霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

安全運転

2013-06-20 21:43:21 | 経営
我が家の農業の基本スタンスは「自給自足」なので必然的に少量多品目栽培となるが、
それを支えてきた主力選手のバアチャンが戦線離脱したことにより危機が訪れている。

数ある野菜や穀物の中で小豆も欠かせない作物の一つで自家消費分プラスアルファを
毎年作付けしていたが、収穫後の脱穀や選別等は全てバアチャンが担ってくれていた。

今年からバアチャンの労力が期待できないことから収穫後の処理に手が回らない可能性
が出て来た。
幸い昨年収穫分の在庫が残っていて今年の自家消費分は何とか間に合いそうなので
「今年は小豆の作付けは休む」ことに決めた。


(昨日の雨で水不足を解消した田んぼ)

バアチャンの戦線離脱だけでなく受託育苗からの撤退、種蒔きや中耕除草の大型機械化等々
今年は大きな環境変化がいくつもあった。
それらがどの程度経営や稼働に影響して来るか未だよく読めないので、当面は「安全運転」を
心がけようと思っている。


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恵みの雨

2013-06-19 22:31:01 | 天気
朝の2時頃から降り出した雨は昼過ぎまで降り続いた。
雨量は30ミリ程度と期待した「大雨」とはならなかったが、待ちに待った「恵みの雨」と
なったことだけは間違いない。

水不足で土が露出していた田んぼも久し振りに水に覆われ、減り続けていた堤の水も
数センチの上昇を見たので何とか当面の危機は回避できたようだ。
ただ、週間天気予報の一週間に「傘マークが無い」のが気にかかかる。


(雨で水位が若干上昇した堤)

今朝の地元紙によると、今年の水不足で「田植え不能となった水田」は一関市内で37ha
にも及ぶとのこと。
殆どが「堤の水」頼みの地域のようだ。

「春の雨不足」は最近の傾向となっていて来年以降も続くような気がするし、もしかすると
今年以上の渇水の可能性だって有り得る。
我が家も「堤の水」頼みの田んぼが多いので、来年に備えた具体的な対策を急がねば
ならない。
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除草機押し

2013-06-18 21:16:25 | 
長いこと「水不足解消の雨」を待望しているためか床に就いていても僅かな雨音にも敏感になり
夜中に目を覚ますことが多くなっている。
昨夜も久し振りの「本格的な雨」と思って雨音を聞いていたが、今回も少ない雨量で裏切られて
しまった。
それでも田んぼも畑も一時的に「乾きを解消できた」らしく作物も雑草も急に勢いを増したように
感じられた。

予報によると明日は「大雨」とのこと。
今度ばかりは外れることなく「注意報が出るぐらいの大雨」を期待したい。



畑仕事が続いていたが昨夜の雨でさすがに今日は畑に入れなかった。
畑の「中耕除草」が無理なら田んぼの「除草機押し」が待っている。
梅雨の季節に畑に入れないことが多くなると「除草機押し」がメインとなる。
(水不足の田んぼは除草機を押せないので後回しとなるが・・・。)

「除草機押し」は理想としてはもう少し早めが望ましいが、これからでも未だ十分に間に合う。
除草機が伸び始めた雑草を次々となぎ倒し埋め込みながら進むので、体力は消耗するものの
「達成感の大きい」やり甲斐のある仕事になっている。
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播種機

2013-06-17 19:51:34 | 野菜
今年初挑戦となったトラクター牽引式の播種機では数々の失敗を経験した。
目皿はトウモロコシと大豆のそれぞれ専用のものを準備したので、まさか目皿の穴を通らない
種があるとは全く予想していなかった。
手蒔きの時は気にしていなかったがトウモロコシの種には大きさにバラツキがあるし、黒豆の
種は他の大豆よりも大粒のものが多かった。

蒔いている時に「種が落ちないトラブル」に何度も見舞われたが、その原因が「種が大きいため」
と気付いたのはそれらの種蒔きを全部終えてからだった。

そんな初歩的なミスが他にもあって、芽が出てみると欠株が多いのは勿論のこと畝一本がまるまる
欠落している畑もあって唖然としてしまった。

「失敗の数ほど成功が有る」と誰かが言っていたが、随分失敗ばかりしてしまい生きている内に
「失敗の数」に「成功の数」が追い付くことがないような気がする。



新しい種蒔機で試験的に最初に蒔いたのがハウスの脇の小さな畑。
これでも他と比較すると欠株が少なかった。
ここは「特別待遇」で根元にある草を「手取り除草」してから培土機で土を寄せた。
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草刈り

2013-06-16 21:14:19 | 
土手の高い中山間地の「草刈り」稼働は半端ではない。
一カ所だけでも大変なのに「自宅周辺」、「後山」、「市野々」、「高森」の四カ所も抱えると
目が回るような忙しさとなる。
計画的に進めないと何処も中途半端になるので、一カ所を全部終えるまでは次に進まない
ようにしている。

昨日と今日は「高森」を攻めたが、昨日刈った畦の天板で蝮が死んでいるのを見つけた。
雑草も深くなると蛇の格好の餌場になるので「大嫌いな蛇」が潜んでいるのは覚悟しなければ
ならないが、シマヘビやヤマカカシは危険を事前に察知し早めに逃げ出すようだが蝮は「逃げ
ない習性」があるため草刈機の犠牲になる確率が高くなるようだ。

刈っている時は草に紛れて気付かないが、後で見つけて「ゾッ」とさせられる。



家の前の畑のズッキーニ。
こんな新しい野菜にもさりげなく挑戦している。
葉の白い斑点は「雨不足による病気」かと思ったがそうではないようだ。
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