新太極拳京都教室

新太極拳京都土曜教室の記録

memo 1 : ドンティ冲拳の動き

2008年06月20日 09時51分13秒 | Weblog
  蹬踢冲拳について、本文から続きます。

  拳の突き出しは直線的動作です。(螺旋はちょっとおいといて)
  回転力はそのままでは回転のままです。
  腕にうまく伝えることはできません。
  そこで左足。
  左足は回転力を受け止めています。
  受け止めた力の方向は円弧ではなく接線ですので直線です。
  その力は後方を向いています。
  その反力は前方に向けられるため、
  その力を右腕に乗せることができるのです。


  蹬踢冲拳では、
  右拳を突き出す場合、左足は独立歩からつま先を突き出す動作になります。
  つまり、左足は回転力を受け止めることができません。
  前方への反力を別のところで生み出す必要があります。

  それが左腕の動作です。
  つるべのように左腕を引く動作が右腕を突き出す反力を生みます。
  この動作を安定させるには
  腹がどっしりと上体の回転を支える必要があります。
  転腰がありませんので、
  いつもの丹田よりは上の位置で安定するように感じられます。


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