大学の教授のおもちゃにされることを避けるために、実証実験を行うとあrけど、線の引き方が難しい。

エネルギーに関しては、小さなグリッドを運営することが重要だと思っています。その部分は賛同です。エネルギーの地産地消を行うために、地域に即したコミュニティが必要です。

日本エネルギー政策に対する消費の考え方を変化させることで、エネルギー生産一辺倒から脱却させないと。かといって、1970年代の生活レベルに戻すことではなく、生活そのものを変えるイメージが重要です。チーム「社会」で提案します。。
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