大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

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米、SM-6中距離弾道ミサイルの迎撃実験に成功 ハワイ沖で

2017年08月31日 20時02分58秒 | 米軍 米軍との合同演習

USS John Paul Jones, DDG-53

米国防総省ミサイル防衛局(MDA)は30日、米海軍とMDAがハワイ沖で中距離弾道ミサイルの迎撃実験を行い、成功したと発表した。
実験では、米軍のミサイル駆逐艦「ジョン・ポール・ジョーンズ」が誘導ミサイル「SM6」で、中距離弾道ミサイルに見立てた標的を迎撃した。
迎撃実験は、北朝鮮が29日早朝に弾頭ミサイルを発射する前から計画されていた。
MDAは今回の実験について、海軍のミサイル防衛システムにおける終末段階での弾道ミサイル迎撃能力を向上させると説明した。

参考:SM-6
艦隊防空用のSM-2をに短距離弾道ミサイル迎撃能力を付与したSM-2ブロックⅣで、SM-6の第1段目のブースターと第二段目のモーターはSM-2ブロックⅣと共通。
このミサイル最大の特徴は弾頭部で、戦闘機に搭載されるAIM-120AMRAAMで使用されているアクティブレーダーシーカーが搭載され、従来のSM-2ではイージス艦が発見した標的に対して発射すると、途中までイージス艦のレーダーと慣性航法により目標へと誘導され、終末段階ではイージス艦のイルミネーターが目標へ照射した電波の反射波を捉えてそこに向かっていくというもので、この方式をセミアクティブ方式と言います。対してSM-6は、終末段階において自らが目標をレーダーで捜索し向かって行くことが可能になり、たとえイージス艦が目標を捉え続けずともミサイル自身が勝手に命中するという代物です。

@日本のイージス艦には、まだ配備されていません。ソフトを最新に変える必要があります。SM-3ブロック2Aと同じで、あたご型の2隻(改良中)と建造中の27・28DDGには対応しています。