魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

ナメたら

2012年12月12日 | 兄弟関係

今朝のニュースは大爆笑だ。北朝鮮のミサイルが発射された。

韓国はこのところ、やたら北朝鮮のミサイル発射が遅れる模様だと、解体中とか、取り外しのニュースを流していたが、藤村修官房長官の「さっさと打ち上げて」が聞こえたのか、さっさと打ち上げた。
選挙中の与党は手間が減るし、軍事脅威を強調する野党にはもってこいの宣伝材料だ。

北朝鮮は無理を押し通したのだから、当然、この後、世界中から総攻撃されるだろうし、韓国は情報収集能力の弱体を暴露したのだから内外の信用をさらに失う。
北朝鮮の屈折した行動は、今に始まったものではない。それを同じような行動原理の韓国が、すっかり騙されていたのだから、大笑いだ。

拉致被害者のニセの遺骨など、チョットまともに考えればバレバレの子供騙しを、平気でやる。つまり、それで騙せると思っているのだが、確かに今回も、同じ民族の韓国は、120%騙されていた。

韓国が、常識で考えれば、あり得ないことを、堂々と挙げて、次から次に抗議して回るのは、そうした独特の理解基準があるからだろう。

今朝の笑劇で、二つのことを思った
一つは、土星サソリ座だ。限界を超えた北と、信用を落とした南。他にも様々な問題が表面化している。
サソリ座のクリントン長官も風邪で寝込んでいるそうだ。
また、尼崎の不可解殺人の容疑者が自殺したのは、これもサソリ座・警察の大失態で、舞鶴女子高生殺人事件も、逆転無罪になった。

もう一つは、兄弟関係で、朝鮮半島は国別兄弟関係の末っ子だ。
表面的情報で結論を下す弟妹型の、確信に満ちた言い分を真に受けると、長子や一人っ子は、とんでもない目に遭う。

よく確かめもしない情報で騒ぎ立てる弟妹型同士は、言った言わない違う本当だと互いに言い争うが、実際の結果が出ると、それまで騒いでいたのは誰?と言わんばかりに、ケロリと他の話題を始める。

深く考えず勢いで行動する弟妹型は、例え失敗しても、次のテーマに飛びつけば、自分の言動は忘れてしまう。七転び八起きだ。
しかし、一つ一つ自分の問題として噛み締めて理解しようとする長子型は、一端、信じてしまうとなかなか考えを改められない。弟妹型に「まだ、そんなことを言ってるの!」と、嫌がられる。

長子は、弟妹の言動を、慎重に考えてのことだろうと信じ、まさか、人頼みの「なんちゃって話」だとは思わないから、真に受けて、引っ込みのつかない行動を始める。壁に突き当たると、弟妹はとっくに逃げている時、自分一人でぶち当たる。
朝鮮戦争の主役となった長子中国も、金日成に巻き込まれた。当時は、決してやりたくなかった戦争だろう。(もう一つの国際関係)
今回も、一人っ子の日本は、韓国の情報を真に受けかけていた。

ナメたらあかんぜよ
ところで、同じ弟妹型の北朝鮮に、韓国が引っかかったのは何故だろう。
元々、南北を比較すれば、北の方が歴史的により苦労してきているから、一枚上のところがある。加えて、韓国は日米依存だが、北は単独で、中ロさえ欺かなければならない。
そして、何より、蛇の道は蛇。ウソつきはウソつきのウソに騙される。

サソリ座は嫉妬心が強い。韓国は自分がロケットに失敗しているから、北に出し抜かれたくない願望がある。
その上、北は貧乏なくせに、ルール破りのミサイルだから、一杯一杯だろうとナメてかかっている。上手く行かないと聞くと「そうだろ、そうだろ」と、納得する。

この、ナメてかかっている者を欺くのは、サソリの戦い方、得意技だ。
英雄オリオンを倒したのは、小さな虫の毒の一撃だ。
日本が朝鮮半島をなめてかかったことが、様々な災いに繋がっているのだが、韓国も、同じことを北朝鮮にされたらやはり弱かった。