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サファイアポータルに複雑性の論理をいれよう

サファイアポータルの開発はメーカ選択ミスです。彼らはプロではない。だけど、制約はどこにでもあります。その制約の中でいかに前向きになれるかです。これは社会活動でもいえます。まずは、彼らにカタチだけは作ってもらいます。

作り方が問題ではなく、カタチがあるものがあれば、それを答に向けて、変質させていくことで、将来を描きます。その時のポイントはWeb2.0にもあるように「個人からの発信」と「コミュニティ」です。つまり、使い方です。意識の変革です。

ネットワークもポータルも販売店の人(システム以外の人も含めて)と作り上げることを基本にします。Sa-ネットを短期間に設置するために、販売店での要望を中心におきました。

電算部みたいに、自分の「お仕事」を作るためとか、勝手読みして文句をいうことで、「存在」を知らしめるためのシステムではなく、利用者である販売店の人の道具にしていきます。

そのためには手間は簡易にして、自分達でできるようにすると、同時に効果は全て彼らのものです。自分達で作りあげたという自負を持ってもらいます。

「作る人」と「使う人」という論理を突破するためには、複雑性の考え方は必須です。コンテンツとお客様ニーズを販売店で持っている世界では、彼らの知恵で、その場でやり遂げる仕組みにしていきます。

そのためにはシステムにはどんどん穴を空けていく。販売店でシステムに興味ある人がいたら、その人を取り込めるようにする。たとえば、ブログ機能も販売店主導でポータルに取り込んでいく。その他のWeb2.0機能についても、販売店の論理の中で取り込んでいく。

我々の雛形でのデータ表示は単なるエサです。こんなことができると楽しいでしょう。主役は販売店です。彼らの要望でいかようにも変化できます。
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