霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
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安藤百福

2018-11-05 21:13:29 | 経営

朝ドラの「まんぷく」に触発されて、ネットで安藤百福の実像を確認した。

以前から、日経ビジネス等で紹介されていた超有名人なので、凡その人物像は知っているつもりだったが、
それは一部でしかなかった。

第一に、元々は台湾人だったこと。
第二に、台湾に第二夫人までいたこと。
第三に、カップヌードル成功の後に、カップライスにも挑戦したが、政治家や官僚からの評判は良かった
    ものの失敗に終わり、30億円もの投資を無駄にしたこと。
    「落とし穴は賛辞の中にあり」は、その時の本人のコメント。


(一昨日に続き「霜後の滝」の紅葉)

彼の功績は、それを讃えたニューヨーク・タイムズの社説が如実に物語っている。
以下に、ネットの記事をそのまま紹介する。

安藤百福、2007年急性心筋梗塞で死去。享年98歳。

同年1月9日付の米紙ニューヨーク・タイムズは社説でその死を悼み、「ミスターヌードルに感謝」と
いう見出しを掲げ、即席麺開発の業績により「安藤氏は人類の進歩の殿堂に不滅の地位を占めた」と
絶賛した。

同社説は「即席めんの発明は戦後日本の生んだ独創的な発明品、シビック、ウォークマンやハローキティ
のように、日本から世界的に普及した製品と同じく会社組織のチームで開発された奇跡だと思っていたが
そうではなかった。
安藤百福というたった一人の力で開発されたものなのである」と驚きを表現した。

さらに社説は「人に魚を釣る方法を教えればその人は一生食べていけるが、人に即席めんを与えればもう
何も教える必要はない」と結んでいる。

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