あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

涸沼南岸の畑作地帯をカントリーウオーク(茨城)

2015-05-29 17:20:31 | カントリーウオーク

 前回投稿から10日余りが経過したのは、5月23~24日の日間、茨城県東部へカン
トリーウオークに出かけ、中1日をおいて26~28日には奈良県に出かけたため。それ
らの行程などは順次アップします。

 =======================================

 2015年5月23日(土)

 カントリーウオークグループで毎年春に実施している1泊のカントリーウオークに、4
年ぶりに参加した。

 JR常磐線の水戸駅に10時に集合し、10時43分発鹿島臨海鉄道の鹿島神宮行き1
両ワンマンのディーゼル車に乗る。


 無人の涸沼(ひぬま)駅に11時7分に着いた。高架の線路際に2階建ての駅舎がある
が、ドアは閉まり中のトイレは利用できない。


 今回の担当のTさんからコース説明があり、11時18分にスタートした。
    

    
 駅前の標高3.6mの三角点↑を確認して東に向かい、大谷川の橋の先から林間の草道
を台地に上がる。林間のエゴノキが、花をいっぱい付けていた。
        

 林を出ると畝(うね)に黒いビニールを被せた畑が広がり、サツマイモの植え付けの準
備が進む。

 今日明日歩くエリアは茨城特産のサツマイモの生産地で、すでに植えてある畑も多い。
広いジャガイモ畑には、白い花がたくさん咲いていた。


 畑から自宅に戻る途中、車から声をかけてくれた男性に教えてもらい、抜け道を次の台
地に上がり、八神神社↓の横を下って箕輪集落東部に出る。



 ケヤキの高木の立つ民家の横から田んぼの間の農道を抜けて、涸沼南岸にある茨城県開
発公社運営の公共施設「いこいの村涸沼」に向かう。



 シジミ直売店の横を入り、いこいの村の多目的グランドやプールの横を東進して、宿泊
施設のある建物の前を通過する。


 建物の周辺は、新緑の木々と芝生の緑が豊富な広場になっている。



 さらにテニスコートや船だまりの横を回り、12時22分にグランドゴルフ場↓のそば
に着き、ゴルフ場横の階段にシートを敷いて昼食とした。


 13時7分に出発し、広いグランドゴルフ場でのプレイを眺めながら、メタセコイアの
並木を東に抜けて涸沼南岸の遊歩道に回る。
      

 東西に長い涸沼は面積9.3㎢あり、満潮時には海水が逆流する汽水湖。シジミの生産
が1999年には全国4位だったが、護岸工事などで近年は漁獲高が低下しているらしい。
フナ、ナマズなど淡水魚のほかにハゼ、ボラなど回遊魚も見られ、釣り魚の種類が国内で
最も豊富な湖沼だという。


 湖面では漁をしている小舟が見られ、湖岸近くにはジッと動かないアオサギが立ってい
た。
    

 湖面からは時々、ボラらしい魚が飛び跳ねるのも見える。湖の北側にはアシの茂る雑草
地が広がり、ウグイスやキジがしきりに鳴く。


 少し進むと、湖に入って手網で漁をしている人がいる。聞くと、シラウオを捕っている
が、今日は風向きが違うので収穫は少ないとか。
    
     すくい上げた小魚は、すぐに湖に放していた。


 1㎞余り湖岸を進んで弁天鼻と呼ぶ突端まで行き、小公園があったので小休止する。木
の下に幾つも不思議な小穴が空いていて、小学生が短い棒に疑似餌を付けて、ザリガニ取
りをしていた。

 南側の集落を進んで神明宮に上がり、集落の北側台地に抜ける。


 実の大きくなったソラマメ畑などの横を進み、田植えの終えたばかりの谷地田を横断す
る。


 次の台地への上がり口に、二十三夜塔や馬頭観音、お地蔵さんなど20以上の古い石仏
が並んでいた。


 林の横から北側の台地に上がり、標高29.2m三角点近くを通過し、少し先の木陰で
小休止した。その先にはメロンのビニールハウスが幾つかあり、ハウスをのぞくと実はか
なり大きくなっている。
    


 昭和集落の辺り、ポツポツと住宅はあるが、多くは植えて間もないサツマイモ畑やビニ
ールハウス、植え付け前の畑などが広がる。道は次第に左にカーブして東に向かい、車道
を横断するところで標高29.1m三角点を確認する。
      


 その先も広いサツマイモ畑が多く、スイカのビニールハウスのそばには、間引きしたス
イカ玉がたくさん転がっていた。
    

 田崎集落の中心部も家並みはほとんど無く、「ぶなしめじ食菌センター」の横を通過す
る。


 小さな道祖神が祭られたY字路を左に進み、和田集落に入る。鹿島臨海鉄道の高架が見
えてきた三差路際の店で、アイスクリームや飲料を求めて最後の小休止をした。


 大谷川沿いの植えたばかりの水田を横切り、鹿島臨海鉄道の高架橋下を東に抜けて下太
田集落に入る。一木神社前を通過し、16時7分に涸沼駅に戻った。


    
 ホームで記念撮影をして、16時13分発勝田行き1両のワンマンカーに乗る。今日泊
まる民宿のある大洗(おおあらい)駅には16時29分に着いた。

(参加 11人、天気 晴、距離 12㎞、地図(1/2.5万) 磯浜、小鶴、歩行地
 鉾田市、茨城町、歩数 21,900)




アウトドア ブログランキングへ



にほんブログ村 アウトドアブログ ウォーキングへ
にほんブログ村

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「続カタツムリ歩行」で東川... | トップ | 大洗から那珂湊へ鹿島灘沿い... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

カントリーウオーク」カテゴリの最新記事