75年の歳月・・

広島に原爆が投下されて75年目を迎えました。
追悼式の模様をニュースで見て・・「兄を戦争で亡くした！今でも兄に会いたい！！」とインタビューに答えていらした方の言葉が印象に残りました。
75年の歳月が流れ、戦争の悲惨さを語り継ぐ人たちもだんだんと少なくなって戦争のリアリティが薄くなってきているけれど・・・平和な世界を希求していかなければいけない。

戦争は憎しみや悲しみを生むけれど、人々にとっての喜びにはならない
一瞬にして人々の暮らしを奪い取ってしまう戦争を2度と繰り返してはいけない
戦争を知らない世代がほとんどだけれど、平和の尊さを訴えていかなければいけないと思う

宮尾節子さんの「明日戦争がはじまる」を全文引用させていただきたいと思う！
「明日戦争がはじまる」
まいにち　満員電車にのって　人を人とも思わなくなった
インターネットの掲示板のカキコミで　心を心とも　思わなくなった
虐待死や自殺のひんぱつに　命を命と思わなくなった
じゅんびはばっちりだ　戦争を戦争と思わなくなるために
いよいよ　明日戦争がはじまる

命の重さと平和の尊さを今一度みんなで考えてほしい
平和のバトンを未来の子どもたちに手渡すために・・私の個人的な強い想いです