災害発生時の臨時回線をスピーディーに構築し、迅速な初動対応をサポート
富士通ネットワークソリューションズ株式会社は、防衛省に、屋外IP無線システム「BWAソリューション FBW-5n」(以下、FBW-5n)を納入しました。
本システムは全国の主要な基地・駐屯地に配備され、災害発生時には被災地域の自治体等に派遣される自衛隊と各基地・駐屯地の自衛隊を結ぶ臨時回線として、また訓練時には演習状況のライブ映像伝送、戦況および部隊情報などの拠点間のデータ伝送に利用されます。
「FBW-5n」の最大の特長は小型・軽量で、スピーディーに回線を設置・構築ができる機動力の高さです。これにより、瓦礫や土砂で陸路が確保できなくなった被災地にヘリコプターや船で駆けつけ、ケーブルの敷設が困難な場所でもスピーディーに回線を確保し、被災地の状況をリアルタイムに情報収集することが可能になり、自衛隊と自治体が連携した迅速な災害対処に貢献します。
【「FBW-5n」の特長】
「FBW-5n」は無線LANに関する最新の高速化規格(802.11n)に対応した公共用途向けシステムで、アンテナ、周波数コンバーター、無線機本体から構成されます。複数のアンテナを組合せて使用することにより、長距離伝送や広範囲なエリアに高速のIPインフラを提供し、以下のことが可能です。
- 小型・軽量で、設置も容易なため、迅速に災害時の臨時回線を構築。
- 長距離でも、Point to Pointのネットワークを短期間で経済的に構築。
- 有線の敷設が困難な場所でも、安価で迅速に回線を確保。
- 豊富なアンテナメニューで、広いエリアも効率的にカバー。
@実戦時は日本在住のシナ工作員らによって妨害電波が発射され、民生機器のままでは通信遮断が予想されます。その辺の足回りの対策もお忘れなく。あくまでも軍用仕様でお願いします。