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「理数系」の思考で持続可能性を高めたい

未唯へ。私はあなたを「数学者」にしたかった。私ができなかった、できそうもない夢をあなたに託そうとしました。あなたはあなたの道を素直に歩んでいるので、この夢は「未唯的な」女性に託します。

その夢は真理を求める思考で、この社会の持続可能性を高めてもらいたいというものです。そのためのヒントになれば、ということで「未唯への手紙」を描いています。自分が何を考えているのかをアイデアスケッチしていると、何回も「理数系」というキーワードが出てきます。

T社が一人勝ちしていることに対して、テレビで色々な解説をしていました。その中に、T社は「理数系」の思考で、組織に対して実直にやってきたという説明をする解説者がいました。彼らが本当にそれぞれの意味を知っているのかどうかは分かりませんが、[理数系」という言葉が出てくるのは珍しいです。

この話をきっかけに「理数系」とは何かについて述べます。思考はスタバで、添付したボードにデッサンしました。

①オブジェクト指向でものごとを考える
ホワイトボードで書いている書式も、ゼロから考えて、その中で完結させるフォーマットになっています。それぞれの項目が独立したオブジェクトになっているので、分かりやすくなっています。
一つのテーマに関して、[課題][背景][関連][まとめ]の縦軸に対して、アクションとして、3つの項目を考えるものです。
その上で、ベースを(黒)のマーカーで描いて、意見を(青)で追加して、最後に(赤)でまとめるという構造で複雑性も表現します。

②現場とはどこかをハッキリさせる。現場がものごとを考える出発点です。
メーカーでなく、販売店店舗が現場というのが、この会社の業務改善のチームの考えです。東富士から名古屋へ来る時に決意したのは、お客様にとって、この会社がどう見えるかです。だから、現場はお客様で、そのためにはB-B-Cが私のテーマになっています。

③バックキャスティングすること。将来から今の行動を考える
将来から見て、<今>をどう変えたらいいのかを常に考えることです。当然、将来のシナリオが変われば、<今>も変わります。

これらから、理数系で、組織に対して、実直であることはありません。事実に対して、夢に対して、実直なのです。B-B-Cで日本を変えたいですね。
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