霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
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主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

間伐

2007-08-20 22:03:44 | 景色
火の不始末により杉山が被害を蒙った時、その道のプロである森林組合に相談に行った。
実際に焼けた現場にも立ち会ってもらったが、その際に、間伐についても貴重なアドバイスを頂戴した。

本来は林の中に沢山の雑木が生えるぐらい陽が入るようにすべきで、そうすることにより杉の枝も綺麗な三角形を形成するようになるとのこと。
我が家の杉山の3分の一程度は間伐対象となりそうだ。

冬場の仕事として二年がかりで枝打ちに精を出して来ており、ようやく終えたと思っていたが、これは手順前後で、枝打ちの前に間伐が必要だった。
今年の冬の山仕事は少し手抜きができると思っていたが、間伐に挑戦する年になりそうだ。

そもそも「里山ビジネス」を展開する上では、杉林は「邪魔」に近かったが、
改革好きのオジサンでも何十年も経過した杉を切り倒す勇気は持ち合せていなかった。
今回、森林組合からお墨付きを貰ったことでもあり、大胆な間伐を行い新しい森作りに挑戦してみたい。



杉林で増やしているタラノキが、今白い花を付けている。
間伐により、周辺だけでなく「林の中でも十分に育つ環境が作れれば」と思っている。
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (デンセンマン)
2007-08-21 00:57:50
間伐の難しさ 大変な様子 よくわかったです。この際プラス思考に変えたら如何ですか。枝落しを邪魔扱いにせずに貴重な材料と考えることです。例えば「間伐焼酎」の素にならないかとか。ボーっと見つめる中からアイデアが浮かぶのです。そうそう・・九州の例の焼酎もボーっとした人がふとしたきっかけで商品化したようです。まだ余ってたら少々味わいたいです。ボーっとしてたら余計なことを思いついたのです。世の中全てボーっといきましょう。ボーっとネ。
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Unknown (「霜後桃源記」)
2007-08-21 05:24:28
デンセンマンさん
コメントありがとうございます。
ボーといけたらサイコーですね。
「ピンチをチャンスに変える発想」の実例を何度も拝見させて頂いたことを思い出しました。
焼酎、明日持参します。
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Unknown (masa)
2007-08-21 09:17:29
杉林は木が多すぎると良い木が育たないですね。
なぜ間伐をしないのかなー?て思っていましたが、
ジィチャンの意見はなかったのですか?
時間と動力がかかりますね。
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Unknown (「霜後桃源記」)
2007-08-22 11:11:26
masaさん
コメントありがとうございます。
以前から何回かご指摘いただいておりました。
年寄りはモッタイナイ意識が強く、間伐をするのを嫌がる傾向がありました。
それで止む無く枝打ちをした経緯があります。
間伐した木を活用できないのが「モッタイナイ」の理由となっていました。
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