魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

同じ事が

2009年11月24日 | 占いばなし

19日、ポルトガルのスパーで、泥棒に入ろうとした男が、小窓から上半身を突っ込んだ所で、抜き差しならなくなり、もがくうちにズボンも脱げて「頭隠して尻隠さず」状態で11時間。はづかしい逮捕になった。
日本では、21日、神戸のお好み焼き店の換気窓から出ようとした泥棒が、やっぱり、抜き差しならなくなって捕まった。

ポルトガルの場合、日本時間ではおそらく20日だろう。
ちょうど「毎日の運」でも上げたばかりだが、20、21日と言えば月がヤギ座なわけで、冥王星と同じ位置で、天秤座の土星に対して90度の凶角になる。

その前に、このところ、獅子座の火星-水瓶座の海王・木星にサソリ座の太陽・金星と、凶角で「羽交い締め」状態が続いていた。

爆発、放火、乱射と事件が続き、ようやく収まりかけていた所だが、ヤギ座の月が支配星の土星と90度になったことで、ヤギ座っぽい、おとぼけ事件まで絡んできた。(本人は必死だが)

ヤギ座は、鍵や逃亡、財産活用を表す。証券会社や税務署はもちろん、他人の上前をはねるという点では泥棒も同類だ。
「ヤギ座の災難」を表す配置で、泥棒が御難にあったのはご愛敬というものだ。おそらく世界の各地で、ニュースにならない似たような事件が起こったことだろう。

死と葬儀、博打と投機、倉庫と鍵や密室など、サソリ座とヤギ座はよく似ている。博打と投機は、獅子座のそれが娯楽であるのに対し、サソリ座・ヤギ座は命がけだ。

命がけと言えば、恋愛宮の獅子座の恋が華やかなラブロマンスであるのに対し、両者の恋はネクラで、秘密や嫉妬めいている。

何事もそうなのだが、
よく似ているからと言って同じではないし、
表面が違うからと言って別物とは限らない。

同じか違うかは、何の次元、定義においてかが重要で、同じ次元で同一のものは、同じ時に同じように反応し、見た目が同じでも、次元が違うものは同じようには反応しない。

例えば、恋の駆け引きでも、サソリ座が自分に引きつけようと、当て馬を使って嫉妬させようとすれば、獅子座は「そんなウッとうしいのはゴメンだ」と感じて逃げてしまう。

また、ヤギ座やカニ座は、恋テクとして、狙った相手を先ず社会的に囲いこんで料理をしようとする。先に、自分のものだという印象をばらまいてしまう。だから一見派手だが、獅子座の方は結果的にばれてもかまわないだけの話で、作戦として見せたいわけではない。

占い活用は、表面で考えず、原理で考えることが大切だ。