大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

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核融合実験炉 東芝ESS 世界最大規模「超電導コイル」4基完成

2023年02月27日 09時14分19秒 | 核融合 レーザー核融合 超高温プラズマ ヘリカル型 トカマク型 超電導 絶対零度

東芝エネルギーシステムズが製造し、イーターに納入したトロイダル磁場コイル




核融合発電
重水素と三重水素の原子核をプラズマでぶつけて核融合反応を起こし、生じた熱を使い発電する。発電時に二酸化炭素(CO2)を排出しない次世代エネルギーと期待される。1億度Cのプラズマを維持し続け、持続的に核融合反応を起こす。核融合発電はプラズマを維持できなければ、反応が止まるため安全性が高いとされる。70年代に主要な理論が出そろい、その後、国内外で実用化に向けた研究が行われている。



東芝エネルギーシステムズ(東芝ESS、川崎市幸区、四柳端社長)は21日、世界最大規模の超電導コイルであるトロイダル磁場(TF)コイル4基の最終号機を完成したと発表した。同TFコイルは、南仏で建設が進む核融合実験炉「ITER(イーター)」向けに量子科学技術研究開発機構(量研機構)から受注していた。
イーターに組み込むTFコイル18基のうち、日本分担分の8基を、東芝ESSと三菱重工業がそれぞれ4基完成した。量研機構が日本の製作のとりまとめを担い、東芝ESSはTFコイル4基と収納容器6台の製作を担当した。2025年のイーター運転開始に向け、イーター機構が現地で据え付け作業を進める。
TFコイルはイーターの主要機器で高さ16・5×幅9メートル、重さ310トン。コイルをマイナス269度Cの極低温に冷却して超電導コイルとし、巻き線部に世界最大の6万8000アンペアの電流を流し11・8テスラの強力な磁場を発生させて、数億度Cのプラズマを閉じ込める。
高い磁場精度が求められるため、コイルの電流中心線は数ミリメートルの誤差に収める必要がある。大きな磁場からTFコイルに加わる6万トンもの巨大な電磁力から巻き線部を守るため、巻き線部と分厚いステンレス構造物を一体化させている。

@書いてある通りです。原発同様、こうした貴重な日本の技術(技術者)を絶やさない事です。ロケット開発もそうですが、冷遇すれば、シナや北朝鮮に引き抜かれます。実際、シナのロケット開発には引き抜かれた日本人が携わっています。国益とか国を守ると言うのはそう言う事から始まるんです。原発も稼働し続けなければ、技術者は育ちませんよ。