平成の天才羽生と令和の天才藤井の戦いとなった第72期王将戦の大盤解説
会は、各地で人気となり毎回10数倍の競争率となっている。
第4局の会場となった立川市の今日の大盤解説には谷川元名人も登場した
ようだ。
囲碁のタイトルホルダーは若手が多くなっているが(囲碁界最高位の一力
遼棋聖は河北新報社社主の孫で25歳)、将棋の世界もAIによる研究が盛ん
になってから若手の台頭が著しく、羽生は前人未到のタイトル獲得数100回
に手が届く直前に竜王戦で苦杯を喫し、その後はタイトル戦に無縁となり、
名人戦のA級陥落の屈辱まで味わっている。
「羽生の時代は終わった」と誰もが思っていたが、今回は2020年12月以来
のタイトル戦登場となった。
羽生を応援するオールドファンも多いが、年齢差31歳のハンディがある
ことを考えると、タイトル奪取100回の偉業達成は困難と考えるのが大方
の予想だった。
しかし、第2局で接戦を制し、第4局は初日から優勢となる快勝だった。
私の棋力からすると羽生の「6三歩打ち」から有利になったと思えたが、
プロ高段者の見解は違っているようだ。
仕事の合間にネットの中継棋譜を見ながら、解説の変化手順を追うのに夢中に
なっていると忽ちの内に時間が経過してしまう。
それでも以前のTV中継と異なり自分の好きな時間に自分のペースで観戦でき
るのが大きな魅力となっている。
今日は昼過ぎから予報どおり雪が降り続き、写真を撮れる状態にはなかった。
(写真は昨日のもの)
午後9時には10cmを超えていたので、新年になってから最大の積雪量となり
そうだ。
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