魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

近い将来 2

2020年04月12日 | 日記・エッセイ・コラム
無くなるもの
新世紀に移るこの30年は、産業革命パラダイムの最終段階だった。花火大会のフィナーレのように、無節操な「製造」が、中国という火薬庫に火を付けた。
しかし、それが「物」のクリアランスセールだった。
火が燃え尽きることを悟った中国は、何とか次の時代に移行しなければならないと、様々な手を打ったが、歪んだ目的意識と方法が、コロナという自滅の水をかけた。ロシア侵略を企てたヒトラー軍に、冬将軍が襲ったのだ。

奇襲を受けた欧米は、始めは一方的に攻め込まれているが、やがて、習近平の広げきった大風呂敷に火を付けるだろう。
ナチスと皇軍の、伸びきった戦線は極めてもろかった。第二次大戦当初、さもアテにできそうなイタリアは真っ先に砕けたし、ナチスや皇国に付く小さな国々にも様々な打算があった。

この状況は、大戦初期に似ている。とすれば、世界が協力してコロナと戦わなければならないと叫ぶ、中国とWHOの声は、偽りの「大義名分」だ。WHOがまともに機能していないことは誰でも知っている。
中国のコロナ勝利は極めて怪しいし、世界は中国に援助して貰わなくとも自力で復活する。何よりも、中国依存、中国を信用していることの危険を、苦痛の中で味わっている。
「うすうす解っていた」ことが、ハッキリ解ったのだ。

中国は、「世界の協力」と言いながら、同時に、露骨な軍事侵略を試みている。
もはや、習近平に欺される時ではない。中途半端なキレイ事外交が拒否されていることを認めざるを得ない。軍事衝突は起こらないが、コロナにとどまらない災厄が来る。中国が自ら習近平一派を処分しないのなら、世界には、明確な線引きと覚悟が迫られる。

果たして、習近平とタッグを組む国はどこなのか。第二次大戦も、ロシアはコロリと裏切った。
国際機関の腐敗も、今回、ハッキリ解った。
ここから先は、国際組織を新しく組み直す側が勝利する。


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