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Web2.0とサファイアファミリー

Web2.0とは、三つの要素(①利用者の参加 ②集合知 ③情報の流通性拡大)の連携で、人の知恵を活用する「知識循環」を引き起こし、「インターネットを人にやさしくする仕組み」

①利用者の参加では、ブログとトラックバックとSNSを「個人単位の情報の発信」と「コミュニケーション」を可能にする道具として扱っている

②集合知では、利用者の知恵の再利用として、グーグルの検索エンジンのページランキング、ランキング・サービス、アマゾンの書籍の売れ筋を集合知という概念で扱っている。

③情報の流通性の拡大では、ロングテール、アドセンス、RSSリーダー、グーグルマップとAJAX、マッシュアップが紹介されている。特に、別々なホームページで提供されていた情報やサービスが、複数組み合わせられて、新しい情報やサービスをする「マッシュアップ」(mashup)が述べられている

「1時間でわかる図解Web 2.0」547.48ウチは、日本的にまとまったないようだった。日本的というのは、言葉が流行ると、それを知ったかぶりして、自分の仕事に結びつけようとするやり方です。その分、その人の発想が入っていないだけ、オレリーさんの言葉に近い。

サファイアファミリーでは機能とコンテンツを分けてネットワーク全体の最適化を図るSa-ネット、情報受信者に③のようにポータル画面で提供すると同時に、①の「個人単位の情報発信」と「コミュニケーション」を可能にするサファイアポータル、③の情報の流通性を拡大するために、ライブラリーの所在とその移動および通知機能を一覧で行うサファイアライブラリ、B-B-Cと社会システムと接続するサファイアソーシャルを考えている。

方向は一致しているが、インフラに対する見解、世の中の捉え方が異なっている。Web2.0はThinkGlobally,ActGloballyで、Sa-ファミリーの目指すThinkGlobally,ActLocallyとは異なっている。だから、Web2.0の方向をSa-ファミリの具体例でこちらに導かないと行けない。
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