転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



凍った地表 丘陵や水路 土星・衛星タイタンの写真(産経新聞)
固形体が散乱するタイタンの地表(AFP=時事)

以前も書いたが、私は太陽系、特に外惑星の話がとても好きだ。
理科系科目が出来る訳ではないし、天文学の知識もろくにないのだが、
外惑星の世界を絵的に想像することが、どういう訳か楽しいのだ。

タイタンは、大気のある衛星として以前から知られていて、
昔は、その大気は地球のように澄んだものだと考えられていた。
だから私は、タイタンの空には美しい輪を被った土星が見えるのか、
と空想してウットリしていたものだった。
が、その後、アメリカの探査で、その大気は厚く衛星表面を覆っており、
タイタン側から上空に土星が見えるような環境ではないことが判明した。

ということは、土星側からも、これまで、タイタンの表面については、
ほとんど何も観測できていなかった、ということになる。
その謎に包まれたタイタンの素顔が、今回いよいよ明らかになるという。
これらの写真の解析が進み、更に多くの枚数が公表されるのを、
私は今、とても楽しみにしている。
そこには、原始地球と言えるような風景が、
本当に展開しているのだろうか。

それにしても、アメリカは航空宇宙関連では本当に先進国だ。
日本はどうして、気象衛星ひとつ、まともに打ち上げられないのだろうか。
もう、いつ天気予報が観られなくなっても不思議ではない状況のようだから、
日本は、火星探査や金星探査はあとにしてでも、
安定した気象衛星を早く打ち上げなくてはならないのではないか。
勿論、そのように努力していることは想像に難くないので、
それでも失敗が重なるというのは、やっぱり、
技術力か何か、日本には劣るところがあるということか。

いよいよ来月ということなので、こちらのほうも朗報が待たれる(^_^;)。

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