KF51 Panther
Pantherの武装は130mm滑腔砲(自動装填装置に搭載された砲弾数は20発/車内に予備弾が搭載されているのかは不明)、主砲と同軸の12.7mm機関銃、7.7mm機銃を搭載したRCWS、イスラエル製の徘徊型弾薬HERO120が統合されており、RCWSに組み込む武器は変更することも可能だ。
ラインメタルは今年2月、装甲戦闘車両ファミリーLynx(KF41)の車体に120mm滑腔砲を搭載した火力支援車輌「Lynx120」に発表したが、ユーロサトリ2022で発表された「KF51 Panther」はLeopard2を参考にラインメタルが開発した新設計の主力戦車で、運用重量は欧州製としては軽量で59トン(最大走行距離500km)しかない。
防御力については「アクティブ、リアクティブ、パッシブといった保護技術を取り入れている」としか言及していないため良くわからないが、最も脆弱なトップアタックに対する対策として即効性の高いROSY smokeシステムを採用、将来的には砲塔の無人化や無人運用に対応したPantherも計画されており、独Krauss-Maffei Wegmannと仏Nexterが共同で開発を進めている次期主力戦車「MGCS」と競合するという見方と、自社資金で開発したPantherは「海外輸出用」という見方があり、ラインメタルも潜在的な顧客については触れていない。
参考:ROSY smokeシステム
@ROSY smokeシステム・・・ハァ? こう言う時代は終わった。数万円のドローンにどれだけやられか? どんなに素晴らしい戦車でも、誰も戦車兵になりたがらないよ。