霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
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主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

早朝の救出作戦

2006-07-18 18:24:20 | 生活
昨日のアクシディントの後始末は、夜明けともに始まった。
想定されるあらゆる資材を軽トラに積み込み、牽引はトラクターよりも馬力のあるコンバインにお出ましを願った。
このコハンバイン、既に更改が決まり秋の収穫には新しいものに替えられる運命にあるが、この種の事故には年中活躍してくれている。

朝の早いにもかかわらず、近所の人二人が事故を見つけて応援に駆けつけてくれた。
田舎ではこの種の事故でレッカー車を呼ぶことは殆んど無い。昔風にテコの原理を利用したりして何とか解決するのが常だ。レッカー車を頼んだらン万円必要となるが、農家はそんなお金を持ち合わせていない。

今朝は、歩み板を何枚か組み合わせて後輪の道を作り、牽引プラス人手で押したら、意外に簡単に引き上げることができた。
高低差もある不安定な場所での力仕事だったが、怪我もなく無事に終えることができホッとした。
時計は5時を少し回ったばかりだったので、皆は次の朝仕事に向かった。



写真は、オバサンが昨日の夕方準備していたトラノオ、ミソハギ等の野の花。
他の花と一緒に今朝「新鮮館」に出荷する予定だった。
事故処理が上手く進まなかったら、この美しい花が無駄になるところだった。

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4 コメント

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Unknown (sea)
2006-07-18 21:39:36
無事脱出できて、よかったですね。
それにしても農家の方々の連帯は、いいもんですねぇ。
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Unknown (空兵)
2006-07-19 13:50:16
無事脱出、まずはご苦労さまでした。軽トラ以外と軽いですからね。でもトラクターではもっと危険なので気をつけて下さい。

野の花、きれいですね。やはりバトミントンよりこちらの方が得意そうです。

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Unknown (「霜後」のオバサン)
2006-07-19 21:05:10
seaさんへ
コメントありがとうございます。
農家の助け合いの連携は素晴らしいものがあります。ジィチャンが一人でやっていた頃、急病で入院した時に近所の人達が、トラクターや田植え機持参で応援してくれました。
一枚の田んぼにトラクターが三台も入って代かきするシーンを見てジーンと来ました。
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Unknown (「霜後」のオバサン)
2006-07-19 21:11:06
空兵さんへ
いつもコメントありがとうございます。
山菜や野の花は、田畑の仕事とは違う楽しみがあります。半分は趣味みたいな面もあります。
花の良し悪しや採る時期等はオバサンでないと分かりません。一部の方を除き、男というものはこの種の事は苦手のようです。


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