霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

志戸平温泉

2008-11-01 19:37:23 | 景色
友人の息子さんの結婚式にお呼ばれして花巻の志戸平温泉まで行ってきた。
花巻は二年間勤務した(家族は四年間住んだ)土地で、営業活動で歩き回った頃が懐かしく思い出された。

少し早めに着いたのでホテルの売店を覗いたら宮澤賢治の「アメニモマケズ」の暖簾を売っていた。
若い頃に家の中に飾っていたのと同じような暖簾だったが、改めてその詩を読み返してみて当時とは受け止め方が随分異なるのに驚いた。
これは農業に従事するようになったことと決して無縁ではない気がした。

雨ニモマケズ 風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ丈夫ナカラダヲモチ
欲ハナク 決シテ瞋ラズ イツモシズカニワラッテイル
 
そういう生き方を「私もしてみたい」と思った。



ホテルのロビーからの景色が素晴らしかったが、ガラス越しのためかカメラでその美しさを再現できなかった。

披露宴で出た生ビールが美味しく感じられついつい呑み過ぎてしまい、家に戻っても長い時間酔いが覚めなかった。
今月は外で呑む機会が多いので調子に乗って呑み過ぎないように注意しなければならない。

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3 コメント

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Unknown (鳥飼うなう)
2008-11-01 20:30:19
賢治を読んで、百姓になりました。花巻も一回だけ行って、賢治博物館行きました。
しかし、近年雨にも風にも負けてます・・・年々詩の内容からかけはなれて行ってしまっているような・・・
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Unknown (masa)
2008-11-01 23:20:23
私などと比べて、何という素晴らしい生き方をされいいる事でしよう。しかし、人には計りしれない苦労と悩みもあるでしょうに、そうやって、宮沢賢治を引き合いに、自身の思いを込められた言葉に、オジサンの心に改めて感銘いたしました。
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Unknown (スベルベ)
2008-11-02 06:30:16
 越後に住みながら、何故か同じ様な東北が大好き。
高校二年の春休みの貧乏旅行を手始めに、何回も訪ねています。
宮沢賢治に憧れて花巻温泉にも行ってみたなー。
 最大の傑作は夫婦二人の二月の旅。
「魚菜王国」でしたっけ、大型の観光バスに乗ると、なんと乗客は二人だけ。
豪華な旅でしたよ。浄土ヶ浜パークホテルも良かったなー。
そして、浄土ヶ浜一週の大型遊覧船に乗船すると、これも客はスベルベ夫婦のみ。
 クイーンエリザベス号並みの乗客でしたね。
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