大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

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第3戦車大隊(今津駐屯地) さらば”74式戦車”

2023年01月07日 16時35分16秒 | 我が国の安全保障問題

74式戦車

大隊廃止とともに消える真っ赤な部隊マーク
今津駐屯地の第3戦車大隊は、自衛隊の前身である警察予備隊時代の1952(昭和27)年9月に新編された今津特別訓連隊が源流となっています。その後、1954(昭和29)年に陸上自衛隊が発足すると、同年10月の第3特車(当時は戦車を特車と呼んだ)大隊への改編を経て、1962(昭和37)年1月に現在の第3師団隷下の第3戦車大隊へとなりました。
当初はアメリカから供与されたM24軽戦車を装備しており、後に61式戦車の配備を経て、現在のような74式戦車の運用へと行きついています。ちなみに、部隊規模は現在でこそ大隊本部の指揮下に本部管理中隊と2個戦車中隊という編成ですが、過去には最大4個戦車中隊まであったこともあり、その頃は今の倍近くの戦車を保有していたようです。
なお部隊マークは、昔は琵琶湖を描いたりしたこともあったようですが、現在は「三」を示す3本の白線に、咆哮する赤いライオンを組み合わせたデザインのものが使われています。
このように伝統ある第3戦車大隊も、前述したように2022年度末に廃止されて、名称とともに部隊マークもが消えることが決まっています。ただ、こうした戦車部隊の再編成の動きは日本各地で始まっており、関東では首都防衛の要である第1師団の改編にともない、2022年3月にはやはり師団唯一の戦車部隊であった第1戦車大隊が廃止となり、同じく廃止された第1偵察隊と統合。東京と埼玉の都県境にまたがる朝霞駐屯地で、16式機動戦闘車を主力装備とした第1偵察戦闘大隊が新編されています。
第3戦車大隊と入れ替わる形で、今津駐屯地に誕生する偵察戦闘大隊も同様に16式機動戦闘車を主力装備とすることが決まっています。

@時代の流れですから、致し方ありませんね。16式機動戦闘車で構成される偵察戦闘大隊での活躍を祈っています。本当なら、ウクライナにでも送って、江戸の仇を長崎で討って欲しいものです。

皇威輝八紘 第3戦車大隊(偵察戦闘大隊)に栄光あれ! 天皇陛下萬歳!