霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
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「稲刈り」完了

2006-10-10 18:27:10 | 
秋の一大エベントである稲刈りが今日で終わった。
集落の兼業農家では大部分が昨日までに終えていたので、始まりが早かった割には終わりが遅くなってしまった。
それでも、大きなトラブルも無くほぼ順調に終えることができホッとしている。
特に、毎年恒例となっていたコンバインが泥に嵌まって動けなくなるということが一度も無かったのは大きな収穫だった。
中旬にはバックフォーが来るので、それで排水対策等の圃場整備をし、来年は「囲刈り」の対象範囲や「ヌカリ田」を極力減らすようにするつもりだ。

新しいコンバインのアワメータは61時間を示してした。
朝のスタートは稲に付いた夜露が切れる10時頃からとなるので1日6時間稼働として10日ほどかかった計算になる。
田植機もほぼ同様に使用時間となっているが、それぞれン百万円もする機械が年に僅か10日しか使わないというのでは、稲作が赤字となるのは当然のこと。
その対策の一つがコンバインの小型化だったが、更に二の矢三の矢の対策も用意しなければならない。



稲刈りの最後は登熟期間が長い「もち米」となる。
「もち米」の藁は「うるち米」と異なり、丈も長く藁質もしっかりしているので、すべて「藁立て」の対象となる。
大きな田んぼの「藁立て」を腰の曲がったバアチャンが一人で頑張っていたが、この後ジイチャンも応援にかけつけてくれた。

「もち米」の藁は主に牛の飼葉となり、「うるち米」の藁は主に牛舎の敷き藁となる。
コメント (3)
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