12式地対艦誘導弾 別称はSSM-1(改))
2020年(令和2年)12月18日の閣議により、「スタンド・オフ防衛能力の強化」が決定され、12式地対艦誘導弾(改)にさらなる長射程化と多様なプラットフォームからの発射能力を加えた12式地対艦誘導弾能力向上型の開発が決定した。令和3年(2021年)度から令和7年(2025年)度まで、394億円をかけて開発される予定である。開発にはASM-3、12式地対艦誘導弾(改)及び島嶼防衛用新対艦誘導弾の成果が生かされる。長射程化のための大型の展開主翼とジェットエンジンの作動領域拡大、RCS低減のための弾体形状のエッジ処理、人工衛星経由の対地上装置間データリンクなどの技術開発が行われる。予定される主契約者は三菱重工で、現在の射程約200kmから当面は900kmを目指して開発されるが、最終的には射程1,500kmまで延伸される予定であるという。
@やられてからでは遅すぎます。発射される前に叩きつぶす事です。これは正当防衛です。こうした能力が抑止力に繋がります。