魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

素人考え 1

2020年04月15日 | 日記・エッセイ・コラム
新コロナ対策として、BCG摂取が有効ではないかという説が出て、議論になっている。確かに、直接的な効果があるかは疑わしい。しかし、効果を主張する側も、ある程度のデータを持って言っているのだろうから、何らかの傾向はあるのだろう。
この話を、素人目に考えた・・・「もしかして?」

今、世界では、日本の感染者数と死亡者数の少なさが疑問視され、操作されていると見る向きが多い。一方で、東洋と西洋を比較すると、明らかに欧米の被害が大きいという事実への、疑問も起こっている。
遺伝子変異によるウイルスの違いによるものだとか、人種的な差異によるものだとか、色々に言われている。

1945年、終戦の年、日本では結核が猛威を振るった。日本中で結核が流行し、私事だが、父方の祖父と叔父、母方の伯父が結核で死に、母方の祖母、叔父も結核にかかった。この当時、結核大国日本は有名で、昭和20年代に渡米した人は、結核の検疫のため、一月以上も船から上陸できなかったと言っていた。
この頃、生まれた子供も多くが、早くから結核の陽性になった。
陰性の子供はBCGを接種するのだが、記憶では半数ぐらいだったような気がする。(地域差もあるかもしれない)

新コロナは老人が弱く、若者は強いと言われているが、老人の死亡率を見て見ると、意外に80代は強く、70代60代の方が死亡率が高い。また、軟弱そうな人より、日頃、頑強そうな人の方が、案外、死亡率が高いように見える。
80代は戦前生まれで、結核社会で育ち、BCGも盛んに接種されていた。しかし、戦後生まれの6~70代は、BCGは接種されていたが、結核が消えつつある時に成長し、陽転が遅いか、少なくなっていたのではないか。

この他にも様々な状況証拠から考えると、BCGそのものより、「結核の風土」が新コロナに強く、湿度の高い国の方が、相対的に抵抗力が備わっている・・・のではないか
近頃、忘れられていた結核が拡がっているが、60歳以下の日本人には、どれぐらい自然な陽転者がいるのだろう。

そしてまた、この新コロナが遺伝子変異を含め、結核のように世界に根付いていくとすれば、現在のような新コロナだけに偏った隔離策は、意味が無いのではないか。無駄に、医療も経済も破壊させているだけではないのか。
戦前まで、結核は巷に共存していたが、戦争も経済も動いていた。

戦争は価値観や社会通念を変える。
子供を少なく産んで、一人たりとも死なせないのが当然だと考える様になったのは、何時からだろうか。
「誰でも良いから殺してみたい」犯罪者が生まれたのは、何時からだろうか。
死ぬことを過剰に取り上げる、歌やドラマが流行るようになったのは何時からだろうか。
命の尊さは、儚さを知ってこそ解るのではなかろうか。

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