大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

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高エネルギーのニュートリノ 放出天体を特定 千葉大など国際チーム

2018年07月13日 09時05分18秒 | 宇宙 月、火星、惑星探査 ビッグバン パーサヴィアランス インジェニュイティ

参考:ニュートリノ振動ってなんだ?
ニュートリノには電子ニュートリノ、ミューニュートリノ、タウニュートリノの3種類があるのですが、これがそれぞれ別の種類のニュートリノの変わってしまう現象のことをニュートリノ振動と呼んでいます。電子ニュートリノがミューニュートリノに変わったり、ミューニュートリノがタウニュートリノに変わったり。

非常に高いエネルギーを持つ素粒子ニュートリノが40億光年離れた特殊な天体から地球に飛来していたことを初めて突き止めたと、千葉大が参加する日米欧などの国際研究チームが13日付の米科学誌サイエンスに発表した。
チームは2012年、南極に設置した装置で高エネルギーのニュートリノを初観測。1987年に小柴昌俊氏が観測し、ノーベル賞を受賞したニュートリノの1億倍に当たるエネルギーで、どこから飛んできたのかは謎だった。
昨年9月にも、小柴氏の2千万倍の高エネルギーニュートリノを観測。広島大の追加観測などで、オリオン座の左肩の方向にあり、ブラックホールをガスが取り囲む「ブレーザー天体」から飛来したと分かった。
この天体は、光やガスに衝突するとニュートリノなどを生じる高エネルギーの宇宙線も出していた。宇宙線の発生源の一つが分かったのは初めて。石原安野(あや)・千葉大准教授は「宇宙線の起源を解明し、宇宙の成り立ちや歴史の理解につなげたい」と話している。

@質量があるとかないとか、振動がどうしたこうしたという代物(素粒子)が、ニュートリノです。今も毎秒100兆個ものニュートリノがあなたの身体の中を通り抜けています。
あなたの頭の上にある電子ニュートリノの数と地球の裏側から飛んでくる電子ニュートリノの数は同じなのですが、上の図にあるミューニュートリノは、数が減るんですね。その事は、ミューニュートリノが地球の中を通過するときに振動でタウニュートリノに変身しているからではないかという事をスーパーカミオカンデで研究しているのです。
電子ニュートリノも他のニュートリノに変身していますが、他のニュートリノがほぼ同数電子ニュートリノに変身しているので、結果としてプラスマイナスゼロになります。
かつて、佐久間象山が吉田松陰の人生観に大きく影響を与えたように維新の原動力の一つになりうるのが、こうした宇宙や科学に対してまず興味を抱く事なのです。反米とか反原発というマクロ的政治スローガンで、今日的社会を変革する事はできません。要するに、古典力学から量子力学の世界観を抱けという事です。